電動夏子安置システム10周年記念公演
パフォーメン6 パラディーゾ
実演鑑賞
吉祥寺シアター(東京都)
2011/05/07 (土) ~ 2011/05/15 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.dna-system.com
期間 | 2011/05/07 (土) ~ 2011/05/15 (日) |
---|---|
劇場 | 吉祥寺シアター |
出演 | 渡辺美弥子、小原雄平、道井良樹、澤村一博、なしお成、岩田裕耳、じょん、高松亮、池田葵、石井千里(多少婦人)、大鹿順司(劇団グッドアクシデント)、猿田モンキー、志賀聖子、新野アコヤ(宝井プロジェクト)、添野豪(アシカツ)、高田淳(ドルチェスター)、田口愛、武田真由美、堤千穂、横島裕(もざいく人間)、他アンサンブルキャスト |
脚本 | 竹田哲士 |
演出 | 竹田哲士、高松亮 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,500円 【発売日】2011/03/10 【前売】2,800円 【当日】3,500円 【セットチケット】5,000円(両バージョンのセットチケット) 【初回割引】2,500円(5/7 14:00/19:00 のみ) 【夏子予約】 0円(劇団のみ取り扱い、全国の「夏子」様全員) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 《背景》 彼は胸に痛みを伴った熱さを感じた。見ると「P」の刻印が再び浮かびあがっている。 自分は人間だと勘違いした人形なのか、それとも人形だと思いこんだ人間なのか。 自由な意志を認めては忘れ、再びまた思い出す。常にその繰り返しだった。 全ては「その存在」を感じているから。はたまた感じていると錯覚しているから。 彼は思う。結局、神はいるのか、いないのか。神と人、要らないのはどちらか。 楽園の一番の高みへ行き、実際にこの目で確かめてやろう。 これがきっと、最後の旅になるだろうから。 電動夏子の神聖喜劇、『人間再生』をテーマに据えてのPerformen新シリーズ、 2009年~Inferno~、2010年~Prugatorio~、そして最終篇~Paradiso~ 5月 7日(土)14:00【A】/19:00【S】 8日(日)14:00【S】/19:00【A】 9日(月)19:30【A】 10日(火)19:30【S】 11日(水)19:30【A】 12日(木)19:30【S】 13日(金)19:30【A】 14日(土)14:00【S】/19:00【A】 15日(日)14:00【S】 ※本公演はAバージョン・Sバージョンの2バージョン公演となります PerformenVIは、主人公とともに5~6本の短編(ロジカルコント)を追いながら、一つの大きな軸をご覧頂く物語です。 ご覧頂くバージョンにより、演じるロジカルコントに違いがございますが、どちらのバージョンも独立しておりますので、片方のみのご観劇でも充分お楽しみいただける事と思います。 バージョンの別よりも、ご都合のよい時間を選んで観劇される事をお勧めいたします。 ≪Performenの概要≫ 「Performen」とは一種の英語はであるが、 「perform(規則的・持続的行動を成す)」+「men(者ども)」に由来する造語である。 なお、これは複数形であり、単数形では「Performan(パフォーマン)」となる。 パフォーマンとは、特定のシステムに縛られ延々と同じ動きを繰り返す「律動人型」の事である。 人は毎日、同じ事を繰り返し、生きている。 それが当然であると思われるかもしれないが、まさにそれこそがシステムであり、自覚とは無関係に自我を支配するまさに絶対的宇宙真理にして普遍の法則、『理(レゴラ)』と呼ばれる。 つまり『理』とは、時に「神」とか「運命」と呼ばれる創造主によって造られた律動人型が、その思惑通りに動かされ、考えさせられ、生活をおくらされる為のシステムとも言える。 創造主は「単調さ」を最もの善と価値づけるがゆえに、「単調さ」を否定する者を憎む。 「Performen」では、「運命・奇跡・偶然」それら類の事を、言い換えて、森羅万象を支配するのは『理(レゴラ)』と呼ばれるプログラミングと、それを施行するシステムの事であると定義した。 これは、この世に偶然や運命的という事象は何一つ無く、すべてはプログラミングされた当然かつ必然的事象しか存在しないという事を意味する。 「人は誰かに動かされていても、自分で動いていると感じる事が多い。」 大いなる錯覚である。 それが人である事の悲しき宿命ともいえる。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 【舞台監督】杣谷昌洋 【舞台監督助手】森山香緒梨 【舞台美術】袴田長武(ハカマ団) 【照明】橋本剛(colore) 【音響】古場田良子 【テーマ曲】榊原正吾 【衣装】久保田早織 【宣伝美術】岩田裕耳 【スチール】樫尾ゆり子 【映像撮影】佐藤淳一・渡邊皐 【制作協力】林みく(Karte) |
彼は胸に痛みを伴った熱さを感じた。見ると「P」の刻印が再び浮かびあがっている。
自分は人間だと勘違いした人形なのか、それとも人形だと思いこんだ人間なのか。
自由な意志を認めては忘れ、再びまた思い出す。常にその繰り返しだった。
全ては「その存在」を感じているから。はたまた感じて...
もっと読む