満足度★★★
繭(コクーン)なぜに蚕(カイコ)のお話なのかと思ったが、シアターコクーンに掛けて蚕のお話だったのだろうか?お芝居が始まる前から楽しませてもらいました。ワンドリンクもちょっとお芝居のストーリーにからんでいたり。ちょい参加型の舞台は楽しいですね。雨のシーンがよかったです。時々お芝居の世界からふと我に返ると、目の前にはマスクを頭にかぶった集団(もちろん自分も含め)がいてちょっと吹き出しそうに。集団でマスクかぶって何やってんだろ !?
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2011/05/05 23:53
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2011/05/10 23:35
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うれしいです。
集団心理??
あれは、前からみているのもなかなかに不思議なもので、舞台美術が存在しないあの空間における、唯一の具体的な景色であったようにも思います。すべて手作りですよ!!
なかなか、手間のかかる作業でしたし、「怒るお客様がいらっしゃるんじゃ・・・?」などと議論にもなりましたが、みなさん、とても素直に装着してくださって、とてもワクワクしました。
お芝居に限らずですが、楽しむ気でいてくだされば大抵のものはスペクタクルになります。なにせ、アリの行列を眺めて半日を過ごせますからね、我々。なんて。
マスクをつけた瞬間の、「よし、徹底的に楽しんでやる」みたいになる空気感が、たまらなく楽しいのでした。
だから、稽古は必死で積んで劇場入りした僕らですが、本番、観客が入るとぜんぜん、作品の様子が変わるのでした。そんな意味で、あれは、キャスト50人の公演であったと思っています。
実は、コクーンというのが繭といういみだというのを知ったのは、けっこう最近でした 笑
英語は得意だったはずなのに、どうして、その単語だったのかも不思議だし、それに、これだけ熱愛宣言をしている劇場の名前の意味を調べなかったのも、自分としてはどういうわけだったのかわからないのですが、この作品をやろうと思った時に、英語辞書を引いたという次第でして、もう、でんぐり返しをしてしまいそうなくらいに驚いたものでした。
この作品も、いつかコクーンに持っていけたらなと考えています。
これからも、誠心誠意、作品作りに励んでいこうと思います。
どうぞ、コクーンまでの道中、よろしく見守っていただけると幸いです。
ご来場、本当にありがとうございました!!