餃子の観てきた!クチコミ一覧

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ハイ!ミラクルズ

ハイ!ミラクルズ

劇団ダンダンブエノ

青山円形劇場(東京都)

2008/06/20 (金) ~ 2008/06/29 (日)公演終了

満足度★★

唐突で失礼
これ観てた!
けっこう恐ろしい芝居だった。
なんやら楽しげな様子ですけど、救いのない話だったように記憶している。
南野陽子は変わらないなぁ、なんてぼんやり思いながら観ていた。

不滅

不滅

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★

硬い
久しぶりに硬質な芝居を観た。
被害者と加害者が一瞬で入れ替わる現代社会の矛盾に踏み込んだお話。
サスペンスフルな空気は好みだが、この手の芝居は10本に1本でいいかな。
美術良かった。「犬神家の一族」のワンシーンのよう。
次も観るだろうな。

ネタバレBOX

殺人鬼になった少女を、殺人鬼が追うという展開は、
エンターテイメントに傾いてしまってちょっぴり残念。
実際その手の映画はたくさんあるしね。
Reverberate【御好評頂き終了いたしました☆】

Reverberate【御好評頂き終了いたしました☆】

岩☆ロック座

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/06/26 (土) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ええ話や。
これは観て良かった。
予備知識なかったので、油断して泣いてしまった。
キャスティング抜群。
最近立て続けに観てるけど、堀奈津美ええ役者や。
空席目立った。もったいないなぁ。
観たほうがいいよ、2日しかないけど。
あっ、リミックス版の方はよく分からんかった。すんません。
難しいよね、ダンス表現ってやつは。

ネタバレBOX

「今度は愛妻家」の逆バージョンだね。ベタなものは力強い。
恋する剥製

恋する剥製

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/06/22 (火) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★

爽快痛快
まさにデタラメなおもしろさ。
いや、デタラメではないんだよな。クロムの芝居は。
その辺の劇団じゃ真似できない技術の裏付けがあるんだよな。
とにかく、完成度高いよ。
いいのか悪いのか分からんが、小学生らしき女の子がケラケラ笑っていた。
特にくぼかんさんの動きで。
次回は来年4月にトラムだって。今年もう観れないのは残念。
それにしても、今回のワレちゃんは近年まれに見る可愛さだった。
ワレタファンは、女房を質に入れてでも観に行くべきだ。

ネタバレBOX

幸田尚子が途中セクシー衣装になるのだが、
美人でスタイルもいいのに色気が微塵もないという…。
あくまでも個人的な意見ですが。
2番目、或いは3番目

2番目、或いは3番目

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2010/06/21 (月) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

当然ですが…
もちろん今回も3時間超(休憩込みの3時間20分)。
劇団員を得意なポジションに配した磐石な布陣。
それだけに前半は置きにいった印象だったが、後半はしっかり攻めてきた。
やはり本公演のクオリティは高い。
客演はそれなり(マギーと緒川たまきはもはや客演ではないので除外)。
決して悪くないが、どうしても埋もれてしまう。
帰路、小出恵介の出番が少ないとのたまう女子供を横目に、
ナイロン一軍メンバーが揃う事はこの先もう無いのではと一抹の不安を覚える。
あっ、廣川さん出てなかった!

ネタバレBOX

まぁ~、大倉君いつも以上にボケ倒すね。なんせボケ老人役ですから。
意外な役回りの緒川たまきが奮闘。
廃墟から擬似家族が旅立っていくラスト。
閉塞した現代社会からの脱却か、そんな訳ねえよ。
そ ら

そ ら

奥沢スロープ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/06/15 (火) ~ 2010/06/20 (日)公演終了

満足度★★★

初見の劇団
なので、序盤は笑っていいのかも分からない手探り状態。
やばい、寝ちゃうかもとうとうとしていたら、目の前で何故かマイムマイムが始まり持ち直す。
その後の突拍子もない展開…。確かに説得力はないんだが、悪くないかな。
続けていけば観客と共有できる作風だと思う。
役者も各々個性を感じた。化ける可能性あると思うな。

ネタバレBOX

開演前に作・演の方と思われるハンサムなお兄さんがドリンクをふるまってくれた。
心からありがとう。
これはネタバレでも何でもないな…。
組曲「空想」

組曲「空想」

空想組曲

OFF OFFシアター(東京都)

2010/06/16 (水) ~ 2010/06/22 (火)公演終了

満足度★★★★

よう様のレストラン
だじゃれですいません。けど、実際そういう印象。
各エピソードに好き嫌いも出来不出来も当然あるんだけど、初めの「静かな晩餐」で満足してしまったので、あとはオールOK。
このウェルメイドな語り口は幅広い観客に届くものだと思う。
次は赤坂レッドシアターとのこと。着実にステップアップしていく作家なんだろう。
役者はやはり中田顕史郎。この人の存在無しでは成立しない舞台。
女優陣も個性派美女揃いで嬉しい限り。
ハマカワフミエ、あと3kg落とせば最強!

ネタバレBOX

晩餐カップルはすべて同一人物(でいいんだよね?)。こいけ×島田カップルだけ違うように感じた。
ハマカワ真骨頂なエピソードもしっかりあって満足。
サウイフモノニ・・・

サウイフモノニ・・・

劇団チョコレートケーキ

テアトルBONBON(東京都)

2010/06/16 (水) ~ 2010/06/20 (日)公演終了

満足度★★★★

栄光なき天才たち
ひとりの英雄の死をめぐる市民ケーン的(古いな)、
アマデウス的(これも古いか)な物語。
前半は暑さ&睡魔と戦っていたが、
ミステリー色が濃くなる中盤以降は俄然おもしろくなっていく。
中~大劇場で名前のある役者を使っても通用する本だと思う。
不勉強のため、宮澤賢治については何も無し。
役者は西尾友樹が良かったな。変人博士を魅力的に。

ネタバレBOX

グスコーブドリ、クーボー、軍部の関係は、
フォン・ブラウン、オーベルト、ナチスの関係を思わせる(某漫画参照)。
科学が人類にもたらす功罪うんぬんという、
この手のお話は無条件に好きなんだよなぁ。
愛死に【ご来場ありがとうございました。】

愛死に【ご来場ありがとうございました。】

FUKAIPRODUCE羽衣

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/06/12 (土) ~ 2010/06/22 (火)公演終了

満足度★★★

愛旅立ち
想像していたほどエロくはなかったかな。
どちらかと言うと「死」の方を強く感じた。
う〜ん、近松の心中ものを観たような後味。
空席目立ってたな。
内田慈、久々に観た。この人は何でもこなすなぁ。
このタイトル見る度に、往年のアイドル映画を思い出す。
まったく関係ないけど。

ネタバレBOX

カップルを固定している事はマイナス面があるかな。
6組(6人)を順繰りに回していくと、途中で飽きちゃう。
カナリアの心臓【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】

カナリアの心臓【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】

キコ qui-co.

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/06/11 (金) ~ 2010/06/14 (月)公演終了

満足度★★★

盗まれた心臓
今平ばりの重喜劇を想像していたが、
さすがにそこまでのものではなかった。
ちょっと行儀良すぎる感じ。
役者4人の芝居は堪能できる。
堀奈津美、難しい役をさらりとこなし母性を感じさせる演技。女優力高し。

ネタバレBOX

サリン事件を思わせる犯罪の加害者家族と被害者家族の物語だが、
そのあたりの踏み込みは浅い。
シンプルに家族の愛憎劇と捉えるべきなんだろうけど。
『SHIBAHAMA』  遂に本日千秋楽!!!当日券出ます!!ぜひぜひおこしください。

『SHIBAHAMA』  遂に本日千秋楽!!!当日券出ます!!ぜひぜひおこしください。

快快

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/06/03 (木) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★

ヒドミから遠くはなれて
劇場に足を踏み入れると、
そこは折込チラシの置かれた客席が滑稽に見える舞台空間。
そこで展開する大人の学芸会。
このでたらめさ加減は間口を狭めてるよなぁ。
みんな目が笑ってないから何か恐いし。
もはや客席も劇場も必要としない団体になってる。
「芸劇eyes」なるラインナップに組み込まれてるのはおかしいよね。
M-1のテツandトモというか、直木賞にノミネートされた京極夏彦というか。

ネタバレBOX

客イジリ満載なので、嫌いな方はやめといた方がいいです。
携帯電話の電源切らないで芝居観たのは久しぶりだな。
甘え

甘え

劇団、本谷有希子

青山円形劇場(東京都)

2010/05/10 (月) ~ 2010/06/06 (日)公演終了

満足度★★★

本谷について私が知ってる2、3の事柄
孤独、罪悪感など繰り返し提示されるキーワードはあるんだが、
どうにも捉えどころの無い芝居だった。
プロフェッショナルな役者陣の力で充分楽しめるのだが。
小池栄子、これは好演だよな。ケチはつけられない。
広岡由里子、ウマイねこの人は。
安藤玉恵、映像で見るより可愛いくてびっくり。
男優陣はそれなり。
劇団、本谷有希子も10周年だそうで。
数多いる10年選手の中で、本谷が特別な位置にいるのは、
やはりルックスかね。劇作家も見た目が重要。

ネタバレBOX

ラストの主人公の選択(夜這い/輪姦)は、しっくりこない。
そもそも失踪から戻ってきた動機もピンとこなかった。
恋女房達

恋女房達

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2010/06/03 (木) ~ 2010/06/08 (火)公演終了

満足度★★★★

おかしなことを聞くね?
ブラックコメディからファンタジーまで詰め込んだ6編のオムニバス。
不条理感ただよう中盤まではかなり好きだな。
日本的なタイトルとは裏腹に、アメリカ現代作家の小説を読んでいるよう。
後半のウェットなエピソードは好みではないが、いい構成だと思う。
細かい演出のアイデアも豊かで効果的だった。
青☆組初観劇だったが、こういう芝居を作る女性作家がいることは、
ちょっと驚きだった。

ネタバレBOX

白眉はサイコスリラーばりの第4話。
木下祐子って何かハードボイルドなんだよなぁ。
みんみん、相変わらずぴちぴち(むちむち)だ。
ちっちゃい顔とのアンバランスさが可愛いけどね。
ホチキスブラックvol.2「ほとんどガール」 当日券あり!

ホチキスブラックvol.2「ほとんどガール」 当日券あり!

ホチキス

エビス駅前バー(東京都)

2010/06/01 (火) ~ 2010/06/06 (日)公演終了

満足度★★

ゆるめの45分
お遊び企画とはいえ脚本が悪すぎるよ。
三女優の表情を見ているだけでも楽しいけどさ。

ネタバレBOX

全編バーカウンターの中で動けないんだから、
もっと脚本がんばらんと駄目なんじゃないかなぁ。
下半身露出はいいアイデアだけど。
一般の客はついてこないよ、これじゃあ。もっとも小劇場好きじゃないと、
この手の企画は引っ掛からないか…。
幸せを踏みにじる幸せ【公演終了!ご来場誠にありがとうございました】

幸せを踏みにじる幸せ【公演終了!ご来場誠にありがとうございました】

ジェットラグ

タイニイアリス(東京都)

2010/05/28 (金) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

満足度★★

玲央君ご苦労様
乗れなかったなぁ。これは乗れなかった。暴力描写に抵抗はないんだけど。
まあ、尻と腰の痛みに耐えられなかったんだが…。

ネタバレBOX

ラストの黒いアイロニーは好きなんだが、
そこに至るまでの手際が悪いというか。
小松美睦瑠が玉置の乳首責めてるくらいまではおもしろい。
中盤以降、真面目にやりすぎてる。
徹底的にふざけた方が玉置のひとり芝居が利いてくるような気がする。
陰惨な話を陰惨な表現と語り口で描いてもおもしろくないということかなぁ。
玉置玲央、見せ場たっぷりだが、それに応えるだけの吸引力は感じなかった。
我妻三輪子、かわいいんだけど、彼女のセリフはなぜか入ってこなかった。
永山智啓、elePHANTMoonの印象が強いのか、この人が出てくると不安な気持ちになる。
めぐるめく

めぐるめく

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2010/05/21 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★

家族という名の希望
上演中の注意の時点で苦手なタイプの芝居だということは分かったが、あっさり泣いてしまった。涙腺が弱いのでイチコロだった。
演出、役者、美術その他もろもろプロの仕事。
人にすすめられる芝居というのはこういうものなんだと思う。皮肉ではなく。

ネタバレBOX

勝平ともこ、母性の中に儚さを覗かせる演技。
辰巳智秋、ドラマ部分とおもしろ部分両方を引っ張る。総じてキャスティングは成功。
観ている最中、如何に生きるかは誰と生きるかと同義だという言葉を思い出した。それを家族に求めるのは、ひとつの正解なのだと思う。
露出狂

露出狂

柿喰う客

王子小劇場(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

満足度★★★★

「乱痴気」観劇
中屋敷セレクションの乱痴気。
乱痴気の方が生き生きしてる人、どちらもそつなくこなす人、500%の力でやっちゃった人(深谷さん)など様々でしたが、こういう企画はやはり楽しい。
ネタバレBOXに5/26の配役あり。
5/27、6/6の回を観た方、公開して頂けると幸いです。

ネタバレBOX

ゴキ(細野今日子)、サソリマチ(佐藤みゆき)、シラミネ(コロ)、ヒル(右手愛美)、クラゲ(熊川ふみ)、ノミヤ(山本真由美)、ガマゴオリ(佐賀モトキ)、ハエダ(梨澤慧以子)、マイマイ(岡田あがさ)、ハブ(七味まゆ味)、コウモリ(新良エツ子)、クモン(山脇唯)、ウツボ(深谷由梨香)
アンゲーテッドコミュニティ

アンゲーテッドコミュニティ

北京蝶々

テアトルBONBON(東京都)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★

う~ん
題材のわりに、さっぱり薄味な印象。
各々トラウマありげなキャラクターたちの陰影乏しい。
ミステリーではあるが緊迫感はなく、テンポ重視か。
使い勝手よさそうな2階建て美術はなるほどな感じ。
前3列は床がフラットで段差は椅子の高さのみ。
観にくい人もいたんじゃないかなぁ。

ネタバレBOX

森田祐吏、刑事役はどうだろう。
帯金ゆかり、存在感大も出番それなり。もっと観たかった。
岡安慶子、やや一本調子が気になる。
豪華な客演陣も見せ場少ない。
北川大輔のひとり勝ちか。
露出狂

露出狂

柿喰う客

王子小劇場(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

満足度★★★★

満足
期待は裏切られなかった。
劇団員3人の安定感(出落ちに終わらない七味はすごいね)。
岡田あがさ、きゃら芝居最高。
細野今日子、基礎女優力の高さを感じた(年の功?)。
山本真由美、俺が観た回はうけてたぞ!
以下要望。
乱痴気、土日にも組み入れて欲しい。
チケット振込に変わり、直前の購入は明細の画像を送れ云々。
めんどくさいよ。
賛同者募る。

ネタバレBOX

アフタートークにて、
中屋敷氏の「アンチROOKIESのつもりで作った」発言に納得。
2010億光年

2010億光年

サスペンデッズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/05/22 (土) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★

物足りない
情感あふれる台詞にじんわりしたシーンが随所にあり、
役者も皆悪くない。女優陣も美しかった。
それなのにどうも物足りない。

ネタバレBOX

唐突にSMに走る人妻のエピソードが腑に落ちない。
売れない劇団の話もありきたり。
そもそも群像劇なんだろうか?
夫婦の話に力点が置かれていたように感じた。

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