満足度★★★★★
名作だ!
あああ、これは良かった。
あんな風にやられたら心洗われて仕方ない。
ネタバレBOX
大人数かけてやるのが活きているミュージカルはやはり良い。
幼少から大人へ、時系列に合わせて継投していくのですが入れ替わっててもちゃんと雰囲気が引き継がれていて凄いなぁ。
限られた範囲をそれぞれが堅守しているからクオリティも高くなるんだろうなと。
中には緊張してる子とかもいたけど、それはそれで「頑張れ!」応援したくなる様な雰囲気だったし。
アンを引き取ったマシュウ、マリラは全編通して同じ人なので、あそこまで場面によって相手役が違うのは大変だろうなと思う。
パンフレットの中にも書いてあったけれど、この二人が実は主軸なんですよね。
物語的にこの二人が善良で本当によかった。
と思った。
アンの言動は神がかってると思う。
特に少女時代にかけての辺り。
やっぱり原作も本当の名作なんだなぁと。
明確な意義がある作品なので、若干盛り込み過ぎなところもあるけれど、
むしろサービスてんこ盛りな感じで。
本当に色々なモノを楽しむ事が出来た。
個々の身体のキレ好き。
あー特にマネキン、あのキメは何気に凄いのでないか。
やはり大人数かけて歌って踊るシーンは申し分無しなのですが、客席が氷の様に硬い雰囲気があった。
特に前方の方が手拍子とか全然せず。。?
好意的に考えれば聞き入っているのかといったところだけどうーん。
盛り上げてあげたいとこだと思うんだけどな、席譲れ、と思った(笑)
隣の席が親子だったのですが、これに連れてきてくれるお母さんとかいいなぁ。
お母さんの方がより笑ってる感じでしたが(笑)
満足度★★★
芝居向きでない様な
遅い回線で動画見てる気分に(謎)
ネタバレBOX
内容は兎も角、転換が無頓着過ぎるように感じた。
話の作りが映像ドラマ的で場面が頻繁に切り替わるのですが、その都度幕が降りてきて待たされる。
それもえらく長い!
エリアチェンジごとにデータ読みに行ってナウローディング的な(謎)
幕降りて音楽だけで分単位で待たされるので、この間にたまらなく眠くなってしまう!
寝不足で行ってるのも悪いのですが。
例えばベタに考えても幕降りてる間はその前で話が展開してるとか、色々やり方あるだろうにと思ってしまう。
最後だけ幕降りてる間にちょいと展開がありましたが、それも折角地声で歌っているのに、幕内でガッコンガッコン音がしていて、それもそこまで音させないと出来ないのかなと気になった。
見せ方として映像の方が勝つのであれば、芝居を観に行く意味がなくなってしまうので、やっぱり芝居的な見せ方で作って欲しいと思う。
満足度★★★★
E:松本まりか×宮﨑香蓮
文字通りの意味で女優を滅茶苦茶にしてやろうという作品なので、好きな女優が出てればかなり面白いと思う。
この内容の芝居をやってやる、という女優のかたの心意気は素晴らしい。
ネタバレBOX
録音が多用されていたのが少し気になった。
手軽に笑える演出だけど、内心を表すのは芝居で見せて欲しい。
折角、芝居なのだから。
初舞台、って人も多い様なので、だからこその演出なんだとは思いますが。
二人の人物のそれぞれが重い問題を抱えているが、それほど活かされてはない様に見えた。
ひとりがカムングアウトした後、あれを聞いてどろどろの争いに振り切れるものだろうかと疑問。
まあ細かい心情を求める作品ではないと言うことなのだろうけど。
オーデションの結果が出て仲直り?したんだろうけど、そこも不自然でないように作られてたら台本として神懸かった気がします。
満足度★★★★★
それでもボクらはカンゲキを!
珍しく人を誘っていったのですが、当たりでした。
全員、観れるものならもう一度観たいと自然に感想が出てきていました。
そんな芝居。
ネタバレBOX
こちらの芝居は前回の「笑うゼットン」から2回目でしかありませんが、大好きな劇団だ。
と言いたい。
「お客さんに楽しんで貰いたい」それが本当に良く滲み出ている団体だと思う。
作り手側からしたら当たり前なのかもしれないが。
勿論、芝居が面白いから観に行くのですが、自分は内容とは別に前後の対応であったりが非常に気になる性質です。
例えば劇評の5段階なんて、実は★1つ分くらいは簡単に芝居以外の部分で上下します。
「芝居だけ面白ければいいんだ」と思ってる演劇人がいたら「お前のところの芝居が面白いわけが無い」と何度でも言ってやる。
なのでね、その姿勢を思うとやはり大好きなんですよ。
絞り出す様に言っていた「お客さんに楽しんで貰うために」はフィクションではないはず。
これも芝居として当たり前の事なのかもしれませんが、話している人物、以外の人物を観ていても楽しい。
割と自分は芝居部分は小難しく観れないのですが、「人物として活きているか」
こちらの芝居を観る様になってから少し意識しだす様になったかなと思います。
満足度★★★★★
本公演ではないのが恐ろしい
素晴らしい。
面白いファンタジーを創れるとこは天才だと思う。
再演モノとは言え、これが本公演ではないと言うのだから驚愕です。
今年は12月に本公演がありますし、主要メンバーは他にも活動していてやり過ぎだろ!とまで思う。
ここまでのものであれば、確かに1回だけでは勿体ない。
Play Againの企画自体、本当に素晴らしい。
ネタバレBOX
相変わらずオープニングの面白そう感は異常なレベルだと思う(失礼)
観てる方の気持ちががんっっと上がって、そのまま引っ張っていってくれる。
面白そうと言うか、実際、面白いんですけどね。
殺陣。特に沖野さんの殺陣はとても滑らかだと思う。
X-QUESTと合わせて、自分かなり目が肥えてしまっている気がします。
余所で殺陣が良いと言われる芝居を見てもまだまだ別格はある。。と思ってしまうぐらい。
RPGと手話の組み合わせも良い。
字幕とかどうなのかなーって思いましたが見せ方工夫してて問題無かった。
うーん、やっぱり面白いと思った時の方が大した事書けませんヽ('ー`)ノ
満足度★★★★
こちらの作品の中で一番気に入りました
坂本龍馬モノは数多く演じられているものですが、(新撰組モノでちょろっと出てくるイメージも強い)姉に焦点が当てられなかなか面白い作品になってたと思います。
主人公はやっぱり龍馬なんだろうなとは思いつつ。
ネタバレBOX
影絵を随所で使っていて良い。
基本、端役まで名前を付けているのでモブを影で表現するのも良かったのでないかと。
端役になりがちな忍びの者たち、お互いを気遣ったりが盛り込まれていてそう言った細かい部分は大好きです。
龍馬が産まれる日からスタートし、すぐに19年後に飛びましたが、冒頭に出ていた女性陣が何歳設定なのかだけ気になった。
歳月を感じさせるものはなかったので、外見年齢が変わらない忍びたちということだろうか?
カーテンコール、主宰の森山智仁さんだけ出ていなかったですが、今回は名前ある役で少し出ていたのだからいればいいのに。
とは思った。
満足度★★★★★
ウトウトしている人もいましたが
劇団初見。
中央の舞台を2方向から観る形。
奥の方に行くには舞台上を通らなくてはならない。
と言うことで間近で見たかったので奥へ!
山荘の一室風舞台で、やはり柱が邪魔に感じたが(多分どこに座っても役者の顔が隠れてしまう場面があるだろう)柱があることで覗き見の様な感じになって強すぎる内容をオブラートに包む効果があったのかなと。
何度か本気の絶叫があったりしたのでストレートに観てしまったら怯んでいたかもしれない。
対面式なので対岸のお客の顔が見えるが割とウトウトしてる人も目に付いた。
たまたまだとは思うがご年配の方に多かったので、その年代のかたには受けない内容なのかと少し気になった。
ネタバレBOX
環境にはまるとガラッと変わる人って確かにいる。
自分で考えてる様に感じていても環境に流されてしまう事って十分あり得るのだろうな。
それが怖い。
この内容で、お客の何人からか笑い声が上がる場面があった。正直びっくりした。
人によって見えるものってこんなに違うのかと。
満足度★★★★
当時を想う?
何も考えずに大塚に来ると萬劇場に行ってしまいそうですが、案内の通り南大塚ホールへ。
何気にこちらははじめてです。
劇場前から案内と同じ様にスタッフのかたが立っておりました。
客入れのトラブルがいくつかあったそうですが、(気にしてなかったのでなんですが、自分の観た回も開演時間押したのかな?)
普段役者をやられているかたが案内に回るとちょっと難しい部分あるのかな、と自分も感じたとこ有り。
ネタバレBOX
「俺たちの戦いはまだこれからだ!」
と言う落とし所面白かった。
あるあるネタが何回か出てきていましたが、これも漫画あるあるなのかなと。
台本的には最近の作品と比べると荒い部分はあったと思う。
(ズーキーパーズが特に大好きです)
当時のDVDが売られていて、早速見ながら書いていますが基本、全く同じ台本の様です。
なのでネタが微妙に古いと言えば古いのかもしれない。
つぶやきシローとか(笑)
賛否はあるかと思いますが、これはこれで当時を想えるので有りなんじゃないかなぁ。
でっかい魔王が視覚的に印象に残っています。
あーあれどうやったんだろう?
手がいっぱい、障子を突き破る様に出てきてたのですが「あれ破いちゃって次の回までに貼りなおすのかな?」
と思っていたら次の場面ではもう直っていました。
破いて出てきたのって見間違いじゃないですよね??
満足度★★★
芝居の場合、必ずしも「奇抜さ」が記憶に残るわけではない
最初、一階のギャラリーの方に入ってしまってびびる。
新宿眼科画廊なんて凄い名前だ。
ネタバレBOX
正直、芝居の全体的なレベルは高くなかったと思います。
笑いが起きる場面ではないだろうところで客席から笑いが起こったり。
恐らく、「知り合いが芝居をしているのがおかしくて笑う」という雰囲気だったので、それはよろしくはない。
ちゃんと笑うべきところで笑わせる様になって欲しい。
ただ観に来た甲斐はあった。
最後、ナイスコンプレックスの大久保悠依さん(目当てでした)が全て持って行った。
あんなお嫁さん欲しいな。。と。
と言うことは、出番少ない中できっちり人物を見せてくれている。
奇抜な奴は記憶に残って、普通の奴から忘れられていく。
と言うような事を話の中でもありましたが。
無理に奇抜なことを演じていた(と見えてしまう)役が多かったけど、本当に記憶に残るのはさして奇抜なことをしたわけではないこちらだなと。
もしかしてそれは結構計算通りだったりするのだろうか。
ならば少しやられた気もしてくる。
終わり方、好きでした。
満足度★★★
好みの問題で恐縮ですが
料理系漫画とかドラマとか結構好きなのですよね。
開演した、と言うタイミングで団体客を入れていたが誰かが案内をしないとダメだ。
さすがにあそこまでウロウロされると。。
まぁ、遅れてきた客が悪いので気の毒かとは思うけど。
好みの問題だったなぁ。
なので決して芝居が面白くなかったわけではないのですが。
自分はドラマより舞台の方が断然面白いと思っていて、殆どドラマ観ない奴ですが、
料理系の場合は「あ、ドラマの方が大分アドバンテージあるものだな」
と感じてしまった。
ネタバレBOX
ナマモノを扱えるかどうかこれが一番。
実際の料理に関するエピソードが舞台ではまぁ、無理ですよね。
無意識レベルでそれを期待していた事に気がつきました。
まぁ、無理難題だとは思うけど、でもそうすると「チューボー」である必要があるのか?
まで思い至ってしまう。
オープニング面白い。
所謂ストンプというやつでしょうか?
実際にあんな風にはしない、有り得ないけど面白いは有りだと思う。
びっくりする終わり方をした。
それがリアルのドラマだ、と言う事で評価もされているところかと思いますが、
やはりこれもベタでも何でも奮闘→巻き返しを観たかった。
悪い奴がぬるっと悪いままで勝って。。
また閉店の話になった時点でどうしてもオーナー寄りの話になって、
バランスがぶれた様に自分は感じてしまった。
主人公以外に脚光が当たってもいいと普段は思うのですが何故か気になった。
満足度★★★★
両方観劇
こういった通常の劇場ではないところでやる芝居も好きです。
会場の真ん中に丸椅子が並んでいて(役者用)、客は周りを取り囲む形。
虎バージョン、狼バージョンとそれぞれ5編程のオムニバス形式でした。
狼→虎の順番で観劇。
短編モノは下手すると軽過ぎてしまいがちですが、話それぞれ面白かったと思います。
普段の公演もオムニバス物が多い様でして、得意なんでしょうねぇ。
ネタバレBOX
どちらかと言うと狼バージョンの方が特に印象に残りました。
人狼ゲームとか。
待ってる時に無表情なのが何だか好き。
狼の方が全員参加でやってるのが多かったのもあると思います。
客が半月の形で取り囲む形式にしては前向きの芝居が多かった様に思う。
前の方が見やすい、というアナウンスがあったので自分的には良い角度で観れていましたが。
また贅沢なリクエストになってしまうが、
「独立はしてますが、虎と狼は友達です。」
の「友達」を感じれる話(リンクした様なの)があっても良かった気がします。
どちらのバージョンも最後の話を小林知未さんがきっちり締めていて良かった。
良い表情をされていたと思う。
あ、皆さり気なく尻尾生えてたのも面白かった!
満足度★★★★★
超舌会話劇
今回CoRichに投稿すると次回、CoRich割りって言うのがあるらしいですぜー!
今回はハシゴ割りで同日2回観てきました。
\2,800で観れるのは素晴らしい。
さてX-QUESTとの特色と言えば殺陣とダンスと言葉遊びと勝手に認識しているのですが、
今回は言葉遊びの比率が高かったと思います。
「七人の白雪姫」「ブルー・アップル」と軽い3部作との事だけど前2作とは全く違った雰囲気の芝居になっていました。
こちらは高低差のある劇場を使う事が多い印象ですが、(ミニシアター1010除く)スタンダードな平面でやるのどれくらいぶりでしょう。
ネタバレBOX
超舌会話劇と言った印象がぱっと浮かびました。
皆さん、よくあんなに舌が回るなぁ。
基本、早口なのでこれ下手な役者がやったら全然耳に入ってこないのではないかと思う。
こういう「ちゃんと役者として経験積み重ねてるから出来るんですよ」
っていうの見せられるの好きです。
てか、体感2時間越えだったのですが、劇場出たら2時間経って無くてびっくり。
詰め込まれた密度の濃さは凄いと思う。
今回のメンバーは殆どX-QUESTのメンバーで、その他も殆どレギュラーで呼ばれている方々でこの濃さも素敵。
自分がこの人数、全員名前と顔が一致するのは異例です(顔覚え悪い)
2回とも前から3列目くらいから観ていたのですが、ミニシアター1010とは違った角度で役者が近い。
駅前劇場の時点でそう観えるんだろうな、と思い浮かべていたにも関わらず、第一印象「人間ってでかっ!」でした。
満足度★★★★★
2回目ですが
書いてもいいもんですかね。
リピーター割りを気にしていなかったので受付で千円と言われてびっくり。
普通に定価でもう一度観たいと思った作品です。
先日、自分が観てから評判がガンガン上がっていてニヤニヤしながら見ていました。
これはもう一度観ねば!
ネタバレBOX
予想通り、殆どの方が調子を上げていて明らかに良い仕上がりになっていた。
残念ながら先日悪い意味で気になった人はまた躓いていた様ですが。。
あの後、修正されたと聞いていたのでそこだけ残念。
ただ失敗も周りにかき消されて気にはならなかった。
終演後、後説の声がかかるまで客が微動だにしなかったのが印象的。
そして殆どの人がアンケートを書いている!
良い芝居だったとそれだけでわかる。
自分的には死刑判決は有りだ。
罪に頭打ちは無いはず。
ならばそこまで達してしまう罪はあるだろう。
満足度★★★★
昭和の
雰囲気がよく出た素敵な芝居でした。
ネタバレBOX
開演前、舞台上にはセーラー服姿の少女が。
随分若作りの役者がいるものだと思っていたら本物か!
前説の時は舞台上から一旦消えたりと細やかさ好きです。
圧倒的にひとりの女優を観る為の芝居だったと思う。
こういう芝居もたまには良い。
ぶどうを剥くことがここまで絵になるとは。
公演期間中、どれだけのぶどうが用意されたのかとか、非常に余計なことまで考えてしまう。
劇場近くのオオゼキ活躍か?
評判になっている奥に用意された蓄音機に気づけなかったのが悔しい。
また劇団員である少女がもう少し出番があると良かったのでは。
音声のみで死んでしまったので勿体無かった気が。
満足度★★★★
時かけおっさん
井上和彦さんが自分の世代ドンピシャなのでそこは楽しみでした。
知っている声がそこにあるのは面白い。
青山円形劇場好きだけど、円形形式の意味が無い芝居も多かったりするので(体感)、
その点はちゃんとクリアしていたと思う。
ネタバレBOX
タイムスリップモノは「時をかける少女」のイメージが強かったのでおっさん(失礼)が主人公なのが新鮮。
どうしても荒唐無稽になる部分はありますが(タイムスリップ理論をいきなり議論しだしたりとか)、意外におさえるべきところはおさえられていて良かったと思う。
「客が何を観たいかじゃない。自分が何を観せたいかだ!」
と言う台詞が被っていたのでてっきり血縁関係があるのかと思いましたがそうではなかった。
(という解釈で合ってますよね?)
ビジュアルも何だか似てたので関係あると思ったのですよ。
過去の世界には斬新なモノを残しつつ、自分に足りないモノに気づいて帰っていくと言う流れはオーソドックスなんだろうけど良い。
ラストのショーは全員参加して貰いたかった。
特にショー・ダンスを本業でやっていく、という奴が本番ぶっちぎるのはダメだろ。
って思っちゃう。
満足度★★★★
本調子ではない
正直、判断に困ったのは全体的にまだこれは本調子ではないな、と感じました。
人は噛むものなので、普段はあまり気にならないのですが、一人、芝居を壊すレベルで噛む役者がいた。
役者差し替えがあって、代役が入っているのか疑ったレベルだったので。。
まだ先が長いのでそこは是非修正をして貰いたい。
完成系が観れるならば、もう一度観てみたいかも、と思ってたりします。
※と言うことで☆は減点方式で-1。
前情報のあらすじには「老人ホーム」のキーワードが入っていたので前々回の「ゲズントハイト」の様な話を想像していたのですが、全く違った。
前回の「斜い人」の方が雰囲気は近いかな?
ほぼ事実を元にしたドキュメンタリーっぽい作品で、ただちゃんと芝居に置き換わっていた印象。
「知りやがれ」のスタンスは自分はとても好きだ。
ネタバレBOX
自分が推している横野泰さん出演。
久しぶりに観れてよかった。
そしてかなりやりがいのある役(加害者役)だったのでは、まさしく熱演でした。
これはひいき目差っ引いてもだと思う。
同じ事件をモチーフにした旗揚げ公演「カナリヤ亡く夜」も観てみたかった。
DVDにはしていない作品との事で、「オレンジの迷信行動」と共に上映台本を買ってきました。
ちょっと台本読んでみたいと思ったのですよね。
芝居自体は難解なところもあるかもしれない。
「斜い人」の時も思いましたが、自分の解釈が間違っているところもありそう。
なので台本は応え合わせの手助けになるかなと。
これ公開していいか微妙かもですが、売り物の台本に書かれていた事なので一応良しとさせて貰う。
↓1ページ目に書かれた「キャスト」部分、観た後、ここだけでも見るとかなり分かりやすくなると思います。
※抜粋
老人 未来の法律
医者 法律の専門家
少女 法律
幸野 国民
台本読んでて早速なるほど、と思う部分もあって面白い。。
満足度★★★★
なるほど
とくお組にしては低評価も目立ちまして、どうなんだろうと少し心配をして行ってきました。
なるほど、言っている意味分かるな、と言う部分がありつつ、ただ、そこまで酷いわけでもない、と言うのが一番簡単な印象です。
多分、思った以上に繊細な芝居で、客席の反応次第で大きく変わる芝居だったと感じました。
自分の席の近くは好意的に笑い声をあげるお嬢さんであったり、おじさんであったりがいたので良い回を観たんじゃないかなと。
要は絶えず爆笑と言うような芝居ではないので客の反応が悪ければ引き摺られる可能性が?
客席の温度次第はどんな芝居でもそうだとは思いますが。
また故あって2回観たのですが、次に何が起こるかわかっているくらいの方が楽しめた気がします。
普段と違うにおいは感じつつもやはりとくお組らしさはあって、自分はやはり好きです。
ネタバレBOX
開演前、既に舞台上に役者が出ている形式。
基本的にいるだけで何も起こっていないのですが、究極的に言えば、その何も起こっていない日常風景を延々とやってもいいと言うくらいのモノなんでしょう。
開演もびっくりするぐらいふわっとはじまる。
緩いと言えば徹底した緩さだと思います。
ただ、最後だけ割りと凄い事件が起こっているはずなのにうやむやのまま終わってしまった印象があるので、そこが変わればもっと良かったのではないかなぁとは思いました。
要はそこまでは不思議な事は起こらず、日常の延長線上という体だったので、浮いてしまったのではないかと。
とくお組の芝居は不思議な事が起こる時は徹底的に不思議なんですけどね。
今回の場合は、きっちり普通に送り出すところまでやった方が良かった。
満足度★★★★★
やりたい事を全力でやっている劇団
自分はパロディを愛する方の人間なので大分ここの芝居は波長が合うようです。
てか余程パロディに毛嫌いが無ければ楽しめると思います、オススメ。
また、タイトルやチラシ絵のイメージほどそのままパロディと言うわけではないです。
ネタバレBOX
こちらは細かいネタが多いです。
冷静に考えると進行状は無くても成り立ちそうなのですが、削った方がいいとは思わない、そんな感じ。
自動食器洗い機とか卑怯そのもの。
最初出てきた時、凄い重要なキャラなんじゃないかと思ったのが悔しい(笑)
まさかの途中で意味を持たせたのは脱帽!
帰り道、他のお客さんがドラゴンボール凄い印象に残ったと話しているのが耳に入り笑う。
こちらの劇団は毎回思うのですが、「やりたいことをやるんだ」を自分が知る団体の中で一番感じる気がします。
執拗なメガネネタなど(笑)
今回もありました、メガネタレント、メガネアイドル。
正直、自分は待っていました。
もしなかったとしたら「え、ないの!?」と逆に戸惑ったかと思います。
中毒?
是非、ホンモノのアイドルを倒すくらいまでやっていただきたいです。
萬劇場では結構何度も観ているつもりでしたが、奥のリフトを使ったのははじめて観た気がします。
あんな風になってるんですね。
はじめて観たので、一瞬、ネタの為にワザワザ作ったのか!?
と思いました(笑)
要はこちらならばやりかねない、という評価になっていると!
パロディ成分とか笑いの割合とか好きですが、身体を使った表現も好きなとこです。
今回は飛行艇を目一杯表現しておりました。
身体を使った表現て、ありそうでそんな無い気がするのですよね。
最後、○○させないために落としちゃうと持っていったのも良かった。
満足度★★★★
子供に見せたい
劇団的には前回がいまいちだったのでちょっと迷っていたのですが行ってきました。
作・演出が変われば全く別物、と言うことを学習!
と言うことでなかなか面白かったです。
多分、色々な方の感想で出てくるのは「子供向けミュージカル」みたい。
あ、でも歌ってはいないか。
これ本当に子供に観せてもいいぐらい良作だと思います。
勿論、子供騙しと言っているわけではなく。
まぁただ今回は完全に客層は大人な方々なわけなので、子供を呼ぶ事を目的に新たにやれたら凄いと感じました。
かなり難しいんでしょうけどね。
でもこの内容をあえて大人に観せるのが意味あるのか?
とも思ったり。
ネタバレBOX
アンサンブル(と言っていいですかね)の人たち結構好き。
主役陣を盛り立てる感じが良い。
楽しそうなのが良い。
こういう良作アニメありそう。
途中の旅のダイジェストとかも良い感じに纏められていたかと。
なので、もうちょっとだけラストの辺りはすっきりすると良かった気がしました。
うまく言えないのですが、最後の辺りの時間の進みが重く感じた、かも?
満足度★
旗揚げ公演の意味があるのか?
宣伝・広報含めて全力で取り組んでいるかた、団体の芝居、パフォーマンスはやはり面白いです。
逆に言うと、宣伝・広報を疎かにしているところは面白いはずがない。