満足度★★★
面白い設定
だったけど、もうひとひねり欲しかった、というところです。設定の良さだけでは劇を最後まで引っぱれない。オカマやトランスセクシャルもありがちな感じ。少女が本を読むシーンがいいアクセントになっているけれど、いかんせん、ひどい棒読みで本の物語のストーリーを追う気になれない。あのエンディングのあと、帰宅した姿の見えない夫を中心に、全員がまるで夫がそこに居るかのように演技してお話が続いたらすごく面白かったと思う。(実はドアが開いた時、そうなるのだろうと思ってた) 達者な役者さんが揃っていただけに、そんなシーンを観てみたかったです。なんとなく出演した少女に合わせてしまったかのような演出とエンディングで、残念感が抜けません。
2011/05/06 15:42
朗読されていた物語は安房直子さんの『きつねの窓』というお話です。
小学生の頃教科書に載っていて、以来私の大好きな物語のひとつです。
うまくお伝え出来ずに残念でしたが、出来るだけ生き生きとした普段通りの子供の姿がお見せ出来れば良かったなと思いました。
またのご来場お待ちしています。
ご丁寧で貴重なご意見、ありがとうございました。