陛下に届け 公演情報 ポップンマッシュルームチキン野郎「陛下に届け」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    最高傑作ではないが、かなりの良作
    過去に沢山の傑作を放ったポップンだけに、軽々しく最高傑作とは言えないが(私的には「すいません、私はもうすぐ着きます」がベスト)、かなりの良作であるのは間違いない。故に、星は当然5。

    毎度のことながら好みは分かれるが、作家の吹原幸太が最も敬愛している作家が「つかこうへい」であるということを理解していれば、戸惑いも少ないはず。twitterでやり取りしたことがあるが、彼は生粋のSF好きであり、「ニール・サイモン」などのウェルメイドコメディにも造詣が深い。それらの点から考えると、本作は全て納得がいく。

    落差の凄さが尋常ではなく、これについてこられるかが、ある意味では評価の分かれ目かもしれない。

    また、皇室を扱って笑いを取っていながら、全く馬鹿にしている様子は無く、主宰自ら皇室を敬愛する執事を演じていたのも好感。悪意の無いコメディとして実に鋭い。

    ネタバレBOX

    今回の「皇室コメディ」と「妻の死」、そして「妻殺しのやり直し」という重すぎるテーマを、よくぞここまで!と感服。

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    2011/10/11 13:01

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