売春捜査官
KURAGE PROJECT
高田馬場ラビネスト(東京都)
2022/03/16 (水) ~ 2022/03/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
主演の月海さん、初めましてでしたが、熱量半端なく、素晴らしい舞台でした。井上さん、塚原さんは何度も観ていますが、やはり安定の演技で、しかもつかこうへい戯曲によりパワーアップされており、文句なしです。
後半の海辺以降は、原作に忠実で見応えがありましたが、前半はふざけすぎの感ありで、あまり感心しませんでした。ということで、星一つ減らしました。
ストリッパー物語
URAZARU
オメガ東京(東京都)
2020/01/15 (水) ~ 2020/01/19 (日)公演終了
昭和歌謡コメディVol.11〜ツキジーヒルズ青春ハクション〜
昭和歌謡コメディ事務局
ブディストホール(東京都)
2019/09/05 (木) ~ 2019/09/08 (日)公演終了
満足度★★★
正直なところ、一部のコントは、あまりに茶番すぎて、感心しなかった。もっと台本を練らないと、コントと呼べる代物にはならないでしょう。二部の歌謡ショーは、スピード感もあり、懐かしの昭和歌謡オンパレードで、アラカン前後の人は特に楽しめたのではないだろうか。私もしっかり楽しみました。ただ、一部歌があまりじょうずでない人もいたので、キャストは一考の余地があるでしょう。
デストロイヤー花
次世代PROJECT!!
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2018/10/27 (土) ~ 2018/11/04 (日)公演終了
満足度★★
芳本美代子さん、流石の貫禄でした。亜希緒さん、歌とても上手なのに、一緒に歌う人のレベルがイマイチで、気の毒でした。
全般的に少しストーリーがわかりにくかったとおもいます。最初の太鼓、もっとしっかり練習しないと、見せるレベルではないのでは。
点描の絆
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/10/04 (木) ~ 2018/10/08 (月)公演終了
満足度★★★★
犯罪を扱う作品の場合、やりきれない気持ちになってしまうものが多いのですが、やはり東京ストーリーテラーの場合、暖かさが滲み出てる作品となっているため、終わった後もそんな気持ちにはならない見応えのある作品でした。
蒲田行進曲
ふれいやプロジェクト
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/07/04 (水) ~ 2018/07/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
本作の初演は1980年、紀伊國屋ホール。翌年野生時代に掲載した小説が、1982年の直木賞を受賞し、映画化された。あれから30年以上が経っているが、全く色褪せていないのは、この戯曲の持つ力ゆえであろう。毎年一度は観ている演目だが、今回は配役がとても良かった。銀ちゃん、小夏も良いのだが、なんと言っても、ヤス役の役者さんが秀逸であった。そう言えば、映画でも松坂、風間以上に平田の演技が評価されていた。ヤスの出来でこの作品は決まる。
あたみ殺人事件
獏天
Geki地下Liberty(東京都)
2018/05/29 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★
アマゾネス編を観てきました。単に原作の男女を逆にしただけで、今ひとつヒネリを感じませんでした。唯一の男優である水野役の方の滑舌が悪く、とても残念でした。大山役の方、とても良い演技でした。
廃墟
ハツビロコウ
シアターシャイン(東京都)
2018/03/13 (火) ~ 2018/03/21 (水)公演終了
満足度★★★
会話が終始堂々巡りで、ラストは救いようがない。もっと生きる元気を与えるものを期待していたのは私だけか。唯一共感出来たのが父親と長男の対話に入って正論を言った娘の台詞でした。
蒲田行進曲
“STRAYDOG”
明石スタジオ(東京都)
2017/11/22 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★
初日Aチーム、24日Bチームを観た。出演者の関係もあるのだろうが、何故ダブルキャストという思いは残った。最高のエンタメを提供するのなら最高のキャストでやるべきではないか。小夏は那須野さんの表現力が際立っていた。銀ちゃんは流さんが素晴らしい演技をみせてくれた。そして監督は断然大江さんが良かった。坂本龍馬と近藤は残念としか言えない。
金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2017/08/18 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了
満足度★★★★
古野あきほさんとゆうき梨菜さんのトップツーで公演出来るというのはこの劇団の強さでしょう。中瀬古健さんは初主演とのことでしたが、貫一とフランケンシュタインの二役を素晴らしく演じ分けていました。初日に観にいったので、その後修正がはいったのかもしれませんが、これまでのドガドガと比べると少々荒唐無稽なストーリーに無理があったような気もしますが、エンタメとしては十分合格点でしょう。私は浅草芸能大賞の台東区区民審査員にしてもらいましたので、新人賞に一票入れておきました。浅草公会堂に行けたらいいですね。
バージン・ブルース
うさぎストライプ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
大神家の一億
劇団ハッピータイム
ブックカフェ二十世紀(東京都)
2017/04/22 (土) ~ 2017/04/23 (日)公演終了
満足度★★★★
シンプルなコメディで、楽しませていただきました。元AKT研究生のまついさん、堂々とした演技でした。研究生時代よりかなり演技が上手くなっていますね。
「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了
満足度★★★★
この劇団、ゆうき梨菜をおいて他に主役を張れる女優はいないと思っていたのだが、いたと言うことに素直にブラボーと言いたい。役者層の広さを感じた。勿論ゆうきさんは、相変わらず素敵でした。
キャプテン★浅草
劇団 演劇らぼ・狼たちの教室
雷5656会館・ときわホール(東京都)
2017/01/19 (木) ~ 2017/01/23 (月)公演終了
売春捜査官
稲村梓プロデュース
中野スタジオあくとれ(東京都)
2016/10/07 (金) ~ 2016/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
文句なしの★五つ
前回の売春捜査官も拝見したが、断然今回の方がレベルが高かった。最初、稲村さんの声が曇っていて調子が悪いのかなと心配したが、どんどん調子が上がってきて絶好調となった。まさに狂気の女木村伝兵衛を見せて頂いた。熱海は毎年10回以上見ているので個人的には★五つをつけることは稀有なのだが、今回だけはつけざるを得なかった。
本作はいろんな劇団が演じているが、時間の関係もあるのだろうが、話の辻褄が合わないことが多々ある。しかし流石に春田さんだけあって、全て辻褄があうようにストーリーが出来上がっていた。
以下ネタバレ
熱海殺人事件
ぷらんぷらん
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2016/09/14 (水) ~ 2016/09/19 (月)公演終了
満足度★
チケットプレゼントか当たったのはいいが
チケットプレゼントが当たり、楽しみにしていた。
19時開演とのメールが来ていたのだが、18時10分に電話があり、18時の間違いでしたとのこと。急いで劇場に向かったが30分遅れ。全くの時間の無駄であった。芝居自体は悪くなかったのだが、何とも後味の悪い観劇となった。そもそもコリッチの公演ページにも開演時刻が、18時と書いてあったり、チケット購入欄には19時と書いてあったりで要領を得ない。役者がいくら頑張っても事務局に足を引っ張られては何にもならない。
おでかけ姫
ミュージカル座
六行会ホール(東京都)
2016/05/25 (水) ~ 2016/05/29 (日)公演終了
満足度★★★★
エンタメ
久々のミュージカル座だったが、ここはレベルが高い。歌も勿論安心して聴けるが、衣装や舞台装置も本格的。またマニアの好むミュージカルではなく、ユーモアセンスもたっぷりのハイレベルなエンタメに仕上がっていた。また違う作品も見たくなった。
『売春捜査官』
劇団EOE
都内某所(東京都)
2016/05/18 (水) ~ 2016/05/18 (水)公演終了
満足度★★
試練の三番勝負、最終章
絶対エースなきあとの起死回生をかけた劇団EOEの試練の三番勝負、主宰の真生は、まだ金を取るレベルではないと、無料公演を三度続けて実施した。実に潔い態度というか、太っ腹である。私は数少ない全回参加者ではないかと思うが、申し訳ないとは思うが毎回辛口のコメントを続けている。全回出演の劇団員高橋、正直華のある役者とは言えないが、厳しいEOEの練習にもう一年以上参加し続けている、現在では最古参役者だ。EOEがいつも言っている愚直な努力という言葉を正に実践している真面目な人なのだろう。確かに少しずつ演技が上手くなって来ている。特に滑舌は最初と比べると遥かに良くなっている。最初は客演だったが前回から劇団員となった宮本、理由は知らないが、本公演限りで劇団員をやめるとのこと。前回は主役の伝兵衛を演じたが、私は酷評した。あまりに滑舌が悪かったからだ、今回は初回と同じ戸田役であったが、前回と比べてるとやはりはるかに滑舌が良くなっていた。EOEの似合う人だっただけに退団は少々残念な気もする。今回の主役である、最近劇団員となった井内は、あまりに滑舌が悪く、台詞を言うのがやっとのレベル、とても主役の器ではなかった。今回唯一の客演であった戸田であるが、舞台に立つのはまだ二度目とのことであった。比較的滑舌も良く、荒削りではあるが、磨けば光る逸材との印象を受けた。このような役者がEOEに入団したら、また風向きもかわるのではと思われた。
この一週間の間に、宮本ともう一人ブログだけで姿を見せていた劇団員の2名の退団発表があった。次々と役者が辞めること自体はもう耐性ができていて、特段驚くことではないが、さて、次回はどんな形で公演を打つのか、またその時は金を取るレベルになっているのか、長年のEOEファンとしては、不安を隠せない。微風とも言える追い風が、まだ吹いているのか?
次なる何らかの発表を待つしかこちらとしてはすることはない。願わくば、絶対エースの復活であるが、やっぱ難しいんだろうな。あっちゃん、カムバック!
カゲキ・浅草カルメン
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2016/02/19 (金) ~ 2016/02/29 (月)公演終了
満足度★★★★
看板女優の成長
本劇団を観るのは二度目となるが、主演のゆうき梨菜さんが、名実共に看板を張るようになったことを強く感じた。今回は客演陣も充実しており、豪華絢爛なステージを堪能することが出来た。目指せ浅草公会堂!
売春捜査官
劇団EOE
都内某所(東京都)
2016/02/26 (金) ~ 2016/02/26 (金)公演終了
満足度★★
少し進歩は見られたが
やはり絶対エースの穴は余りにも大きいことを改めて見せつけられた。前回戸田役を演じた新劇団員宮本明日香が、今回は木村伝兵衛に挑戦したが、木村役は正直言って荷が重過ぎる。台詞を言うのが精一杯というか、言い間違えも多く、その度にリズムが狂う。早口部分は見ていて痛々しかった。但し、彼女はEOEにとても似合った方なので、今後の成長に期待したい。今回の戸田役は初めての客演さんであったが声も大きく滑舌も良く、彼女に木村伝兵衛を演じさせた方が良かったのではないかと感じた。熊田役を演じた劇団員としては二度目の高橋に関しては、確かに進歩は感じられた。が、今ひとつアピールするところがない。もう一つ殻を破らないとこのままではしんどいだろう。主宰も繰り返し言っている通り、絶対エースの穴を埋めることは難しい。ただ、愚直な歩みで次回はさらなる成長を見せてくれることを切に希望する。