+sugar+の観てきた!クチコミ一覧

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上田ダイゴ×ひこーき雲佐藤トークライブ

上田ダイゴ×ひこーき雲佐藤トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ(大阪府)

2014/07/31 (木) ~ 2014/07/31 (木)公演終了

満足度★★★

初デジタルカフェ
この頃は、まだデジタルカフェでトークライブやってない頃でした。
味園ビルで、プラセボ以外のお店に行くということ自体、ほぼ初めてで。
とってもどきどき、びくびく、行った記憶があります(笑)

これは月イチやってる、ロックアップトークとは別枠の、単独トークライブ。
相方の佐藤さんは、こちらのデジタルカフェの人でもあり。
佐藤さんといえば、ジャムコントで観たことがあったかな?この頃はまだだったかな?
トークライブでも常と変らぬ、マイペースで飄々としてはりました。
一回、佐藤さんが熱くなってるとこ、見てみたい(笑)

上田ダイゴ×谷本 誠(劇団ガンダム) トークライブ

上田ダイゴ×谷本 誠(劇団ガンダム) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/05/13 (水) ~ 2015/05/13 (水)公演終了

満足度★★★★

劇団ガンダム
今は、舞台の裏方で主に活躍されておられるという谷本さん。
劇団ガンダムも観に行ってはいましたが、わたしは初めてお姿拝見させていただいたように思います。
そうなんですよね~、舞台公演に係わる演劇人の方、何らかのきっかけでもない限り、やはり裏方でお仕事されてる方は、ほぼほぼお名前しか存じ上げない。

この関西小劇場のアニキ的存在だという谷本さん、生き字引と称しても過言ではないのでしょう。
飛び出すエピソードの、ぶっ飛んでること、ぶっ飛んでること(笑)
あのアウトローなやんちゃさは、今時のなんでも規制規制な若い世代にはあまり見られないことで。
そのうち自伝でも残していただきたい、と思ったりもしました(笑)

上田ダイゴ×井上恵治(HUE) トークライブ

上田ダイゴ×井上恵治(HUE) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/08/12 (水) ~ 2015/08/12 (水)公演終了

満足度★★★

再結成
ダイゴさんは、かつてコンビを組んでいたらしい。
というのは、わたしの中では伝説に近しい情報で。
それを今回、目の当りにすることができました。

かつての相方と共にあるダイゴさんは、なんとなしに見慣れたいつものダイゴさんとは違って、お笑い芸人感がありました(笑)
いつものトークライブではなく、お笑いライブに来たかのような。
こういうネタやってたんだな~と、パンドラの箱を覗くかのようなおももちでした♪

わたしは観劇歴が浅いので、HUEライブどころか、井上さんを拝見するのも初めてで。
かつては、演劇舞台の方でもご活躍されていたという。
トークライブ後の、椅子に座る姿のスター感が、印象的でした(笑)

上田ダイゴ×坂本アンディ(がっかりアバター) トークライブ

上田ダイゴ×坂本アンディ(がっかりアバター) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/08 (水)公演終了

満足度★★★

アンダーグランド!?(笑)
今、振り返ってみても・・・。
18禁ワードを連呼していた記憶ばかりで(笑)
どんな話してたっけかな~?と思い起こしてみても、やはりそれが脳内を占めます。
アンディくんの母校の話が、なかなかにエキセントリックで、もっともっとネタが埋蔵してそうで、もっともっと掘り起こしてみたかったかも。
それでも結論、彼はそのパブリックイメージとは異なり、至極真面目で表現することにストイックな人物。

上田ダイゴ×青木道弘(Artist Unit イカスケ) トークライブ

上田ダイゴ×青木道弘(Artist Unit イカスケ) トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/09/09 (水) ~ 2015/09/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

おしゃべり泥棒(笑)
めちゃくちゃ面白かった!一晩でこんだけ笑える日もそうそうないってくらい笑いました!
笑い過ぎでリアルに横っ腹痛くなって、次の日からしばらく筋肉痛でした(笑)
おしゃべり泥棒とは、トークライブ当日のツイッターでの青木さん紹介文です。
おしゃべり泥棒・・・・。

常々、青木さんの経歴は仄かに謎に満ちているなぁと、地味に思っていたのですが。
そのミステリアスな経歴が、今回のトークライブで紐解かれました。
関西小劇場界に足を踏み入れるに至る経緯や。
学生時代の珍妙な生態。
実は同じ大学で全く同じ時期を過ごしていたけれども、知り合ったのは演劇関係という不思議な縁の青木さんの、その大学時代の話。
こういう家庭で育まれたから、こういう人物に成長したのだなぁという、愉快なご家族のお話。
間に挟まれる毎回とても楽しみな即興コントも、さすがの剛腕っぷりで爆笑!
全編もりもり、おもしろトーク盛りだくさん!
あますところなく美味しくいただかせていただきました☆

帰る頃には、ほんっとに疲れすぎて、くったりくたくたでした(笑)



上田ダイゴ×上原日呂(月曜劇団)トークライブ

上田ダイゴ×上原日呂(月曜劇団)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/10/14 (水) ~ 2015/10/14 (水)公演終了

満足度★★★★★

かざらない日呂さん
よく毒舌だとかなんとか言われる上原日呂さんですが。
単に、余計なごまかしなどをせずに素直な意見を飾らず述べているだけ。
そんな日呂さんはトークライブでも、やっぱり飾らぬ日呂さんでした(笑)

いつもこのトークライブでは、ゲストは演劇人な方が多いにも関わらず、そんなに演劇色強くないのが特色。
そんな中、今回は比較的演劇色が濃かったです。
春に行われた火曜日のゲキジョウセカンドシーズンの集大成な30GP。
その関係者からドラフト会議して座組みを決める架空の公演は、本当にやって欲しい魅力的なものでした。
マジでやればいいのにな~と、無責任な要望(笑)

1回目と2回目の間に置いていかれば、日呂さん私物のアメコミ。
誰もが遠慮して遠巻きに見ている中、遠慮なく真っ先に手に取りに行ってやりました(笑)
だって、アメコミ見るの初めてなんだもん。
びっくり!フルカラーなんですね!もはや漫画じゃなく画集じゃんか!
絵を見ての印象は・・・基本ジョジョだな、っていう。
一冊3千円超えのものもあるという衝撃プライスに、自分で買うことはきっとないな・・・とも(笑)

なんだろな~じっくりじっくり思い出したら、まだまだいっぱいネタあるんだろうけど・・・。
いつものことながらこのトークライブは濃すぎて、ハイライトが多すぎて。
そうだな、コント中、「安心してください、履いてますよ」にどうやら心底いらっとしたらしい日呂さんがダイゴさんのお尻を本意気で蹴り上げたのに対し、やり返すと見せかけて決して蹴らないダイゴさんが、あまりに対照的だったこと(笑)
トーク終わりに、誕生日が近かったらしいダイゴさんが、常連のお客様から頂いていた手作りの野球チップスショルダーバックが、凄かったこと。
などなども思い出深かったです。

INDEPENDENT:15 trial

INDEPENDENT:15 trial

INDEPENDENT

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/08/04 (火) ~ 2015/08/04 (火)公演終了

満足度★★★★

三次
この日わたしが丸を付けたのは、みっつ。
その判断基準は、作品の質は言うまでもなく。
ただ面白かったというだけではなく、トライアル枠で、あの熱い一人芝居フェスのトップバッターを勤めるトライアル枠で、その作品を観たいかどうか、という判断基準もあります。
場合によっては、その日の空気を左右することだってなくはない、トライアル枠。
とても特別な枠だと思っています。

正直、わたし個人的には、プレゼンの時点で完成されているものは、トライアル枠では観たくないのです。
もちろん、そこはやはり単純に時間を延ばすだけではなく、進化もさせてはくるのでしょうが。。。
でもやっぱり、トライアル枠って、そうではないんだよなぁって。
えぇ、まったくの個人的な嗜好です(笑)

あと、笑いを追求したものが通り易いということも、否定的ニュアンスと共に言われるのも、例年の恒例で。
わたし自身も、数年前まではなんだ結局笑えればそれでいいのかと天を仰ぐような時期もありました。
しかし…毎年トライアルプレゼン、本戦、どちらも通っているうちに。
ここで、この場で、この空気で、やるに相応しいか、相応しくないか、っていうのも、あるかなぁって。思ったり。
単純な賞レースなのではなく、あの一人芝居フェスの前座を勤める作品を選ぶイベントなのだということも、意識したりする、ここ数年です。

ネタバレBOX

b「水彩度」大橋未歩×近藤ヒデシ◯
驚くことに、彼女はこれが初舞台なんだとか。
そうは思えないくらい堂々とした、しっかりと客席に向けた、観客に届けようとしていた芝居に。
キラキラした声色、瑞々しく透き通った綺麗な表情。
最初から最後まで、わたしは彼女のとりこでした。
トライアル枠に最も相応かった。

f「アナル パンデミック−感染–」西村俊彦×森慶太
完全に出来上がっている、見事な一人芝居です。
私見では、ほぼ非の打ち所がない。お手本のような完璧さ。
強いて言えば、ラストのゾンビの表現は蛇足だということくらい。
関西圏外からの参戦、これならトライアルではなく、本戦でよかったんじゃあないかな。

a「キネマおじさん」江口隼人×永松亭×FALCON
一見、芝居ではなく、漫談のような、でも自由度の高いれっきとした一人芝居。
ひとえに一人芝居といっても、ほんとに多種多様、様々な形態がある。
その多様な形態の一例。
アナ雪と寅さんとコラボさせるなんて、日本中探してもそうそういないんじゃなかろうか。
その発想に完全にやられました。
しかし…これもトライアルではなく、本戦でよかったんじゃあないかなと。

d「コンビニ」後藤啓太×上崎陽介
これから、どう展開していくのかな?いくのかな?と思ってるうちに。
そのまんま何もなく終わって、ビックリしてしまいました。
後藤くんは、この与えられた作品の中で最善を尽くせていたと思います。
出来うる限りの全力を尽くせていたかなと。
しかし、あの作品では、あれ以上どうしようもない。
もっと、役者を活かして欲しかったなと、悔しく思う。

c「おんな忠臣蔵」栗田ゆうき×美浜源八×谷屋俊輔◯
奇しくも、今の時期の政情的かんがみる作品となった。
勢い、気迫がビンビンで、表情が活力に満ち、力強く輝いて観えました。
これもまた、栗田さんの為だけに作られた、栗田さんが活きる作品。
惜しいと感じたのは、前半もう少し落ち着いて、もっと所作に動きをみせて欲しかった。
メリハリの効かせ方が少し足りなかったかな。
まだ伸びる、まだいける、そのいった先を観たいと思った作品でした。

e「成瀬スーパー8」成瀬トモヒロ×ナツメクニオ◯
成瀬さんの為だけの、成瀬さんを最高に輝かせる作品。
素直に言いますと、二次の時も、今回も、その自分にとっての最高の作品を演じきれてなかったかな。
二次観た時は、すべてのシーンにおいて、ダメ出しが脳裏に浮かんでしまいました。
客席の空気を感じ取り呼応する余裕がない、焦り過ぎでリズムが悪く間を取れてない、一人一人の人格を掴みきってない。
三次においても、出だしはやはり…で、客席の反応を受け、解れてきてからは徐々に。
しかし、この作品はきちんと到達できれば間違いなく、成瀬さん御自身にとっても代表作となる最高の芝居になる、そう確信して。
上田ダイゴ×是常祐美(シバイシマイ)トークライブ

上田ダイゴ×是常祐美(シバイシマイ)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

関西小劇場界のコメディアンヌ登板
場所をデジタルカフェに移して、はや4回目のトークライブ。
今回の相方は、満を持してな印象のシバイシマイ是常さん。

この日、同じ味園ビル、同じ2階、同じ時間帯に、関係性の近い人々がライブをしていました。
なんという、どんかぶり。
転んでもタダでは起きないぞ精神で、それもネタにしつつ。
ハシゴするお客様をMCふたり揃ってライブ会場までお見送りに行ったりしつつ。

最近、巷で大流行中で活気のあるウラナンバ、その象徴的場所でもある味園ビルも人通りが絶えることなく。
通りがかる一見のお客様の来店も、ちらほらあったりしました。
やはりせっかくこういう場所でやっているのだし、一見のふらりと立ち寄ったお客様にも気軽に入ってきていただき楽しんでいただけるのは、嬉しく有意義なことですよね。
そういう楽しみ方に向いている、このトークライブ。

えぇ、もう、なんでこう毎回相方違うのに、毎回面白いのか。
わたし、笑い過ぎで座ってる椅子壊しちゃいそうでしたよ。
短い観劇歴の中でも比較的、存じ上げてから長い方な是常さん。
の、暗黒の歴史を初めて知りました。
入りは割とアングラ系だったんだそうな。
何かが違ってしまったのは、かのうとおっさんのせいだったんだそうな。
わたしも観たかったわ~ソイジョイの女。

あと、かなりの尺をとった是常さんの熱い想い溢れる語りによって、OSKに大変興味を抱きました。
ミュージカル、その中でもヅカとかって敷居高いイメージなことこの上ありませんが。
OSKなら、わたしみたいなもんでもひょいっと行っても許してもらえるんじゃないか、と思わしてくれました。
折みてOSKデビューは果たしたいと思います。

今回のトークライブの収穫といえば、大きく分けてみっつかなって。
ひとつ、是常さんの歴史。
ふたつ、OSK。
みっつめは…「イイオンナは、だいたい雰囲気」という名言。
そ、そうか…学ばせていただきますっ。

あと、番外編として、「トークライブ中のダイゴさんは、護られたい願望」

マンガタリLIVE第11号~タベル おかわり~

マンガタリLIVE第11号~タベル おかわり~

マンガタリ編集部

天満天六・音太小屋(大阪府)

2015/06/13 (土) ~ 2015/06/13 (土)公演終了

満足度★★★

タベル
今回は、食にまつわるお話のある作品がテーマ。
タベルは二回目、前の時はむっちゃ天下一品食べたくなって仕方なかった。
今回も、また食欲を激しく刺激されることに…。

ネタバレBOX

作品の合間合間に24時間テレビの通し企画がごとく挟まれた、駄菓子メインな作品。
ネルネルネルネって、そういえば食べたことないわ、あんな毒々しい色してるくせに合成着色料が入ってないなんて衝撃すぎるわ。
あのチョコ付けるお菓子、なんか名前は違うのだけど…まったく同じようなの割とよく食べてた記憶がある、でも何て名前のお菓子だったかは覚えてない。
ぱちぱち綿菓子、すっごい懐かしい、食べてた食べてた。そしてそんなに好きではなかった。べたべたするから。
うまい棒、わたしも編集長と同じであのパサパサ感が苦手であまり好きではない、でも納豆味にいたく興味を惹かれる。
今回がデビュー公演となった渚ちゃん、さすが本職の卵、とても声が良かった。
イケメン松嶋くんと渚ちゃんのフレッシュな2ショットが、なんだか良かったわ。

カレーの食べ方のこだわりについて語り尽くした、さいこーにどうでもいい個人の食べ方の趣向についての作品。
毎回、トップバッターは編集長のソロ、今回はこれがれ。
わたしはルーとご飯に分けてよそう派かな。
だって全掛けしちゃうと、ご飯がルーでべしゃべしゃになっちゃうじゃないの、別に食べるのにもなんらめんどくさくないし、それでめんどくさいとかどんだけめんどうさがりなのよ。
でも、まぁ、押し付けはしないわ、全掛けがいいなら全掛けしてあげるわ。
夫婦生活とか、同棲生活だと、こういう些細なことがややこしいことになってくんだろうなぁとか思ったわ。


壮大な親子喧嘩からの夫婦生活からのリアル社会問題まで波乱万丈な、超有名長寿な作品。
これについては多くは語るまい、いや多くを語れない。
でもそうですね~やっぱり初期のこの頃の雰囲気の方がいいですよね~。
わたしも結婚辺りで止めたクチですが。
セリフ量が恐ろしい、今西さん頑張ってた、腰がアレなせいでおじいちゃんのような動きではあったけど、頑張ってた。
でも、あれがあの扮装だとは認めてあげないわ、あれはお葬式でしかないわ、腰お大事に。


スパイスのアロマにこだわりのある女性同性同棲カップルという、ちょっぴりオトナな作品。
巷にBLが大流行なのは認知しておりましたが、女性同士というのも流行っているのでしょうか、この場合はBLに対してGLと称して正解なのでしょうか。
美味しいは、味だけでなく見た目と、あと匂いも大切な要素。
ニンニクとかたまりませんものね、いやニンニクは出てきませんでしたが、主にシナモンがお好きなようでした作品中の彼女は。
わたしもかつて、ハーブに凝った時期もありました、庭も日当たりの良いベランダにも恵まれませんでしたので、すぐさま熱は冷めましたが。
自宅で育てた摘みたてのハーブで毎日ご飯作る、なんて生活に軽く憧れを抱きます。
柳森さんの声が、きっらきらで透き通ってて耳触りがとても心地よく、圧巻のプロのお仕事でした。

マンガタリ常連さんにはすっかりお馴染みの例の作品。
わたしはドラクエで育った世代です、えぇRPG大好きです。
そんな人間にとって、この作品はツボドストライク。
ダンジョン探索中の食事はどうするのか?わたしはふつーに干し肉などの携帯食料を食べてるんだと思ってました、後なんか哺乳類とか鳥類とか魚っぽいモンスターを調理するとか。
大好きなライトノベル、フォー○ュンクエストでも、よく冒険中の食事の場面が登場していて、それがまた美味しそうでたまらなかったのを思い出します、そういや完結してるんだろうか?
だからダンジョン内で狩ったモンスターを食べるっていう発想までは、割とあるじゃないですか?MMORPGにも慣れ親しんでましたし、わたし。
でも、この作品みたく、えっそれ食べるの?的なのとか、どの部分をどう調理するとか、お料理教室みたく設定細かいのは、モンスターを食べるという点のみに焦点を当てた作品って、新しいなって。
RPGしたい欲と、料理したい欲を、同時に刺激されてしまいます。
この作品だけフルメンバー総出演だったのですが、他の人みんなふつーの恰好なのに、美沙香さんただ一人だけがガッツリコスプレ、しかも自前自作、杖などのオプション付きという、そのクオリティとこだわりが素敵でした。
上田ダイゴ×早川丈二(MousePiece-ree)トークライブ

上田ダイゴ×早川丈二(MousePiece-ree)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2015/04/08 (水) ~ 2015/04/08 (水)公演終了

満足度★★★

アダルト(笑)
今回のゲストは、客演先ではとってもクールで渋いカッコいい役で派手かつ華やかな舞台に呼ばれることの多い。
でもホームでは、お下品かつお馬鹿な芝居で、その落差が激しいことこの上ない早川さん。
トークの内容は…主に後者の色が濃く出たものでした(笑)

やあ、もうねぇ、語られた内容、書けやしないよ!
下ネタ率、軽く九割は超えてたと思う。
それがなんだかアリな空気なのが、早川さんの人徳なのか…。
つられてダイゴさんのアレヤコレヤまで聞けちゃうっていう。
ビール片手に語られたトークは、伊達じゃありませんでした(笑)

上田ダイゴ×亀井伸一郎(カメハウス)トークライブ

上田ダイゴ×亀井伸一郎(カメハウス)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ(大阪府)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

今年一発目
今回の相方は、劇団カメハウスの代表である亀井くん。
亀井くんとえば、道頓堀で催されている即興芝居イベント『ジャムコント』プレイヤーでもある。
ジャムコントプレイヤーと、ジャムコントMCのタッグ、それはもう面白くないわけはなく。
ボケをぶっ込むタイミング、ツッコミかますタイミング、長年連れ添った相方かっ!ってくらいの抜群のコンビネーション。
ダイゴさんへの容赦のなさが、歴代トークライブ相棒中、ピカイチでした。

トークは爆笑につぐ爆笑、見所満載でした。
ダイゴさんの恋する思春期の乙女が如しブタ(さん)への愛が、ブタ(さん)お題地獄を招く。
コンテンポラリーダンスというものに対する誤解を全力で振りまく渾身のアクト。
亀井くんはオンナ口説くのに、取り敢えず星を見上げるようです。
その場に居ないにも関わらず、ぽるんが大活躍。

いっぱいいっぱい笑ったので、笑い過ぎで自分が書いたお題のうちひとつが思い出せないくらい。
ひとつは覚えてる、えぇ、「ぽるん」と書いた下手人のうちの一人はわたしです。

劇団冷凍うさぎ × モンゴルズシアターカンパニー

劇団冷凍うさぎ × モンゴルズシアターカンパニー

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/03/03 (火) ~ 2015/03/03 (火)公演終了

満足度★★★

死×死
真っ赤な照明に照らされる殺戮の場面。
繰り返し繰り返しコンクリートブロックを男の頭に振り下ろす女。
それを見守る女の子と男の子と、蟹。
事故で生き残った夫婦と、生き残った両親が死のうとしている様を見守る亡くなった兄妹、蟹。
家族と、蟹。事故は蟹鍋の最中に。
わたしの位置からは見守る二人と一匹の姿は、見えなかった。
見えなかった分、どんな思いで見守っていたのかなと思い巡らす。
思い巡らす余地のある、語りすぎない静かな芝居でした。
夫婦の二人が、若さにそぐわぬ、その若さにでこんな空気感出す!?っていう素晴らしさで。
あんなに静かな芝居なのに、全く退屈しなかったです、ヒリヒリしました。
あの夫婦は、あぁして、悔恨の念に囚われたまま、死ぬより辛い同じ時を繰り返し続けるのだろう。

モンゴルズシアターカンパニー『鼠』
全く存じ上げなかった、未見かつ未知な劇団さん。
でもイベントに大阪代表で選ばれたというのだから、それは期待が高まるというもので。
これが火ゲキの妙、奇しくも対バン同士でテーマが被る。
人の死、不吉の象徴である真っ赤な照明まで被る。

暗闇の中、懐中電灯片手に何か探し物をする男性二人。
二人は地下鉄の駅員、探しているのは電車に轢かれて亡くなった人の遺体。
なにせ電車に轢かれたのだ、どんな状態になってるかわからない。
ただただ匂い、血の臭い、生肉の臭いだけが立ち込める暗闇の中、そんな遺体を探すのは恐怖だろう。
男性二人は、その恐怖から逃れようと会話をし続ける。
対岸の火事とばかりに、電車が動かず恐らくは苛立ちながら、野次馬心理も潜めながら、早く見つけろよと何も悪くない駅員二人を、沢山のその他大勢が明るいホームから見下ろしている。
そんな情景がまざまざと、ふたりの会話から脳裏に浮かび上がる。

そんな極限の心理状態の中で、正気と狂気の狭間の中。
探し物は鼠に群がられた状態で見つかる。
あまりに凄惨、あまりに陰惨とした気分にさせられる舞台。
イベントでは、もう少し楽しいのが観たかったという感想を頂いたのだそうな(笑)
ダーク部門という分野があればよかったですねぇ。

東京ブラストーリー

東京ブラストーリー

KING&HEAVY

HEP HALL(大阪府)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

旗揚げ公演
LINX’Sで初めて観てからの初本公演観劇。
いやむしろ、これが旗揚げ公演だという、なんだかよくわからない驚き。

わたしちゃんとタイトル観てなくって気がついてませんでした。
ブラの話だったのね。
舞台上にはスポーツブラ着けたマネキン一体。
そこに既視感を覚える、初級飛龍伝を思い出したのは、対立の話というあらすじと若手公演だということもあったのかもしれない。

二社の対立するブラ製造メーカー同士の争いの話。
企業間競争を、殺戮し合いの戦争に発展させた話で。
どうして、そんな簡単に人殺しを扱うんだろう、と思う。
戦うとしても別に殺させなくていいんじゃあないのか、他に表現の仕方はあるんじゃあないのか。
まるでアニメや漫画的に、表面的な戦う格好良さだけで、殺してるのに死なせてるのに、見ず知らずの他人の命を奪うこと、人生を断つことに対する実感がまるでおざなり。
舞台上にいる人物の誰一人として、人殺しをしているという自覚のある人物はいなかったように感じました。
それはヒロインの、自分の死に対峙した際の感情表現に如実に出ていた。
ゆえに舞台上に生きている人物はおらず、人物の表面をさらっている、そんな印象を受けてしまう。
総じて説得力に欠ける舞台に。
でも若者らしい舞台だなぁと思ったりもする。
逆に生きた人生の時間がまだ短い若者にしか書けないんじゃあないかなとも思ったりもする。

と同時に、観せ方の上手さ、感覚の敏感さにも若者らしさを感じました。
建て込み舞台が比較的多く見られるHEPで、あえての素舞台。
その何もないがらんとした空間を漲るパワーで縦横無尽に駆け回る、芝居に動きを出す。
客席からの見え方も充分に意識した演出、特に終盤の撃たれるヒロインの背中越しに観せるシーン良かった。
できれば…衣装、舞台奥に赤と青という分かりやすい二社の旗印を掲げているのだし、衣装でも分かりやすい色分けがあると観客に優しかったかもしれない。

旗揚げでHEP、いきなりの大舞台。
なのに良く活かせていて、観て面白い舞台でした。
得るものもあれば、失うものもあるかもしれないけれど、今後に期待したい、また観に行きたいです。

地球戦士ゼロス~光と闇のクロスロード~

地球戦士ゼロス~光と闇のクロスロード~

地球戦士ゼロス

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

客層ターゲットを思う
日本橋にいるご当地ヒーローである、という以上の情報を全くもたずに観に行きました。
昨今ゆるキャラと共に巷にあふれている、ご当地ヒーロー。
関西小劇場の役者さんの中でも関わっておられる方が何人もいらっしゃるおかげで、全く馴染みのないそちらの世界にも馴染みができてきた今日この頃。
この公演のおかげで、日本橋にもご当地ヒーローがいたのだということを知りました。

わたし的にはヒーローショーを観ることになるんだと思って行ったら、存外思った以上にストーリーがしっかりしていたという(笑)
心に残ったのは。
上野淑子さんの歌声、生歌ではないけれども、やっぱり素敵☆
この歌声があるだけで、ブラックタイツ!?って思っちゃう(笑)
一番後ろの席からだったので、遠くて表情などは全く見えず・・・長縄くんがどこにいるのか見分けられませんでした・・・心残り。
むしろしゃべり出すまでは米山さんも判別できなかったという。

どうしようもなく存在感を醸し出しまくっていたのが、コーキさん!
ヒーローの悪役という存在が似合いすぎて、はまりすぎて、たまんなかったです!!
あの声は素晴らしい、低音で場内に轟く、そしてワル。
これ観たヒーロー関係の方から、オファー殺到すればいいのにとさえ夢想しました、主に悪役オンリーで。

スーツアクター達がねぇ、4体ほどいたのですが。
正直、みんな同じような色してるから、全く見分けがつきませんでした、ということを告白しておきます。
主に立ち位置で、今あれがあれだなと思っておきました。
殺陣はもっとがっつりしたクオリティでも良かったかな、ちょっと動きが重たかったかな。
ラスト、暗転の中で光り輝くゼロスの胸のライトは綺麗でした♪

ネタバレBOX

わたしがこの公演を観ようと思ったのは、脚本がシアターシンクタンク万化の美浜さんであり、演出が彗星マジックの勝山さんであり、彗星マジックからコーキさん、米山さんが出ているという点でした。
そして普段から観劇が好き、わたしはそういう客層。
でも、この会場内には、そうでない客層が多数いらっしゃる。

今回の公演、もっとヒーローショー寄りになってるのかなと。
オープニングあたりは完全にヒーローショーで、スーツアクターじゃない素のお姉さんまでわざわざアフレコだったりしたのがツボに入ったりしましたが。
それ以降、公演の中身は完全に演劇寄り。
スーツアクターの殺陣などヒーローショー要素が入った、エンターテイメント特化型の演劇。
客席との掛け合いなどは一切なく、長時間のお芝居をお子様達は楽しめていたのかな、どうだったかな、もっと楽しませてあげても良かったんじゃないかな、と思ったりしました。
でもあそこまで徹底して客いじりがなかったのは、きっとそういう演出意図だったのだろうとも。
ヒーローを観に来た人々に、演劇を楽しんで帰ってもらいたかったのだろう、とも思いました。
まぁ別途、終演後にチェキ会もありますし。
三俣婦人会 × キャラメルポップコーン

三俣婦人会 × キャラメルポップコーン

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/02/17 (火) ~ 2015/02/17 (火)公演終了

満足度★★

pair.37
三俣婦人会『モモモ、モンスターァァァ』

これで三度目の30×30登板になる三俣婦人会さん。
わたし本公演を観たことがなく、この火ゲキでしか観たことがないので、普段のスタイルをまったく存じ上げず。
三度観て、三度ともに違う印象でした。

今回のお話は、ペットを拾ってくる娘と、飼う飼わないでもめる両親との間の、家族の中での役割の話。
子供は現実的な事を考えず、ただ可哀そう飼いたいという自分の気持ちだけを純真に主張できる。
夫は自分は外で仕事して生活費稼いでくる役割しているという自負を盾に、家庭内の事は妻に任せて、現実的な事に蓋をする。
誰がご飯用意するの?誰が散歩に連れて行くの?誰が病院連れて行くの?飼育費どれだけかかると思ってるの?そういう現実的なやっかい事は、全部妻の役割。
そんな日本の家庭でありふれた、ありふれているだけに軽んじられがちな話。

とかくペットが気持ち悪かった、だっておっさんなんだもん、めぇ~って鳴くぴっちりシャツにぴっちりタイツ履いた、おっさんなんだもん。娘が拾ってきたペット。
そして、かのうとおっさんの有北さんが比較的ちゃんとした(笑)芝居で小珍しかった。



キャラメルポップコーン『片方を捨てたあとに見つかったもう片方の靴下の気持ち』

二人芝居、というより漫談に近いかも。
見るからに愛らしい栗田さんと、見るからにおっさんな男性役者さんとが、双子の少女という設定。
元はどちらも栗田さんの姿だったが、片方だけがいきなりおっさんになっちゃったという。
その設定から繰り広げられるボケ、ツッコミは、なかなかにシュールで面白かったと思います。
だがしかし、どうにも芝居が雑だったように感じました。質が低い。
作演出に役者、全てを兼ねた今回のユニット、それに加えて外部出演もいくつか同時進行していらっしゃった・・・オーバーワークだったのかもしれないなと思わざるを得ない。

とかく栗田さんが可愛らしかったです。

宇宙戦争が始まったけれど、白井宏幸に守れるもんなんて大島優子の写真集くらいしかなかった

宇宙戦争が始まったけれど、白井宏幸に守れるもんなんて大島優子の写真集くらいしかなかった

エリーの晩餐会

IRORIMURA・プチホール(大阪府)

2015/02/14 (土) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

まごうことなき変態の宴(笑)
2015年2月15日(日)
エリーの晩餐会『宇宙戦争が始まったけれど、白井宏幸に守れるもんなんて大島優子の写真集くらいしかなかった』@イロリムラ・プチホール

まず芝居は前節からすでに始まっている。
某大物演出家をリスペクトした扮装の谷屋さんによる前節。
これも、ひとつの芝居、つか屋さん劇場なのである。

場内いい感じにあったまったのかどうなのかわからない中、開演。
開場から客入れ中ずっと、舞台奥側に垂らされた薄物のカーテンの向こう側に、客席に背を向けて座るキャスト陣。
このカーテンの向こう側とこちら側を出入りするだけで、キャストははけることなくずっと舞台上に居ることになる。

舞台設定は、主役である白井宏幸の部屋の中、最初から最後までそれは変わることはない。
一人暮らしの推定ワンルームの一室で、この変態の極みかつ宇宙規模の壮大な話が繰り広げられるのである。

冒頭からラストまで、主役がビシッとしたスーツの上半身にトランクス一丁な下半身という姿だというだけでも、この芝居の変態度合いが知れようというもの。
トランクスのチョイスがね、安心のゆとりのあるサイズではなくピッタリサイズで、白井さんの太ももはマッチョむきむきなので、もうむちむちしてるのです。
そこもポイント。
そんなむちむちした姿で、あられもなくアクションしたりするのは、ドキドキ感効果狙いなのか、どこ向け需要なのか。
ラストあたりに、同じくトランクス一丁姿となった青木さんと相撲をとる場面があるのですが、もういっそ破けてしまえばいいとすら思う。
まぁほんとに破けてもしまうと、身も蓋もない感じになっちゃうので、そこはそう思わせるに留めていただくベスト判断でしたが。

イケメン担当で元ZTONの土肥さんを招いていることもあり、なかなか殺陣もカッコいい。
暗闇の中で三色のライトセイバーが輝く場面は、とても綺麗でした。
可愛い担当の栗田さんは、主宰でやってはるハンプトンコートでお馴染みなメイド姿。
全然メイドの役なわけではないのに(笑)可愛いは正義!
巷で大流行の壁ドン、このお二人でやられてまして、それがイケメンと可愛いのコンビだからそりゃもう様になるのですが、何故か笑える、二回観て二回とも吹いた。
そこで吹くあたりが、わたしの女子力のなさなのかもしれない…きゃ〜ってならないものな。

この芝居の中でジョーカー的なのが、青木さん。
どの芝居に出てても、お笑いが上手い!職人技!
でもまあ、父上役は良いとして、よもや優子役で出てくるとは思わなかったよ、いささかも優子ではなかったけれども。そのいっそ潔いまでの寄せなさ加減が最高。
優子と父上の扮装の転換とスタンバイを、全て舞台奥側の薄物カーテンの向こう側でやってるので、全てが見えてシュール過ぎてたまらなく笑える。
青木さんは地味に大活躍で、使い魔の役(?)も担当されてはって、その準備や片付けもすべからく薄物カーテンの向こう側で大公開で面白かった〜。

座組みの中で、冒頭のタイトルコール以降、終盤まで出てこない古川さん。
出番までのタメの時間の分までもという勢いで、出てきた瞬間からフルスロットル。
テンションの高さピカイチでした。爪痕残そうという気概もピカイチ。

隣人の下着ドロが魔族のプリンスで、大島◯子が地球を侵略せんとする宇宙人で、地球防衛軍がメイド服着てたり実は魔族だったり。
親子の話だったり、恋愛の話だったり、変態の話だったり。
めちゃくちゃスケールがでかくて、めちゃくちゃスケールが小さくて。
骨董無形で馬鹿馬鹿しくって、でも意外ときっちりした主張もあって。
60分程の比較的短めの舞台でしたが、盛り盛りに盛られた密度の高いおもしろい舞台でした!
キャスト陣の熱量が半端なかった。
こんなに全力投球な芝居そうそう観られないよってレベルでした。
こういう芝居は生がいいですね、DVD買ったけど、願わくば何度でも足を運んで観たい芝居。
また次のエリーの晩餐会も、楽しみにしてます!

マンガタリLIVE第10号~カミサマ~

マンガタリLIVE第10号~カミサマ~

マンガタリ編集部

天満天六・音太小屋(大阪府)

2015/02/07 (土) ~ 2015/02/07 (土)公演終了

満足度★★★

カミサマ
今回のタイトル「カミサマ」通り、漫画界の神様と呼ばれた一人の漫画家さんをフューチャー。
その漫画家さんの作品を合計6作、うちわたしが観られたのは4作品。

いや、時代がね時代なので、タイトルだけしか知らなかったり、タイトルすらも知らなかったり、全く読んだことないものばかり。
そういや~なんか短編集と、ファイアーなバード的なのしか読んだことなかったわ、と改めて気づき。
相変わらずな作品チョイスのセンスの良さに、神様の作品色々と読みたくなっちゃいました。
ファイアーなバードもそうだけれども、深いんですよね、テーマが。
人間の業に鋭利に斬り込んでいたり。
きっと今回の作品を選出するにあたり、編集長はかない研究されたであろうと思われるので、またお話し聞かせていただきたいと思います。

前半と後半の間には休憩タイムと称した余興タイムがあるのですが。
えぇ、もうあえて余興といっちゃうよ(笑)
そこで宣伝された出演者の今後の出演予定…八割がたすでに観劇予定に。
だってね、なかなかに豪勢なキャスティングだったのですよ!

本気でボーダーないなぁという印象な一明さん、どこいてもほんと芸達者で安定感。
ヒデシさん、やっぱり現場がどこであろうと変わらないのですね、というフリーダムさで(笑)座り芝居が基本のマンガタリで、自身の見せ場くるともれなくスタンディング、場内なんとなしにクララが立った状態。
竹中さん、このマンガタリの中に東京の劇団の女優さんまでいらっしゃるというバラエティーっぷり!
栗田さん、メイドしてても一人芝居してても漫画朗読してても、可愛いわ~リアルぴ◯こ。
よしぴろさん!主役だったわ!あれ始めから観たかったわ~!声がレインボーでキラッキラ☆

その1「午前5時、立岩展望台にて」

その1「午前5時、立岩展望台にて」

北川企画

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/02/03 (火) ~ 2015/02/04 (水)公演終了

満足度★★

自伝
カムヰヤッセン北川大輔さんの作演出による、北川大輔さんが演じる、北川大輔さんの話。

蟹と温泉で有名な城崎で作られたお芝居。
実際的にどれくらいの期間で製作されたのだろう?
ワークショップ公演の発表作品のような印象でした。

ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」になぞらえて、北川大輔さんの半生が語られる。
無邪気だった時代、神童となった時代、挫折した時代、演劇で救われた時代、そして30代を前にした現代。
もう途中からは、完全に「車輪の下」ではなくなり北川大輔さんの話で、北川大輔さんご自身でご自身を演じておられました。
いわゆるメタフィクションというもので、舞台の上で現実の北川大輔さんの人生が語られ、思いが語られ、虚構と現実というよりは、現実でした。

この文章中に一体何度「北川大輔さん」と書いたことか。
それくらい、丸ごと北川大輔さんそのまんまな舞台で、もう芝居という体裁すらとってなくて。
メタフィクションに寄りすぎていて、これは芝居を観に来たつもりで来たら、ちょっと違うかな?という感じでした。
普通に北川大輔さんという人物が、まんまそこにありすぎで。
もう少し舞台として昇華させたものが、観たかったかなと思います。

語られた人生は、演劇人の現実事情が生々しく、演劇人の方には胸に差し迫ったのではないでしょうか。
彼の人生や言い分には、大学時代の過ごし方、母親との接し方、同棲相手との付き合い方、物申したい部分も多々ありつつ。
でもそれは北川大輔さんご自身に物申すということと等しいので、差し控えさせていただきます(笑)

ラストお母さんと一緒に朝日を浴びるシーン、とても美しかった。
その直前に長い長い独白がなければ、もっと響いていた気がします。
独白で間延びしてしまい、残念。
この芝居はまるで懺悔のようだ、ラストシーンのその神々しい美しさに尚のこと思いました。

明星

明星

DanieLonely

UMLAUT(大阪府)

2014/12/28 (日) ~ 2014/12/30 (火)公演終了

満足度★★★

恒例の年末公演
すっかり恒例となり、今年も楽しみにしてました♪
こじんまりとした、通常の劇場とは異なる空間。
男性4人による会話劇。
場の雰囲気が自然で、四人の日常の一コマを臨場体感してるみたいな。
さりげないBGMの流し方も、しっとりしてていい。

4人それぞれに、それぞれの人生があって。
こんな風に付き合っていける友人って、いいよな〜って、思わされる。
大学時代の友人たちを思い出します。
きっと彼らも、もっとおじさんになっても、おじいちゃんになっても、変わらないんだろうな〜。

場の空気も、四人の空気も、好き。ダニエルの芝居は良い♪
また来年も楽しみにしてますね☆

上田ダイゴ×石原正一(石原正一ショー)トークライブ

上田ダイゴ×石原正一(石原正一ショー)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/11 (水)公演終了

満足度★★★

お父さん
ABC春の文化祭では、まさしくこのチラシ画像のように、お子さんと共演されておられました。
ちょっとだけまた連れてこられるかな?間近で見られちゃうかな?と期待しておりましたが・・・さすがにそれはなく(笑)

マニアックに博識な石原さんならではの、マニアックな話題が落ち着いたトーンで際限なく続く、続く、続く。。。
ほんとうに、朝まででもトークできそうな雰囲気でした。
正直、5割くらいはわからない話題だったものの(笑)
自分の知らない話を拝聴するのはおもしろく。
いつものトークライブとは、ちょっと違った落ち着いたトークライブでした☆

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