満足度★★★★★
無題130
初日に続いて2回目です。席もほぼ同じ、出入口側、前列。お話の筋はわかっているので、今度はお芝居の流れに遅れることなくみることができたように思います。
みすゞ宛のはがきの字が綺麗だったこと、舞台の片隅に置かれた折り紙は、結構長く置かれていたこと、こんなことから、役者さんたちの表情、目、口元、声、手、見えるもの、聞こえてくるもの、作品そのもの、すべてに、またあらためて引きつけられました。
もう一回みようかと悩むことは滅多にありませんし、それでも、大抵は「みたことがない」ほうに魅力を感じ、そちらに行ってしまいます。
今回、自分としては、きっとこちらになるはず、と内心わかっていても直前まで決めないでいましたが、みなかったら必ず後悔する、ということだけはわかっていたように思います。
CD,DVD、映画やTVはまたみることができます。LIVEはそうではありません。先日、なぜお芝居をみるのかと問われました。いままで数多くのロック・コンサートへ行きました。1回だけのもの、4日続けてみたもの。どれもその時、その場所だけのものです。そのコンサートの海賊盤を聴いても、ホントに聴いているのは自分の耳で聴いていた音。今夜も、そんな思いでした。
ネタバレは、まったく余談です。