甘い感情 公演情報 キミエドリ「甘い感情」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    主宰さんの気持ち
    つべこべ言わずに舞台を、舞台美術を見ろやっ、そして注文しろやって感じですか。

    ネタバレBOX

    始まってすぐ状況が全く分からない内に、ぼそぼそと、しかもほぼ横向きなので聞こえにくい上に、理屈っぽいことを言い出すのでいきなりテンションが下がってしまいました。その直前のことですが、劇団関係者の友人らしき人たちが開演時間が過ぎても通路でしゃべっていたり、席に着いてもスマホの電源を切らずにいたりして、何だこのグループはとイライラさせられていたのですが、そんな気分も消え去るくらいのマイナス衝撃でした。因みにこのグループの一人は終盤トイレか何かで退席してしまいましたが、もう何をか言わんやです。

    本作品は夢に向かって努力している若者たちの世間に認められようともがく様子を描いた群像劇ですが、舞台美術で独り立ちしようとして現在事務所でアシスタントをしている女性は正にこの劇団の主宰さんのことでした。

    ここの先生は、自分の提案をキャンセルしたクライアントのことを下衆と呼んでいました。悔しいのは分かりますが、下衆とはあまりにも下品な表現でちょっと引きました。

    アシスタントの女性が試作した舞台装置の模型は先生に褒められました。自信もついたことでしょう。

    さあそこで現実の話ですが、そうだよ、売り込みに行ってもアイデアを評価してくれないなら、誰も声を掛けてくれないなら、いっそのこと自分でお芝居を企画して舞台美術を演劇関係者に見てもらえばいいじゃん、業界向け見本市を開こうというわけだったのですね。確かに、すのこ状の板を立体的に折り曲げて配置したような舞台美術は綺麗でした。

    それまでの既成概念を大きく覆すほどの感動を与える刺激を甘い感情と定義していたようですが、甘い感情が演劇関係者に伝わるといいですね。

    ところで、お客さんが座り直す際に生じる椅子の軋む音がこれほど頻繁に聞こえてきたお芝居も珍しかったです。長いのと単調だったせいだと思います。あんなコンプラ無視の会社の話なんて全く要らないと思いました。彼は反社会勢力の人ではなく普通のサラリーマンなんでしょう。だったら毅然としろよって言いたくなりました。

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    2012/07/09 02:25

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