満足度★★★★★
本作の初演は1980年、紀伊國屋ホール。翌年野生時代に掲載した小説が、1982年の直木賞を受賞し、映画化された。あれから30年以上が経っているが、全く色褪せていないのは、この戯曲の持つ力ゆえであろう。毎年一度は観ている演目だが、今回は配役がとても良かった。銀ちゃん、小夏も良いのだが、なんと言っても、ヤス役の役者さんが秀逸であった。そう言えば、映画でも松坂、風間以上に平田の演技が評価されていた。ヤスの出来でこの作品は決まる。
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2018/07/05 17:26
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