パゴダの王子 公演情報 新国立劇場「パゴダの王子」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    幻想的な物語、舞台の上は華やかで美しい
    ブリテン作のバレエをビントレーが日本らしき国を舞台に再編成した作品。

    ネタバレBOX

    幻想的な物語が面白い。
    衣装や色彩を含め美術が、とにかく美しい。
    そして、舞台は華やか。

    数々のキャラクターが楽しい。
    特にタツノオトシゴや妖怪のような者たちが。

    バレエは無言劇なのだが、ビントレーの演出はとてもわかりやすい。

    ストーリーが終わってからの、「めでたし、めでたし」の部分が長いのがバレエらしい。

    それにしてもバレエダンサーというのは、凄い人たちだと思う。鍛えられたブレない軸。ハッとするような一瞬が次々と訪れるのだ。

    ストーリーには、ナショナリズムな印象を受ける。なんてったって、日本らしき国の王族が自ら夷狄を打ち払うのだから(笑)。
    ただし、デヴィッド・ビントレーはイギリス人なのだが(笑)。

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    2012/01/07 06:53

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