ザ・カブキ 公演情報 東京バレエ団「ザ・カブキ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    華麗な復讐劇の忠臣蔵
    『仮名手本忠臣蔵』に沿っての物語。
    山崎街道の場まであり、イノシシも登場する(バレエなのに!)。

    ネタバレBOX

    舞台の全体は、まるで日本家屋風の囲みになっていて、日本風。

    意表を突くオープニング。
    浄瑠璃で始まり、和楽器を交えた音楽がドラマチック。
    黒子が出てくるところが歌舞伎風。

    塩冶判官高貞(浅野内匠頭)が切腹後、腹を真っ赤に染めながら、恨みを込めて延々踊るというのは、なんとも言えない。

    つまり、東京バレエ団『ザ・カブキ』。バレエは無言劇ということだけでなく、浅野内匠頭の「無念」が色濃く描かれていた。

    そして、赤ふん姿のバレエなんて、なかなか見られるものではない(笑)。


    バレエの『ザ・カブキ』も先日国立劇場で観た歌舞伎の『元禄忠臣蔵』も、ある程度、忠臣蔵のストーリーを知っていないと、少々辛いのではないかな。

    とは言え、バレエの『ザ・カブキ』のほうは、ストーリーを知っていると、逆に高齢のはずの高師直(吉良)が軽やかに踊っているのを見るのは、違和感があるかも(笑)。

    『ザ・カブキ』の音楽は、黛敏郎。悪く言えば外連味な印象も少しは受けるが、盛り上がり方はさすが。電気楽器、和楽器、コーラス、そしてオーケストラのアンサンブルが見事。

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    2012/01/30 03:51

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