bpm本公演「不如帰」
bpm
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2014/04/17 (木) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
フェアリーテイルアレゴリー
なば缶
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2013/03/05 (火) ~ 2013/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
観客に仕掛けてくる
冒頭の「アレ」と思わせる場面から、ラストシーンまで、さまざまな仕掛けが施されています。決して難解なものではないのですが、理解できない観客からすると、置いてけぼりを食った気になるかもしれません。
途中まで、物語のジャンルや方向性が解らないような構成になっていて、とてもスリリングなのですが、これも舞台に参加しようという意欲や想像力にとぼしい人からすれば、もてなしが足りないということになってしまいそう。
とはいえ、高尚な舞台というわけでは全くありません。テレビのコント並のギャグや楽屋落ち的なくすぐりなどもあり、終始賑やかです。
構成は、前半いささか単調な部分もありますが、後半、登場人物の因果関係や、さまざまな物語上の伏線がつながってくるにつれて、徐々に盛り上がっていきます。
桜屋敷の三姫
クロジ
新宿シアターモリエール(東京都)
2008/04/25 (金) ~ 2008/04/27 (日)公演終了
舞台版『千年女優』(大阪凱旋公演は5/11)
TAKE IT EASY!
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2011/02/17 (木) ~ 2011/02/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
今 敏監督の代表作が。
あの、優れたアニメ映画を観た人なら誰もが「あんな作品、舞台になるの?」と訝しく思うだろうが、一度、パフォマンスに触れた後では、映画ですら、あの物語のひとつの解釈であったのか、と驚きと感動とともに深く納得するだろう。初演時、今 敏監督は、大阪に足を運び、繰り返し観劇したというが、フェイクにフェイクを重ねて、こちらの現実感を揺さぶった挙句に、リアルとしか言いようのない何かを垣間見させるスタイルは、まさに今監督のものであり、映画版にはない、豊富なアイディアの数々も、原作に真摯に向かい合った結果のアダプテーションであることが理解できる。とにかく、活き活きと動きまわる女優たちの姿が素晴らしく、こちらの知性と感性を絶えず刺激してくる。今監督は鬼籍に入られたが、この東京公演もどこかで観てらっしゃるかもしれない。
冬
劇団トゥルーパ
東演パラータ(東京都)
2009/12/02 (水) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
冬
寂しいおはなしでした。わかりやすく割り切れる娯楽劇ではないのですが、シンプルな演出と演技が、じわじわと、こちらの感情を浸していきました。
好きよキャプテン
Theatre劇団子
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2010/02/24 (水) ~ 2010/02/28 (日)公演終了