mamomyaの観てきた!クチコミ一覧

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新春玉山福袋

新春玉山福袋

花まる学習会王子小劇場

王子小劇場(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/17 (土)公演終了

満足度★★★★★

破格
玉山悟さんを主演に据えて、6団体の短編作、各作品に一人ゲストの役者が入り、二人芝居の体をなします。
団体も役者のかたも個性的で本当にお得だと思う。

各作品の前にそれぞれの職員のかたの映像が入るのですが、思った以上にこの作り手の顔が見えるの良かったと思う。
普段、あんまり作・演出のかたの顔分かんないですもんね。

1000円と破格なのでもし時間合うかたは17日(土)まで!
お賽銭もっと入れてきても良かったなぁ。

間違いなくオススメなんだけど、自分が奨めた人、下ネタは苦手って言ってたのがちょっと心配ですけどね。!
ヽ('ー`)ノ

上演台本集も良いもの。
玉山さんの俳優経歴付き500円!


短編の良いところは短くても無駄なところが無いから密度が濃いし、役者のかたの魅力がストレートに伝わってくるかなと。
あまりにもサクサク楽しめてしまったので、もっと観ていたかった、くらいが難点でした(笑)

上映100分程、途中休憩有り、なので一本ずつはショートショートの様な感じとなります。

ネタバレBOX

『バス停』
作・演出:池亀三太(ぬいぐるみハンター)
共演:榊菜津美

玉山さんに女子高生をやらせる、書くと出オチ臭が半端ないんですが、見た目で笑わせずするりとはじまったのがとんでもないと思った。
後から「あ、そういう設定(笑)」と笑えるんですよね。
榊さんのパワフルさも良かった。
戦国パンツはちょっと面白いと思ってしまったヽ('ー`)ノ
なんでこの状況になったのかには触れずで悔しい、だから面白いんだろうけど。!


『遺体よ、僕とキスをしてくれないか』
作・演出:裕本恭(劇団東京ペンギン)
共演:うでもげる

ちょっとこれ、素敵でしたよ。
紛れもなくラブロマンス。
うでもげるさんのキス良かったなぁ。
羨ましい。。じゃなかった(笑)
台詞も好きだった。
台本読んで改めて思ったけど、冒頭結構、長台詞なんですね。
短編とはいえ、6本全てに主演の玉山さんの台詞量ってかなりのものだよなぁ。
これぐらいは目じゃなかったりするんでしょうか。


『まねっこどうぶつ』
作・演出:つくにうらら(カミグセ)
共演:田中渚

ヒゲいじりすぎ(爆笑)!
というか、前半3作品は漏れなくいじっていましたが(笑)
玉山さんを構成するものとしてはヒゲ分は重要なのでしょう。
3作品目にしてはじめて帽子を脱いだのが効いていた。
他にも順番の妙があった様に思う。
こうして美容院で三つ編みをしてもらう事が特別、という事なのかなー。
お姉さんに対する淡いもの、というのもあるのかなと。


『白紙』
作・演出:佐々木琢(あたらしい数字)
共演:辻響平

ああ、これも良い話!
一方通行の会話が面白くもあった。
こんなのならば恥ずかしい部分を残したまま死んだとしても悪くないかも、と思ってみたり。
台本読んでて気がついたけど、息子が友達読んでタバコ吸ってたのくだりは最初無かったのですね。
作ってく中で増えたのだなぁ、普通の作品とそういうとこ変わらないのでしょうね、きっと。


『楽園の二人』
作・演出:モラル(犬と串)
共演:川本ナオト

問題作(笑)
川本ナオトさんも職員のかたなので、純粋に職員だけのチーム。
それがこれでいいのかと(笑)
明日観ると言っていた、自分が奨めた人がどう観るかだけ本当に心配なのですが、まあでも申し訳ない事に面白かったですわヽ('ー`)ノ
何でもあり、これが出きるならば確かになんでもNGなくできちゃいますよね。!
童貞の官能小説家、というだけでインパクトがあります。
真っ裸の観せかたがとても卑怯でした。
手慣れてるなー(爆)
自分が書くものを実際に体験する必要があるのか、ないのか。
意外にその辺り興味深いとこの話だったりもしました。


『じんましん』
作・演出:北川大輔(カムヰヤッセン)
共演:さとうみみ

ここまで皆さん、ここぞとばかりに玉山さんへの悪意が同居した様な愛に満ちた作品ばかりでした。
主旨は的にそれで良かったと思いますが(笑)
北川さんは一番玉山さんと付き合いが長い事からか、良い具合に気負いは無い作品になっていた様に思います。
こっ恥ずかしい事を聞いたら蕁麻疹が出る病気というの面白かった。
でもこれ、無さそうで実際にもありそうな病気ですね、どうなんだろう?
「愛してる」が武器になり得る夫婦というのはなかなか良いんじゃなかろうか。
根本宗子なりの新春公演ロフト2days

根本宗子なりの新春公演ロフト2days

月刊「根本宗子」

Asagaya / Loft A(東京都)

2015/01/11 (日) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

過去公演に触れられるの大歓迎です
2日間通しで。

芝居ってどうしても刹那的なものですが、こうやってレパートリーが増えてきたものを再度楽しんでしまおうという形、自分は賛成です。
面白いもの良いものは再演とか何でも引っ張り出してくれば良い。

ところで、芝居は生で観るべきもの、全く異論はありませんが自分について言えば、割りと映像も楽しめちゃう方です。
映画は殆ど観ないのに。
で、その場合は定点カメラで良い。
役者の表情とか追っちゃう様なのは一人芝居中ならば兎も角、おーい、今話してない人も観たいんだってと歯痒くなるという。

こちらは映像を販売してはいないので、記録用な感じで自分には良かったんだと思う。
販売用のDVDにはしてないけれど、こういうところで使うのはうまいなぁ。


やはりLIVE系の方が強いものですね。
2日目の方が生の芝居だったので楽しかったと思う。
休憩が小まめにあったのも良かった。

ネタバレBOX

・1日目(本公演上映&トーク)

『私の嫌いな女の名前、全部貴女に教えてあげる。』

昨年末に観た犬と串『うぶ』で主演されていた石澤希代子さん、そういえば出演されていたんだなと。
自分は役者さんの名前、顔覚えが悪いので後からそうだった!
と繋がる事が多いです。
一回繋がると次も気にし始めるんですけどね。

なので少し脱線するんですが、役者のかたは自分の名前が検索された時に過去演じた作品タイトル、出来れば役名まで分かるような仕掛けを用意しておいたほうが良いと思っています。
たまたま以前どこかで観ていた、が分かると俄然興味がわいてくるんじゃないかな、と。


『夢も希望もなく。』

わー、夢も希望もない話だった。
まあでも評判が良いのも分かる。
女性の話だから涙ぐんで観ているのは女性、という話が出ていましたが、自分もちょっとうるっと来ていましたよ。!

クズイ男の方がモテるのは世の真理ですかねヽ('ー`)ノ
しかし、こういう話で夢破れていく人たちってそれでも自分より年下とかだったり同年代だったりする様になってきたな。
ちょっとー、まだ自分は新しい事に挑戦しようとしてるってばさー!


『スズナリで、中野の処女がイクッ』

何故か何度も観ている気分ですが、ページェント公演でのハイパー高速バージョンを観ているからだな(笑)

初演時のラスト、石澤希代子さん版も観れたのが良かった。
身長的な違いも有り、ちょっとやり方が違っていて。
あら可愛らしいキスだこと。!


・2日目(バー公演再演)

先ずはご祈祷イベント?
自分はアイドルとか全く知らないので、主旨はよく分からなかったりするのですが生歌パフォーマンス、先ずは根本さんが楽しそうだったのが良いなぁと。
本家を知らない曲を楽しめるという状況が自分は好きだったり。


『ひかる君ママの復讐』

バー公演ってくだらない話しかしてないんですよ、とよく聞くのですが、と言いつつちゃんと芝居してるじゃんと、思っていたりしたのですが、いや、くだらない、なるほど(笑)
『ひかる君ママの復讐』という芝居の楽屋裏話、という形であんまりタイトル関係ないというヽ('ー`)ノ

お客は舞台で観た役者のイメージをそのまま引き摺りますよね。
特に役者そのものの名前で出演とかされると。
流石にあ、デフォルメか、と分かる程でしたが(笑)
所属を退団されたばかりの猪股和磨さんのネタはまあそうなりますよね(謎)

最後、くねくねしながら踊りはじめてその時の皆さんの顔がツボ。
なんだこれ(笑)


『はなちゃん』

これもなかなかのくだらなさだったヽ('ー`)ノ
虚構の劇団の小野川晶さん、ここで投入とか。
修学旅行の女子たちの話。
ただしハブられ組。
「おっぱい」連呼してたヽ('ー`)ノ
なんだこれ(笑)


『頑張ってるところ、涙もろいところ、あと全部』

これも(略)
OLと劇団員の話。
根本宗子さんと梨木智香さんの二人芝居という。
いい歳した劇団員のせつなさとかよく描かれる事があるけれど、若干、いい歳して何かのファンでいるせつなさとかも乗っているのがちょっと珍しいと思った。
結構、くだらないだけじゃなかったなと自分は。


ちなみに間で
「今、アイドルさんに会いに行きます。
~公開イマドル!お客さん 100人VS根本宗子」
というお客さんがアンケートに書いた事に答えるトークイベントが前後半で2回ありました。

1日目の解説もそうですが、芝居に比重を置いて話してるのは自分は好き。
まあ関係無い話もあったと思うけれど!


「新春歌謡ショー」

本日の出演者のかたがたによるモノマネ歌合戦的なヽ('ー`)ノ
面白かった。
『私の嫌いな~』のラストで締めたのが良かった。
石澤希代子さんのダンスのキレは何度観ても目を引く。


『震える』
根本宗子さん、梨木智香さん出演の短編映画。
あーギャグだギャグ、知ってるともう笑うしかない。
でも知らないと真面目に観てしまうのちょっと分かるかも?


「新春歌謡ショー」アンコール

同じものしか出来ないし、衣装を着ない私服で良ければ。。
とはじまりました。
間に一度映画を挟んでるから何かちょっとおかしいヽ('ー`)ノ

いや、これはかなり良いLIVEだったかと!
意地でも同じ風にはやらないのね、この人たちやっぱり凄い。
本人登場までやるとはなー。
うぇるかむ★2015〜革命の夜明け〜

うぇるかむ★2015〜革命の夜明け〜

革命アイドル暴走ちゃん

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2015/01/02 (金) ~ 2015/01/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

初でしたが大丈夫でした!
何か特別な準備が必要なのかドキドキしていたのですが(着替えとか用意する人も?)、今回は特に何も用意せず行って大丈夫でした!
会場の制約なのかとは思いますが、なので今回ってきっと初心者に優しいんじゃなかろうかと。
余計な心配をしないで済む分、シンプルに集中して楽しめるものになっている様に感じました。

ま、言ってもはじめてなので分かりませんが(笑)

という事で、最前に座って楽しませていただきました。
撮影、録音オールオッケーだったのですが、普段全然撮らないのにバシャバシャ撮りながら観ちゃいました。
演ってる側が推奨している事は兎に角やってみるのがいいのだと考えています!
ぶれるだろうから画面見ずに連写気味でしたがヽ('ー`)ノ

新年早々、これだけ全力なものが観れて良かったです。

ネタバレBOX

たーのーしーかった!
使う時まで持っててって小道具を持たされたり、客全員、舞台に追いやられたのが印象的です。

やっぱりお客も同じレベルまで騒いだ方が良いのかな?
圧倒され過ぎて、手拍子した方がいいのか、どうすればいいのかという雰囲気がちょっとだけあるかなと思います。
ぽっかーんと観てるだけでもいいんでしょうけどヽ('ー`)ノ
少なくともお客もっとノッテきてもいいんですよ!
って思ってそうではある。

30~40分くらいの作品となりますが、その密度たるや。
観てるだけでかなり体力持ってかれました。!
長いだけの芝居とかより全然。。(おっと!)
てか明日明後日は一日3ステとかマジすか。
あれを3時間スパンとか可能なのか、すごいなぁ。
終演時の散らかり様と言ったら(笑)

ちなみに家に帰り付いてから耳の中の生米に気が付くミラクルヽ('ー`)ノ
『さらば! 原子力ロボむつ ~愛・戦士編~』

『さらば! 原子力ロボむつ ~愛・戦士編~』

渡辺源四郎商店

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

もしイタと両方評価したい
前日ふらりと観に行ったもしイタが良かったのでこちらも当日券で!

11時からと言うのがなかなか。
そりゃーこの後帰らなきゃいけないからきっとそれでギリギリなんだろうな。
こちらにも参加していた青森中央高校演劇部の皆さんは帰ってすぐ火曜日にテストがあるとか。。
まじか、もうここまでの事をやってるんだから赤点にならなければいいんじゃないでしょうか。!

もしイタと二作品観れて良かった。
こちらも泣いて笑わせられた。
喜怒哀楽を場面ごとにコントロールされてる様な感じで悔しく思うくらい。

渡辺源四郎商店と青森中央高校演劇部と二団体の良いところこの上なく出ていた様に思う。
実は渡辺源四郎商店のみで行われた初演にあたる「翔べ!原子力ロボむつ」の映像を観てみました。
その後、高校演劇バージョンを経て今に至るそうですが、ここまで良くなるものですか(初演の時点で勿論十分面白い)

青森中央高校演劇部は最強のアンサンブルじゃないか。
アンサンブルってちょい役みたいなイメージがあって、作品によっては実際そうだけど、でもこの作品では違って。
一本の作品として既に成立しているのに、参加する事によって同じ作品ながら二本分の面白さを積むことに成功してしまった、そんな印象を受けています。

畑澤聖悟さんのアフタートークも聞きました。
現役高校教諭でありながら劇団の店主として作演出を手掛けているとかそんな組み合わせありなのか!
と思うくらいにとんでもないかたですが。
高校生の使い方(って言うと言葉が悪いけど)が流石で、「高校生がやることに必然性がなければいけない」という話が特に印象に残っています。
こういうの他の芝居観ていても感じた事あるもんな、例えば男役を演じるのは普通に考えたら男のほうが上手くやれるとか。
勿論、男を女性が演じる事もあるし、その逆もある。
それが観ていて有りな時と無しな時があるのはこういう事なのかと。
うまく言えない領域に入ってきましたが、多分、この高校生たちにしかできない事をやれている。


乱暴に言うと原発モノ。
もしイタは震災モノ。
やはりあれがあったから出来た作品になります。
東京で当時暫くの間、芝居を観ていても頻繁にこの手の内容が出てきて辟易した、ブログ内で結構何度も書いていますが、なんというか芝居にそこまで影響を与えてしまったあの出来事はとても罪深いものだと考えていました。
要は時事ネタを盛り込むのは普通の事だけど、そこにとらわれなければもっと面白いものが作れたかもしれないよって実は考えていたのです。

これも凄く乱暴な事を言ってしまうけれど、そこを取り扱ったからこそ面白い(って言ってしまうのが抵抗あるのだな)と思える作品はなかなか無かった。
でもこちらの作品は。。

もしイタは特に全国回ってる事もあり、「今更これ?」みたいな反応も出てきているとのこと。
いやいや、やっとこれからなんじゃないの?
多分、震災当時に近かったら自分は敬遠してしまっていたかもしれない。
自分にはこのタイミングで良かった。

衝突と分裂、あるいは融合

衝突と分裂、あるいは融合

時間堂

シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

凱旋
十色庵でのプレビュー公演も観ていますが、あの時は開演前から役者が板付いていた事もあり賑やかさを感じていました。
会場自体が明るめだったのもある。
今回はとても落ち着いた雰囲気だった様に思う。
時間堂はやはりとても良いものだ。

こんな全国ツアー公演が成立する様に人が集まるのが素晴らしい。
本当に精力的なかたがたって、場所とか軽々越えて集まっちゃうんだもんな。
大変でないわけがないのに。

アフターイベントの時にどうやって地方メンバー集めたんですか?
みたいな質問が出ていましたか、その答えが「オーディションやったらなんか来た」という(笑)
そうやって集まってくる土壌がちゃんと作れているのだと思う。

地方もどこか行きたかったなー。
実は検討はした(笑)


良い悪いの前に、対話出来る様にがいいよね、という割りとシンプルな事ですが、そのシンプルな事が難しい。
こうして観せられてやっと少しだけ思い至れる、そんな気がする。
話し合おうよ、と提案すればそれで良いわけではない。
相手の話を聞くつもりがあるかどうかが問題で、ほとんどの人がそこは無自覚なんじゃないかと思う。
自覚的にシャットアウトしたりする事もまぁあるだろうけど。

今更だけど内容に触れるのは苦手。
特にこういう観る側もちゃんと意見言った方が良いんじゃないかというテーマの時はこまっちゃうね。
これがこうだからこう!
と言えるならば観に行く必要がないと思うし。
一言では言い表せない感じた事、それが残っていれば良いと思う。
という逃げ!

間違いないのが芝居を観た、という充足感を特に感じます。

象はすべてを忘れない

象はすべてを忘れない

ままごと

象の鼻テラス(神奈川県)

2014/12/05 (金) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

演劇とすれ違う
大きく分けて、展示作品、パフォーマンス作品、演劇作品の3つのコンテンツとなります。
日替わりでコンテンツが違うのでこれは要チェックです。
出来れば週末、祝日に行くのが良さそうでしょうか。
自分が行った日は3つのコンテンツがある日でした!

ちなみに象のテラスの建物の中に入れば大体の事は分かると思います。
なので、一見カフェの様で入りにくく感じるかもしれませんが、気にせず入ってOKでした。
※勿論、カフェ要素もありますが、利用したければ利用すればいいんです。
あ、ままごとのDVD、発売したばかりのものとかも売ってましたよ!
修学旅行生が持参したお弁当食べるのに利用してたりもしていました。

楽しみ尽くそうとすると頻繁に出入りすることとなります(笑)

以下簡単に。

・展示作品
展示、ですが自分が体験する様なものが多いです。
「演劇クエスト」とか、「聴くだけ!3分旅行」とか。
3分旅行は音声ガイドでパークを巡れる内容、自分はこの日あった7つコンプリートしてきました!
まあ長いのだと10分くらいですが(笑)
多分、これまだまだ増えてくみたい。
他のコンテンツもそうみたいですが。

目を向けないようなとこをすっと見せてくれてとても自分は好きです。
パフォーマンス作品の合間にやったら丁度良かったです。

・パフォーマンス作品
タイムスケジュールが決まっているので、出来ればお昼くらいから一日居るのがお奨め。
繰り返しますが展示作品と交互に楽しむのが実に良いバランス。
こたつ運び出しの儀、ゾウノハナスイッチ辺りは特に是非!
「素晴らしい、くだらない、楽しい!」
ですヽ('ー`)ノ
大好きだ!(笑)
お客が笑うと演者さんもはにかみ笑いが見れるそんな感じ。

ゾウノハナたいそうは踊りたければ一緒に踊ればいいんです。
一般客なのか、演者さんたちなのか、何だかよくわからなくなっていきます。!

パーク内のツアー何かもあります。
聴くだけ!3分旅行を先に聴いておくとちょっとだけ幸せ分が増しました。

・演劇作品
20分程度の作品ですが、まあ面白くないわけがありません、これはもう解説しなくてもですよね。


感じたのが、あ、これこそままごとなのかなと。
あるいは子供の頃のごっこ遊び的な。
そういうの楽しめる様でありたいですよね。
楽しめる自分の事をちょっと好きだったりします(笑)

また自分はがっつり楽しむのをお奨めしますが、勿論、気軽に楽しむのもありです。
偶然通り掛かった人も楽しんでるんじゃないかなぁ。
海の見えるこたつに入ってぼぉーっとしてるだけでも有りだと思う。

デートとかで立ち寄るのも最適?!
ギリリっちくしょうヽ('ー`)ノ

関わっている演者の皆さんが素敵でした。
お客さんの事を気にかけていて、望めばお話も出来るはず。

ああ、とても楽しかった!

Theater ZOU-NO-HANA 2014 象はすべてを忘れない

Theater ZOU-NO-HANA 2014 象はすべてを忘れない

象の鼻テラス

象の鼻テラス(神奈川県)

2014/12/05 (金) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

演劇とすれ違う
大きく分けて、展示作品、パフォーマンス作品、演劇作品の3つのコンテンツとなります。
日替わりでコンテンツが違うのでこれは要チェックです。
出来れば週末、祝日に行くのが良さそうでしょうか。
自分が行った日は3つのコンテンツがある日でした!

ちなみに象のテラスの建物の中に入れば大体の事は分かると思います。
なので、一見カフェの様で入りにくく感じるかもしれませんが、気にせず入ってOKでした。
※勿論、カフェ要素もありますが、利用したければ利用すればいいんです。
あ、ままごとのDVD、発売したばかりのものとかも売ってましたよ!
修学旅行生が持参したお弁当食べるのに利用してたりもしていました。

楽しみ尽くそうとすると頻繁に出入りすることとなります(笑)

以下簡単に。

・展示作品
展示、ですが自分が体験する様なものが多いです。
「演劇クエスト」とか、「聴くだけ!3分旅行」とか。
3分旅行は音声ガイドでパークを巡れる内容、自分はこの日あった7つコンプリートしてきました!
まあ長いのだと10分くらいですが(笑)
多分、これまだまだ増えてくみたい。
他のコンテンツもそうみたいですが。

目を向けないようなとこをすっと見せてくれてとても自分は好きです。
パフォーマンス作品の合間にやったら丁度良かったです。

・パフォーマンス作品
タイムスケジュールが決まっているので、出来ればお昼くらいから一日居るのがお奨め。
繰り返しますが展示作品と交互に楽しむのが実に良いバランス。
こたつ運び出しの儀、ゾウノハナスイッチ辺りは特に是非!
「素晴らしい、くだらない、楽しい!」
ですヽ('ー`)ノ
大好きだ!(笑)
お客が笑うと演者さんもはにかみ笑いが見れるそんな感じ。

ゾウノハナたいそうは踊りたければ一緒に踊ればいいんです。
一般客なのか、演者さんたちなのか、何だかよくわからなくなっていきます。!

パーク内のツアー何かもあります。
聴くだけ!3分旅行を先に聴いておくとちょっとだけ幸せ分が増しました。

・演劇作品
20分程度の作品ですが、まあ面白くないわけがありません、これはもう解説しなくてもですよね。


感じたのが、あ、これこそままごとなのかなと。
あるいは子供の頃のごっこ遊び的な。
そういうの楽しめる様でありたいですよね。
楽しめる自分の事をちょっと好きだったりします(笑)

また自分はがっつり楽しむのをお奨めしますが、勿論、気軽に楽しむのもありです。
偶然通り掛かった人も楽しんでるんじゃないかなぁ。
海の見えるこたつに入ってぼぉーっとしてるだけでも有りだと思う。

デートとかで立ち寄るのも最適?!
ギリリっちくしょうヽ('ー`)ノ

関わっている演者の皆さんが素敵でした。
お客さんの事を気にかけていて、望めばお話も出来るはず。

ああ、とても楽しかった!

喜劇王暗殺

喜劇王暗殺

トツゲキ倶楽部

d-倉庫(東京都)

2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

3回観ました
個人的な思いで最近は投稿を控えていたのですが、いいや、書いちゃえ。

愚直なくらい良い芝居を作り続けていると思う。
タイトルのイメージから笑わせつつ重く深い部分もあるんじゃないかと思っていましたが、どちらかと言うとライトに楽しめる優しさに溢れた芝居だったと感じた。

これは良い事か悪い事かは分からないけれど、1回目、これはどう収まるんだろう?
と気にしながら観た回より、2回目以降の方が余裕を持って楽しめた気がします(※初回が浮ついたとか言う理由ではなく。全くそんな事は無い)
分かってても笑えたり、ぐっと来て涙ぐんでみたり。
多分、何度観てもその感覚は失われないと思う。

それは凄い事ですよね。
とても楽しめました!

【全ステージ終了しました。ご観劇頂いた皆様ありがとうございました。】わるぐち全集

【全ステージ終了しました。ご観劇頂いた皆様ありがとうございました。】わるぐち全集

なかないで、毒きのこちゃん

@Fizz(東京都)

2014/11/22 (土) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

こんなん楽しいに決まってるじゃん!
佐吉演劇祭王子スタジオ1での四時間から始まって、Twitter公演、おさんぽ公演、今回の古着屋公演と順調に心を掴まれています!

自分はジャンル問わず、面白ければ何でも良いという好みだと思っていましたが、根本、通常の劇場芝居より気軽さ重視のこういった場所や形に捉われない軽やかな芝居の方が好きなのかもしれません。


21時からだったので会場のある高円寺にはかなり早く着いてしまって、一度店の前まで行ってみたのですが、本当に普通に古着屋さんでこれどうやるんだろう??
と思う様な感じでした。

入場してみて、こうやるのか!と納得。
後ろ(出入り口)を振り返りやすい席に座れたら幸せかもしれない。

ネタバレBOX

レジの前辺りを客席に充て、レジ中を覗き込む様な形になってました。
もうこれ、自分にとっては入場したと同時に「こんなん楽しいに決まってるじゃん!」と思える様な雰囲気でして。

先ずは二組のアーティストさんたちの演奏、歌があり、良い空間になっていました。
客として入って来たかたがたがいきなり演奏をして何も買わずに帰っていくという形なので、おかしな人たちが入ってきたという体もおかしくって。

芝居はレジの中を中心に動いていますが、後ろ(出入り口)を振り返りやすい席に座ると幸せかもしれない。
タイトルの通り、いなくなった人の悪口を言うエグさとかも何気にありましたが、クスクス笑える楽しさあり、また、特に自分の年齢であったりこれからやろうとしている事を思うと実はちょっと泣けたりもしました。

強いて言うならば、ラスト間際の工藤史子さんの鬼気迫る?ところが基本後ろ姿だったので表情とかも観たかったなー。
たとえばあしたのこと、とか。

たとえばあしたのこと、とか。

ともサンカク

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2014/11/16 (日) ~ 2014/11/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

今日は素敵な日でした
前説公演からとても良かった。
基本なのかもしれないけど、くるくる変わるのは一人芝居の醍醐味。

自分は二回観たけど、結構変わるのだなー。
一回目、奥側の席の方が表情観やすい場面多かったかなと思っていたら二回目手前で観たらこちらはこちらで。。と感じたので!
微調整とかもあるかもしれない。

入場時のアレにしても集まった客の個性が出て面白い。
※ちょっとした演出的な部分に触れられるんです(謎)
内容分かってた2回目は忍びない感じもしましたが(笑)


この芝居に限らずの話、客が思っている以上に客席の動き、反応で変わってくる部分もあると思う。

観劇って義務ではない、感想を書くのも義務ではない、自分が単に楽しみに行くスタンスを忘れてしまうとちょっと恥ずかしい事になる、な。
ちょっとクセのあるお客もいたか。

と言うことで自分にはとても楽しむ価値のある芝居でした。
表情とても素敵でしたよ。

ネタバレBOX

観劇前のイメージでは日常的なものをストレートにやるのかな、と思っていたら想像していなかった様な方向でびっくりした。
でもこれもまた「ふつうの話」なのかな。
色々な表情を観れて良かったけど。
本当の意味では見たくない表情まで観れると言うのは不思議な感覚(人物が役者個人を思わせる様な形であったので)

何役もやった「おとなげない遺伝子」の時の様に色々な役が出来るかたですが、おばあちゃん系の役の深み?はなんだろう!
とても自分は好き。

特にラスト間際、切り替えがある度にゾワゾワしました。
あれは素敵だ。
そして綺麗だった。

赤い糸とか、オブラートとか、確かにあんまり聞かなくなったり、見なくなったりするもの。
下手すると若い子は分からなかったりする可能性があるのか。。?
と言うチョイスも好きでした。
【【全ステージ終了しました。ご観劇頂いた皆様ありがとうございました。】だいすき3つごちゃん。

【【全ステージ終了しました。ご観劇頂いた皆様ありがとうございました。】だいすき3つごちゃん。

なかないで、毒きのこちゃん

@南阿佐ヶ谷(南阿佐ヶ谷駅出口1集合)(東京都)

2014/11/01 (土) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

各回3名定員のおさんぽ公演!
生憎の雨でしたが、一発目行ってきました!
これは良いですよ!
自分はこういう作品がやっぱり好きなのだなあ。

ちなみに傘、カッパの用意もしてくれていました。
今日はその準備分時間掛かってると思いますが前後合わせて40~50分だったので充足感あるボリュームでした。

お客が参加して、って芝居たまにあるけれど、自分はここまでがっつり参加した気分になったの初めてだと思います!

ネタバレBOX

おさんぽ公演ということで、厳密に言うと席がありません。
会場もありません。
受付が南阿佐ヶ谷駅出口と言うだけでもう斬新(笑)
受付をしたら(ちなみに案内は小鹿めめこさんでした)役者のいる所まで連れて行って貰えます。
雨だったのでレインコートを用意してくれていて客着るんですが、あ、これハタから見たら変な集団だ(笑)

途中工事現場の側を通ったのですが、工事サイドの誘導の人が客席案内の人に思えて笑う。

また案内しながらM0かけますとBGM流しはじめるし。
お、これはやっぱりハタから見たらあれだね。。!
と思っていたらもっと凄い事になるんですけどねっ!


スタートの場所に付いたらお客3人と役者のかたで手を繋ぐ事となります。
自分は事前に引いたクジの結果、役者の背乃じゅんの隣の席?でした。
ちなみに傘は隣の人と手を繋ぐ延長で持つ感じでやっぱり変な絵ヅラになっていたと思う(笑)

お話が始まると、ぐいぐいと引っ張られ、お散歩のイメージよりかは激しく動き、程よく疲れるくらいでした。
結構歩いたなー!

「だいすき3つごちゃん。」というタイトル。
そしてお客3人と言うことで、これはもしや自分たちは。。
というのは早めに察しが付きます。
そういった部分では割りと奇をてらってはいないのかなと。
これはツイッター公演の時にも感じましたが。
もうやってる事自体で十分面白い土台が出来上がっているのでいいんですよね!


傘をさしている事によって、上げっ放しの腕が結構疲れました。
雨降って無ければ良かったんですけどねぇ。
でも一つ良かったんじゃないかと思ったのが、終わって帰る時、傘持ってたからこそ、戻ってる最中も手繋いだままだったのでこれは理想の形だったんじゃないかなと。
【全ステージ終了しました。ご観劇頂いた皆様ありがとうございました。】きみにあいたいくん。

【全ステージ終了しました。ご観劇頂いた皆様ありがとうございました。】きみにあいたいくん。

なかないで、毒きのこちゃん

@Twitter(東京都)

2014/10/19 (日) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

公演って言ってるんだから芝居なんでしょうヽ('ー`)ノ
これもやはり芝居なのでしょう(笑)
観る側としては定義なんてどうでもいいです。
楽しめたら良い。

ツイッターを利用した2人芝居。
19日(日)22時00分からはじまって、約50分ぐらい。
30分予定だったらしいですが。
23時00分にはアカウント削除と言う徹底振り。

試みが先ず面白かった。
「脚本があって役者さんがやるのでたぶんえんげきなんだとおもいますよ。」
と言っていましたが、あ、そういう無理やりな考え方好きだ(笑)
芝居ってとても自由なモノとつくづく思うのは、たまにこういう突き抜けた解釈を持ってくるところがあるからだなぁ。
同じ様な事は案外、もしかしたらどこかがやっているのかもしれないけれど。
事実、凄く大昔、チャットで同じ様な主旨のモノを観た気がしたり。

うん、でもやっぱりツールをうまく使うってのが良い。
公演中もじりじりとフォロワーが増えていたのも何か面白かった。

お話自体はオーソドックスだったかもしれないけれど、得体の知れない者(のはず)に吐露してしまう心情とか良かったのではないでしょうか。
この試みで内容が奇抜だとかえって誰も着いて来れなくなる気がするので良かったと思う。

次の1ステ、3名キャパのおさんぽ公演も楽しみにしています!

紅蓮、ふたたび

紅蓮、ふたたび

ACRAFT

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/10/08 (水) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★

面白くなかった
ところで、この芝居だからでは無く、関係ないけど観劇中にメモ取ってる人は嫌いだ。
腕の動きが明らかに隣に当たってて平気なのが凄いよ。
迷惑掛けてないならグレーゾーンかと思っていましたが、やはり明確に迷惑行為だと感じた。

面白くなかった。

一番びっくりした事。
同じ芝居を観て、合う合わないがあるのは仕方ない。
本来であれば、自分は合わなかったごめんなさいね、で済んでしまう話なのですが。

終演後の拍手、凄く力が無くて、ダブルコールが無理くりだった。
あの拍手量、満足してない人とても多そうだった。。気のせいかな?
本当に会場中が絶賛してる時のダブルコールの雰囲気知っているつもりだけど、程遠かった。

今回の芝居、絶賛している人は多い。
ならばなんでちゃんと拍手しないの?
自分の観た回にたまたま居なかっただけ?
リピートしてる人もかなり多そうなのに?

もやった。
あんな雰囲気だったら出てくる役者も可哀相だと自分は感じた。



前作観てない、それでも楽しめると聞いていたけどやっぱり前作ありきだった。
更に続けていきたいみたいだけど、自分はうーん。
前作に出ているから、で出ていると思われるキャラクターが多すぎた様に思う。
多分、この話一本で完結して考えられた作品だとしたら削られるキャラクターって何人いますかね。
基本、バーの中の舞台としては人数ぐちゃり過ぎでは。
殺陣をするならば尚更。

話の作り、細かく言うのも萎えるくらい雑に感じた。
物語の中に偶然があるのはよくある事だけど、「そんな偶然あるわけがない」と思わせない様にうまく観せて欲しかった。。

ネタバレBOX

斬る斬らないのタメが長すぎる多すぎる。
あっさり達人級の腕が斬られたかと思えば、素人が誰も斬られない。
しかも敵側は「素人の腕・足を斬り落とせ!」とか息巻いてるのに。
プロの刃物持った相手に狙われたら何のタメも無く斬られると思うんだけど。

また主人公サイドを含めて各登場人物の強さがよくわからないのももやっとした。
3人掛かりでも圧倒される相手をサシで倒せたりとか。
単に話の展開で勝敗が決まっているだけに見えて、やはり観せかたがうまくない。

主人公の剣、何か特別な力があるのかもしれませんが、その辺も前作観てたらわかるものなのでしょうか?
暴走ジュリエット/迷走クレオパトラ

暴走ジュリエット/迷走クレオパトラ

柿喰う客

公開GP(東京都)

2014/10/17 (金) ~ 2014/10/18 (土)公演終了

満足度★★★

迷走クレオパトラ ゲネプロ回
良い事が書けなくて恐縮ですが。

飽くまでもゲネプロで感じた事、ということで。

女体シェイクスピアと言うことで、全キャスト女性が演じていましたが、男役は男性が演じた方が普通にいいのでは、と感じてしまった。
これはフォルムの問題でもあるし、芝居の本質ではないのかもしれないけど。

昔観た芝居で、観劇後、言われるまで男役を女性が演じていたのに気がつかなかった事がありますが、そういう事かなと。
女性で集まった中で貴方は男役、なのではなく、男女混合で集まったとしても貴方には男役を演ってもらいたい、じゃないと客としては「何で男性入れないの?」という疑問が残ってしまう。
て、女優さんたちに対して酷いこと言ってますね。。

柿喰う客が関わったものとしてたまらんファウスト(と言うか自分はこれしか観てない)がとても良かったですが、玉置玲央さんなりが男性側の主役やったとしたら凄く印象変わっただろうなと言う事を思ってしまった。


あとゲネプロと思えば指摘するのも申し訳ないのですが、案内する人たちの声が小さ過ぎる。
端まで届いてないので、どうして貰いたいかがよく分からず。
自分はやっぱりスタッフワークの方が気になってしまうのだなあ。

最前列に固まって座らされたのだけど、舞台の見切れが気にならないか観て欲しい、と言っていた様。
それ自体はちょっと良いよね!
そういうのを粋に感じて張り切っちゃう人もいるでしょう。
だからこそ、もっとはっきりと、もっと魅力的に案内すればいいのになと感じました。

折角ゲネプロなんだから、ゲネプロでしか体験出来ない楽しみ方が出来たら良かったし、折角二本立てなんだからもう片方を観たいと思わせて欲しかったなー。

黄金のコメディフェスティバル2014

黄金のコメディフェスティバル2014

黄金のコメディフェスティバル

シアター風姿花伝(東京都)

2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

とても楽しめました!
先ず、関わった皆様、楽しい場をありがとうございました!


ぶっ通しスペシャルで観劇。
予約したはいいものの12時~21時という予定に目眩がしそうになっていましたが、適度に休憩も有り殆どストレス無く観れました。
一団体45分という時間も良かったのだと思う。


纏めて6団体観れたのも良かった、フェスとしてとても楽しかった。
ただ、好みとか誰にでもあるから個別に観たら印象が違ったかも、とは思った。
例えば2本中1本でも外したらその人にとっては大分イマイチになるだろうからなあ。
この辺りを課題にしてもし解決できたら更に凄いと思う。


各賞は自分ならばこっちかな!
とかは勿論あったけど、色々な視点があるのだなと。
話としてイマイチと思ってしまうと全体的に悪く思ってしまいがちだけど、拾うべきところは拾う事が出来る審査員の方々は流石だなと思いました。
客として自分には合わない芝居に行き合っても最大限面白がる姿勢は大事だな、なんて。
折角お金や時間を掛けて行っているんだし。
特に他に絶賛してる人がいたりする作品は要注意?
いや、まあ、誰が観ても駄目じゃない!?って感じる事もありますがヽ('ー`)ノ


コメディって何?
みたいな話も上がっていますが、コメフェスで言えば細かいレギュレーションが決まってるわけではないので、単に作品として面白ければいいんじゃないかなと自分は考えます。
まあメインタイトルからお客はやっぱり笑いを期待して来るんだとは思いますが。


前置きが長くなったついでに、審査員の中にこりっちのかたもいたので一つ。
こういった複数団体が参加する企画物の時に、感想が分散してしまうので何かうまい方法はないものでしょうか。
具体的に何か思い付いているわけではないので投げっぱなしで恐縮。
大元から各作品のページにリンクで飛べる、とかかなあ。。


ポップンマッシュルームチキン野郎連覇おめでとうございます!
王者な感じ良いと思います。
来年の参加団体は分かりませんが、参加する限り以後も高い確率で連覇していくのではと予想。
で、いつか王者を倒すところが現れたら企画として本当に素晴らしいと思う。

そもそも芝居を単純に順位付けたりするものではない、という意見があったり、演ってる側こそ、それをよくわかっているとは思います。
ただ受賞した時の表情とかを見ているとこういう切磋琢磨に繋がるものは無駄ではないと自分は感じた。
何か、こう形に残る手ごたえと言うのもきっと必要です。

ネタバレBOX

以下、簡単に各団体のこと。

■アガリスクエンターテイメント
「出会わなければよかったふたり」
恐らく多くのお客がコメフェスに求めていた笑いの形に一番近かったと思う。
トップバッターに相応しい作品だったと思う。
最優秀脚本賞を獲っていたけど話を転がすためにわざと簡単な解決方法から遠ざかっていた様に自分も感じた。


■バンタムクラスステージ
「シャンタンスープ」
お笑いライヴの裏を扱う事によって、ライヴのネタを絡められたのが良かった。
立場関係の逆転によって人としての強弱が出ていたのが面白かった。

■ゲキバカ
「ゲキバカ・ディスティニーランド」
自分はストーリーが。。
戻ってきたとはいえ、金を盗むやつは友達ではないと思うし、ラストタイムマシンで過去を変えに行くのをにおわせていたけど、自分に会いに来た彼女の娘が消えていいのか、娘の父母の出会いを無かった事にしていいのか、そんな部分に引っ掛かってしまった。
思えば在り来たりだけど、「いや、過去は変えないよ」という結論に至っていれば印象は逆転したかも。

■8割世界
「ハッピーちゃん」
参加団体中、一番ワケわからない系(あ、悪口でなく)
予想でしかないですが、もしかしていつもはもっとぶっ飛んでいるんじゃないかな?
面白かったけど、どこがと言われると困る感じ。
元がおっさんの形をしていたとはいえ、片想いの娘と同じ形をした者が家の中にいたらエロい事するね、間違いないヽ('ー`)ノ

■おぼんろ
「U&D&O」
二人芝居であった為、他より必然的にアピール出来る時間が多かったとはいえ、それを活かし最優秀俳優賞と優秀俳優賞をそれぞれ獲ったのは流石!
自分は芝居は運営含むトータルで良くないと意味ないと思っていますが。。
もうここまでならば、やっぱり主宰の末原さんは芝居の中身だけを気に出来る体制を作るべきだと思う。
開演前に意味無く客を殴る様な(失礼、勿論比喩です)事をしなくなれば超飛躍すると思う。


■ポップンマッシュルームチキン野郎
「殿はいつも殿」
45分作品の中にここまで盛り込むのかと。
タイトルのイメージから客としては精々戦国時代の一場面しか想像出来ていなかった。
まさかざっくりと分けて3場面用意されているとは。
しかも全然違うのに違和感無く繋げて来ていて、自分にとっては脚本も一番に感じました。

CR岡本物語さんが初主演と聞いてびっくり!

開演前から笑わせに来るスタイルは健在、今回はコメフェスとしてのプロデューサー登紀子さんですが、「これまだはじまっていません」の案内は見事に面白さのアシストをしていたと思います。
表彰式の時に全員登壇しましたが、そこにも混ざっていて欲しかったくらい。


表彰式前に38mmなぐりーずのライヴがありましたが、一曲目、二曲目に自分はあまり乗れず、そのまま。
歌詞の中の「観劇おじさん」ってーのは良い意味で言われてないですよね。。
その括りに入る自分としては、あ、そういう風に見える様になりたくないな、が勝ってしまった。
二曲目は今度は演者さんの自虐的な歌詞が入っていてこれも好きではなかった。

表彰式後に皆で歌ったやつは良かったけれど!
あの空の向こうへ

あの空の向こうへ

ノーコンタクツ

萬劇場(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

自分はとてもオススメします!
速報!
久しぶりにパロディじゃない作品でしたが、ノーコンタクツやはり良い!
以後の回、まだ席があるみたいなので気になってる人は是非!

戦争モノではあるけれど、現代のゲームと上手く絡めていて、単純に当時を描いた作品とかとは違った魅力があった。

戦争に嫌悪を抱く人は沢山いるけれど、この作品を観たらどう思うだろう。
ああ巻き込まれたらそうするよな。。
という現代人の感覚がよく出ていたと思う。
間接的に人が死ぬ事、知ってる顔が死ぬ事、その辺りってとても想像しにくい事だよなと改めて。

あ、ちなみに笑えます、自分は好きな笑いなんです!
それでいて物語は軽薄にならず、良いバランスだと思うのです。

お馴染みのあのアイドルネタも有り!

日替わりゲストで前田綾香さんが出演されていた。
まさか数日前に観たかたを別の芝居で観れるとは!
日替わりゲストってもっと控え目じゃないの?
それだけでとてもニヤニヤできました!

Today is Fineday 2014 【池袋演劇祭CM大会・優秀賞受賞】

Today is Fineday 2014 【池袋演劇祭CM大会・優秀賞受賞】

劇団C2

萬劇場(東京都)

2014/09/19 (金) ~ 2014/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

もっと笑えても良かったけれど!
今日は開演5分押しでしたが、事前にアナウンスが有り対応良好(どころかカーテンコールでも先ずはじめに謝ってたな)
他のかたも言っていましたが、開演遅れてもきちんと案内出来ていれば全く気にならない。
こういう部分が話題に上がるのがとても好ましいと思う。
まあ、業界全体でそれが当たり前になった方がいいんだけど。

で、そういう雰囲気が根付いているのか、終演後、お客さんと話していても通り過ぎる他のお客さんを気にしている役者さんが多い様に感じた。
今回主役をされていた西川俊さん、劇場出る時、気がついて「ありがとうございました!」をいただいたのが印象的。

間違いなく、座組み、団体として良い劇団なのだろうと思う。

ネタバレBOX

深刻にならずに観れたのが良かった。
田舎町の賑やかにやっている感じ好きです。
店あるのに何故か皆集まってるのとか(笑)

そに賑やかさを出す為には仕方が無い部分ではあると思いますが、各登場人物の背景がもっと観れても良かった。
特にお嫁さんはもっと絡んでも良かった様に思う。

クドイかもしれないけれど、細かく色々な事やっているのでよく注目しながら観ると面白い。
シリアスさを徹底的に省いていて、そこまで徹底しているならば良いと思う。
例えば拳銃突き付けられていてもコメディ分しか感じない。
それは確実に虚構ではあり、実際には起こりえない事が展開されているけれど、こういう観せかたもあるんだなと言う感じ。

小ネタの中では女ヤクザの気の抜けた「わぁ~」が好き。
前田綾香さんのおかあさんのたたずまい必見。まさかあんなネタやるとは思わなかった!


チョウザメの刺身定食が気になる(謎)
息子さんが帰ってきて、リアルに考えると人数増える分、経営が結構厳しくなっちゃわない?なんて(余計なのも付いて来たし:笑)
でもそんなものが食べれるならば結構流行っちゃう未来があるのでは!
とか多分、余計な事を考えていましたヽ('ー`)ノ
おとなげない遺伝子

おとなげない遺伝子

スマッシュルームズ

シアター711(東京都)

2014/09/17 (水) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

6人40役以上
こちらも先週末の事で失礼いたします!

これは良い!30代ふらりと生きてる身には色々考えちゃう芝居でもあった。

6人の出演者で40役以上を演る形で役割が次々と入れ替わって行くのが面白い!


自分次第、ではあるけれど、周りにいる人たちというのもとても重要だなと。
ちゃんとした繋がりがなかったら頑張って生きる気力が無くなってしまうのは多分、よく分かる。

ネタバレBOX

息子、父親、その父親と世代交代をして行く中で入れ替わって行くので(大丈夫?伝わってる?)、「やっぱり親子だね、似るもんだねー」と言いながら場面が繰り返すイメージ。

ただ、似てる部分、違っている部分の微妙な加減で「また同じ場面か」とかは思わない。
その辺の脚本がとても秀逸に感じました。

舞台もこの芝居ならではの工夫な感じが好きです。
説明していいものか悩みますが、服屋の着替えスペースみたいなのが舞台上に5つ並んでいて(役者6人で1人は舞台に出ているだろうから5つなんだろうな)、役者は基本そちらに出はけして目まぐるしく着替えをしていた。
これ、場所を間違えると一瞬で詰むので大変ですよね!
また、なまじ繰り返しの色が強いから客から見たらとてもややこしそうと思うわけで。
終わった後の全て出し切った(いつの間にか掛かってた衣装が全てなくなっている)風景も良かったです。

最後まで切なくない人生を歩める人はどれだけいるのだろうか。
人生全部をトータルで間違わないとか、実は凄い難しいですよね。



嫌な話をすると、仕事が出来ないおっさんとか実際にいるけど、こういう事かとヒヤッとする。
能力とかより気力なんだよな。
そしてそれに自分がはまらないかと言ったら分からない。
怖いなと思う年齢なんですよ!

嫌な話を続けると、自分は血の繋がりだけの家族なのだから、というのが嫌いです。
血の繋がらない家族の話とかに救いを求める方です。
そこを抜け出す為の話ではあって、それでも無理なものはあるんだよな、と考えている自分がいる。
やはりとても痛い話で、どうしようもなく捻くれてしまっているけれど、ただ、そんな自分でも着地点はとても素敵だと思えた。
SPIRAL Cage

SPIRAL Cage

teamキーチェーン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/09/18 (木) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

場転うまい
ちょっと時間経って失礼!

劇場に入ると舞台ツラが檻の様な状態になっていて目を引きました。
最初、吊ってあるのかと思って「え、このままなのかな!?」とか思ったり。
あのままだったら流石に観にくいですが、セットとして色々組み替えて使ってたのは面白かった。

場転が多く本気で目まぐるしく、話がかなり小説的だったかもしれない。
ただ単純な暗転とかは無いので意思を持った演出で成立させていた様に感じた。
あれを全部暗転で解決してしまうと全く集中出来ないレベルになると思うので、うまいもんだなと。

冒頭、観てる方はさぐりさぐりで、なんだ?どうなる?と人によっては置いて行かれそうになるかもとは思った。
終演後、近くの席から「冒頭だけ意味がわからなかった」と言う率直な意見を話しているのが聞こえました。
なるほど。
考えながら観るのが面白い系統でやはりその辺りも小説的に自分は感じました。

内容、設定は甘い部分確かにあるのかなぁ。
自分としては単純にセキュリティが甘いかなくらいは思いましたが。

難しいのは芝居の場合、常に話は動いていて、客の頭の中で全ての情報を処理し切れるかと言ったらそうではない。
なので、そんな細かく考えなくてもいい部分があると自分は思っています。
むしろ逆に情報量が多過ぎるくらいだったのかもしれません。

夢十夜を遊ぶ夜 第1弾 鳥山フキが「夢十夜」を好きにする

夢十夜を遊ぶ夜 第1弾 鳥山フキが「夢十夜」を好きにする

Produce lab 89

音楽実験室 新世界(東京都)

2014/09/08 (月) ~ 2014/09/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

22時回が嬉しい
ほぼワワフラミンゴ。
ワワフラミンゴは演劇祭の時に一度観ていて、あの独特な感じをまた観たいと思っていました。

とは言え企画もののリーディングで、らしさってそんな出せないかな?
とか思っていましたが。

いや、面白かった!

間違いなく期待した空気感があって堪能出来ました。


ちなみに当日飛び入りで22時00分開演の回に行きました。
仕事終わりにふらりと観劇、好きなんです。

ネタバレBOX

リーディングなんだけど、間に芝居も入っていて、期待していたシュールな笑いが満載でした(よく分からないのですが、こういうのこそシュールでないかと)
繰り返しを間とか使って笑いに変えていて、繰り返しをうまく観せれるところは間違いなく面白い気がする。

そして後からジワジワ思い出すんですよね。
そういや何か踊っていたなーとかヽ('ー`)ノ


ああ、楽しい夜でした!
夢の様に過ぎていきましたヽ('ー`)ノ

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