新しい男
城山羊の会
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/06/26 (金) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
ストロベリー
国分寺大人倶楽部
王子小劇場(東京都)
2010/09/23 (木) ~ 2010/09/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
切ねぇな、おい!
前半はオヤジ心をくすぐるシーンが目白押し。
下卑た笑みを浮かべながら観ていたら、後半は青臭い10代に引き戻された。
特に坂倉奈津子が素晴らしい。
彼女の演技で煩悩が吹き飛んだ気がする。
あくまでも気がする。
ドリルチョコレート「テスタロッサ」
MCR
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
後悔している
今までMCR(櫻井作品)を見逃してきたことを激しく後悔している。
強烈に面白い。好みの芝居だった。
会話のリズムと台詞のセンスがツボにはまった。
そして恐るべし近藤美月…さん。
後半の近藤&中川コンビも俄然観たくなった。
女ともだち
劇団競泳水着
「劇」小劇場(東京都)
2010/06/30 (水) ~ 2010/07/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
いつまでも観ていたい
そんな芝居だった。
少女から大人へ、ひとりの女性の10年を柔らかな筆致で。
適材適所、抜群の配役。
大川翔子、見事な主演女優の佇まい。「なで肩の女王」の賞号をあげたい。
川村紗也、コメディリリーフをチャーミングに。
役柄通りに華やかな梅舟惟永。
惜しむらくは、海辺の街の雰囲気がもうひとつ出ていなかったかな。
いつも思うが、劇中の楽曲公開してほしい。
やわらかいヒビ
カムヰヤッセン
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2010/10/01 (金) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
ヒビ割れた世界を生きるヒビ
これは泣けるわ。
嗚咽もれそうだった。いや本当に。
近未来が舞台だったり、特殊な設定があったり、あれやこれやあるんだけど、
描かれているのはシンプルで力強いものだった。
クロム勢が素晴らしい。
まいった。いや~泣かされた。
かぶりつきで観て欲しいな。
窓
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2010/09/16 (木) ~ 2010/09/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
ブルジョワ青年の憂鬱
倉持裕の新作は「女に振り回される男たち」という一見シンプルで普遍的なお話。
舞台を巧みに現代の日本に移した翻訳モノのようだった。
雄弁な登場人物たちの会話が観客の想像力を喚起させる倉持戯曲の到達点ではないだろうか。
(言い過ぎか、言い過ぎだ)。
ビッチな女優役の野波麻帆をはじめ、役者陣も申し分ない。
空席が目立つ入りの悪さが不思議なくらいだ。
「モテキ」効果があるかと思っていた。
わが闇
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2007/12/08 (土) ~ 2007/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
回顧
これは驚かされた芝居だった。映像の使い方も含め。
今平ばりの重喜劇を観せられた感じ。
ここ5年くらいの中では、これを超える芝居は観てないなぁ。
りんごりらっぱんつ
劇団競泳水着
サンモールスタジオ(東京都)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
リピート決行
同じ場面でまた泣く。もはや泣きに行った節もあるのだが。
たぶんあと5回観ても泣く気がする。観れないけど。
改めて思うのは上野さんには映像に行っても演劇捨てないで欲しいなぁという事かな。
アフタートークには柿喰う客のまーくんが乱入。
三人娘のトークは恒例にして欲しいなぁ。
ログログ
キリンバズウカ
シアタートラム(東京都)
2010/08/26 (木) ~ 2010/08/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
試合巧者
これは大好物だ。
年に1、2本出会うかどうかの芝居だった。
7ステは少ないよ。
役者陣、見事な打線の繋がり。
中川智明、独特のリズムに引き込まれる。
こいけけいこ、豪快な笑いが可愛い。
久しぶりにダブルコールしたなぁ。
2番目、或いは3番目
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2010/06/21 (月) ~ 2010/07/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
当然ですが…
もちろん今回も3時間超(休憩込みの3時間20分)。
劇団員を得意なポジションに配した磐石な布陣。
それだけに前半は置きにいった印象だったが、後半はしっかり攻めてきた。
やはり本公演のクオリティは高い。
客演はそれなり(マギーと緒川たまきはもはや客演ではないので除外)。
決して悪くないが、どうしても埋もれてしまう。
帰路、小出恵介の出番が少ないとのたまう女子供を横目に、
ナイロン一軍メンバーが揃う事はこの先もう無いのではと一抹の不安を覚える。
あっ、廣川さん出てなかった!
女の罪
ブス会*
リトルモア地下(東京都)
2010/07/29 (木) ~ 2010/08/10 (火)公演終了
満足度★★★★★
覗き見感覚で…
ポツの“女”シリーズは観ていないので、初ペヤングマキ。
いや~、文句なしにおもしろかった。
同世代の作家は小ネタがダイレクトに響くので楽しい。
開演前のBGMは夕ニャン世代には懐かしいラインナップ。
これだけで合いそうだなという予感がした。
最前列桟敷席に陣取りかぶりつきで観るべき。
安藤聖ファンは前方入り口付近がベスト。
場内すし詰めで暑し。リトルモア地下のキャパでは勿体ないなぁ。
パーティーが始まる
TOKYO PLAYERS COLLECTION
王子小劇場(東京都)
2010/08/03 (火) ~ 2010/08/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
上野友之、大いに巨乳を語る
アフタートークのインパクトが強過ぎて本編の印象が薄れた(笑)
想像以上にストレートな青春ものだった。
こういうのは一度作っておかないとね。
やや散漫な感もあるが、あれこれ趣向を凝らして飽きさせない。
綺麗で何となくエロい女・清水久美子がいいね。小劇場続けて出てほしい。
それにしても原田紀行の滑舌悪すぎない?
のるもの案内
スミカ
MODeL T(東京都)
2010/08/21 (土) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
旅の終わりはいつもちょっぴり切ない
1時間に満たない芝居の後は旅の終わりに似ていた。
そして、原田優理子のおもてなしの心に触れた気持ちのいい時間だった。
愛だな愛。
俳優陣の顔触れが豪華で勿体ないなぁ。この面子でガツンとしたものも観たい。
これから観る方、
宿題はちゃんと持って行った方がいいですよ〜。
とても良い使い方をしていた。
カフェ公演としては5つ星。
百年の秘密
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2012/04/22 (日) ~ 2012/05/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
誰にでも秘密が…
笑い控え目。「わが闇」に近いかな。
物語は昼ドラ的な所があるけど、
めったにお目に掛かれないレベルの芝居だよなぁ。
イヌちゃんの実力を思い知らされました。
散歩する侵略者
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2011/05/13 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了
シャープさんフラットさん
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校
ロロ
新宿眼科画廊(東京都)
2010/10/17 (日) ~ 2010/10/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
恐るべき子供たち
キレてる。キレキレだ。
ロロ未見の方はここから始めてほしい。
小橋れなの怪演、亀島一徳の童貞演技もいいなぁ。
そして、今回可愛い過ぎる望月綾乃を凌駕した、
北川麗のヒロインオーラはいったい何なんだ。
ナウシカばりじゃないか。
桟敷一列、丸椅子一列の30席に満たないキャパでは勿体ない。
褒め過ぎてちょっと恥ずかしくなってきた。
これから5本つまらないもの作っても見捨てないと思う。
座席は中央から入り口よりが良いと思います。あまり奥はNGかな。
毒と微笑み
ブルドッキングヘッドロック
ザ・ポケット(東京都)
2011/08/04 (木) ~ 2011/08/10 (水)公演終了
満足度★★★★★
言いたい事も言えないこんな世の中じゃ…
隠しても隠し切れない痛烈なサタイア。
2時間30分、体に悪い好物をお腹いっぱい頂きました。
これはちょっと傑作だと思う。
今回、津留崎夏子ファンは身悶えるね。
さよなら また逢う日まで
ブラジル
紀伊國屋ホール(東京都)
2011/08/14 (日) ~ 2011/08/16 (火)公演終了
満足度★★★★★
初ブラジル
苦笑系とあるが、堂々ハードボイルドであり一級の娯楽作だった。
不良性感度の高い中川智明と櫻井智也が抜群。
久しぶりにいいカーテンコールの拍手を聞いた。
気付かない奴は最強
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2010/10/06 (水) ~ 2010/10/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
気付かなくて良かったのに
シニカルビターな好みの芝居だった。
中盤以降は身を乗り出さんばかりに引き込まれた。
前作の華やかさに比べると地味ではあるんだが、何だろうこの吸引力は。
劇団員3人をはじめ役者も皆いいなぁ。
原田優理子の贅沢な使い方よ。
津留崎夏子の微笑みよ。
古川氏の前説は今回で最後。残念。
気付かなくて良かったのに…。
ご来場はお早めに!