1
お気に召すまま
明治大学シェイクスピアプロジェクト
なぜか大学演劇は早稲田ばっかり見ていたのに(ちなみにボクは、高校大学と早稲田を落ちた結果、大のアンチ早稲田なんだけどさ笑)、何がキッカケだったかブラリと寄ったのが、“空かると”というユニットの『農業少女』。役者陣のあふれんばかりの才能、そして演出の確かさに舌を巻いた。
相当数観てきた明治大学系の芝居。最も記憶に残っているのは、明治大学演劇研究部の『幸福』。 雨の降る日曜の夜公演。客席はまばらだったけど、そこで観た芝居は一生忘れることは無いだろう。 「和田彩菜」という才能と出会えた夜だった。
そんな明大演劇の集大成ともいえるのが『お気に召すまま』。シェイクスピアの喜劇をしっかりと見せてくれた。とても良かった。和田さんや空かるとの皆さんが大活躍だったのも嬉しかった。終演後、主役の和田さんの写真を思わず撮らせてもらっちゃったもんなあ、連れがいたのに(笑)。
2
厨
演劇企画集団LondonPANDA
記憶に残る芝居の典型。体調や精神状態でいかようにも解釈できる登場人物が見事!役者さんも抜群!!
3
シェイク!!
ゲキバカ
一見、安く感じるような芝居なんだけど、いろんなエッセンスが詰まりに詰まった芝居好きにはたまらない芝居だったなあ。省略一切抜きのサービス精神も嬉しかった。
それにしても、ピアノのイントロだけでも涙があふれてきちまう『Seasons Of Love』で笑わせる手腕は見事というしかないよ!笑
4
セ コ
演劇ユニット・リッチ
「微に入り細を穿つ」。濃密な大人の空間。会場が千住の古びた民家ってのもヨカッタ。
5
Weekly1【ダメ出し】
アヴァンセ プロデュース
坂上忍さんが肩の力を抜いて書いたんじゃないかと思わせる脚本が抜群にイイ!それに完璧に応える役者陣・・・ものすごく高いクオリティだった。
森口美樹ファンのボク。彼女の呆けた表情を忘れることは無いだろう(笑)
6
『熱海殺人事件』(作・つかこうへい)
モウムリポ(ポップンマッシュルームチキン野郎課外活動)
ポップンマッシュルームチキン野郎の本公演『首無し乙女は万事快調と笑ふ!』『こい!ここぞというとき!』ともに秀作。サイショモンドダスト★さん、竹岡常吉さん、小岩崎小恵さんといった主要メンバーもさることながら、若手の伸びが驚異的に凄い。ぬいぐるみハンターの池亀三太が重用するのも頷ける(←ボクの思い込みかもしれないけど)。
この「役者層の厚さ」を最も感じたのが、この『熱海殺人事件』。パンツ一丁での芝居なのに、ボクはいつの間にか「喜怒哀楽喜怒哀楽」状態に・・・大衆演劇観てるおばさま状態になっちまったのさ。。。
7
恋愛漫画~バンカラ編~
ライオン・パーマ
ライオン・パーマ独特の緩さが完璧なまでにハマった秀作!
凝りに凝ってる脚本・演出が抜群にヨカッタ。
8
リンクス東京 感謝!! 来年も東京で!!
演劇ソリッドアトラクションLINX’S
とにかく楽しかった。どの劇団の作品も「お遊び」要素が皆無で、しっかりと作品を作り上げていたし。主宰の方のお人柄がそうさせるのかもしれないなぁ。ちなみに、2013年の犬と串作品では、ココでの作品が一番好きだったかも。
9
黛(まゆずみ)さん、現る!
ナカゴー
笑うしかないよ、って芝居。ラストまで息切れしなかったのも凄いよね(役者さんもだけど、とくに脚本が笑)。甘粕阿紗子さん、イイネ。
10
団長のビバリーヒルズコップ
男肉 du Soleil
男肉du Soleil 作品にしては、一般客にも観やすかったのでは?笑
通常ラストにしか出てこない(?)団長が主役を張るという男肉ファンにとっては番外的公演(笑)
舞台に登ってダンスに参加しても、息ひとつ切らさなかったカノジョを見て「やっぱ好きだな」って思っちまったりして。