イヨネスコ「授業」 公演情報 長堀博物館◎プロデュース「イヨネスコ「授業」」の観たい!クチコミとコメント

  • 期待度♪♪♪♪♪

    l'absurdité
     不条理などと難しい漢語を当てはめると、なんだか哲学的な気分になるものらしい。「馬鹿げたこと」だ。l'absurdité を訳す時、簡単な言い方をすれば前のセンテンスの「」内程度の意味である。La Leçonで は、無論、誇張された表現を用い、エキセントリックな教師が登場するが、本質は至ってシンプル。下らない理屈をこねまわして分かったようなふりをするのは、うましかさんに任せておけばよいのだ。
     評者の観た、これまでの「授業」舞台で最も見事だと感じたのは、李 潤澤演出のそれだった。流石に、この劇の本質を見抜いた、知的な演出であった。
     彼の演出に対抗しうるような演出を期待する。

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    2012/05/05 04:44

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