満足度★★★
詩的散文 詩的散文で書かれたシナリオだが、構成面でやや弱い。アフガニスタンの戦闘、タリバーンの生成地パキスタンの登場人物と日本との接点に必然的な出会いが感じられない。作家の思いばかりが先走る感じがするのである。事件の起こる構造をもう少ししっかり考えるべきだろう。 折角、終盤では、とても素晴らしい科白も出てくるのだ。事件の起こる場所というものが、芝居を作る上で如何に大きいか。もう一工夫して欲しい。
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2012/04/28 02:13
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