miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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Family Profile

Family Profile

劇団のの

Neuro Cafe(東京都)

2015/06/27 (土) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1519(15-207)
15:00の回(晴)。

14:38会場着、受付していただき中へ、ベンチ席と椅子席。白い壁、床は木目、窓には薄地のカーテン。下手、音響担当席。中央にバラ柄テーブルクロスのテーブルと椅子、上手にイーゼル(公演タイトル)、心地よいメロディーが流れる中、写真を撮っている人。14:59前説、15:01客席後方からひとり...開演~16:27終演。

調べてみると、石丸さん「人魚の薬 -雲の上編-(2013/4@風姿花伝)」「チェンジ・ザ・ワールド(2013/5@BOX)」。

直前に時間変更をお願いしてしまいましたがすぐに対応していただけました。
当パンにはさまれたチラシに「ヤリナゲ」の公演(2015/8)があり、昨日観たアムリタの「解体されゆくアントニン・レーモンド建築~」に出ていらした中村さんのお名前があり、実はこちらともつながっているということでした。

吉祥寺のギャラリー公演は3ケ所目、「吉祥寺Gallery re:tail」「キチジョウジギャラリー」は日芸系で。

3代に亘る実に小さいながら、とても爽やかで優しさに満ちたお話でした。使われている曲がよくあっていて、役者さんたちはみなさん高好感度、一人2~3役あるので少し混乱しましたが「コミチ(農坂さん)」を中心に描かれるそれぞれの人生は瑞々しくもありまさしく「Family Profile」。次回もまた観たいと思います。

恋 其之壱

恋 其之壱

ユニットR

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/06/25 (木) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1518(15-206)
14:00の回(曇)。

13:00受付(整理番号券あり)、13:30開場、桟敷席(1列)+椅子席(5列)、正面、上手、下手に分かれた舞台設定、黒い舞台にいくつかの赤い造作、105分、遅れているお客さん待ち、14:04~15:49終演。

こちらは初めてですが、(ソラカメ)江田さん客演ということで観に来ました。阿野さん、小林さんは「芝居屋」の作品で観ていました。

岸田さんの作品は(たぶん)初めてで、演じる役者さんはベテラン揃い、長屋住まいの女、夫、死人たちの恋の図。

時代(昭和初期)設定のせいか、どうも違和感(距離)を覚える、枯れたような古風な「恋」、ゆっくりと進む時間、登場人物の日常のごく一部を切り取って垣間見るような気になってしまい、欲というか業のようなものがなく、少々物足りなさを感じてしまうのでした。男と女、うらぶれた日々、そんななか江田さんは真っ白なシャツ(男性用)に端正な顔立ち、(役の設定として)従順なのかそれが欲望の現れなのか抑圧される姿がなぜか眩しい。

その江田さんの次回作は9月の客演と12月(ソラカメ)公演。

8・12〜白球〜

8・12〜白球〜

劇団裏長屋マンションズ

ブディストホール(東京都)

2015/06/16 (火) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1517(15-205)
19:00の回(曇)。

築地本願寺は、近くで「みそじん」の公演があるのでよくくるのですが会場(サイトによると164席)に入るのは初めてです。階段には花が飾られています。

18:10受付、18:26チケットの整理番号順に整列、チケットに番号のない人はもうひとつの列に並び、その後に入場。

「ぶすはうす」というスナックが舞台、ソファ、カウンター、奥にはボトルが並び、壁には「(花の)絵」、マスターおすすめは「ミックスピザ」「タコのカルパッチョ」「シーフードパスタ」、下手床にミット、グラブが置かれている。

18:50前説(アナウンス、110分、いびき、歯軋り、寝言禁止)、19:00ブザーで開演~20:58終演。

ずっと前、同僚のひとりに遠くの「音」を聞いた、という人がいました。当時はTVニュースをみるくらいてせしたが、何年も経ってから数冊書かれた本を読みました。

話が進むにつれて登場人物の意味がわかるようになり、喪われたもの、諦めたもの、忘れようとしたもの、それらが心の深いところから浮かび上がってくるようでした。

学生服の男子(白塗り)のキャラクター設定はもう少し親しみやすいもののほうが(個人的には)よかったと思いました。あれから30年後、役者さんたち、お客さんたちもその年月を過ごしてきた方が多かったようです。

鮎川さん「飛ぶ金魚(2013/6@みゆき館)」、里璃さん「2番目の女たち。(2013/10@HOPE)」

見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

明石スタジオ(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1516(15-204)
19:00の回(曇~雨)

18:35会場着、受付は既に始まっていて整理券が渡されていたようです、ここはほぼ1年ぶり。

入って右に客席(パイプ椅子6列..お隣さんとの間が少し窮屈、段差があまりない)。談話室、ロビー、上階への階段というセット。下手の壁はクリーム色、上手はグリーン。

公演タイトルはよく見かけながらも観に行こうとは思わなかった作品ですが、「観たい!」にも書きましたように「パライソ(2015/5)」を観に行ったとき木谷さんの次回作とあり、観にきました。

18:55前説(アナウンス、135分)、19:02開演~21:10終演。

「この大空に翼をひろげ飛んで行きたいよ」【作詞】山上路夫...そう感じました。

明治時代の女子師範学校、1911(明治44)年10月、岡崎、市川房枝さん、石川啄木「飛行機」(見よ、今日も、かの蒼空に飛行機の高く飛べるを)
ネットで検索するといろいろ見つかります。

当パンに「台本の一部をカット」と(上演時間3時間と書かれているサイトあり)記載、そのせいなのか少しわからないままというところがありました。また、初日だからかセリフがやや硬いように感じるところがありました。戯曲を読んで、もう一回観たいけどそれはまた次の機会に。


事前に役者さん(みなさん好演)のお名前など確認していなかったので水野さんが出ていてちょっと驚きましたが、その水野さん「片恋スパイラル(2014/9@サンモール)」「さよならをあげる(2014/8パピロン)」、中野さん「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み(2014/5@眼科画廊)」、坂本さん「眠る羊(2014/2@LIFT)」他一連の作品、大迫さん「カラスの楽園(2012/11@楽園)」、長野さん「おむすび(2014/7@711)」。

ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2015/06/08 (月) ~ 2015/06/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1515(15-203)
20:00の回(曇)

19:45会場着、JR快速遅れのためややおし19:55開場、お客さん多い、20:14開演~21:21終演、21:31トーク終了。

初日に続いて2回目、本公演は「初日~3日目」休演二日間「後半4日目~」という構成、視点を変えるために少し後方に座ってみました。

開演前の雰囲気は変わらず、やや構えつつ開演...が、何か違う、いや全然違う、静と動くらい違う。お休みを挟んで劇的に変わったようです(トークより)。

ゴドーを読んでみようか、思うほどの刺激。摩訶不思議な照明は会場の深い呼吸なのかもしれません。それにしても、なぜ上から照らしているのに佐東さんの影は上にのびているのだろう。

最後の曲は、やはり池袋で使った曲だそうで、また舞台を観たい。

のばらのばらのばら

のばらのばらのばら

ヅカ★ガール

新宿眼科画廊(東京都)

2015/06/05 (金) ~ 2015/06/10 (水)公演終了

無題1514(15-202)
11:00の回(晴)。

10:33受付、開場。天井~壁に大きな布が吊らされ、舞台中央には「円柱の台(同じものだろうか)」。
初演(2012/7@教室/上智大)を観ていて、登場人物も増え、また違った雰囲気でした。

ただ、物語としての落ち着き(わかりやすさ)はもうひとつかなと感じました。

10:35/11:03前説(80分)、開演~12:23終演。片山さんの回(7月の「煙管」観に行きたいと思います)。

ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

演劇ユニット「みそじん」

atelier.TORIYOU(東京都)

2015/06/13 (土) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1513(15-201)
14:00の回(うす曇り)。

此処までは有楽町駅から歩くのですが、道の両脇にはたくさんの濃い緑色の葉、小さな御神輿が通ります。

13:31受付(前回のチケット半券で300円引)、開場。いつもの座椅子席に、4回目(2014/10、12、2015/4)。

見慣れた部屋、ラジオからはCMが聴こえる、B.ジョエル「Honesty」は1978年「52nd Street」収録曲、懐かしい。

14:03前説(80分、外の音もあわせてこの場所)、14:05時報が8時を告げ開演~15:28終演。

新しく岩堀さん(長女)、配役代わって大石さん(三女)。熱いお茶が麦茶になり、パジャマも薄手。ビールがさらに美味しそうにみえる。

梅雨入りした関東、木造の雨漏りする家、古いピアノ、ラジオ...すべてがセピア色にみえるこの部屋に今日は鮮やかな色の花。何度見ても打ち震えてしまう4姉妹、母の気持ち。

雨は心の中に、外に沁みこみ、母の思い出がよりくっきりと浮かび上がる。みな就寝のためそれぞれの部屋に戻った後、聴こえてきたのは祭りの音、いよいよ本当の夏が来る。また来月。

裕美役大石さんは黒の上下、腰のあたりには蝶、銀に輝るベルトはなかなか過激、千恵役天乃さんは鮮やかな(瑞々しい)オレンジ、一方、真紀子役の斉藤さん、長女役の岩堀さんの長女/次女組は落ちついた色合い(お肌の手入れ重視)。

客席に作家の阿藤さん、階段を下り外に出ると大勢のハッピ姿、お神輿が通るところでした。

次回出演予定の南伊さん「ドブ、ギワギワの女たち(2013/3@AiiA Theater Tokyo)」を観ました。岩堀さんの次回みどり人@雑遊は観に行く予定です。

DANCE ASSORT

DANCE ASSORT

トゥリル

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1512(15-200)
19:00の回(曇)

事前にメールが届き、当初の18:15から18:30に受付変更。早めに着くと会場前に貼ってある案内には「18:15」とあるので??と思っていたら、スタッフの方がマジックで訂正。

宮崎さんのダンス公演は「クークー(2015/4@ここ)」、その前は「EgHOST」の客演。会場に入ると先日観た「Mr.Scot」の高谷さん。お客さんのほとんどは女性(みなさん桜美林の方?)。

18:50前説(10分休憩、105分)。19:04開演~19:45、休憩、19:59~20:53終演。

全6演目、力強さ、嫋やかさ、軽やかさが、振付=身体と表情から、直接、客席に伝わってきます。珍しくタップがありましたが、もっとよく鳴る床だったら...。鷹栖さん(ソロ)の大きく速いフォーマンス、下島さん(ダンサー6名)の異色の演出とパワフルな群舞、また、花の色が映えるもの、情感あふれる作品など、魅力的な作品揃い)。

当パンから調べてみると多くの方が「ピュア魂(2012/11 未見)」「ピュア魂2(2013/7@PRUNUS)」。脇坂さんは「ダンス花(2014/9@セッションハウス)」「Step Up vol.48(2013/9@同)」。木頃さん「4771-72(2014/11@櫂)」

来週は2度目のPRUNUS HALL。Baobab「Marina bay Sans」公演に行きます。

フレームの日々が過ぎるまで

フレームの日々が過ぎるまで

尾花藍子

神楽坂セッションハウス(東京都)

2015/06/13 (土) ~ 2015/06/13 (土)公演終了

満足度★★★★

無題1511(15-199)
15:00の回(晴)

少し前までは受付前でも「外は寒いから」とロビーに入れてくれたのですが、本日は「外は暑いから」ということで中へ。季節はめぐる。

14:31受付、開場。15:00/15:05前説(安藤さん)、開演~15:56終演。

尾花さんは「ダンスがみたい!新人シリーズ13(2015/1@d-倉庫) 」を観ましたが、同じく参加していたKEKEさん、安藤さんはこのとき未見。調べてみると安藤さん「2012.1 驚愕と花びら#02(2012/1@バビロン1)」、鈴木さんもどこかで観ているような気がします。

黒い衣装の3人、静謐な空気の中でゆっくりとした動き、短い会話、床に正方形に貼られた白いテープ、正面壁には赤い線が映る、ぶちまけられた発泡スチロール玉、走り回り、じゃれあう。何が起こっているのか全然ワカらないのに、雰囲気はいい。

KEKEさんは7月ttuの「変身」を観に行く予定。尾花さんの11月の「ときかたち」も観たい。

凡人16号

凡人16号

OTOZAK

原宿ストロボカフェ(東京都)

2015/06/12 (金) ~ 2015/06/12 (金)公演終了

無題1510(15-198)
20:00の回(曇)

19:30受付、開場。椅子がフロアに置かれ、舞台下手にはピアノ。

「VOICE(2014/11)」に続いて2回目。~20:54終演、~21:07ピアノ演奏終了。

時間と場所が切り替わっているようで途中やや混乱、音楽と身体との連動は(普通のダンス公演と比べると)かなり緩いのでお話の展開に起伏がなく平坦な感じを受ける。また、流れが場のつなぎで中断するように感じてしまいました。もう少し、衣装や照明で彩りを添えるとよかったのではないかと思いました

ちょぼくれ花咲男

ちょぼくれ花咲男

文月堂

座・高円寺1(東京都)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1509(15-197)
19:00の回(曇)。

18:40会場着(受付、全席指定、チケットに座席の記載がなかったので問い合わせ)、コの字の客席(両横は低い位置)、正面に向かった客席はひな段、正面壁に大きな布(赤、緑、黄など)、下のほうは障子戸、2階部分有、その手前に正方形の舞台。

「へちま(2012/4@OFFOFF)」からで5作目、なので初演(2011/9@サンモール)は観ていません。20人を超える役者さんたちで演じられる本作、壮観でした。

19:00前説(アナウンス,130分)、19:05開演~21:13終演、冒頭に時代の説明、1700年代の後半(江戸時代)、解体新書、遊郭...個性的な登場人物、貧しさ、悲恋、その時代に生きた人々の様子がいくつものエピソードを織り込んで画かれていたように思います。

途中、明転したら上手(横)の客席にいたのはハプニングだったのですね、
ちょうどまっすぐ前方だったのでずっと観ていました。

劇中、三味線ではなくギターが出てきても違和感なく、闇にまぎれて奏でられたのはLed Zeppelinでした。

すぐにわかったのは、三谷さん、岸野さん、日高さん。調べますと、中野さん「泳ぐ機関車(2012/12@すみだ)」、椎名さん「無重力金魚2011/11@d-倉庫)」、岸野さん「地獄篇 ―賽の河原―(2014/1@王子)」「はてしないものがたり(2015/3@王子)」、大森さん「斜い人(2013/5@サンモール)」、岩見さん「スノードロップ(2014/8@絵空箱)」「「ころころころ(2015/2荻窪小)」、さかいさん「広島に原爆を落とす日(2011/7@がざびぃ)」

『タガタリススムの、的、な。』

『タガタリススムの、的、な。』

舞台芸術集団 地下空港

座・高円寺1(東京都)

2015/06/04 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1508(15-196)
19:00の回(雨)。

18:40会場着、受付(M列)、昨夜に続いて2回目、やはり女性率が高い。入って左の壁際、背もたれがあり楽チン、スタッフの方が傘は椅子の下にと丁寧に教えて下さる、会場全体が一目で見渡すことができ、セリフもよく聴こえる。

初回は掘り炬燵に入ったので目の前だったりするとそうとう見上げながらでしたが、今夜は、やや見下ろすような位置。反対側(向こう岸)まで見通せるし、全体に拡がる照明、正面スクリーンへの映像投影も観やすい。会場全体にわたるムーブメントや広範囲のポジションなども視界良好。

恵比寿の「Site」でみた「増殖島のスキャンダル(2011/12)」「初演(2013/11)」も美術が異色でしたが、今回の公演では空間から受ける感覚も未経験のものでした。

18:46/18:56前説、19:09入口扉が閉まり「では、始めましょう」という第一声で開演~21:13終演。DVD化はないそうで、再々演があればまた観たい。

ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2015/06/08 (月) ~ 2015/06/17 (水)公演終了

無題1507(15-195)
20:00の回(雨)

19:43会場着、受付、19:54開場、20:04開演~21:11終演、~21:28トーク終了。今夜はほぼ勅使川原さんのソロ。

海外戯曲:チェーホフ,シェイクスピアはもちろんのこと多くのものが合わないうえに不条理劇は苦手。それがどのようにupdateされてゆくのか、なかなか複雑な気持ちで会場へやってきました。

トークで名前がでた「イヨネスコ」、たとえば「EgofiLter」の「授業(2012/5@MAREBITO)」は同じく難コース、また「劇団渡辺」のほう(2013/6@SENTIO)はハチャメチャな演出もあってとても面白かったです。

実のところ正攻法の「ゴドー」は観たことはなく(お話は知っていますが、これからも観ないと思う…)、超変化球モノを2作のみ。トツゲキ倶楽部「ゴドーを待ちながらを待ちながら(2013/10@BOX in BOX)」、鮭スペアレの「ごどーちゃん~(2014/2@LE DECO)」。これらは原作を知らなくとも楽しめるし、後者はプレトークとして作品について語る時間がありました。

さて、今夜、舞台には二人。暗くて輪郭はぼやけよく見えません、じっと佇む様子は石像のよう。

勅使川原さんご自身の「語り(録音)」とダンス、佐東さんは客席に背を向けほとんど動かず、たまに横顔が見えそうになるだけ、ぶっきらぼうな語り、分厚い上着を着込んだ一人の男が二役、不思議な照明。

状況の説明はなく、観客には「待つ」理由はないし、「ゴドー」がいるのか/いないのかもわからず、不安に駆り立てられる。初めて観る者は混乱し、かつて観たことがある者は比較する。

とにかく難しい。

本作、佐東さんとの入替わり、3人で、などがあるかも、ということでした。

アイ色バースディ

アイ色バースディ

劇団光希

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/06/03 (水) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1506(15-194)
13:30の回(晴)

12:55受付、開場。上手に小上がり、テーブルに椅子。下手は戸外(?)、
ブロック塀、階段、暑い季節のようで数ケ所によしず。

何気なくかかっている音楽に耳を傾けると「Big Country」「Culture Club」など懐かしいもの。

小奇麗なものやお洒落なものはひとつもない部屋。

6作目になりました、ここ「KASSAI」は「サークル(2013/8)」から続けて。

13:31前説、13:38開演~15:55終演。

主役の森下さん、座れば膝を揃えて...などということはなく、汗と泥、汚れまみれの現場、加えてぶっきらぼな言い回し。でも、そのどれもこれもが「みたまま」「聞こえるとおり」のものではないことをお客さんは知っているはず。何箇所かセリフのつながりに「?」っと思うところはありましたが、いいお話に出会えたと思います。

スマイルマミー・2015

スマイルマミー・2015

劇団芝居屋

劇場MOMO(東京都)

2015/06/03 (水) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1505(15-193)
19:00の回(曇)。

開演間近にようやく着、受付、席に着くと一樹さんの演奏はほぼ終了。

7作目になりました。「再生」は観ていますので懐かしい舞台セット。
登場人物は増えましたが「面白く判りやすい舞台」にかわりはありません。ひとりひとりが想うところを大事に持っていて、お互いを支えあう暖かさに包まれたお話でした。創り上げたものを手放すのは誰にとっても難しい。

19:01開演~21:01終演

勤労花嫁

勤労花嫁

Mr.Scot

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2015/06/05 (金) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1504(15-192)
19:00の回(やや曇り)。

昨日に続いて2回目、当日券(18:00受付、18:53入場、最前列左端)。19:01/19:06前説(2回目は高谷さん)~20:27終演。全5ステ終了。

やはりダンスというよりはパフォーマンスと表現してよいのか、無音のシーンなどは難解でした。「勤労花嫁」について冒頭触れられたことが関係しているのか/そうでもないのか、世代の違いか/性別の違いか、そもそも考えようとすることが無理なのか。



勤労花嫁

勤労花嫁

Mr.Scot

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2015/06/05 (金) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1503(15-191)
19:00の回(曇)。

18:00受付、18:30開場、入って手前に客席(ひな段)。

渡邉さん、高谷さん、鈴木さん「ピュア魂2(2013/7@PRUNUS)」...もちろん大勢のダンサーが出演していたので覚えていませんでしたが、高谷さんは「-W-(2013/3@ST)」も観ていました。

18:59/19:03前説(70分)~20:22終演。

舞台下手に花びら(白、ピンク、赤)で作られた輪。無音/轟音/洋楽、ダンサー5名、緩急入り混ぜた動き、不思議な内容。ボルテージが上がった時のパフォーマンスが好み(ピュア魂を思い出す)。

会場に榑松さん、ちょっとお話する。

『タガタリススムの、的、な。』

『タガタリススムの、的、な。』

舞台芸術集団 地下空港

座・高円寺1(東京都)

2015/06/04 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1502(15-190)
19:00の回(晴)。

18:45会場着、受付(メールをみせる、指定席)、既に開場していて覗いてみると超特大宴会場のような配置。入口側から奥へ5列の大テーブル、その両側に座り、堀炬燵のように両足を下す、壮観。(普段の)左右壁際に椅子席、大テーブルには大きな布が敷かれ、誰か中に入っている。役者の方々が座席案内。大テーブルはお隣さんとの間に余裕あり。

初演(@Site)とは全く違う雰囲気の会場づくり。お客さんのほとんどが若い女性。

「OLと魔王」からで6作目。しばらく前、某お芝居に田代さんがいらしていたので「次回、行きますよ~」と言っていたのに即刻完売でかなり焦る、が、追加販売でなんとかチケットを確保。

18:46/18:58前説(120分)...ゆっくりと開演~21:15終演。

野田さん、田代さん、竹岡さんお馴染みのメンバー、初演時にも出ていらした方、コーラスの皆さんが大きな会場の隅々までつかってミステリー仕立ての物語をみせてくれます。

掘り炬燵に入るとなかなかカラダを反転させるのが難しいですが、頑張りましょう。

後ろでもお芝居をやるので目のやり場に悩む、そんななか照明が当たっていないところでも田代さんはずっと役になりきっているのでした。いや、それは客入れのときからだった。

2回目行くのでまた書きます。

へそにたまるのは呪い、こころだけがあるわ。

へそにたまるのは呪い、こころだけがあるわ。

ホロロッカ

サブテレニアン(東京都)

2015/05/29 (金) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

無題1501(15-189)
13:00の回(晴、暑)。

12:31受付(チケット?を腕に巻く)、開場、手前側に客席、床と壁に白く「+」のマーク、聴こえる音楽は音量は小さいものの音が割れているイヤホンモレのよう。13:02前説(90分、かわった趣向だった!)、13:05開演~14:40終演。

戸塚さん「Parting(2014/5@セッショナハウス)」「悪い森(2014/7@此処)」「コロラド(2015/3@眼科画廊)」、三浦さん「良くてフロリダ~(2014/7@BASE)」。

新田さんは「ゆめの泉と泥濘(2014/4@pit)」が初めてで、直近「架空の箱庭療法#3(2015/4@吉祥寺)」たぶん6作目。

夢か現実か...奇怪なストーリー展開とはみ出し気味のキャラクター設定、「未来人」「人工授精銃」「時空警察」、突然ギニアにいたりとなどなんでもあり、なのでついてゆくのに苦労しました。

劇団として、あるいはお話(の内容)として、なにかまとまった「雰囲気」のようなものがあるといいなと思いました。(近しい関係にない)お客さんが場面の飛躍にもついてゆけるような道筋が戯曲には必要ではないかな。

40minutes VOL2

40minutes VOL2

TABACCHI

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/30 (土)公演終了

満足度★★★★

無題1500(15-188)
13:00の回(快晴、暑)。

12:15会場着、受付(整理番号あり)は始まっていました。「40minutes」は初めて、ここは「PADMA vol.5 「戦国BARASHI(2013/8)」以来の2回目。

12:32開場、13:09開演~InnocentSphere13:52、~チャリT企画14:35、~口字ック15:10。15:27~15:53表彰式。

「ゆれる」がテーマですが、個人的にはこれで得票数を争うのはどーかなー、
と思ったので昨年は観に来ませんでした。

d-倉庫「現代劇作家シリーズ」のように同じ脚本を比較するのは面白いと思うのですが、自由に設定解釈できる(今回は「ゆれる」)テーマだとどれだけ会場のお客さんが「共有=共感」できるテーマかでほぼ決まってしまうように思えてしまうのです。

結果:1位359票(45.4%)、2位261票(33.0%)、3位170票(21.5%)。

個人的には「口字ック」に、かさいさん客演、大石さん振付、とあったので観に来ました。

「InnocentSphere」:左右で設定を変えているのと効果音や演技の緩急が新鮮でした。ただ、まだ「現実」としてゆれているテーマなので...評価はまだ早すぎる。但し、次回作、観たいと思います。

なんで曲がB.Springsteenなのかなと思ったのですが、台本をみると居酒屋の店名「サンダーロード」でした。懐かしー!。初来日公演は85年4月22日と23日、大阪城ホールで2夜観ました。当時購入したアナログブート盤はCD-Rになっているらしい。

永遠に喪われたものたちへの想いをまっすぐ表現した本作には素直に拍手をおくりました。

狩野さん「カルデッド(2013/7@OFFOFF)」、大塚さん「2番目の女たち。(2013/10@HOPE)」、意外なところで宮嶋さん「金の手鏡(2011/12@VIBE)」「夜のしじま(2012/3@DECO)」、川本さん「ぱれえど(2012/11@雑遊)」、小見さん「孤独な絵肌・滑り込む音楽(2014/12@TAMA)」「ステロタイプテスト/パス(2014/1@d-倉庫)」、山岸さん「木(2013/8@サンモール)」。

「チャリT企画」:ゆる系の展開なのにテーマは国際的、やや時事解説風。タイトルは「A Hard Day's Night」のモジリですね?本作も相当生々しいけど、他の2作品と比べるのはどうかなと。

松本さん「完璧な世界(2011/7@DECO)」、内山さん「兎ノ刻 ートノコクー(2011/10@COREDO)」、岡田さん「同行二人(2013/12@magari)」「ローヤの休日(2011/3@王子)」、熊野さん「カルデッド(2013/7@OFFOFF)」「タイトル、拒絶(2013/2@サンモール)」「Turning Point 【分岐点】(2012/2@スズナリ」、小杉さん「魔法処女★えるざ(30)2013/1@タイニイアリス」「ハルメリ2013(2013/3@高円寺)」、室田さん「かっぽれ!?夏?(2013/9@あうるすぽっと)」


「口字ック」:やはり小野寺さん、堂本さんは凄いなと思いました。自分だけ取り残され、周りはドンドン変化してゆく、甦る記憶、自分が激しい気迫とともに伝わってくる、山田さんらしいなと思いました。駆け巡るひとたち、ボールは自分を避けるように動き続ける、立ち位置が見えず、目眩がする、再び歩き始めるために必要なことは何か。

堤さん「PRESS(2014/12@サンモール)」「タイトル、拒絶」「オーシャンズ・カジノ(2012/4@王子)」、水野さん「神と遊べば(2014/8@B1)」、レベッカさん「さよなら、三上くん(2015/4@APOC)」「ツヤマジケン(2014/7@王子)」、栗野さん「谷間にカンパイ!(2015/4@風姿花伝)」「ロミミ(2014/6@BONBON」、武井さん「星の音色が聴こえますか(2014/9@雑遊)」、もなみさん「だいなし(2015/1@王子)」「タイトル、拒絶」

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