Nazca -ナスカ- 公演情報 劇団銀石「Nazca -ナスカ-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題90
    最後列です、ここから舞台を見下ろすとかなりの高さがあることに気がつきました、綺麗な舞台、動く舞台、感情の流れを導く音楽、照明、ひとりひとりの役者さん、そうか、こんなことができるんだ、と、少しわかりかけたように思います、なぜお芝居をみに行くのか、もう一回みようか迷っています、台本を買ったのでまた追記します。8/20追記。

    ネタバレBOX

    SFが好きだった僕へ。あの夏、1日1冊は読んでいた僕。ジュヴナイルからいきなり56億7千万年の時が流れる物語へ、その果てしなき流れの果ての喪われた都市の記録として残された永遠の終わりが新たな幻影の構成となり、そこに閉じ込められた時をかける少女は、果しなき旅路を終え、夜の翼を休め、闇の左手で地球の長い午後を天のろくろのように回し続けるのでした。なんて思っていた僕、創造の世界についていけないくせに文字を追っていた僕へ。今日は2回目、君に席を譲ろう。席は少し前になった、あの頃の君に見せたくてまた来たんだよ。なぜドキドキするんだろうね。

    ほとんどの方が厳しい評価をしていらっしゃいます。他のお芝居でも同じようなことがありました。ところが、逆に、私は著名な戯曲(劇作家)がダメです。へそ曲がりなんでしょう。表通りより裏道、横道をすり抜けてみたことがないものをみに行きたい。SFはそんないい加減な者にも大きな愉しみを与えてくれました。2回目は台本を読んでの観劇ですが、1回目のときは、わかりにくいところがありました。「地球儀」と「地球木」は、なかなか聞き分けが難しい(台本17Pウツセミの「地球儀から聞き出してみよう」は「地球木」だと思うんだけど」)。いろいろな場面が入り組んで私は自分の時間を合わせ直すのに苦戦。なぜ武器を使って戦う。知(智 )の歴史は血の歴史、太古の遺跡は闘いの証なのか。星々の間に横たわる冷たい方程式、それは一方通行の時間。星座、光の王、は語りかけ、空気に揺らいで届くその光は物語を紡ぎ、願いを受け取り、たそがれに還る。それは去りにし日々、今ひとたびの幻。であれば、もうひとつの世界の物語としてもよかったのでないかと。それがたったひとつの冴えたやりかただったのかも。星座に零式戦闘機は似合わないと思う、わが赴くは蒼き大地なのだから。

    さて、いくつわかりましたでしょうか。

    映像と音楽で映画的な趣き。声はマイクでも拾っているんですね?。3人の乙女...ラインの乙女のようです。そうみると、舞台全体の使い方、昨年みた「指輪」、トーキョー・リング(キース・ウォーナ)に負けていないように思えてきます。舞台、手前と奥の使い方、白い柱の動きもよかった。

    2

    2011/08/19 08:18

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  • 8/20 14:30 の回をみ終わりました。家に帰ってから追記します。

    2011/08/20 17:39

    ご来場、また、台本の購入、ありがとうございます。
    制作の清水です。
    ご都合付くようでしたら、ぜひもう一度観ていただけると嬉しいです。
    一回目で全体の雰囲気とストーリーを掴み、二回目でじっくり深く捉える。
    台本も読んでいただければ、さらに、作品の世界を知ることができると思います。
    銀石の作品は観る回数が増えれば増えるほど、自分の中で物語が広がっていきますので、複数回の観賞をオススメいたします。ぜひ!

    2011/08/20 02:02

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