こうして二人は幸せになりました、とさ 公演情報 MacGuffins「こうして二人は幸せになりました、とさ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    幸せに
    チケットプレゼントにて鑑賞。

    なぜか話に入っていけなかった。山場とかしっかりあって話自体悪くはないと思うけど。

    ネタバレBOX

    国本サチ(金魚)と難波一平(横田純)のハートウォーミングな話。
    サチ25歳のイヴに難病を抱える一平と人生を歩む選択をするも、一平は死に、人生のどん底の中30歳で事故死するサチ。心肺停止状態の精神世界で一平と会い、人生を振り返るサチ。生きるか死ぬかの選択時、一緒にいたいと泣くサチに、俺が死んでサチは独りになったんじゃない、二人で一人だった内の半分が死んだのだ、サチの半分は俺だ、俺の分も生きてくれと、告げる…。
    終盤の紙芝居のくだりとかいい話なんだけど、なんでかグッとこなかった。サチと一平の間の愛情を掬い取れなかったせいか、愛する人が死ぬ悲しみというもを理解できていないのかもしれない。とはいえ、最終盤の金魚の「別れたくないよぉ」はいい感じに心をくすぐられた。横田も死の恐怖に押しつぶされそうなところを堪え、サチと最期の紙芝居に懸ける姿がよい。

    前回同様、軽快なテンポで話が展開していきストレスレスな舞台。複数キャラを演じるスタイルも特徴があって分別しやすい。
    ただ、温子役の村野のしゃべりは聞き取りにくい。また、ボケに対して1~10まで舞台上でツッコミするのはクドく感じることもあるので、ボケだけで笑えるような箇所はそれで十分ではと思った。

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    2012/02/19 10:10

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