sakaeの観てきた!クチコミ一覧

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雷雨

雷雨

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2007/05/12 (土) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★

ケレンの極みがある
感想書き忘れてたのでとりあえず。
この写真が全てを物語っている。

マクベス

マクベス

SPAC・静岡県舞台芸術センター

舞台芸術公園 野外劇場「有度」(静岡県)

2007/05/04 (金) ~ 2007/05/05 (土)公演終了

満足度★★★

演出家の無茶振りっぷりがたまらん
クセになりそう。

耽餌(たぬび)

耽餌(たぬび)

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2007/02/09 (金) ~ 2007/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

行った甲斐はありました
茨城からだと流石に遠かったです。
駅からのバスと案内がちと不親切な感じだった。もうちっと気が利いて欲しいよ富士見市。いや、頑張ってるのは分かるんですが。
ホールは確かにきれいな感じ。フラットなスペースだけど客席が高くなってて結構観易い。座席もまあまあ。
美術はよく作りこまれた写実的なものだったけど、その分音響と照明に面白みが無い気もした。「ドラマ」を見せる作品づくりなのだなと思う。
パンフを開き、キャスト表を見てびっくり。役名に並んだ読めない漢字のオンパレードに軽くひく。タイトルもそうだけど、これってどこまで意味があるんだろうか?色々考えてしまう。
作品の方は思っていたよりも素晴らしく気持ちが悪かったです。良い意味で。最近の流行なんですかね、こういう生理的な嫌悪感を煽り立てるような芝居って?面白いと思っても人には勧めづらいな。
話の締め方にはちと不満が。
あそこから更にその先にあるものを見せてくれたら、もっと納得がいったと思うんですよ。

廃車長屋の異人さん

廃車長屋の異人さん

(財)舞台芸術財団演劇人会議

新国立劇場 中劇場(東京都)

2007/12/21 (金) ~ 2007/12/24 (月)公演終了

満足度★★★

アジアンのカオス
とりあえずの感想。

シフト

シフト

サンプル

アトリエ春風舎(東京都)

2007/01/26 (金) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

満足度★★

先ず言いたい
何で誰も言わないのかよく分からないが、座席が最悪だった。
狭い(と言うか殆ど無きに等しい)通路、直角のパイプ椅子。
一度座ってしまったら殆ど身動きが取れない。
それで110分。休憩なし。
60分を過ぎたあたりから腰が痛くなり始め、終わる頃には体がおかしくなっていた。主催者は事前に自ら座ってみて、ちゃんと確かめたのだろうか?少なくとも私はこの会場で長時間の芝居の上演はナシだと思う。
尺を短くするなり座席を改善するなり、会場を替えるなりの対応はいくらでも考えられるだろうに。これでは観劇にも集中できないし、本末転倒も甚だしい。
内容については以下ネタバレBOXに。

ネタバレBOX

作品のほうは色々と惜しい。何がやりたいのかちょっと曖昧。
人間のおかしいところを「標本(サンプル)」として見せたいのなら、物語の背景をあんな特殊設定にする必要はなかった。ちょっとファンタジー入ってるし。そのせいで人間の描写が曖昧になってる。
俳優では安藤の人が良かった。あの淡々とした演技を、最終的に笑いにまで昇華出来ていて秀逸。浮いてたけど。
物語終盤の展開がちょっと松尾スズキみたいになっていったのは正直どうかと思った。安藤と姉さんのやり取り自体は面白かったけど、これのせいで結局物語全体がぼやけてしまっている感じ。それよりも主人公の転向の描写をもっと粘り強くやるべきだと思う。
もうちょっと現実的なものと粘っこく戦ってもらえれば、もっと面白くなりそう。今後に期待します。
ジンジャーに乗って

ジンジャーに乗って

快快

王子小劇場(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度

空っぽだった
あまりの内容の無さに呆然。
只々「僕たち楽しいですよぉ~!みんなももっと楽しもうぜぇ~!」みたいな空気が充満していた。
人数合わせで連れてこられたコンパで周りがすっごい盛り上がってるのに、自分は今ひとつ引いてしまって顔は笑ってるのに心の距離が開く一方、みたいな。
自分は何か期待するものを間違っていたらしい。

サイトの方に「岸田戯曲賞最年少でとります」とか書いてあったけど、この人達はそんなもの必要としてないし、とる必要もないし、とれないでしょう?なんでこれでとろうとか思うのか皆目分からない。

あと、別にこれはこの劇団に限ったことじゃないけど、何で踊る(というか只の振り付けでしかないんだけど)必要があるのか分からん。「何でも節をつけて歌えばミュージカル」みたいでどうも好きになれない。
あの中で、ちゃんと身体があって踊りとして観られるのはパパ・タラフマラの(で良いのかしら?クレジット無かったけど)池野さんだけだった。

総じて空虚な60分だった。
唯一の収穫は、「あー、東京でしか生きられない人達っていうのがいるんだなぁ」ということに気が付いたこと。

まあ、でもこれもまた「舞台」なんだよなぁ。

これがぜんぶエイプリルフールだったなら、とナンシーは

これがぜんぶエイプリルフールだったなら、とナンシーは

NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2007/03/23 (金) ~ 2007/03/27 (火)公演終了

満足度

これはひどい
正直申しまして、お金を返してくださいとしか申し上げることがございません。
でき得るならば★をマイナスにしたいです。
これパフォーマンス?と聞かれれば、そうかもしれない。
これ前衛アート?と聞かれれば、そのつもりなんじゃないかなと思います。
これ演劇?と聞かれれば、いやそれは無いと答えます。
これ舞台芸術?と聞かれれば、勘違いすんなと言いたいです。
これを舞台芸術だと思って観に行ってしまった所に敗因はあるように思う。
反戦集会の何かだと思って行っていれば、まだ納得がいったのに。
どういうものだったかは一応ネタバレに。

ネタバレBOX

舞台にはソファーに座った4人の男女。
それぞれにマイクが向けられている。
頭上には四つに区切られたスクリーン。
客電が落ちるとそれぞれが自己紹介を始める。
みんな本名。
そしてそれぞれがレバノンで何に属してどういう事をやってきたか語っていく。その語りにあわせてスクリーンには戦意高揚のポスターとかが次々に映し出される。
そんだけ。
延々そんだけ。
しかも字幕。
よく分かんない専門用語(宗派とか団体名とか含め)の横文字が次々に字幕に並ぶ。
正直、読んでらんない。
扱ってる内容とか以前にそんなモンを90分も観続けてられない。
途中で耐えられなくなって寝た。すまないとは思わない。
一回転して大変つまらない所に着地してしまった「前衛アート」の典型と言っても良いんじゃないかしら。
この前にTIF絡みで観た二つが大変面白かっただけにこれにはがっかり。

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