二手目8七飛車成り戦法 公演情報 劇団鋼鉄村松「二手目8七飛車成り戦法」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    盛り沢山。
    劇団初見です。将棋の知識はなくても楽しく観劇できました。コメディ仕立ててで初日の固さからか笑いがすべってしまう部分もあったけれど、後半から役者さん達の力や観客を楽しませようとする思いがバシバシ伝わってきて、演劇への愛、果ては人(役者さんスタッフさんお客様)への愛に溢れた素敵な作風の劇団だなと思えました。将棋の対戦のシーンでは、役者さんに要求されるものがかなり多く難しいものであったと想像できるのですが、名人やザキヤマはもちろん、記録係も含め、よく応えていたなと感心。欲を言えば、対戦シーンの緊張と他のシーンとの楽しさのメリハリがもうちょっと感じられればなと思いました。それもきっと回を重ねるごとにより明確になるのだろうなと予感。

    ネタバレBOX

    きっと知識がある方が楽しめただろうし、対戦は人生にも繋がるのだろうなと思うと、ちょっと将棋を覚えてみようかな?と思ったりして。

    なんか凄い役者さんがいるなと思ったら、学生演劇祭で賞をとった後藤くんでした。神経が隅々まで行き届いた身体を動かす技術に、近い将来(或いは既に)小劇場ではひっきりなしに彼の名前を聞くことになるのだろうなと予感。

    そしてあの妙な動きのゲストは木皮くんでしたか。ディペオンで主演した一橋くんといい、若くて良い人材を突っ込んでくるあたり、「おじさん達がんばってます」感に溢れてて微笑ましかったです(注:褒めてます(笑))

    一つウケたのは、小学生時代の主宰が本人に会いに行くところ。自虐的で切ないけど爆笑しました。自分に照らし合わせると、心が痛いです(笑) もっと立派な大人になりたい。。(いえ、主宰は立派ですよ!)

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    2011/12/03 13:29

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  • 将棋おもしろいですよ。将棋。ぜひ覚えてみてください。

    後藤くんはいい役者ですねー。

    人間がよさが演技に出てる、カワイイとは周囲の評判でした。

    大所に立って、芝居全体の流れでメリハリをつけて・・

    はご指摘の通りかもしれません。

    不得意、というか、あんま考えて作ってません。

    一個一個のシーンを生き生きと、ばっかり考えて稽古してました。

    2011/12/04 08:59

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