満足度★★
芝居のテンポが遅く、戯曲の構図が薄れる大仰なアクションにもったいぶった台詞回しをする俳優の演技、いかにも意味ありげな音の効果が疑問でした。シェン・テ/シュイ・タとの関係においてこそ、この劇における街の住民の個性が出てくると思うのですが。戯曲が魅力的なだけに、劇世界の核心が薄れてしまい残念です。ヤン夫人を演じた辻由美子は、さすが別格の存在でした。
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2012/05/05 11:37
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