吐くほどに眠る 公演情報 ガレキの太鼓「吐くほどに眠る」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    肯定の舞台
    何十着もの衣装に囲まれた舞台面。アゴラ劇場をフルに使用しての110分。なかなか楽しめたが、演技的にもっと迫ってくる感じがほしい。

    ネタバレBOX

    女優のひとりが、今の「ナオ」として誰かに話しているという設定で、7人の女優が(その内容)「ナオ」や家族、友人などをかわり番こに演じるスタイル。
    優しい兄の自殺未遂や母親との軋轢、恋人や友人関係が綴れられていき、ナオの自殺を匂わせるところで終幕となる。ナオは、いろいろと傷を負いながら生きてきて、精神を病み、悪意のない事故で人を死なせてしまい、カウンセリングを受けているらしい。
    舞台には澱んだ空気が流れているも、ナオの存在を肯定する気にさせる何かがあった…と信じたい。とわいえ、ナオの「ごめんなさい」ってセリフが悲しく響く舞台だった。

    ナオと対照的な友人役(名前忘れた)のセリフ「ドーンとこい」ってヤツが気に入った。あと、舞台に出てこない「タケハラ?」が哀れかつ愛すべき存在で気に入った。

    0

    2012/01/09 01:10

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大