Rezarが投票した舞台芸術アワード!

2011年度 1-10位と総評
一九一一年【ご来場ありがとうございました!】

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一九一一年【ご来場ありがとうございました!】

劇団チョコレートケーキ

史実や舞台上に広がる物語だけでなく、過去や未来、言葉にならない想いまで、魅せてくれる重厚な作品でした。対面式の客席は、落ちつかないので苦手だが、舞台を四方から囲む客席の外側も、舞台として活用したのも、とても効果的でした。重めな題材だが、観劇後は充足感で、満たされました。『裁きの日』も、とても良かったのです。私的には、両作品共アワード入りだが、1劇団1作品と絞らせていただきました。

カルナバリート伯爵の約束

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カルナバリート伯爵の約束

メガバックスコレクション

滝一也さんの作・演出も素晴らしく、こだわりの美術と、子役からベテランまで、実力派の役者さんが揃っているので、大好きです。昨年は、4作品も観劇できて幸せと思えるほど、ハートフルな作風です。繊細な心理描写も魅力で、私的には、4作品共アワード入りだが、1劇団1作品と絞らせていただきました。

ネズミ狩り

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ネズミ狩り

劇団チャリT企画

大笑いしたけど、それ以上に深く考えさせられるが、温かみもある社会派作品でした。

グラデーションの夜 《群青の夜》 《黒の夜》 《桃色の夜》

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グラデーションの夜 《群青の夜》 《黒の夜》 《桃色の夜》

KAKUTA

原作があるだけに、難しい事もあると思うのですが、朗読と桑原裕子さんの作演出のオリジナル、芝居との融合、そして映像と音楽・歌と、たっぷり堪能できました。役者さん方も素晴らしかったです。『ひとよ』も愛に溢れる作品で、良かったです。

髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

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髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】

TOKYOハンバーグ

切ないけど、優しさと愛に溢れる素敵な作品でした。本・演出・役者さん・制作さん・全て満足です。『百光年の詩』いつもと違う魅力が光っていて、良かったです。

天守物語

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天守物語

少年社中

妖しくも美しい夢幻世界の物語だが、苦しい現実世界への、力強いメッセージが素晴らしかったです。

ソウル市民五部作連続上演

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ソウル市民五部作連続上演

青年団

全ての書き込みしてませんが、5作品観ました。ドキュメンタリーより、感慨深かった作品でした。演劇の意味と価値を痛感しました。又いつの日か再演して欲しいと、強く思いました。

雨と猫といくつかの嘘.

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雨と猫といくつかの嘘.

青☆組

嘘という名の優しさを、あらためて感じました。離れていても、繋がっていける温もりと優しさもあり、満足な毎日でなくても、明日に繋がると思えました。やはり吉田小夏さんの優しい作風は、魅力です『パール食堂のマリア』もとても、良かったです。

廃墟

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廃墟

時間堂

戦争がテーマでありながら、どんな問題とも重なる想いや現実が見え、今を見つめ直す重厚な物語を、繊細さと鋭い表現で魅せられました。

ハッピー!!―夢ヲ見ルマデハ眠レヌ森ノ惨メナ神様―

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ハッピー!!―夢ヲ見ルマデハ眠レヌ森ノ惨メナ神様―

おぼんろ

秀逸なキャストと、窓の外に雨が降る演出も、素敵でした。逃れられない運命に立ち向かい、幸せをつかもうとする姿が、良かったです。『狼少年ニ星屑ヲ』も素敵でした。月一公演の『BSS』再開したら、又観ようかな?

総評

昨年は約120本観劇でき、多くの素晴らしい作品に巡り合え、ありがとうございました。ベスト10を選び順位を付けるのは、とても至難です。魅力が違うので、順位をつけられないのが、本音ですが、順位をつけないと投票できないので・・・

キリがないのですが、電動夏子安置システムの『PerformenVI~Paradiso~ 』、ネコ脱出の『歌舞伎町にキス』、空想組曲の『ドロシーの帰還』、劇団キンダ―スペースの『新・牡丹灯籠』、劇団ハイジャック、シンクロナイズ・プロデュース、劇団だるま座、舘そらみさんの作品も忘れ難い作品でした。

観劇好きの友人知人がいない為、劇場でもらうフライヤーとコリッチが情報源なので、今年も宜しくお願い致します。

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