飛んでる最高
艶∞ポリス
駅前劇場(東京都)
2022/04/13 (水) ~ 2022/04/24 (日)公演終了
神芝居
X-QUEST
王子小劇場(東京都)
2016/04/20 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
超ブラボー
「観たい」「観てきた」の上位に入る作品のほとんどがチケプレしてる(チケプレする代わり投稿を促すから。)ものだが、この作品はチケプレしていない。にもかかわらず1位を堅守してるってことは凄いことだ。そういう作品なのだ。すなわち観るべき作品ってことよ!
こわくないこわくない
クロムモリブデン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/08/30 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了
曲がるカーブ
クロムモリブデン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/01/09 (木) ~ 2014/01/23 (木)公演終了
満足度★★★★★
空席?
なぜこの劇団の芝居で200弱の席が全部埋まらないのだろう?発売日即日売り止めになってもおかしくないのに。くだらなさについては超一流なのに。下手くそ有名タレントを起用して木戸銭10000円近くとる芝居なんかより数倍おもしろいのに。
パブリック・リレーションズ
JACROW
OFF OFFシアター(東京都)
2013/01/07 (月) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★
がっちり&がっつり
よくありがちな(と思われる)現在のビジネスシーンなので、(個人的には)内容はおもしろみに欠けるしそれゆえ脚本もビジネスで使う言葉が中心なので取り立てて印象的な言葉はない。にもかかわらずビジネスの渦中で蠢く人間模様(心理)を巧みにあぶりだす演出にぐいぐいひきずりこまれる。何度喉をごくりとさせたことか。役者がすべてよい。もちろん役者の資質もあるだろうが演出の手腕あればこそと感じた。中村×寺十、また観たい。
進化とみなしていいでしょう
クロムモリブデン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/07/28 (土) ~ 2012/08/14 (火)公演終了
満足度★★★★
進化とみなしていいのか
パーフェクト。意味深長な表現や演出が随所にあって、それが観終わってからいくら考えても分からないし多分本を読んでも分からないだろう。でもそんなことを理解できずとももちろん十二分に楽しめる。ラストがとにかく凄くてカッコよくてグッときてなんか得体の知れない熱いものが体内をこみあがった。
ザ・ドリンカー
浮世企画
駅前劇場(東京都)
2016/02/17 (水) ~ 2016/02/22 (月)公演終了
満足度★★★★
役者の今城さん
(どうだい?この芝居おもしろいだろう?)と言いながら登場してこなかったか。狂斎にはあの男が実際に見えていたのだと思う。死んだ妻も見えたのだと思うし、あの男がいてこそこの芝居は成り立ってたように思う。空席があったが、この芝居で空席出しちゃだめだよね。国周を調べたら当芝居でもその片鱗は窺わせていたがどうしようもなさでは狂斎を凌ぐ。次回作は国周を主人公にしてはどうだろう?
闇言
JACROW
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/05/08 (火) ~ 2012/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★
観たい!
もう一度。(芝居をもう一度観たいと思うことはあまりないのだが・・・)。恐らく作者同士が何か相通ずるものがあったからこそ出来たこの企画は、4編ではなく1編の作品としても通用する。(冒頭で「闇言」と言った直前のセリフが聞こえなかった。知ってる人がいたらお教え下さい。)前回観た時とはまるで印象が違う宍戸は、文字通り満身創痍で実は憑依したかのごとき江ばらの犬っぷりさに乗じて本当に狂ったのかと案ずるほどの怪演。終演後、ヨーグルトの匂いががいい意味で後味の悪さを増長していた。同じ再企画請う。LeDeco初めてだったが、他のフロアの物音(しかもそれも芝居)がガンガン聞こえるこの会場を使用することに疑問を感じた。特に今回の演目は暗転の時など外野の音が一切聞こえない方がより効果的だったろうし・・。恐らくそこにいるすべての人に聞こえたであろう寝息を立てて眠る客に憤懣やるかたなし。眠るなら来るな。両者とも客はもとより役者にも悪影響を及ぼすはずで、折角のいい芝居がそんなことで損なわれるのは口惜しい。
宇宙Remix (無事公演終了いたしました。ご来場まことにありがとうございました!)
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2012/05/10 (木) ~ 2012/05/21 (月)公演終了
満足度★★★★
ほとばしる!(初見)
役者陣の演技やセリフ回しの上手下手は置いとくとしてとにかく演劇にかける熱情がひしひしと伝わり観劇後はとても清々しい気持ちになった。若い役者には、ひたむきに演じていても空回りして寧ろ白けさせる輩が多い中、ここの役者陣はガンガン胸を衝いてくるので笑わせておきながら胸を熱くする。この役者達のシリアス芝居を観てみたいがこの劇団はやりそうにないので他団体に出演するときに注目したい。この劇団は鹿殺しを好きな方にお薦め。
ナカゴー特別劇場vol.12『ノット・アナザー・ティーンムービー』
ナカゴー
北とぴあ カナリアホール(東京都)
2014/06/26 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★
期待度アップ!
初めてのナカゴーはあまりにも予想外(笑いはあまりなくてもっと全然違う方向から胸を衝いてくると勝手に思ってた)だったことにびっくり!今回は特別公演とのことなのでいつもとは作風を敢えて変えてきたのかもしれないが、いい意味でくだらなく、この劇団が評価されるのが納得できる内容だったし本公演も観たくなった。
とらわれた夏
ほりぶん
ムーブ町屋4階ハイビジョンルーム(東京都)
2015/01/29 (木) ~ 2015/02/11 (水)公演終了
満足度★★★★
凄絶、凄惨、凄烈
巷間見受けられる昨年のベストでは、記憶に新しい「得て」を挙げてる方が多くこちらの作品は残念ながら未だ目にしていない。が、私は断然こちらの方がおもしろかった。そこには演劇を超絶した何かが確かにあった。
ブラック・サバンナ
世田谷シルク
アトリエ春風舎(東京都)
2013/04/03 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
I am Happy!
タイトルと説明の書き方がうまい。適度にこちらの想像力を刺激する。だからこちらの想像力が貧困なせいもあるが観劇すると大体「そうきたか!」となる。今回もまさに!ちょっとこわいSF。
ゴリラと最終バス
ぬいぐるみハンター
駅前劇場(東京都)
2013/01/07 (月) ~ 2013/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★
スピード&どたばた&ラン
神戸がゴリラと予想したがはずれてしまった。バスが発車してからエンディングまでが私にはちょっとかったるく間延びした感があるが、それ以外はほぼ満足できる内容だった。全体的に展開が小気味良く、随所に散りばめられた笑いと時にほっこりさせる会話は胸をポカポカにしてくれた。下ネタもないし例えば小学生でも楽しめるだろうしそのような芝居を目指しているのなら成功していると言える。が、私の好みではない。とりあえず次回は観るつもり。
泳ぐ機関車
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2012/12/13 (木) ~ 2012/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★
感奮興起
ラスト、私もハジメ少年に「生きよ」とエールを送っていた。ハジメ少年をぎゅっとして背中を押してあげた。劇場を出て、私はハジメ少年のように手を力いっぱい振り上げて真っ正面を睨みつけて帰った。
スケベの話
ブルドッキングヘッドロック
サンモールスタジオ(東京都)
2012/02/29 (水) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
涙出た
笑いすぎて。高校球児だけあってみんな健康的で溌剌としており明るいし、「あるある、きっとある」と思わせるような場面ばかりなので自然と笑いが生じる。いつの時代にでもある10代後半男子の(異)性に対する複雑な思いが錯綜するのだが、昭和の匂いというかノスタルジックな気持ちにさせられたのはなんでだろう?
伯爵のおるすばん
Mrs.fictions
サンモールスタジオ(東京都)
2013/10/07 (月) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
愛と生を讃歌しなくちゃな
小泉さんに招待状は出しただろうか?小泉さんは観に来ただろうか?彼女が観たら号泣したんじゃないだろか?小泉さんの歌ををこんなに感動的に聞いたことはかつてない。(ちなみに私はそれほど小泉さんのファンではない。)この歌を初めてて聞いたわけではないので脚本あってこそはもちろんのこと。ひとつひとつの言葉が良かった。ただし、前半の暗転の多用は私には耐えがたかったな。
星の結び目
時間堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/12/22 (木) ~ 2012/01/02 (月)公演終了
満足度★★★★
お薦め度は☆☆☆☆☆
個人的にはその時代のその地域のその身分の生活にはあまり興味を覚えない(これを題材にした企図も読めない)ので内容に不満は残るが、脚本演出演技いずれも秀逸(とりわけ木下祐子さんの演技)だった。
うれしい悲鳴
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2012/03/03 (土) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
もっともっと上へ
モノローグは、話し手がいろんな意味で100%その言葉を自分のものにしなければならない。長台詞は、言葉に観る者の想像力を煽ぎ続ける力がなければならない。当たり前のことだが、今回マキノが無痛覚になった情況を語るシーンは、それを満たしていなかった。引き付けられた人もいるようだが私は不覚にも眠気に襲われた。ミミの卒業式の日の演技と台詞は、あれほど執拗に繰り返す理由(母親の「ずっといっしょにいてあげる」を引き出すためだけとは思えない。)が見つからず、疑問だけが残るすっきりしないシーンとなった。ずっとジェットコースターに乗っているかのような心地で観劇できた前作と比較するのは避けられないし、当然前作以上のものを期待してしまうわけで、それは叶えられなかった。5☆は次回以降に持ち越し。
深海のカンパネルラ
空想組曲
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/04/15 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
笑いは要らない
あらためて「銀河鉄道の夜」の素晴らしさを認識させられた。この作品に対してもっと大胆な解釈を提示してくると予想していたので、オーソドックスな再構成は若干物足りない気もしたが、逆に「銀河鉄道の夜」の世界を壊されなかったことに安堵した。この芝居が成功だったとしたらカンパネルラの死に焦点を当てたことだろう。個人的には魚座の女王が出てきたところでかなりひいてしまったもちろん水泳の何とかでも(この芝居であのような笑いをとる必要性ある?)。もしかしたら今まで観た芝居の中で1番かもと思えるくらい照明が素晴らしかった。
地を渡る舟 -1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-
てがみ座
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
王道
と言ったら過言かもしれないが見応え十分の芝居だった。最近同じ人を起用していることから多分安心して任せられるのだろうが、けれんみがない演出は脚本を大事にはすれど凡庸である。より脚本を引き立たせる演出もあるだろうし、折角外部の人を起用するのだから冒険してほしいものだ。あと完全なオリジナル(=フィクション)を書いたらどんなことを描くのか興味深いしそれを観てみたい。