水本の観てきた!クチコミ一覧

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痒み

痒み

On7

シアター711(東京都)

2014/03/25 (火) ~ 2014/03/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

おんな
見目麗しい女優さんたちが白い舞台をいっぱい使って、おんなを描くお芝居でした。
平日の昼間でしたが、劇場は満員でした。
開演すこし前に受付をしたため、桟敷席で、最初は窮屈だなー、息苦しいなーと思っていましたが、そんなことも忘れてしまうような圧倒される90分でした。
久しぶりに良い舞台を見たなと思いました。
役者さんも脚本も照明も音もセットも素敵でした。

女性と男性で感じ方や受け取り方が異なるお話なのかなと思いました。

ネタバレBOX

女として生きること、女の生き辛さとか、息苦しさとか、それでも楽しいところとか、女の強さや逞しさや嫌らしさとかが舞台上にあふれていました。
女たちの会話を見ながら、にやにやしたり、吹き出してみたり、あるある、と頷いたりしながら楽しく拝見させて頂きました。

わたしは女ですけど、女ってこえーなと見終わるとしみじみ思いました。
こい!ここぞというとき!(2012年サンモールスタジオ最優秀演出賞、受賞)

こい!ここぞというとき!(2012年サンモールスタジオ最優秀演出賞、受賞)

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2012/10/18 (木) ~ 2012/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

笑って笑って最後に心暖まる
初見でした。友人に連れられて劇場へ。

めっちゃ笑えました。些細な笑いが重なって、どつぼにハマってずっと笑ってしまうというスパイラル。
でも笑えるだけではなく、いい話でした。
伏線もうまいなーと関心しました。

ここの感想にあるほど下ネタも観劇中は気にならず、終わってからたしかに多かったかも…?と思う程度でした。

たいへん楽しめました。

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/07/18 (水) ~ 2012/08/01 (水)公演終了

満足度★★★

くすくす
ハイバイの前評判と、チケットの売れ行きと、ここのクチコミから大きな期待と共に劇場へ。
平日の昼間なのに、満席。すごいなーと感心しました。
ハイバイ初見、岩井秀人さんのお話を見るのもはじめて。

くすくす笑いながら見られました。
見終わったあと感じたのは、ノスタルジーみたいなもの

ネタバレBOX

見ながらぼんやり自分の小学生時代のこととかを思い出していました。
私はファミコン世代じゃないし、ひょうきん族世代でもないけれど、それでもノスタルジーみたいなものを感じました。
途中の小劇団のくだりは笑いながら心のなかで頷いていました。

でも、なんだか途中で舞台から離れて我にかえってしまう時間があったのですが、これは私の観客としての力不足ですかね(笑)
大きな期待をして見に行ったので、よかったけどなんだかなーって感じでした。
でも、大人が演じるこども、良かったです。
黛(まゆずみ)さん、現る!

黛(まゆずみ)さん、現る!

ナカゴー

王子小劇場(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/30 (月)公演終了

満足度★★★★

初見
はじめてのナカゴー
はじめての王子小劇場
で、内容もよく分からないまま見に行きました。

すごく笑いました。(隣の方が大笑いしていてつられたということもありましたが・・・)
ストーリーは説明し難いというか、前半はまあ単純なストーリーで、簡単に物事が運ばれ、簡単に事件というか中心的話題が解決してしまって、あれ、これからどうすんの?という感じになります
で、そのあとの展開がすごい

ネタバレBOX

中盤以降、もう舞台の上がだんだんハチャメチャになっていく。で、ぐいぐい引き込まれる。

以前にも拝見したことがあるのですが、菊池明明さんステキですね。これから先生きていく中で「壇れい」でこんなに笑うことはないでしょう。この壇れいの偉そうな感じとかハチャメチャな感じとか周りの反応とかがとても面白いのです。

その破壊力のある壇れいが出てきたあとは面白いだけではすまなくて、気味が悪いんです。
宗教的な儀式とか、集団の同調とかが描写されて、
笑いながらも「なんか気持ち悪いな」
という不思議な気分になりました。

なにが起きたのかよくわからないながらも、満足して劇場を出たのでした。
どうしても地味

どうしても地味

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2012/05/16 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★

初見
劇団名は見たことありましたが、今回が初見。

地味だけど、全体的にすごく丁寧な印象を受けました。クスクス笑えるところもあって、それからちょっと心に響く言葉もありました。

パッと照明が変わって時間と場所が変わる演出や、所々よい時に挟まれる暗転があったおかげで、特に大きな盛り上がりがあるわけではないこの話を飽きずに見られました。

あと、神戸さんも名前は見かけていたけど、見たことがない方でした。爆発力のある面白い女優さんでした。
あの地味に生きてる、ちょっとヘンな人たちに囲まれてるからこそその面白さを受け止められた気が私はしました。

見終わったあとも、あの線香花火が忘れられませんでした。

Limited Rail

Limited Rail

劇団スクランブル

荻窪小劇場(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★

物足りない
話はよくまとまっているし
キャラは個性的で面白いし
乗客同士のドタバタも見ていて楽しかったです。

ですが、
なんか物足りないと感じてしまうのは何故なんでしょう。


細かいところを言うと、
列車の走る音やら止まる音が小さいように感じました。あとは、夫婦が出てくるのですが、その旦那さんの無駄とも思える声の大きさ。後者はかなり気になりました(悪い意味で)。キャラ付けなのだとしたらもっと違う感じにしたほうが良いかと。

「ファイナルファンタジー」「やがて僕は拒絶する」

「ファイナルファンタジー」「やがて僕は拒絶する」

劇団エリザベス

タイニイアリス(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/18 (月)公演終了

満足度★★★★

もう少し。
「やがて僕は拒絶する」を観てきました。
「ファイナルファンタジー」も観たかったのですが、予定が合わず断念。

とても抽象的な舞台でした。
が、こちらに何かを伝えようとしている姿勢があったのでそこら辺はあまり気にならず。

演出と照明がとても印象的で、照明の綺麗さには感激しました。

ネタバレBOX

とても若さが溢れているような舞台で、そんなものが観たいと思って行った私にはピッタリでした。

セリフのテンポ、言葉の選び方もとてもよく引き込まれました。

ただ、個人的に主人公の障害者設定がいらなかった気がしました。私の偏見のせいかもしれませんが、障害者という設定をつけることによってそこに何か別の感情が付加されるのでは。それを意図してやっているのであればいいのですが。
ただの冴えない、社会不適合者の若者じゃダメなんですかね。

上手く言えないのですが、役者さんの仰々しく誰でもないような演技が、舞台のネジが外れたような世界観をよく表していたと思います。



ファイナルファンタジーも観たかったな、と後悔してます。
短編集「立位体前屈でお辞儀」

短編集「立位体前屈でお辞儀」

立体親切

東京アポロシアター(東京都)

2010/05/13 (木) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度

うーん……。
この劇団の公演は初めて観に行きました。
同時開催されていた絵などの個展は可愛らしく、独特で楽しめました。
が、舞台の方はと言うと楽しむことが出来ませんでした。
脚本も役者さんも演出も、惹かれるものが全くありませんでした。何をしたくて舞台を作っているのか全く分かりません。
ある作品では、嫌悪感さえ抱いたほどでした。

面白い作品を作ってほしいものです……。

Mr. & Mrs. Habit

Mr. & Mrs. Habit

劇団スクランブル

STスポット(神奈川県)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/09 (日)公演終了

満足度★★★

空気と音楽
前に何度か公演を観たことがあり、面白かったので今回も行ってきました。
前にも思ったのですが、とてもいい選曲で舞台の雰囲気を上手くまとめていると思いました。
各キャラの間に流れる空気を作るのがとても巧く、その空気感があるからこそ楽しめる舞台だと思いました。

一つ残念だったのはただ会話をしているだけ(=進展が見えない)、という時間があったことです。それが中だるみのように感じてしまいました。

私は仰々しい演技(舞台)が得意ではないので、楽しめました。

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