1
【バナ学eyes★芸劇大大大大大作戦】
バナナ学園純情乙女組
たまたま、他の劇団を観たくて偶然\"衝撃\"を喰らった演目。
これをきっかけに舞台へ相当足を運ぶようになった。
なにか\"降ってくる\"こと以外なんの予備知識もなく観た。
まず、準備。「何が始まるんだろう」という期待感。
始まって、「なんか楽しそう。でも、いつ本編始まるんだろう」
しばらくして、「これはこのまま最後までいきそうだな」
10分ぐらいで、「なぜこの人たちは、こんなカオスを整然と、しかも楽しくやっているのだろう」
で本編終了。
そのあとの片付け。これがすごかった。散らかしまくって、でも片付けている。
実は、その姿に感動しました。
片付けがなければ、ここまでバナナに入れ込まなかったかもしれない。
2
LABO×EXPO season2
熱帯
3演目よかったが、「売春捜査官」は圧巻だった。
全身全霊で演じ切っていた姿に感激した。
特に乱闘シーン。本当に首を絞めているのでは、とおもうぐらい。
野口さんが、場面に応じて「かわいらしさ」「理路整然さ」「懐の深さ」「捜査官の真剣さ」を出していて、素晴らしかった。
3
バナ学バトル★☆熱血スポ魂秋の大運動会!!!!!
バナナ学園純情乙女組
まさに「運動会」だった。赤・白、前・後、どこから見ても楽しめるし、違う仕掛けがある。
相当な個性と\"思い\"をもった役者さんの熱い戦い。
玉数えの喜怒哀楽は、一緒に運動会に参加している気分だった。
芝居か?という疑問もよく聞くが、本気本気の運動会。というちゃんとした物語だった。
4
「捨てる。」ツアー
feblaboプロデュース
再演ということで、積み重ねもあるのだろうが、3話とも深い物語だった。
特に3話目。父娘の話は、ラスト泣けた。2回目も泣けた。
ラストシーンの成川さんと権八さんの姿は、いまでも鮮明に覚えているし
切ない気持ちと暖かな気持ちが織り交った感覚になる。
5
愛・王子博
INUTOKUSHI
これも、ある意味\"衝撃\"だった。
話のネタは尖った皮肉や風刺が入っていて、メッセージがはっきりしている。
途中まで、\"最後の砦\"を守りに守りつつ、ラストで超絶な打ち上げ花火。
満間さんの眼力・セリフの力強さはすごい。
あと、こんな演目を許す王子小劇場にも敬意。
6
バータイム/パラダイム【全公演終了しました!ご感想お待ちしております!!】
Minami Produce
オープニング・エンディングがとても美しい。配置や役者さんの表情が特に。
お話としても、観れば観るほど味が出る。
(3回目にやっと全体の意味が繋がった)
そういう意味では初見では少し分かりづらいかもしれない。
全体としては、質のいいSFといった感じ。
バーという雰囲気もよかった。
7
増殖にんげん
ぬいぐるみハンター
歩き見公演ということで、新鮮だった。
これも、1回だけでは分かりにくい。でも、全体の話が繋がるととてもよく出来ていて楽しい。
男女とも\"キワ物\"の位置付けがもっとはまっていれば更によかったかも。
男・女バージョンの見比べも楽しかった。
8
儂が燃えて死ぬまでの噺(大炎上) 他【公演終了致しました!ご来場ありがとうございました!】
ミジンコターボ
燃えていたので、熱く熱い公演だった。
創り手の熱さも感じた。お話・セット・衣装もすばらしいし、それぞれの芝居・踊りも素晴らしかった。
アドリブ的なシーンがあったが、それも見事なものだった。
たった1時間でしたが、片岡百万両さんの才能・人間性に惚れました。
9
ぺタルとフーガル
熱帯
人数が多かったが、どの人物も印象に残った。
ホテルマン・添乗員・ツアー客・現地人、それぞれいい感じでした。
小道具なども、相当気を使っているのがわかり、リアリティーも高く、
タイにいっている感じでした。
(って一回しかいったことがなく、実際は行きつけのタイ料理屋とのアナロジーですが…)
10
広報まるだ
劇団まるだし
オムニバス。
ある意味、ばらばらな個性をもった役者さんが集まったとっても稀有な演目。
特に、メガネの話は、もう1回みたい。ガンツさん・市川さん・顔田さんのやりとりは秀逸だった。ほんとにもう1回みたい。みれなくてもメガネはほしい。