斎藤努の観てきた!クチコミ一覧

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まほうまっぷ

まほうまっぷ

TAKE IT EASY!

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2007/11/30 (金) ~ 2007/12/02 (日)公演終了

満足度★★★

まほうまっぷ
久しぶりにKAVCに行きました。
やっぱ遠いし、治安悪いなぁ。

TAKE IT EASY!×大塚雅史
「まほうまっぷ」

Kobe Art Village Center(07.11.30)
指定席・センター舞台両サイド囲み客席

☆☆☆

久しぶりにTAKE IT EASY!(以下テクイジ)を観た。
たぶんHEPのジャックオーランタン以来?

今回は作・演出に大塚さんを招いての公演。
役者はテクイジのみ!

高校時代の女子バスケットボール部のお話。
元ダッシュの大塚さんらしい、青春スポーツ物語。

キャプテンの前渕さんが良かったなぁ。
一番感情移入できるというか、心に響いた。
高校時代部活をしていた女の子にはハマル舞台なんじゃないだろうか。

ただ、僕は前半がけっこうついていけませんでした。
めまぐるしく変わる登場人物、シーンが理解できず・・・。
途中で脳みそがシャットダウンを起こしました。

うーん、前半の導入が良ければもっといいのになぁ。

後半の自転車をこぎながらのセリフとか良かったなぁ。
思わず泣けてしまう。
必死に身体を動かしながら発するセリフってなんか感動する。
身体と言葉って呼応するんだろうな。

女の子、スポーツ物、青春、などが好きな人にはオススメです。

ソウル市民/ソウル市民1919

ソウル市民/ソウル市民1919

青年団

AI・HALL(兵庫県)

2007/10/12 (金) ~ 2007/10/15 (月)公演終了

満足度★★★

10月14日@アイホール
良質な舞台。でも僕には退屈な舞台でした。
演出の巧みさ、それをしっかり演じる役者。
そういう意味ではすごい作品。
戯曲としても本当にいい作品だなぁと思います。

ただ、20代で騒ぐのが好きな人には退屈かと。

音楽で言うと、ロックが好きな人がオーケストラを聞いた!みたいな。
何となく、そういう感覚でした。

僕は舞台をよく観るので、楽しめました。
「この戯曲はすごいなぁ」「この間はすごい演出してるなぁ」とか。
ちょっと変な感じで感心しました。
でも、観て損はないなぁ、とも思いました。

「僕を愛ちて。」

「僕を愛ちて。」

劇団鹿殺し

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2007/02/09 (金) ~ 2007/02/13 (火)公演終了

満足度★★

僕を愛ちて。
久しぶりの鹿殺し。
お帰りなさい、関西へ!って感じでした。

作品としては相変わらずの鹿テイストでおもしろかったです。
役者のレベルも上がってるし、歌の完成度もすごい。

そら東京でも人気でるわね。

ネタバレBOX

ただ、僕は昔の鹿殺しのほうが好きでした。
なんかわからんけど・・・。

上手い、下手とかではなく、心にガッツンってくる何かがあった。

単純に自分が慣れただけかもだけど。
でも、やっぱ僕はいまだに「愛卍情」が好きです。

舞台っていい意味で裏切られる何かが必要だと思う。
舞台に限らず、エンターテイメントってそうなのかも?
お客さんを満足させる仕事なわけで、
やっぱお客さんを喜ばせるサプライズってのは必要なんじゃないだろうか。
お客さんに予想されて、それ以上でなかったら、それはけっこう厳しい。

なんでかそんな事を考えました。

鹿殺しにはこれからも頑張って欲しいです。
期待しています。
RAINBOW 二舎六房の七人

RAINBOW 二舎六房の七人

_

シアターぷらっつ江坂(2011年9月閉館)(大阪府)

2007/02/06 (火) ~ 2007/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

RAINBOW
アクサルを観ました。
安定した舞台だと思います。
脚本も、きちんとした原作があるのでしっかりしてるし。
役者も安定感があると思います。
ま、多少優等生演技な気もするので、
好き嫌いは分かれるかもですが。
僕はそこらへんの基礎もないような役者よりはよっぽど好感が持てます。
ダンスとか普通にみなさん上手ですから。

ネタバレBOX

ただ、原作を忠実に再現するとこに多少しんどさもあるのかも?
物語の盛り上がりが、アンチャンの脱走のように思っており、
そこまでの持っていき方は良かったと思ったんですが、
その後が、けっこう長い・・・。
最後のシーンをやらないと、この原作のおもしろさがないのはわかるが、
それにするにはちょっと全体の構成を考えるべきかなぁって思いました。
朧の森に棲む鬼

朧の森に棲む鬼

松竹

大阪松竹座(大阪府)

2007/02/03 (土) ~ 2007/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高峰の舞台芸術!
これぞ新感染!という作品でした。
僕が今まで観た日本の舞台の中では最高峰の作品です。

新感線のすごいところは毎回、毎回驚きがあるところ。

「もうこれで限界かぁ」って思うと、いくらファンでも観に行かなくなる。
いや、ファンだからこそ観に行かなくなるのかも。

それはエンターテイメントでは当然の事だと思う。

新感線はそういう意味で、常に向上していると思う。

ネタバレBOX

特にオープニングの題名表示には毎回驚く。
というか、ゾクっとする。
今回の後ろの滝の舞台美術から「朧の森に棲む鬼」と出た時もゾクっとした。

また最後のシーンでの染五郎さんの演技は本当に圧巻。

まさに「鬼」そのものでした。

あの空気、オーラはどうやれば出るのか?
まさに生まれながらの歌舞伎役者にしか持ち得ない技量だと思った。

阿部サダヲは、今まで観たキャラの中で一番かっこよかった。
後半の座頭市のような殺陣。
器用な人です。
前半でのお馬鹿なキャラも愛嬌あって素敵。
ますますファンになりました。
できる役者は違いますね。

そんなこんなで大満足な舞台。
これなら、3万円でも観に行くと思います。

ぜひ若い人にも観てもらたい!!!
そこそこ黒の男

そこそこ黒の男

猫のホテルプレゼンツ 表現・さわやか

精華小劇場(大阪府)

2006/12/08 (金) ~ 2006/12/10 (日)公演終了

満足度★★

そこそこ黒の男
僕にはあまりおもしろくはなかったです。
前売り3500円って考えると正直しんどいなぁと。

みなさん個性的で演技も上手いしさすが!って思うんですよ。
でも、無料でテレビで見れるエンタの神様とこの舞台を比較すると勝ち目を感じられない。
演技が上手いのは舞台役者としては必須な能力なわけで。
音楽ライブを観に行って、『あのボーカル歌が上手いよね!』ってあまり言わないんじゃないかしら。
いや、むっちゃ上手い時は言うかな。
うーん、うまいこと言えないけど、なんかそういう感じで、それ以上に何か勝ち目を感じないのは厳しいかなぁ、と。
あの中にむっちゃ好きな役者さんがいたら違う感想なんでしょうが…。

あと、笑いのツボが僕とは違うのかも?
周りは笑ってるのに、僕はおもしろくないとこがけっこうあって。

そんな感じでした。

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