unicornの観てきた!クチコミ一覧

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黒とシロ ありがとうございました!無事千秋楽までたどり着くことが出来ました。

黒とシロ ありがとうございました!無事千秋楽までたどり着くことが出来ました。

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2011/02/19 (土) ~ 2011/02/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

見ごたえ十分
那須野恵見たさに鑑賞。なので、特に内容を意識せずに観劇したのだが、かなりパンチの利いた良質な舞台で満足した。
地下鉄サリンを材題にそれに巻き込まれた人間の醜さと弱さ、美しさをいいバランスで描いていた。

那須野のウェディング姿のノースリーブから出た腕が美しく引き締まっていた。いや魅力的でもあったけど。

ネタバレBOX

事件当時、私は中高生くらいだったと思う。正直に言うと、さほどの関心事ではなかった。TVで映像など見ていたが、心には届いていなかった。だから、どういう経過だったのかとか、犠牲者の数とか、まったく知らなかった。地方在住だったというのは言い訳でしかないが。

この公演を観た日、PCで事件のことを色々と調べてしまった。TVの映像より生の演劇の方が影響力があるのは当たり前とは思わない。この舞台の出来が良かったからこそ、影響を受けたのだと思う。

だから★5
真夏の夜の夢

真夏の夜の夢

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/02/24 (木) ~ 2011/03/01 (火)公演終了

満足度★★

期待しすぎたのか
あまりぱっとしない印象。「真夏の~」という作品に載せて何を言いたいのかがぼやけていたかな。

ストーリーも、ストレートに「真夏の~」をやってもしょうがないが、惹かれるものでなかった。

超!スーパーウルトラハイパーサンダーローリングなんとか【公演終了しました。ご来場ありがとうございました。】

超!スーパーウルトラハイパーサンダーローリングなんとか【公演終了しました。ご来場ありがとうございました。】

元東京バンビ

しもきた空間リバティ(東京都)

2011/03/02 (水) ~ 2011/03/06 (日)公演終了

満足度★★★★

色モノと思いきや
派手なチラシに惹かれて鑑賞。最初なにがタイトルなのかわからなかった。

HPで劇団の内容を覗いてみたら、下ネタでくる公演かななんて思っていたら、案外というかかなりグッとくる内容で驚いた。
はやし大輔のキャラとそれにリンクする演技は拍手もの。花岡芙喜子のかわいらしさと色っぽさの同居した演技もうまかった。

ネタバレBOX

はやし大輔の童貞設定と恋心、テンガマンへの変身、謝罪。いろいろと笑えるネタが豊富につまっていたが、この部分がしっかりしていたため、舞台に一本芯が通り、よい作品に仕上がっていた。
池田あいの設定は微妙だったかもしれない(というかやや飛んでいた)が、マイナスにはならない。

マヒル(花岡)の恋心も「ありそうな」感じを受けたし、弱小出版社の危機的状況も上手く表現されていた。
マシュマロ(中峰)のキャラとネタも成功だった。下ネタでも、女性が笑えるネタだったし、作品の中で違和感なくカラーが出せていた。
ネズミ狩り

ネズミ狩り

劇団チャリT企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/03/03 (木) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★

一般人の「ネズミ狩り」
遅刻して最初に10分程度を見逃してしまった。

青少年犯罪・死刑制度をあつかった社会的な演劇。たまにこういうの観たい。たまにね。

ネタバレBOX

あの「酒鬼薔薇」を演ずる「ハジメ」の演技は若干怖かった。それだけリアルに通じるものがあったのだと思う。
一般人的には、むしろフユコやおとみさんなどの立場に立ちやすいが、演劇で客観的に眺めることで、揺さぶりがかかる。それだけでも価値のある話。

それでも一般人の「ネズミ狩り」はなくなることはないと思うけど。

ちなみに、極悪同盟の存在はこの舞台のオアシスみたいなものと思った。
テノヒラサイズの人生大車輪

テノヒラサイズの人生大車輪

テノヒラサイズ

池袋小劇場(東京都)

2010/09/22 (水) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

傑作!
チラシに惹かれて鑑賞。こういうチラシデザイン(出演者でもなくて良いが、人物が表情とか動きで表現しているもの)だと、観てみたいという気持ちになる。

一言でいうと、とても面白かった。笑いあり、感動あり。シンプルな作り(話も舞台も)だからこそ、また見たいと思わせる傑作だった。

ネタバレBOX

パイプイスのみの舞台セット。出演者は全員つなぎ。パイプイスを色々なものに見立てて(組み立てて)表現の幅を広げる。

後ろ手にしばられた集団。そこでの、各人の過去回想シーンがメイン。そのつど各出演者が様々な役を担う。脚本がしっかりと作られているのがはっきりと判るレベルで、スッと頭に話が入ってくる。演技も白熱だった。
DUST CHUTE UTOPIA

DUST CHUTE UTOPIA

PLAT-formance

タイニイアリス(東京都)

2011/05/19 (木) ~ 2011/05/23 (月)公演終了

満足度★★★★

細かな演技に注目
高い演技力に裏打ちされた面白い公演。小声でのぼやきや舌打ちなどの仕草という、細かなところにも気を配って演技しており見ごたえのある舞台だった。

特に、加藤諒、ハマカワフミエの演技が好印象。
黒木絵美花の演技と声は好み。

2時間弱の公演だったが、お尻が痛くてまいった。

ネタバレBOX

黒木と堀の二人芝居の後半、黒木が堀の横暴をたしなめるところがよかった。そして、一度出演者が出てきた後のエピローグ(時間的には前後しているが)でのハマカワフミエと黒木の二人芝居もうれしいシーンだった。

ハマカワフミエの韓国人演技はコミカルで素直に笑えた。
空色ラジオ

空色ラジオ

春の日ボタン

「劇」小劇場(東京都)

2011/05/18 (水) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★

ラジオにまつわる人間模様
オムニバスコメディと謳ったとおり、5本のストーリーに笑いありハートウォーミングなシーンありのあたたかい舞台。

小島啓寿と高野アツシオの掛け合いは見ごたえあった。

ただ、演出のテイストの問題なのかあまり入り込めなかった。話の造りは良いと思う(五話とか)のだが、なにかグッとくるものがなく、残念に思った。これが相性なのだろうか。

ネタバレBOX

一話の同好会の話(宮崎と佐々木の恋愛)。宮崎と佐々木のオタク風な話し方に違和感あり。宮崎の服装も違和感。どうもオタクオーラがない。そこが気になり冷めてしまった。

二話の占い師と花屋の恋。花屋(中島)の演技は十分だし、占い師(徳元)の破天荒な性格も良いのだが、どうも素直に笑えなかった。

四話の喫茶店の話。サイ(水島)の禁煙設定はとても面白かった。ただ、ここでのポエムシーンでも冷めていた。

五話は、村田(白鈴)とその彼の恋と、一心(渡辺)と丸田(高野アツシオ)の恋の両方をとらえた、ドタバタハートウォーミング話。なのだが、ドタバタもウォーミングもどうにものれなかった。

演技も悪くないし、話の筋や展開も良いと思うのに…。不思議だった。
でも、渡邊けい子のパーソナリティ中の表情は非常に魅力的だった。
バッコスの花ざかり

バッコスの花ざかり

劇団バッコスの祭

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/17 (火) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇以外のパフォーマンスも味わえる
「企画LIVE」と銘打った公演だけあって、「演劇」以外のコンテンツも盛りだくさん。良い悪いあるかもしれないが、力がこもっていると感じた。

公演時間は休憩含めて大体120分。演劇以外のパフォーマンスも概ね上々。てか、女優さん全員キレイでしたね。びっくり!

ネタバレBOX

「看板女優決定戦」…劇団の看板女優を決定する企画。各公演ごとに違うお題(今回はお絵かき)で、お客さんの投票でポイントゲット。最終的なポイント総数で「看板女優」が決まる。たぶんアドリブな企画(お題とかは知らされてないんじゃないかな)と思う。つまり、面白いかはその時次第ということ。こういうのは嫌いじゃない。

「人形の家」…演劇。イプセンの名作に脚色と加えつつ、短時間の舞台にうまく仕上げていて、とても見やすい。ノラを二人配役にしたのも成功したと思う。そのノラ二人の演技も魅力的だった。

「阿吽」「動物園」…コント。ショートコントだが、面白かった。特に「阿吽」の方。

「休憩」…5分ほど。森山智仁と雨宮真梨のフリートーク付。

「楽しい時間」…映画。30分くらいあったと思う。正直長い。一度挑戦してみたかったのかもしれないが、普段演劇をしている団体が「LIVE」と銘打ちやる舞台で、その1/4を映画に充てるのはどうなのだろうか。はっきりいって、内容もとりたてて面白いとは思わなかったため、マイナスと感じた。

「歌」…出演者の歌+雨宮真梨の演奏。劇団の意図も表明しての企画なので評価対象外。

「Hello my girl!」…演劇。電話を発明した「グラハムベル」の裏側の話(ベルはぬいぐるみで代用されてたけど)。グレイ(丹羽)とメイベル(雨宮)の心温まる物語で、短い中に笑いや心情描写がうまく詰められていた。


服装は自前の様子。個人的に稲垣佳奈美のファッションは好き。金子優子は美人だなと。辻明佳のエネルギッシュな演技は劇団に必須と思う。

開演前の1ドリンクサービスや案内も出演者がやり、劇団員のみの公演として上手に運営されていた点一番評価したい。劇団としての総力をみせてもらった良い企画だと思う。
死に際を見極めろ!

死に際を見極めろ!

ライオン・パーマ

王子小劇場(東京都)

2011/05/12 (木) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

とにかく笑える!
最初から最後まで笑いの絶えない110分。実に面白かった。

最初のつかみをしっかりと取ったためか、客席の空気も良く、他のお客も良く笑っていた。チラシでは、イマイチ公演の空気というかジャンルが判らなかったけど、ここまで笑えるとは。
小ネタがふんだんに散りばめられ、しかもツボを押さえていて、「笑わせてもらった」満足感で会場を後にした。

次回もあれば是非見てみたい。

ネタバレBOX

舞台セットや衣装は、正直レベルは高くない。けれど、笑いの雰囲気にマッチしていて、計算されているのかななんて思った。
みゆき(死に際専門の監督)のスーツはなんだか野暮ったいし(普通ならもっとスタイリッシュなものでくるハズ。髪はキマッてるから)、銀河警察のも安っぽさ全開…。舞台もちゃちく、宇宙を表現する地球や土星とか、宇宙船のハリボテ?とか、もう少し頑張れと思わないでもない…。なんだけど、それが肩肘張らずに観劇できる要素になっていたのかもしれない。(=笑いの生まれる土壌になってたのか?)

話自体は、みゆきの録る「スリムの死に際映画」の中でいくつもの死に際がありながら死なず終焉を迎えるが、結局それも「実際の監督の映画」の話だったというオチ。

あまち静香扮する「占いの女」の占い~みゆきへの依頼~急に刑事もの~スリムの田舎~防弾スーツ~宇宙へ~優しい星~ボケとツッコミ~田舎 → 実は実際の映画撮影
目まぐるしく変わる舞台設定だけども、ストレスは無い。むしろ次はどんな設定でくるのかなと興味が湧いたくらい。変に劇的にすることもなく掘り下げるでもなく、テンポよく話を進めることで、「笑い」優先の舞台ができたと思う。
この点、劇団の狙いなのかは不明だけども、単純に楽しみたいと思って、お金と時間を使っている一般の客である私は、高く評価したい。
珍しい凡人

珍しい凡人

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2011/05/04 (水) ~ 2011/05/11 (水)公演終了

満足度★★★

舞台上の空気に圧倒
屈折した人物像のようではあるが、リアリティの垣間見える怖さがあった。

箱庭舞台は初観劇。独特の空気に満ちていて、その点見事だなと。
ザンヨウコは上手い演技するなと。玉置の演技もうまかった。

ネタバレBOX

舞台芸術もしっかりと作りこまれていてポイントが高い。舞台上(石上)を通って席に着いたのは初めてだった。片方はNPO法人宅、一方は高校教師宅。その舞台を活かした演出(ライトとか出ハケ)もすんなり受け入れられた。
わたしのゆめ

わたしのゆめ

ガラス玉遊戯

「劇」小劇場(東京都)

2011/05/11 (水) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

控え目だけど緊張感のある良舞台
こういった議論が中心の舞台は得てして地味で退屈になりがちかと思う(実際そういう舞台は何個か観た)けども、本作品は90分背中を熱くしながら観られた。

登場人物は、典型的な保護者だったり、ことなかれ的教員とか、頭の固めな教頭、気まじめな若手教師、地味な親などなどいかにもな感じ。そのためか安定していたと思う(平坦な舞台ともいえるが)。でも、演技はそれぞれ◎。良い緊張感が満ちていて非常に満足。

ネタバレBOX

1つダメ出しすれば、パンフの役者コメント。手書きのものは非常に読みにくい。文字がつぶれていたりして。パソコンで打ちなおしてくれたほうがありがたい。意図は理解できるけど。

あと、チラシデザインも◎。
一本背負いブルース

一本背負いブルース

ハリケーンディスコ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2011/05/12 (木) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★

後半は熱量up!
前半は正直つまらなかった。それぞれの物語が断片的につづられていく演出で方言のせいか聞き取りにくい箇所も。発生もどこか控え目な感じがした。夜の街に生きる人間たちの思考にちょっと辟易もした。

しかし、途中から舞台のエネルギーがアップ。それぞれの登場人物たちのエネルギーのベクトルが収束して、舞台上で渦巻く。思わず見入ってしまった。相変わらず何をしゃべっているのかわからない部分もあったが、それもさほど気にならないくらいに。

脚本の好みと前半のことも考えて星は3。

ネタバレBOX

旭(鎌田)と勇次(石橋)のチンピラ稼業。千鳥(寺西)と馬目(江崎)、古市(長野)はディスコ稼業。駒季(異儀田)と竜夫(山内)は、流れの日雇い労働者。宮地兄妹(朝倉、津波)は当たり屋的なアコギな仕事。

それぞれが絡み合い、終盤の熱い舞台をつくっていた。旭と勇次の金属バットの決闘の際の火花の表現(鉄パイプに電気のこぎりを当てて)は、非常にシンプルで荒削りで直球なやりかただけど非常に新鮮に映った。

さくらノート

さくらノート

TEAM 6g

ザムザ阿佐谷(東京都)

2011/04/28 (木) ~ 2011/05/05 (木)公演終了

満足度★★★

がんばろっ!
しっかりと舞台セットが造られていた。ザムザという小屋と非常にマッチしていた。(というか話に合う小屋を選んだのだろうけど)

ラストの郵便配達員のセリフに力をもらった感じ。あと、中脇樹人と阿南敦子の終盤のやりとりにはあたたかい気持ちになった。
リアリティのある話の中、複雑な役柄である主役の田口寛子や、阿南敦子、児玉磨利、中脇樹人の演技が光っていた。
ついでにいうと、序盤の児玉磨利のアドリブ?(うどん)には思わずふいてしまった。

舞台手前の屋外の場面は、前方の客でないとかなり見にくく、一工夫欲しかった。

ネタバレBOX

学生時代からの親友である女性4人とその内の一人、白石夕子(建みさと)の子である白石香奈(田口寛子)がメインのドラマ。

自殺未遂をしたものの、ひとりで子を生み育てようと前向きに生きた夕子の死を境に、親友である恵美子(阿南)、千里(たにぐち)、澄子(中川)の3名や結婚出産に幸せをみていない香奈は、前向きに人生を歩み出す。作中の言葉にあった「1から始める」という再生の物語。

夕子のノートに記した香奈への愛情にはグッとするものがあった。私はまだ未婚ですが。
Dressing/日曜日よりの使者(5月4日のみ)

Dressing/日曜日よりの使者(5月4日のみ)

feblaboプロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2011/05/03 (火) ~ 2011/05/10 (火)公演終了

満足度★★★★

Dressing/日曜日よりの使者
【Dressing】
女性8人の舞台なので、とても華やか。60分の中でそれぞれに見せ場的なものもありバランスよく仕上がっていた。
笑いのもけっこうありあっとゆう間に感じられた。


【日曜日よりの使者】
二人+αの芝居。コメディ色が強いのかなと思ったが、意外と感動する話。
こちらも60分あっとゆー間だった。
ただ、駅前バーは舞台としては狭いかなと。

※評価は二公演合わせて

ネタバレBOX

【Dressing】
さえ(朝倉亮子)の「天下(?)をとる」やお水に対する姿勢が真剣にコミカルに描かれていて、素直に笑えた。そのあとの、ちなみの告白での落胆からの上昇などもう少し劇的であっても良かったかな。
まいまい(鈴木アメリ)の舎弟キャラは好き。

【日曜日よりの使者】
ボケた老人(リクオ)が、バー(?)の店主(ハマオ)の協力により記憶を呼び戻そうとする話。実はリクオは(最近)死亡し、少年時代に事故死したハマオが迎えにきたという設定。(ありがちなのかもしれないが)良いオチだ。

小学校時代の二人の出会いから一緒に遊び友情を深め、マドンナ(西村朋恵)に二人とも恋して勝負をする。勝負後、告白のために花を沖の島?に採りに行く際にハマオは事故にて帰らぬ人に…。
ここらへんの悲しみもストレートに表現されていて観やすい。

二人とも演技も上手く、話も良いが、どこかの小劇場で鑑賞したい話。照明などはバーでは限界があるし。とはいえ満足の60分でした。

無表情のカモメ役、言葉を発しないが存在感のあるマドンナ役の西村朋恵が彩を添えた良い舞台だった。












テノヒラサイズの致命的誤謬

テノヒラサイズの致命的誤謬

テノヒラサイズ

駅前劇場(東京都)

2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★

笑えはするが…
笑えはするが、ストーリーに入っていけなかったのが残念。正確に言うと、後半の展開が?だった。舞台上には可視化しない○○さんとかは、あまり話のキーにしないほうが良いかなと。(あくまで○○さんを見守る演技がメインではあるのだが…好みの問題だろうか)

前回の「大車輪」が傑作なので、それと比較してしまうともう一歩という感じでした。それでも、スタイルとかは好きなので次回公演も観るようにはしたいと思っている劇団です。

夏への扉

夏への扉

演劇集団キャラメルボックス

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2011/03/05 (土) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★

外国が舞台の話
キャラメルボックスは数回しか観劇していないが、やや後半の盛り上がりに欠けるかな、と思った。もちろん演技は上手だし、セットもしっかりしているが、チケット代金も考慮し、この評価。冷静に考えてみて、同劇団の他の公演と比べて感情移入しにくかった。
個人的に外国人の名前はすっと頭に入ってこないため、変な言い回しだが、観劇に苦戦したせいかもしれない。

森めぐみらの演じたロボットは、もう少しコミカルでもよいかなと思った。気になるレベルではないけど。

NUMBERS【全公演中止決定。いつか必ず再演を。】

NUMBERS【全公演中止決定。いつか必ず再演を。】

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2011/03/08 (火) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★

地震で中止に
観劇中に地震で中止に。ダーツ公演は30分観ることができた。シルクが始まって5分くらいで揺れだした。ホール案内の人も冷静に案内してくれて安心した。その後、余震の影響で近くの公園まで避難した。きちんと避難場所?を把握していたんだなと感心した。

※評価は「ダーツ」公演に対して。

ネタバレBOX

【ダーツ】
密室サスペンス。ややグロめの内容だったが、いい具合に緊迫していた。演出・演技とも上手く作られていたと思う。
狂狂(くるくる)

狂狂(くるくる)

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

王子小劇場(東京都)

2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★

陶芸家
舞台上に役者が出ずっぱりの舞台。照明の使い方が非常にうまかった。
演者は、工藤理穂が一番注意をひいた。

新宿トワイライト

新宿トワイライト

新宿トワイライト実行委員会

シアターPOO(東京都)

2011/03/12 (土) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★

シアターPOO
チラシにちょっと惹かれたのと、シアターPOOは行ったことがないので、観劇を決めた。

舞台は、POOの奥が座席でバーのカウンターやテーブルなどを使用する形(要は新宿のとあるバーの話)。
親父の後を一週間だけ継ごうとする兄弟のもとに、様々な客は訪れる話。それぞれの話はわかりやすく、最後は大団円で締め。一時間程度の公演だったと思うが、安心してみていられた。
あまり劇的につくっていないようで、結構淡々とした展開(演出?)のため、多少空腹感があった。

演技のレベルにはバラつきがあったが、ひどい演技というのもなかった。
妹(大野かなこ)はとても可愛く演技できていたが、兄(田中宏明)と合わせて、親父との関係やお客さんとのからみなど、もう一歩踏みこんだ演技がほしかったかな(主役であるのでね)。

カラスの国

カラスの国

サスペンデッズ

シアタートラム(東京都)

2011/03/17 (木) ~ 2011/03/23 (水)公演終了

満足度★★★

古い砂漠のホテルにて
サスペンスというかミステリー調で話が進み、象徴的に話が収束した。そのせいかぼんやりとした印象で会場を後にすることとなった。ただし、さわやかな後味ではあった。

佐野陽一と渋谷はるかのやりとりは大いに笑った。三田村周三の演技は自然で関心した。渋谷はるかは声の性質がとても良いと思った。

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