とーどーの観てきた!クチコミ一覧

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翔べ翔べ翔べ!!!!!バナ学シェイクスピア輪姦学校(仮仮仮)

翔べ翔べ翔べ!!!!!バナ学シェイクスピア輪姦学校(仮仮仮)

バナナ学園純情乙女組

王子小劇場(東京都)

2012/05/24 (木) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇だ
しっかり演劇だった。(多分多分多分)
でもお水もしっかり。(多分多分多分)

書きたいこといっぱいあるが、とりあえず終わったあと興奮できることだけ書いておきます。

当日パンフをちゃんとみておくととてもわかりやすいかも。

宇宙Remix   (無事公演終了いたしました。ご来場まことにありがとうございました!)

宇宙Remix (無事公演終了いたしました。ご来場まことにありがとうございました!)

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2012/05/10 (木) ~ 2012/05/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

劇団エンターテイメント
まあ、ナンセンスだけど、楽しい約2時間。

で、宇宙の考え方は結構斬新かも。

これだけ、個性的でかついいバランスのとれたメンバーのポートフォリオは稀有かも。

少し、内輪ネタもあるがそれもご愛敬。

できるだけ前で観ることをお勧めする。

ネタバレBOX

今回は、衣装・小道具が凝っていたように思う。
それを観てるだけでも楽しい。

全体に、テンポよく進んでいく。時間がいったりきたりするが、特に違和感もなく、わかりやすく進んでいく。

ダンスや歌のパートはもっとたくさんあってもいいし、長くてもいい。

まあ、それにしてもこれだけの役者さんのチームは観ていて楽しい。
みなさん好きなのだか、満間さんの眼力、堀さんのクールさ、藤尾さんの自然な芝居が特に気に入ってます。

時折、出てくるモラルさんがとってもいいアクセントでした。
ダンス、亀甲縛り、メガネ喧嘩など。

ああ、クワイ食べたかった・・・。

あと、「コールドプレー」めちゃくちゃおもしろかったのだが、周りが笑っておらず、少し恥ずかしかった。コールドプレー最高でした。
FIRELIGHT

FIRELIGHT

たすいち

吉祥寺シアター(東京都)

2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

想い
(リピート:ほぼ1回目と同じ席)

やっぱり幻想のシーンは人の想いがジーンと伝わってくる。
素直に受け止められる。

細かな仕掛けなど、楽しい。

舞台の大きさに全く負けてないし、音楽・照明がしっかり。

個人的には、ちょっと真面目過ぎるかもと感じた。もっと悪ふざけしてもいいのではないか?

ネタバレBOX

ラストシーンもなかなかいい。

改善点を上げるとするとストーリー:
としさんとその幻覚の相手の関係が分かりにくいこと、
ジャーナリストの思いや行動が唐突感があること、
放火の意図が分かりにくいこと、
すなおがちょっと浮きすぎている感があること、
警察と関係者の接触が何回かあるが積み上がっている感じが薄いこと。

そんな細かいことは気にならないほど、観ていて楽しい芝居。

オープニングも好き。
アストルピアソラがかかっているシーンもなかなか。
FIRELIGHT

FIRELIGHT

たすいち

吉祥寺シアター(東京都)

2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

演劇らしさ
演劇の良さを感じた舞台だった。

装置、照明は舞台ならではだし、
演出も変に奇をてらう訳でなく、観やすい分かりやすい楽しいというのを主眼に置いている感じがした。

役者さんがそれぞれいいポジションを演じきっている。
目の前で観れるのがうれしい。

お話はサスペンスっていうほどドキドキしないが一本通っている。
幻想の設定とその表現は素晴らしい。

ネタバレBOX

マッチをすると浮かび上がる幻想。素晴らしい。
人のそれぞれの強い想いが現れるのも各人物へ気持ちが入り込みやすい。
ラストのほうで全員に一人ずつ幻想がつくシーンはなんだかジーンときた。

ストーリーのおち自体は正直物足りないが、それを補って余りある芝居だった。

キャラでは、
安田さんの妹キャラ、一橋さんの恋心、佐山さんのマッチ売りっぽさ、
丸塚さんのちょっと天然系、細井さんの怪しさなど
売り手買い手の仲間感が入り込みやすくしてくれた。

あと寺尾さんの痴女はもっと観たかった。

最後に幻1の恋人で締めるのなら
もっと描いてもいいのでは?結構椎谷さん目立ってたし。

兎にも角にも、美術・照明・音響、役者・演出が本当に舞台のよさを感じさせてくれました。

与太:
個人的には今年前半にみたいくつかの演目が少しオーバーラップしてしまった。
あんかけ+僕察+ゆりかもめ+ドグラマグラ。
オーシャンズ・カジノ

オーシャンズ・カジノ

北京蝶々

王子小劇場(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

面白い・楽しい、けど
カジノっぽいし、テンポよく、わくわくしながら観れました。

コンパニオンに華があるし、男性陣もかっこいい。
少し人数が多すぎで、出が少なくなってしまう人物がいることがもったいないかな。

あと全体面白いのだが、個人的に主人公2人には共感が持てなかった。
なので、すこしもやもや感が残ってしまった。

一因として、テラシマ・ヤン・カラサワがかっこよすぎるからかもしれない。
その分、他が薄れてしまったかも。

でも、エンターテイメントとしてとても楽しめます。
あと、いっぱい感想が書きたくなる。ということでネタばれで書きます。

ネタバレBOX

全体としていい芝居だと思います。
いい役者さんといい演出といいセット・音楽・照明。素晴らしいと思いました。

好きなところでいうと、
● カードをめくる時の一瞬止まるときの顔顔顔
● 緊張した場面で、ボードを持ちながら踊っている浅利さん
● スロットを3人で表現しているところ
などなど。

役者さんでいうと、
● ヤンは、緩急織り交ぜていてかっこいい。本来はカジノオーナーぐらいになると異様な刃物的な鋭さを描いたりするが、返ってすこし切れ味が鋭くないのがまたなにか魅かれるものがある。
● テラシマは、余裕感が出ていていいし、髪型が好き
● カラサワの仕切り感もある意味心地いいし、カードをめくるときの苦悩がしびれる。

(あと、どうしても甘粕さんの足に目がいってしまうのは、ちょっと自己嫌悪感を覚えるほど。)

ただ話としては、
大金持ちは数億円ぐらいじゃびびりません。
土地持ちも数億円ぐらいじゃびくともしません。
という点で少し違和感を感じた。
また無職の人は1億円の生命保険には入れませんし、
保険料バカ高いのに払えない・・・。

あと主人公2人にはどうしても共感が持てない。というより見ていて嫌悪感を覚えてしまう。
そう、演出しているとは思えないので、単に自分の感覚が変になっているのかもしれない。

長崎の描きかたにも少し疑問。あの姿を見ると私は、ヤン側につきたくなってしまう。
地方の話、パチンコの話、某国の話、警察というか権力構造の話、議員や団体の話を風刺しているのかもしれないが、社会人経験長いおじさんからみれば、ちょっと考え浅いかな、と思ってしまう点が残念ではあったが、

それを含めての問題提起なのかな、と思っている。
この意味では十分メッセージは伝わっている気がします。

個人的には、このあたりの風刺を少し抑えてもっと娯楽っぽくやってほしかったなあ、というのが素直な感想。

おまけ:パチンコの市場規模があれだけあるとはしらなかった。
「約束するぜと笑って言えよ」(千秋楽満員御礼!)

「約束するぜと笑って言えよ」(千秋楽満員御礼!)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2012/04/12 (木) ~ 2012/04/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

結局3回
結局角度を変えて3回。

細かい振りやセリフが気が利いていて毎度楽しい。

DVDも持って帰ってきた(万引きではありません)ので
いつでも観れると笑ってます。

4人ともいい役者さんで今後も観たい。

ネタバレBOX

1回目は、ひまわりのかわいらしさと、ぶんちんの変幻自在さに
2回目は、みなみ&ぶーこの愛らしさに
3回目は、もっちーのしぐさのこまやかさに
心ひかれた。

個別には、
キャノン砲で滑るのをわかってやっているぶんちんや
ぶーこのスレッドへのつっこみとか
おそいなあ、ってセリフ&その時の後ろ姿+正面(両サイドから見たので両方観れた!)とか
そのあとひまわりが振り返ったときに笑っていたもっちーとか

まあ、これだけじゃなくていい場面がいっぱい。
「約束するぜと笑って言えよ」(千秋楽満員御礼!)

「約束するぜと笑って言えよ」(千秋楽満員御礼!)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2012/04/12 (木) ~ 2012/04/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

狙い通り?
観ているほうが入り込んでしまう。

えらく仕組まれた感じがする。ヒロインがまさに光り輝くように全てが工夫されている。

話自体深い話ではないが、話の流れやセリフが観る人を引き込む。

リピートしたくなるいい芝居。

ネタバレBOX


ひまわりがとても輝いて見える。根本さんの表情や間の入れ方もすばらしいが他の役柄の設定やその立ち振る舞いもひまわりがよく見えるように
仕掛けられている。

少しわざとらしい感じがする演技もあるがまさにわざとだろう。

菊池さんの役どころがいいガイドになっていた。
iphoneいじってる姿がとても気に入りました。

あと多分前の別のエビス駅前バー演目で照明操作がまる見えで興ざめする、というコメントがどこかにあったからなのか囲いができてい所ですごいと思いました。

またセリフも気の利いたのがおおくて、脚本とかDVD化したら是非ほしい。

最後にコリッチの演目紹介のtopで出演者4名で3名のお名前+他ってどうなんだろう。

ともだちのそうしき

ともだちのそうしき

RONNIE ROCKET

大吉カフェ(東京都)

2012/04/07 (土) ~ 2012/04/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

幕末Ver
土曜20時からの幕末Ver。

朗読劇だけど、お通夜のある部屋の話なのでまったく違和感なし。
(とはいえ、どうせなら、酒を飲みながらやってほしかった…)

故人の思い出が語られるが、自分も故人の友人のような気持ちになってしまった。

ipadで台本を読むというのは今的で。フリックは少し違和感があったかな。

ネタバレBOX

最後のラジカセは少し(相当)無理があるが、それはそれでお話ということで。
もしも、シ【ご来場いただいた皆様ありがとうございます!!】

もしも、シ【ご来場いただいた皆様ありがとうございます!!】

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

王子小劇場(東京都)

2012/04/04 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

流れるような
あらすじから少し重いかと思いきやす―っと流れるようなお話だった。

少し全体つかみにくいがなんとなく心を広くしてくれるような
時間だった。

雰囲気がいい芝居。

ネタバレBOX

言葉の流れが心地いい。繰り返しもあるがまったく違和感感じないし、
場面ごとも切れ目なくつながっているのが心地いい。

逆にその分時間軸がすっとは入りにくかった。
ストーリーもちょっと分かりにくいかも。
一回だとお話全体の意味合いはまだ消化しきれてない。

ただ、いい役者さん達なのでほんとにいい雰囲気だった。
フルサトは、現世の人じゃない感が明確だし、
コールセンターの4人のオペレーターはキャラたっていて好きです。

名探偵・蘭光太郎シリーズ/「朝に別れのギムレットを2012」

名探偵・蘭光太郎シリーズ/「朝に別れのギムレットを2012」

劇団冒険倶楽部

青山円形劇場(東京都)

2012/04/04 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★

テレビっぽい
別に悪い意味ではなく、テレ朝の深夜ドラマっぽい。もっというと昔の「月曜ドラマランド」を観ているようだった.

か、コバルト文庫を読んでいるような。

一方、ちょっと選曲はおじさん向けかも。
が故にターゲットがよくわからずアンバランスがもったいない。


実際私のようなおじさんにはちょっとつらいものもあったが
とはいえ60分過ぎたあたりからテンポに巻き込まれた気もする。



ネタバレBOX

小ネタいっぱいで、万人狙いじゃないけどそれぞれつぼにはまるところがあった。悪くいえば内輪受けだけど。

ナントカボックスとか・・・。

個人的にはサノさんとダイソンさんのバーナナがさりげなくて。
あと、MIのテーマを使うのは反則かな。

『ひとり、たび』/『HAPPY JOURNEYS』【CAST紹介写真&アンケート公開しました!!】

『ひとり、たび』/『HAPPY JOURNEYS』【CAST紹介写真&アンケート公開しました!!】

トレモロ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★

古典っぽい
いい意味で古典っぽい印象を受けます。

HAPPY JOURNEYSはアメリカンでテンポよく進む。
どうしても、会話の中に名前を呼ぶのが増えるのだけがちょっと違和感。
男の子が男の子っぽくていい感じでした。

ひとり、たびは振りやセットもうまくつかって分かりやすく進む。
前半より後半のほうがすっ飛ばしていた感じがしたので、後半のほうをもっと丁寧に(=時間を割いて)描いてくれるともっとよかったような気がします。

まったく与太:
他の劇団でもそうなのだが、「開演時間」になったときの注意で「お手洗いうんぬん」というのは???。今日も2人がそれで席をたち、開演待ちに。

掏摸―スリ―

掏摸―スリ―

サイバー∴サイコロジック

OFF OFFシアター(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

文芸っぽい
原作や原作者の他の作品もまったく読んだことがないのでどんな世界かはわからないが、舞台自体とても文芸作品っぽい感じがした。

それでいて、演出のおかげなのか映像作品っぽさもありなかなか見ごたえがある120分でした。

お話の流れもよく、いろんな仕掛けもあり、笑いもあり、楽しいです。

敢えてマイナスポイント2つ。
タバコが苦手な私には、狭い劇場で喫煙シーンがあるとちょっとつらい。
松澤さんは味がありますが、他の役者さんとは違う異質感が強すぎるかも。

ネタバレBOX

荒川さんは別の作品で観た時は非常に”嫌な感じ”がしていたのだが、それは役柄だったのだと気付いた。今回、時間の流れなどがとてもよく伝わってきた。
すばらしいと思いました。

個別のパーツで好きなところがいくつか:

中学生のふたりが初々しくて、背筋がぞくぞくするぐらい。
(でも高校生ぐらいのほうがまだ、納得感がある・・・)

あと、ベットの中からの人の出入り。いいですね。面白い。
客席からも飛び出たり。
(最初なんで荷物が置いてままの席があるのに開演するのかわからなかった…)

首相・父親の雰囲気すきです。

悠理がおなかに手をあてていたり、飲み屋での制服のシーン
あとから考えるといい振りでした。”病気して休む”とかもなかなか。
そじんさんのお腹の手、結構気になったんですよねえ。

2人の悠理が手をつなぐところもほんとに重なっていく感じがして、
映画っぽかった。

正直、最後のラームラの行動については意味がわからなかったのだが、
わざと意味がわからなくしているのか、自分が気づいていないだけなのか
気になる・・・。
あの日、あの雨

あの日、あの雨

KATO企画

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2012/03/10 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

2部構成
震災だけでなく、戦争等も含めて「個人」の目線からのお話が考えさせられる。

会場の雰囲気やピアノなども、なにか気持ちをおおらかにしてくれ、なにを考えるべきか受け入れやすい。非常に落ち着いた気持ちで観れる。

一部の物語+二部の朗読が多くのことを伝えてくれる。

ネタバレBOX

また芝原さんの朗読にやられた。
うれしい悲鳴

うれしい悲鳴

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

感覚に伝わってくる
舞台として、かっこいい・きれい。観る・感じるもののように思えた。

ストーリーがそれぞればらばらに進んでいるように思えるが、そのうちスッとつながってくる。
場面の使い方がうまい。

役者さんの声の出し方がとてもよかった。ちょっとしたネタも組み込まれているし、楽しい舞台だった。

ネタバレBOX

随所の"踊り"はとっても好み。もっとその時間があってもいいかも。
特に、傾きながら左右ばらばらに散っていくところとか。

お話自体、よく考えると意味をもっているが、ぱっと見は流れや設定にリアリティの違和感を感じるかもしれない。今回はそんな「論理」よりは、感じる部分がよかったように思う。
でも、伝えたいことはとても共感できたように思っている。

個人的には、同じ人物なのに2人いたり、最後に1組のカップルを5組で表現するのは、意味がわからないのでこれまで大嫌いだったのだが、なぜかこの「うれしい悲鳴」に関してはまったくすんなり受け入れられた。不思議。

あと個人的には他の舞台で観たときに目がとまったかたが何人か出ていてそれも入り込めた理由なのかもしれない。(ひょいさん、熊谷さん、伊藤さんとか)
ひょいさんのロボット最高でした。

小六の卒業式の日の話、とてもいい話なのですが、「西野かな」は個人的にはタイミング悪かったかな、と思った。

あと、「痛みを感じない男」の松下さんがなんとなく、上川隆也さんっぽい感じがした...


(まったく与太:伊藤さんと榊さんがいたからか、"乱舞"のシーンで、水やらわかめやら豆腐やらが飛んでくることを期待しているのは相当毒されていると思った)
ALPHA

ALPHA

株式会社FPアドバンス

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2012/02/29 (水) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★

確かにハードボイルド
超満員。

当日パンフの役設定を見ておくといいかも。
時間ぎりぎりだったので、さっとしか目を通せず、
全体の人物設定が理解できたのが半分(1時間)たったところだった。

でもそのあとの展開が早い。逆に早すぎるぐらいハードボイルドがまわっていく。


ネタバレBOX

誰が味方で誰が敵か、そういったこと含めて話としては面白い。

ただ、人を簡単に殺しすぎ(ちょっとしたことで死んでしまうのも少し違和感)。

登場人物を消すところをもっと丁寧に描いてくれるといいと思うが、
そうすると3時間ぐらいかかる???

フィエスタ

フィエスタ

東京のくも

桜美林大学・町田キャンパス 徳望館小劇場(東京都)

2012/03/02 (金) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★

不思議な世界
入場の仕方が面白い。

独特の雰囲気がその時点から創られていく。
全体通して、その感覚はとても面白い。

後半も仕掛けとして楽しい。

ただ、全体通して、人物像や場面設定についてがなんだかよくわからなかったのは残念。どう想像させたかったのか、もっと知りたかった

ネタバレBOX

最初の20分、もったいないかも。
もう少し、セリフをうまくつかって、伝えたいことを表現するとわかりやすいように思えた。

後半の、外も使った"歩き(一部走り!)見"はなかなか。

本筋とは関係ないが、4階の外廊下から見た回りの夜景は奇麗だった。
ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

劇団霞座

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2012/03/01 (木) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

計算
わからない。複雑。全体像が見えない。かもしれない。
でも、すごく計算されている気がする。ちゃんと構成されている気がする。

パーツパーツを思い出すといろいろヒントがある。

だから、わからないけど面白かった。あっという間の90分。
迫力あります。背筋が冷えることもあります。
500円は安すぎる。
面白かったので、原作本を即注文してしまった・・・。

追加:一晩ぐるぐる思い出して、満足度変更。

ネタバレBOX

オープニングから迫力あります。
空間が雰囲気あっていいです。

安田さんすごいかった。役そのものでした。
あと両先生も対照的で。

2回観るともっと見える気がするが、時間がない・・・。残念。
アンサータン・ストーリーズ

アンサータン・ストーリーズ

ゲンパビ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

幻想
幻想の世界だと思うと、全体的なつながっている感とかつながっていない感が、
受け入れられる。

”ストーリーズ”ですね。
何人か面白いキャラクターあり!

物理の世界はやっぱり良く分かりません。(私は理系ですが。)

ネタバレBOX

小説家の学生時代の思い出って感じで、それはなかなかいいと思いました。

私には、すべてが、学生時代に島津が見た将来の夢、というように思えた。
そう考えると、全体のバラバラ感がなんとなくなっとくできる。

オープニングと、途中のアイドル声優の大暴れはなかなかいいかも。

あと若干1名、さすがにもう少し濃淡つけて演技してほしいなあ、と思った。
僕らの心象風景における、いくつかの考察【公演終了いたしました。ご感想お待ちしております。】

僕らの心象風景における、いくつかの考察【公演終了いたしました。ご感想お待ちしております。】

Minami Produce

新宿眼科画廊(東京都)

2012/02/11 (土) ~ 2012/02/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

B:気持ち +ABサイクル後
B。

切ない。
Aだけでは少しモヤモヤしていたのが吹き飛んだ
泣ける。何カ所かくる。
やさしさいっぱい。思いやりいっぱい。

パーティーまで。関係者まで含めて暖かい。

【ABサイクル×2】(2/19加筆)
また、泣けました。(恥ずかしいので少し抑えながらでしたが。)
別れなんだけど、やっぱり出会いにも感じる。
人(人以外も含む)を想う心が素直で、その姿がとてもうらやましく思えた。

自分の人生を書きなおすとどうなるのか、考えてみたくなった。

ネタバレBOX

全体に、「ひずみ」の起こし方が面白い。
設定は非現実的なんだけど、まったく違和感を感じないのが不思議。

いつも1回目は、すこし?が残る(といっても全体は楽しめる)のだが、
2回目では、全てが繋がる。
1回で理解させろ、という話もあるかもしれないが、1回目で少し引っかかりが残るぐらいのほうがいいのかもしれないと思い始めた。

【A】
ラストシーンがいい。
最初はどっちを選んだのか分からなかったが、
最後のセリフで理解。
あと、「ご主人を想う」チャッピーの気持ちが痛い
お葬式のシーンも好き。

【B】
Bがあとが故、Aを踏まえた"笑い"が多い。楽しい。
(多分Bからだと、誰が誰と結婚したのか、こんがらがるかもしれない)
好きなシーンいっぱい。
先輩に譲ってしまうところ、先輩が迫るところ、
「運命ごと受け入れる」からの一連のシーン、分かれるシーン
(とくに子供が・・・、というところでのだてさんの表情)、「句読点」の一節
最後、チャッピーに傘を差し出す瞬間。
僕らの心象風景における、いくつかの考察【公演終了いたしました。ご感想お待ちしております。】

僕らの心象風景における、いくつかの考察【公演終了いたしました。ご感想お待ちしております。】

Minami Produce

新宿眼科画廊(東京都)

2012/02/11 (土) ~ 2012/02/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

A: 時間 + 気持ち
初日ソワレ。

時間の流れが楽しい。
どの時間のどっちの話をしているのかが明確じゃないとこもありながら、スッと流れに乗っている気分がする。

左右・前後、照明を考えて空間が使われている。
ただ一番奥だとちょっともったいないシーンあり。

役柄もそれそれ個性的なのだけど、何か同じようなゆったりとした優しさを感じるのは狙いなのだろうか?

Bがどんな感じになるのか楽しみだ。

(17日ソワレ:B観たあとの2回目)スコア修正
設定が分かってみると、最初から最後まで一直線の流れが見えた。
実は前回は最後の30分が切れて見えていた…。
MPは観れば観るほど、感じる部分が多い(私のActive Listening力が不足???)
ラスト3シーンほどもものすごく意味深い。

それにしても、芝原さんの芝居はすごい。しびれる。
ほんとに琴線にずばっと触れてくる。
(他の役者さんもそれぞれいいシーンがあり、楽しいが)


ネタバレBOX

実はBから見たほうが分かりやすい?
でもA観てないとBでなぜ「別れ」を求めているのかがわからないかもしれない。

記憶を変えることにより、将来シナリオも変わる。しかも変えられる可能性のないようなことは変わらない。この設定が面白い。

主人公もそうかもしれないが、犬のご主人への愛、先輩の恋心がすごく切ない。
人を想うことの大事さを久々に感じた気がした。

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