パゴダの王子 公演情報 パゴダの王子」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★★

    幻想的な物語、舞台の上は華やかで美しい
    ブリテン作のバレエをビントレーが日本らしき国を舞台に再編成した作品。

    ネタバレBOX

    幻想的な物語が面白い。
    衣装や色彩を含め美術が、とにかく美しい。
    そして、舞台は華やか。

    数々のキャラクターが楽しい。
    特にタツノオトシゴや妖怪のような者たちが。

    バレエは無言劇なのだが、ビントレーの演出はとてもわかりやすい。

    ストーリーが終わってからの、「めでたし、めでたし」の部分が長いのがバレエらしい。

    それにしてもバレエダンサーというのは、凄い人たちだと思う。鍛えられたブレない軸。ハッとするような一瞬が次々と訪れるのだ。

    ストーリーには、ナショナリズムな印象を受ける。なんてったって、日本らしき国の王族が自ら夷狄を打ち払うのだから(笑)。
    ただし、デヴィッド・ビントレーはイギリス人なのだが(笑)。
  • 満足度★★★★★

    打ちのめされる!
    「ペンギン・カフェ」に続き、ビントレーの魔法にやられた。
    キュートな踊りが満載で、真似がしたくて止まらない!(特に妖怪とタツノオトシゴとタコダンス。)
    兄妹の秘密が明らかになるシーンは、静謐な音楽とミニマムな動作で、涙がこぼれた。
    初日は可憐でお姫さまにピッタリの小野絢子&根っからの王子キャラ福岡雄大&バレエ界を代表する演技派湯川真美子。素晴らしかった。日本で今一番旬のダンサーの組み合わせだ。
    ものすごい大がかりでキッチュなスペクタクル。

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