miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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<身体>に対する態度表明

<身体>に対する態度表明

木村愛子・林慶一 共同企画

d-倉庫(東京都)

2015/10/06 (火) ~ 2015/10/07 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1619(15-308)
19:30の回(曇)

18:50会場着、受付、19:00開場。立夏さん(獣の仕業)とお隣同士になりました。

前半は林さん、後半が木村さん(初日と同じ)、2回目なのでシーンの展開に追いつけなかった初日に比べて、振付の違いなどにも意識を向けることができました。

繰り返し「自己」を叫び、分裂した無限の「自己」を呼び戻すかのような林さん、きっと何かが見えているのだと思わざるを得ない木村さん。間逆の視線...自分は「何」かということかな?

どちらも原初的。

<身体>に対する態度表明

<身体>に対する態度表明

木村愛子・林慶一 共同企画

d-倉庫(東京都)

2015/10/06 (火) ~ 2015/10/07 (水)公演終了

満足度★★★★

無題1618(15-307)
19:30の回(曇)。

18:45会場着、受付、ロビー開場(高校生の方がたくさん)、19:00開場、最前列はミニ椅子。

舞台上では林さんのパフォーマンスが始まっています、途中、19:52(録音済み?)前説らしきもの~20:23、木村さん20:39~21:21終演。

林さんは初めて。木村さんは1年前のd-倉庫「水を抱く(2014/8)」、今年に入って「シアター21フェスSTEP UP vol.56"春編" (2015/4@セッションハウス)」。

両者とも整然とした時間の流れがあるのではなく、観客とのコミュニケーションを排するような強烈/不可思議な展開。

ネタバレBOX

林さん:1分ごとに繰り返される「時報(?)」、自身の名を書き続け、自身の小さな像(モアイ像に似ている)が乱立、深い嬌声が空間を漂う。重いリズムと8個の電球、何が起こっていたのかわからないまま終演。

木村さん:どこから出て来るか...と、あっさり後方より早足で登場。遠目にみるとさらしを巻いているような上半身、奥の壁に掛けられた上着を手に取る。異次元、印象的な明暗(照明)
親戚の話

親戚の話

コマイぬ

古民家シェアサロンasagoro(東京都)

2015/10/02 (金) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1617(15-306)
11:00の回(晴)。

10:20鷺ノ宮駅から歩いて(事前に道案内メールをいただいていたので迷わず到着)会場着、外から見ると普通の民家、木陰で待機、10:30受付、開場、和室です。桟敷と椅子。2間続きの和室、玄関側が舞台、上手は廊下とガラス戸、庭。中央にテーブル、座布団。

11:01前説(芝原さん、石巻のことなど)、開演~12:06終演。台本を購入。

ひと吠えめ「花束を渡すのは誰だ?(2013/3@FIND)」からで3公演目ですが、芝原さんは「とても個人的な~(2011/3@眼科画廊)」「犬と花(2011/4@OFF)」他を観ています。

当パンに「津田家 親戚の図」があり、11名の関係が示されています。長男、次男、三男の子供(いとこ「男女」2人、10年ぶりの再会)、その男の妻、3人、石巻でのお話でした。

震災後、両親との確執、自分への恐れ、などがどこにでもあるのかもしれない風景の中に見えてくるようでした。

柱や天井の濃い茶色。障子の白。畳の薄い黄色。庭の木の緑。室内からは見えませんが青い空。

ぎこちなかった3人の心は解きほぐれ始めたのでしょうね。

ハムレット

ハムレット

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2015/10/02 (金) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1616(15-305)
20:00の回(曇)。

19:40会場着、受付、19:53開場。入ると...ひな壇に座椅子がありました。座り心地よく腰と背中が楽です。

いつにもまして暗い会場ですが、何かがうっすらと見えます。20:06開演~21:00終演、~トーク21:17。

見えそうで見えない闇を纏った男は人なのか亡霊なのか、水底か地界から現れたような女性は生者か死者か。

蹄の音、風、雷鳴、ノイズ。奥に映る巨大な円は不吉な月か...木星にも見える。機械仕掛けの亡霊、生気を喪った存在が舞台を彷徨する。

原作は、映画「ケネス・ブラナー版(1996」、演劇KUNIO11『ハムレット』(2014/8@あうるすぽっと)を観ました。シェイクスピアは苦手なのですが、本作にはセリフがなく、ダンスでこのような表現ができるんだと、あらためて思うのでした。

ナイゲン(全国版)

ナイゲン(全国版)

Aga-risk Entertainment

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2015/10/03 (土) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1615(15-304)
17:30の回(曇)。

(スリッパに履き替え、1Fで待機)、17:00、3Fで受付、開場。元中学校(世田谷ものづくり学校、3331 Arts Chiyodaよりもっと「教室」っぽい)が会場。

机をロの字で囲み、壁沿いの3面に椅子席、正面の黒板側に「議長他の委員」、時計回りに「2年」「3年」「1年」。校庭側には大きな窓があり明るい室内(ミラクルとはずいぶん印象が異なります)。

17:29前説、開演~19:28終演、トーク(ゲストは池田さん)19:35~20:03。

座ったのは「3年生(淺越さん)」の後ろあたり。

「ナイゲン」は2012/2013を観ていて、今回3公演目、11月の@新宿も予約済みですが、サイトや当パンに「劇団本公演としてやるのはこれが最後になると思います」とあります。※サイトの「潜入記」は観劇後がいいかも。

会場の造りが違うので、声が大きく(やや団子状)聴こえます。

個々のシーンで細かいところの変更・追加(より濃い目に等)はありましたが、お話の構造(セリフのつながり、場面の切替)は変わらず。

個人的には「どさまわり」のこだわり感が薄まってしまったように感じました。高校生、15~18歳、入学年が違えば先輩後輩の関係、そんな中にも制御不能の猛者がいてもいいなと思うのでした。3年生側なので塩原さんの表情を直接見る機会は少ないのですが、うずくまったその姿、じっと動かないその背中はとても雄弁でした(褒めすぎか?)。

手のひらを 透かしてみれば

手のひらを 透かしてみれば

企画室磁場

小劇場てあとるらぽう(東京都)

2015/09/30 (水) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

無題1614(15-303)
19:30の回(曇)。

18:50会場着、受付、19:00開場。

奥にソファ、手前にデククと椅子(ノートPC)、周囲には椅子(足元に皿、CDケース、升(?)、ビン...天井から吊ってあるものも...)

19:28前説(アナウンス、75分)、19:33開演~20:41終演。

男&4人の登場人物、4つの関係のお話。頻繁に場面が切り替わるもののお話のトーンは同じ。照明が抑え気味なこともあり、少し単調に感じてしまいました。

劇的なことだけが「劇」ではありませんがとても普通。天井も、オブジェも、電球も、素材としての見せ方は普通で、効果があったのか疑問。

みんな素足である必要はなかったのでは?(場面によっては不自然)


観た公演:
土田さん「息を止めるピノキオ(2013/5@DECO)」。時田さん「お暇をこじらせてⅡ(2015/1@アゴラ)」「さくらの会-太宰 治『女生徒』より-(2013/11@やわらぎ)」「アドバタイズドタイラント(2012/1@d)」。植田さん「ダンス専科2014(2014/4@セッションハウス)」。北川さん「十二人の怒れる男(2011/5@DECO)」。

西武池袋線物語

西武池袋線物語

くによし組

北池袋 新生館シアター(東京都)

2015/09/29 (火) ~ 2015/09/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1613(15-302)
19:00の回(曇)。

18:30受付、開場。入り口側が客席(パイプ椅子にザブトン)、舞台には「文字」が書かれた紙片が多数。

國吉さんが「206(2015/8@王子)」に出ていらしたのを観てこちらに来てみました。

18:54前説(70分)、19:00開演~20:09終演。

「説明」にあるように大人数の登場人物。3人の何とも言い難い雰囲気。劇中、一見お芝居とは離れた休憩時間みたいなブレイクがありましたがこんな部分も含めて実に個性的な内容でした。

落伍者、改。

落伍者、改。

ラチェットレンチ

南大塚ホール(東京都)

2015/09/26 (土) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1612(15-301)
12:00の回(曇)

11:00受付(整理券あり)、ロビー開場、11:30開場。

2段組の舞台、手前に赤い布で覆われた高座、左右、階段、壁に文字が書かれた紙片(半紙?)。前作(2015/5)が初めてでしたので2作目です。

ラチェットレンチが初めての方が多いらしい場内には比較的高い年齢層のお客さん。普段落語をきく機会はないのですが、少し前「前座失格!? (藤原周壱著)」を読んでいたので多少は予習になったかも。

このようなお話は分かり易さが一番だと思います。お客さんは満足そう。

馬場さん「THE TRICKTOPS」の作品。浅見さん「オーディション(2013/11@GEKIBA)」。

相本さんはPal’s Sharerしか観たことがなく、いつかこちらでも観たいものです。

三色の星

三色の星

やめちまえかんぱにー

高円寺 明石スタジオ(東京都)

2015/09/25 (金) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1611(15-300)
14:00の回(曇)。13:30受付、開場、ベンチシート+椅子席。

13:59前説(アナウンス、100分)、14:05開演~14:42、~15:14、~15:50終演。

こちらは初めて、田久保さん(5作目)が出でいらっしゃるので観に来ました。

「たいむかぷせるず」「女子刑務所南五号棟」「Eternal Mother」の短編3部。

設定はかなり強引で「実際には...」と思うところも多々ありましたが、どの作品も人肌の温もりを感じさせてくれるものでした。

やはり田久保さんはここでも好演、お客さんへの気配りも好感。

※客席に段差をつけにくい会場なので横になると2列目以降のお客さんはほとんど見えなかったのではないかと思うのですが...

EXPO

EXPO

Dr.MaDBOY

王子小劇場(東京都)

2015/09/26 (土) ~ 2015/09/30 (水)公演終了

満足度★★★★

無題1610(15-299)
19:00の回(曇)

18:15受付、18:30開場、入るとThe Beatlesがかかっている。4面囲いの椅子席、入口側4列、時計回りに1-2-1列という配置。


中央に四畳半的フローリング床。座布団、本棚(三島、芥川、AKIRA)、小さなテーブル、旧式ラジオ、おもちゃの灯台、CD、ビデオテープ、座る場所がない「部屋」..トイレは別のようです。天井にミラーボール。

開演前にアルコールの販売有、18:55前説(60分)、19:02開演~19:55終演。

シルバーウィーク期間中も若手の方々(学生含む)の作品を中心に観てきました。その締めくくりの一作。

「観たい!」に書きましたように、こちらは初めてですが和田さんは「妖精大図鑑(2015/7@セッションハウス)」を照明(なぜミラーボールの反射は木星みたいに見えたのでしょう)の古澤さん@下北沢での「卒業制作展(2015/1@711)」を観ていて「Dr.MaDBOY」ってどんなお芝居をするのか観に来ました。

起承転結というよりは、瞬間的に閃いたイメージが舞台になったように感じました。中心となる「部屋」とその周辺で生じる「現象」が入れ替わりながら近未来的のようであったり、寝込んでしまった一夜の夢物語のようであったり。時間と空間が分離したとき「東京タワー」はあるのかないのか、幻想的な内容でした。

雨湯口

雨湯口

はりか

RAFT(東京都)

2015/09/25 (金) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

無題1609(15-298)
19:00の回(雨)。

18:23受付、一旦外で待ち、18:30横のドアから中へ(靴のままで可)、入って左と奥がL字の椅子席。中央に低いテーブル(白い布)、座布団、横に「魚」、簡素な舞台。

19:00配膳、19:02前説(50分)~開演~19:55終演、初日乾杯。

「はりか第二回公演」の第一回公演「歩行船(2015/3@キッド・アイラック)」...桐朋女子演劇部 69期黄色 70期赤 合同公演を観ました。

どちらも三文字というのは偶然でしょうか。

久保さん、調べてみると「5分だけあげる(2011/6@王子)」「泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません(2011/6@「劇」)」、「地獄谷温泉無明の宿」を観たかったのですが時間があわず。小西さん「ワンダーランド(2015/2@王子)」。

※あとで書き足します

※気になったこと:予約返信メール「受付開始は開演の1時間前、開場は開演の30分前です。」とあります。他の劇団でもよくありますが...

死に至る眼、光る

死に至る眼、光る

アムリタ

サブテレニアン(東京都)

2015/09/24 (木) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

無題1608(15-297)
20:00の回(雨~曇)。

19:30受付、開場。受付時に備品を渡され、上演中それを自由に使ってよい、ということでした。

入口側を背に3面の客席、舞台上にも仕掛けがあり凝った設定です。

75分ということでしたが、20:03開演~21:23終演。

「廻天遊魚(2013/8@眼科画廊)」「Q体(2015/6@プロト」に続いて3作目、難易度が高すぎて整理しきれませんでした。

余談:荻原さん演出、吉田さん脚本、藤原さん(当時/くるめる)、鈴木さん、で尾崎翠の「第七官界彷徨」を観たのは2011/6...4年以上前になりました。

ネタバレBOX

ツイッターで画像が出ているのでコメント追加します。

ギリシャ悲劇だけではありませんが、海外の戯曲は苦手で本作も例外ではありませんでした(普通の衣装なので雰囲気がない)。また、シーンが交差する構成がわかりにくく...というよりさっぱりわからず。ですので、3人が複数役を演じますが、どれも「らしさ」が中途半端に思えてしまいました。

お客さんがライトで照らす、という演出は経験があるのと、自分のライトは手元を照らす時にしか使う必要がなかったこと、床の照明をon/offする度にお芝居の流れが中断するような気がしたこと、ちょうど反対側の方のライトが眩しかったこと...など、効果のほどは???でした。
潮/通過

潮/通過

Q市街+シニフィエ

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題1607(15-296)
15:00の回(晴)。

14:29受付、14:46開場。入って右に椅子席、ベランダ側が舞台。絨毯が敷かれ、小さなテーブルと椅子。上手奥に照明、本棚(「かわいい闇」「ヒッチコック・ボスター・アート」)。

15:02「通過」開演~15:45、「潮」~16:30終演。

千田さんは「小宇宙(2013/12@SENTIO)」「ゲンゴロウ(2014/2@pit)」。福原さんはCOoMOoNOoの作品。Q市街は「ちょっとそこに座りなさい(2014/7@新生館)」を観ていて2作目です。

■「通過」...時間と場所、登場人物の関係を示すものが見当たらないので難解、散文詩? 劇中手にした文庫本はP.K.ディックでしたか?

早川さんは多摩美のダンサーとお聞きしました。多摩美で観たことがあるダンスは「妖精大図鑑」ですね。

■「潮」...星新一のショートショートのような印象。役者さんの個性によるところが大きいと思うのですが、からっとした仕上がりが好印象でした。シチュエーションがSF好きの私にぴったり。

愛すべき部屋

愛すべき部屋

GOLDENBOY

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2015/09/21 (月) ~ 2015/09/22 (火)公演終了

無題1606(15-295)
15:00の回(晴)。

14:30受付、開場。

歪んだ背景、窓、床と壁の模様。中央にテーブル、兎の頭と林檎、周辺にもぬいぐるみやおもちゃ、と林檎。

客席をもう少し明るくして頂けるとありがたいです(暗くて読みづらいので)。14:50前説(70分)、15:00開演~16:09終演。

「ここ」がどこなのかがお話の肝だと思うのですが、そのミステリアスな世界の見せ方はもっと工夫した方がいいのではないかと思いました。

「ここ」に来た時点でメイドにも「ここ」の意味は分かっていたのではないかと思ったので、終始、違和感がぬぐいきれませんでした。

「ここ」でゲームをする理由、それ以前に、集まってくる理由がもうひとつわかりませんでしたし、どうして死ぬのだろう。

この会場ならもっと抑えた演技(声量)でも通じるでしょうし、変にワルぶったセリフや演出にする必要はなかったのではないかと思いました。

ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

演劇ユニット「みそじん」

atelier.TORIYOU(東京都)

2015/06/13 (土) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1605(15-294)
19:00の回(晴)。

18:31受付、開場、6公演目。

有楽町から歩きます。もうすでに暗くなった街、上空、彼方に月がかかっています。ちょうど縦に割ったような右側だけの月、周りが丸くぼんやりと明るくなっています。寒くはないものの季節は秋。

いつものようにラジオから聞こえてくるのは...「松田聖子の夢で逢えたら」でしょうか、もちろん当時聞いていたわけではありませんが、車のCMが多い、忘年会とあったので放送は12月か、吉野家の牛丼350円(今いくらか調べると並盛380円)、百百ちゃんぎょうざ...国電なので80年代中頃か?

本多さん、鈴木さんは初めて、那須野さんは「グッドモーニング・ブルーバード!(2012/10@エコー)」を観ていました。

19:03前説(天乃さん)、今月の花は「ホトトギス(Wiki:花期は初夏から秋にかけて」、綺麗な色です。(ラジオ)PM8:00の時報で開演~20:33終演。

扇風機と蚊取豚がなくなった部屋、大石さんはさらにゴシック色が強くなり、他の3人も秋口らしい色づいた衣装、パジャマ。

雨、季節らしさ、家の近くからさりげなく聞こえる音、歌、ふと耳に届くものが自分たちも一緒に、居間の、4人だけの空間なのに、小さかった頃、母がいたころに戻っていたことに気付かせてくれます。

4女の鈴木さんは、幼さを残しつつ姉思いであることを好演、笑顔が素敵で本当に美味しそうに食べていました。

4人姉妹といろいろなものを共有、共感できるのは脚本の力と、役者さんの強い想いによるのではないかと感じるのでした。

ダンス花 2015 vol.23

ダンス花 2015 vol.23

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2015/09/21 (月) ~ 2015/09/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1604(15-293)
19:00の回(晴、やや雲)。

18:33受付、開場。19:02前説(90分、途中休憩あり)、開演~20:44終演。

16:00の回が完売だったので19:00にしましたが、この回もお客さんは横に詰めながらの大盛況。

重低音系の音楽、地響きのようなパーカッション、ファンタジー、コミカル、SF的、生存競争、忍者っぽい...。視覚的にも多彩なダンサーのみなさんでした。

高橋さん「シアター21フェス”冬編” vol.99(2015/1)」「ダンス専科2015(2015/4) 『Rhy_th_m』」他。DEBEDEBE「カルトカール(2014/9)『唖蝉』」他。米田さん(Baobab)、柴田さん(TABATHA)、佐藤さん(マドモアゼル・シネマ)で。

「デルトーカ」は中央に透明のスクリーンを置き、幾何学的な映像と英語を映し、手前には四角く灰色の影、そこを囲むように照明が回廊のような道(?)を描き、2人はずっと時計回りに進む。まるで、ロボットのような...終わりを知っているレプリカントのような雰囲気でした。

プラスチックプール

プラスチックプール

waqu:iraz

スタジオ空洞(東京都)

2015/09/17 (木) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1603(15-292)
16:00の回(晴)。予約しようとしたら売り止めになっていたので、メールでキャンセル待ちのお願い。

15:40会場着、受付に増永さん(!)、先に精算し(整理券あり)、15:55キャンセル待ち組開場。

3面の客席、入り口側(手前)、右、奥。手前のミニ椅子に詰めて座ります。パイプが組まれた舞台でメタリックな感じ。中央と4つのブロック。16:07前説、16:10開演~17:46終演。

「短篇集:ノスタルジア(2014/7@APOC)」を観ていて2作目です。

9人のエピソード集、各人の個性が際立っていて、観せ方に華と少しの苦味と彩がありました。

カラーの当パン、プロフィールや役柄の紹介も充実、脚本も演出も申し分なく、つくづく、来てみるもんだ、観に来てよかったー、と思うのでした。

終演後、台本(もちろん、英語/日本語併記)を購入。

過去観た作品:桑原さん「奇跡の年 ANNUS MIRABILIS(2015/1@KAAT)」「オパールの檸檬世界 ─Snow Ball Earth(2015/2@RAFT)」。杉村さん「奴婢訓(2012/2@トラム)」。土屋さん「楽屋(2014/5@木場)」「グッドモーニング・ブルーバード!(2011/6@ポケット)」。武井さん「星の音色が聴こえますか(2014/9@雑遊)」。小林さん「Speciality(2013/5@スターパインズカフェ)」。原田さん「男子校にはいじめが少ない?(2014/11@青少年センター)」「いつも誰かのせいにする(2011/11@駅前)」「【バナ学eyes★芸劇大大大大大作戦】(2011/6@水天宮)」。長尾さん「カフカ短編小説より……(2015/4@parabolica)」他。

チャーリー

チャーリー

空白バカボン

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

無題1602(15-291)
19:00の回(晴)

18:32受付、開場。入って左に客席(桟敷、ベンチシート、椅子)、ちゃぶ台と20枚以上の座布団。

19:06前説(飲み物可)、19:07~20:11終演。

渡部さん、松尾さん「コロラド(2015/3@眼科画廊)」。鶴田さん、大蔵さんは「白昼夢」の公演で。

一見「説明」にある通りのお話でしたが、そもそも「説明」を読んでいないので、劇中の展開がよくわかりませんでした(すみません、ずっと周回遅れでした)。

怪獣、シェルター、外に出る/出ない、という設定は「レベルセブン」「マレヴィル」のような世界を連想させますが、あまり緊迫感がないのはなぜ?

なんとなくどこかの下宿屋でも成り立ちそう。

18万人というと台東区の(生きのびた)全住民のようで、どうやって建造したのか、維持しているのか...などと詮索するのは野暮なのか。

なんて全身フル回転しながら一生懸命悩んでいたのでオチ(ゴール)の前に力尽き、落ちてしまいました(すみません)。※寝たわけではありません。

オヤジ♪さんのコメントにあるように「パン」はどうかと思いました。客席ではウケていたようですが。

こういう公演もありだと思うので、もっとトンガッた作品を期待します。

※予約に関して3回メールさせていただきましたが、1度も返信がなかったのはどうしてなんでしょ?

ネタバレBOX

もっと伏線下さい。
「エキゾチック!」「とことこ」

「エキゾチック!」「とことこ」

ローリングあざらし撲殺+うわばみの会

サブテレニアン(東京都)

2015/09/17 (木) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

無題1601(15-290)
19:00の回(曇)。

18:33受付、開場。入り口側にベンチシートのひな壇席。

間を置いて2つの椅子、間に小さなぬいぐるみなど、手前にブルーシート。

「ローリングあざらし撲殺」は「良くてフロリダ、あるいはテキサス。(2014/8@BASE THEATER)」を観ました。

柏亜さん、松林さん「ハロー、マイサム(2014/7@キチジョウジ)」、林さん、柏亜さん「落下(2014/11@江古田)」、大島さん、松井さん「ゆめの泉と泥濘(2014/4@pit)」。新田さん、直近は「へそにたまるのは呪い、こころだけがあるわ。(2015/5@ここ)」。

18:59前説(60分)、19:05開演~20:10、20:20~20:47終演。

突飛な場面、近そうで遠い世界、その中で当たり前の(ような)展開、(世代の違いか...)やはりついてゆくのに苦労する。

奇抜、奇天烈、奇奇怪怪...どう評価するかよくわからず。この連休は日芸関連のお芝居が続いていますが、その中でも「空白バカボン」と並んで異色。


断末魔

断末魔

企画団体シックスペース

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1600(15-289)
12:30の回(快晴!)。

12:00受付、開場。椅子が4つ、台本と服が乗っていて、足元にペットボトル。
12:30前説(野宮さん、70分)、12:35、4人登場、衣装を替えて開演~13:47終演。

「モルフィンの伽唄(2015/3@荻窪小)」「煙管(2015/7@眼科画廊)」に続いて今年3作目、片山さんが出ていらっしゃる「checkチーム」。

過去観た3作品とはがらっと変わった作風、表情のひとつひとつが生き生きとしていて、椅子に座っていてもお話の動きが十分伝わってくる役者さんのことばとからだがとても新鮮に感じられました。

リーディングは観ている方も気持ちを集中することができるので、深く味わうことができるような気がします。

「Stand by Me」は観たことはないのですが、4人というのは偶然か...。

座席の位置にもよるのでしょうが、やや空調が効きすぎていました。

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