PerformenVI~Paradiso~ 公演情報 電動夏子安置システム「PerformenVI~Paradiso~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    Performenシリーズ最終章
    シリーズのパターンで物語は進む。
    Performenたちの物語。

    ネタバレBOX

    電動夏子安置システムは、うまい役者が揃っているなと感じさせる舞台。
    ハードな設定の演技も、コメディ的な(しかし本人は真面目な)演技も両方こなせる俳優ばかりだ。

    Performenシリーズは、そうした2面性をうまく活かすことのできる作品だ。
    そして、今回が最終章となる。

    ただし、シリーズをずっと見続けているわけではないのだが、「あれ、このパターンは……」と、ついつい思ってしまう。ハードな幹の部分とそれに関する人間(Performen)たちの行動に笑いの要素が見え隠れするというものだ。
    その内容のパターンがあまりにも同じすぎるのと、幹のハードな部分が以前よりもより重厚になった分だけ、少々食傷気味になってしまう。

    また、力が入ったのか、今回はやけに登場人物が多すぎで、同時に動くシーンなどが、動きの悪い人が目立ってしまうし、前後左右との余裕がなさすぎて、手足の伸びもイマイチの人も散見される。レベルに差がありすぎたように感じてしまった。
    いかにも笑ってくださいの、小野部長コーナーも、残念ながら笑えなかった(ファンの人にとっては待ってましたのコーナーなのだろうが)。

    とは言え、2時間を超える作品なのに、まったく飽きることなく楽しめたのは事実だ。面白いし。

    このシリーズが終了した今、次にどんなモノを見せてくれるのか、とても楽しみなのだ。

    0

    2011/06/27 22:25

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大