とーどーが投票した舞台芸術アワード!

2014年度 1-10位と総評
In The PLAYROOM

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In The PLAYROOM

DART’S

テンポがいい/どの役も印象に残る/話が面白い/雰囲気がいい、とほぼ好みど真ん中。観終わって、いいもの魅せてもらった、という感じだった。

島田さんの入り込んでいる感じ、椎谷さんの乗り移ったような芝居、今里さんの渋さのあるメリハリが特に印象的だった。

3番目の恋人(終了しました)

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3番目の恋人(終了しました)

エビス駅前バープロデュース

これまた島田さんが主役のもの。(2回観たが共に工藤さんVer)

1位同様、話がジェットコースターのように進んでいくのが楽しくて仕方ない。
これもどの役も記憶に残るいい芝居だった。

「落ち」もなかなか微笑ましくて。

ぴえろのうた/さくらはうす

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ぴえろのうた/さくらはうす

くりあらんすきかく

涙腺にきた芝居。

とくに、さくらはうす。小林さんの芝居にウルウル。話も好みだった。
安田さんの芝居もいつもながらいい芝居だった。

もうユニット自体HPもなくなったようで残念。

【全ステージ終了致しました。ご来場ありがとうございました!】そしてまたキミのユメをみる。

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【全ステージ終了致しました。ご来場ありがとうございました!】そしてまたキミのユメをみる。

なかないで、毒きのこちゃん

Aチーム:3人の役者さんの一人芝居。
あの少人数の観客のなかで、あそこまで徹底して強烈な芝居をした浅川さん・坂本さん・田村さんはすごいと思った。

宇宙船

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宇宙船

3.14ch

A/B両Ver.

初演が強烈だった分、一部なんとなくの違和感はあったものの、やっぱりこの本は秀逸。エンディングもまたGreatだった。

ヨニ・ニャンニャンの前さん・鵜沼さんは、それぞれ違ったものだけど、それぞれすごくいい芝居だった。


ことぶきの唄(終演いたしました!ありがとうございます)

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ことぶきの唄(終演いたしました!ありがとうございます)

エビス駅前バープロデュース

エビスにしては「所狭し」になるぐらいあちこちつかっての芝居。その分ちょっと全体見えづらくなってしまったけど、あの距離であの激しい「歌・ダンス?」をやるのは相当インパクトがあった。

伊丹さん・山崎さんは、もう男から見てもしびれるぐらいだし、斉藤さん・片岡さんの芝居はちょっと背筋に来るものがあった。

葬式クラス2014(増席御礼!当日券あります!)

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葬式クラス2014(増席御礼!当日券あります!)

エビス駅前バープロデュース

平塚さんの、「あっちの人」役がツボにはまってしまった。

派手ではないけど、ちゃんと気の利いた仕掛けがあって、話が次第に積み上がっていく感が観ていて楽しいし、何度観ても飽きない。

過去、同じ演目で2Version観ているので、観ているほうは印象が少し混ざってしまうのは個人としての悩み。

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

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サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】

劇団チョコレートケーキ

劇チョコは、「完璧すぎる」。本・演出、それから観客席の配置や当日の運営まで。

この作品はとても静かな感じがした。でも中身が非常に重い。重いけど重すぎない。ものすごい贅沢な芝居を観せて頂いているように思う。

ふりむかないで【終演しました。】

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ふりむかないで【終演しました。】

エビス駅前バープロデュース

熱い芝居だった。それぞれの登場人物の特徴がはっきりしていて、それがうまく流れていくので楽しい。

同時に、「女性」の感覚って(フラットに)わからないなあ、と思った。
また、あれだけ浮気できる、ってのもすごい。

騒音と闇 ドイツ凱旋ver.

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騒音と闇 ドイツ凱旋ver.

革命アイドル暴走ちゃん

(10位にしているけど、暴走ちゃんは「普通の演劇」ではないので、あまりランキングは考えてない)
横浜・ドイツを経て、まさに騒音と闇 完成Verという感じだった。

エンターテインメントとして抜群にすばらしかった。ブルーマンやフエルサブルータを超えていると思った。

客層が(一部を除き)、若年化していたのもなんかいいなあと思ってしまった。

総評

2014年は2月に観た芝居で、創る側にも観る側にもちょっと「激高」してしまった作品があって、観劇意欲がどっか行ってしまった時期があった。

そのあと3月に、ある劇団の「講習会」なるものに参加する機会があり、創り手のすごさに接してから徐々に気力が戻ってきて、今に至る、という感じ。
(9月にも「講習会」があったけど、3月のも合わせて、“プライスレス”な経験。人生変わったといっても過言ではないぐらい。)

観劇を本格的に初めて3年半ぐらい。これまでは、新しいものは、印象に残った役者さんつながり、で観ていたけど、ちょっと2015年は、作・演出が感覚に合うと思ったもの中心に、じっくり観たいと思う。

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