マリナの観てきた!クチコミ一覧

81-100件 / 337件中
insider

insider

風琴工房

Half Moon Hall(東京都)

2016/07/21 (木) ~ 2016/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

前作に引き続き
わかりやすい解説も付いていて門外漢にも親切。前作を観ていなくても大丈夫な仕掛けあり。観ていればより楽しめます。映像も音楽も役者も台詞も全てが格好良く萌えポイントを突かれまくりでした。前作にあったあのサービスシーンも健在(笑)
ひとつ残念だったのは酒巻さんが居なくて寂しかったこと。確かカイトに残っちゃったんでしたね。あと、裕朗さんのスーツのサイズが大きかったような・・・。

いつかエンドロールで(再演)【終演しました、ご来場ありがとうございました!】

いつかエンドロールで(再演)【終演しました、ご来場ありがとうございました!】

20歳の国

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/06/15 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★

キラキラした芝居だった。
ちょっと取り残され感。

残花―1945 さくら隊 園井恵子―

残花―1945 さくら隊 園井恵子―

特定非営利活動法人 いわてアートサポートセンター

座・高円寺1(東京都)

2016/06/01 (水) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

満足度★★★

今回の公演まで、こういう方がいらっしゃるのを存じ上げませんでした。繰り返してはいけない時代の悲劇として、こういう評伝は大切だな、と。あまりに出来すぎた方だったので園井さんに感情移入はできませんでしたが、登場人物たちの演劇への情熱と無念さは察しても余りありました。美術が素晴らしかった。あれがクライマックスであれになるとは!(意味分かりませんが)野田さんのOIL以来の衝撃かも。転換大変そうでしたが。

Hands Up

Hands Up

SANETTY Produce

新宿村LIVE(東京都)

2016/05/25 (水) ~ 2016/05/29 (日)公演終了

満足度★★★

とにかく長い!でも、沢山の登場人物を上手く生かして2時間45分の長丁場を飽きずに観ることができた。ちょっとしたパフォーマンス的なところもあり、役者さんはキッカケとか大変そうだなと。バルコニー席は頭の上での場面は観えたのかなぁ。
カーテンコール、中々出てこないから終わりかと思って席を立ったらその後長々と。見逃しちゃったよ。出るならもっと早く。遅くなったら礼くらいにすべきでは。

また逢おうと竜馬は言った

また逢おうと竜馬は言った

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2016/05/28 (土) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★

ブラックキャスト
初期のキャラメルらしくテンポが速い。その所為かそれとも演出か大声になりがち?三津谷くん、声大丈夫かな?「男らしく」とか「男なら」という台詞がたくさんあった。時代なんでしょうが、今はあまり言わない、聞かないな、と。2000年版観すぎていて曲に違和感。
若いキャストのおかげか成長譚としての説得力が大きかった。イケメン岡本でケイコの心の揺れも説得力大?竜馬は貫禄があってほんと頼りがいがある感じ。岡本と一緒にジタバタしていた2000年版とは別人のよう。どちらも大好きだけど(笑)何十回も観てるのにやっぱり最後は泣いちゃうな。

ホワイトキャスト
中心二人が違うだけで本当に別ものに。三津谷くんの喉が残念。万全での表現を観てみたかった。全体的にテンポが速かったかな。あつをさんの竜馬はスマートで格好良い。岡田さんの伸ちゃんは良い具合にキモかったです(笑)

演劇

演劇

DULL-COLORED POP

王子小劇場(東京都)

2016/05/12 (木) ~ 2016/05/29 (日)公演終了

満足度★★★

「言語化を諦めるな!」と叱咤されそうですが、非常に感想が難しい作品でした。
圧倒的に凄いもの観た感じ。
消化するのに時間がかかりそう。

『名作短編集』
マチネとは違う意味ですごいもの観た感満載。突き抜けてるなぁ。
一色くんの膝の流血は大丈夫でしょうか。

太陽

太陽

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2016/05/06 (金) ~ 2016/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱりイキウメの公演は満足度が高いわ。

MU、短編演劇のあゆみとビジュアル展(当日精算予約開始しました!)

MU、短編演劇のあゆみとビジュアル展(当日精算予約開始しました!)

MU

東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)

2016/04/21 (木) ~ 2016/05/02 (月)公演終了

満足度★★★

『戦争に行って来た』
一筋縄では行かない感じがMUっぽい。自分たちの経験を切り売りしていたり、何かに依存することでバランスを取っていたり、現実を俯瞰して見ることで自分を守っている気も。斜に構えていたふたりが、暴力の前で一瞬見せた本音が印象的。
『その好きは通らない』
個人的にはこっちの方が好みでした。吸っているタバコでする占いは、ハセガワさんの経験と観察の賜でしょうか(笑) あの喫煙場所は(実際あるかは別として)女子社員の給湯室的なノリですね。恋バナはいくつになっても盛り上がる。無駄話を覗き見する感じが面白かったです。
『MY SWEET BOOTLEG』
まさにカオス。曖昧にしておいたほうがお互いに幸せってこともあるのか。あまりに至近距離で鼻血でそうなくらい濃密な世界でした。

「全 員 彼 女」「全 員 彼 氏」

「全 員 彼 女」「全 員 彼 氏」

劇団競泳水着

小劇場B1(東京都)

2016/04/08 (金) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★

劇団競泳水着『全員彼女』
一緒に住んでいる彼女が4人に分裂するという恋愛ファンタジー。競泳水着はお久しぶりでしたが、相変わらずこういうの上手いなぁ。心の中の乙女な部分にジワジワきますね。最後のセリフで思わず涙が・・・。おばちゃんの目にも涙でした。女優さんがみんな可愛かった~!
劇団競泳水着『全員彼氏』
『全員彼女』の男性版。連続での観劇だったので、細かい違いが良く分かり楽しめました。個人的には女性版の方がしっくり来る感じ。かおりと真二は友達じゃなく、先輩(♀)後輩(♂)だともっと良かったのにと思いました。
勉ABCDを自分のお気に入りの役者さんで脳内キャスティングすると楽しいかも(笑)

『 み ち 』

『 み ち 』

miel(ミエル)

Rire yoga&kids dance studio(用賀)(東京都)

2016/04/16 (土) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★

小さなスタジオでの公演でしたが、いろいろ面白かったです。演出、照明、音響、どれもわたしには新鮮な驚きを与えてくれました。でも一番の見どころは手の届きそうな距離で躍動する役者さんの肉体でしょうか。とても美しかった。非常に演劇的な体験をさせてもらいました。

おとこたち

おとこたち

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/04/04 (月) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★

ハイバイは久々だったんだけど、何なのあの吸引力。眠くなんかなるはず無いわ。
普通に前説で注意事項話して、「じゃあ始めま~す」でいきなり物語り世界に引きずり込まれました。年を取るのは不幸なことなのか?それとも自己責任?遠くない将来を思って切なくなりました。カラオケで歌ってた曲、聞き覚えあると思ったらチャゲアスか。

舞台『龍狼伝』第二章

舞台『龍狼伝』第二章

株式会社GRASP

THEATRE1010(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★

第一章の時に感じた違和感(意味不明な歌やダンス)が無くなり、物語に集中できたのが良かった。大きな劇場を生かした美術や照明、殺陣も見応えがあった。主演をはじめとしたメインキャストがほとんど入れ替わっていたが、あまり気にならず観ることができた。

深海大戦争

深海大戦争

パラドックス定数

上野ストアハウス(東京都)

2016/04/05 (火) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★

昨秋に未完だった演目の完結編。わたしは前回の内容で脳内補完しながら観ていたのですが、今回お初の方の感想が知りたい。とりあえずファンタジーからアクションものに変わった印象。登場人物(生物、無機物)はみな男前でした。植村さん、氷山の重ねてきた年月を感じさせる朗々として深みのある良いお声でした。正解なんて無いのでしょうが、なんかいろいろ考えさせられます。感情は知性ではコントロール不能なのか?初日より台詞の厚みが増していたのが印象的でした。

「きみがいた時間 ぼくのいく時間」「フォーゲット・ミー・ノット」

「きみがいた時間 ぼくのいく時間」「フォーゲット・ミー・ノット」

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2016/03/11 (金) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★

『フォーゲット・ミー・ノット』
良くも悪くも成井節。個人的にはそこからのもう一歩を期待しているんだけれど。役者陣は見事に世代交代。安理ちゃんがお母さん役だなんて!層の厚さは劇団の強みですね。
『きみがいた時間 ぼくのいく時間』
ストーリーや登場人物の感情がストンと腑に落ちる。阿部ジョーの柔らかい部分が秋沢里志というキャラにピッタリで、演技そのもののクオリティーの高さを感じさせた。初演よりブラッシュアップされて、全体的に観やすく仕上がっていたと思う

大きな木の下で ~あの頃俺らの毎日はウザいくらいアツかった~

大きな木の下で ~あの頃俺らの毎日はウザいくらいアツかった~

Smile Earth Project

俳優座劇場(東京都)

2016/03/16 (水) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★

はっきり言ってわたしの好みではありませんでしたが、若手の俳優さんたちにはこれからも頑張って欲しいです。
以下箇条書きで感想。
・脚本の内容が詰め込みすぎで焦点がぼやける(学園ものなのかゴーストものなのかどっちつかず)
・フリーのギャグコーナーが長すぎ多すぎで冗長
・大事な設定が説明台詞1行で終わっていた
・暗転のタイミングが変な時があったし暗転多すぎ
・最後の桜が唐突過ぎてビックリ
芝居とは関係ないけど、チケット送ってくるのに添書も
チラシも入ってなくて、封筒にチケットだけぺラッと入っているのがありえないわ。俳優さんは実力の差が大きかった。もうちょっと頑張ろうねの方が何名か・・・。「主人公はアールグレー」これはちょっとツボった。

対岸の永遠

対岸の永遠

てがみ座

シアター風姿花伝(東京都)

2016/03/04 (金) ~ 2016/03/30 (水)公演終了

満足度★★★★

ソビエト崩壊後のロシアで、祖国を追われた詩人と父に捨てられたと思い込んだ娘の葛藤を軸にした物語。事前に「翻訳劇っぽい」という感想を複数見かけたため、(翻訳劇が苦手なので)ちょっと覚悟して観劇に望んだが杞憂にすぎなかった。モデルとなった社会的背景等は断片的な知識しか持ち合わせていないため、わたし自身が長田さんのメッセージをきちんと受け取れているとは思えないけれど、確実に心に響いたものがあり涙が溢れたのだと思う。今回、個人的には親子関係の葛藤が一番感じるものがあった。忘れてしまったほうが楽になれるのに、それでも苦しみながら考え続けてしまうのは諦めていないという事で・・・。娘が父の言葉と向かい合い続けるのはきっと理解する事を諦めていないからだと思う。
タイトルの「対岸」とは求めても手が届かないものの象徴のように感じた。 物質的に豊かになりすぎた世界は、自由を欲する気持ちを失わせるのだろうか。「アメリカに彼の詩を本当に必要としている人はいなかった」という意味の台詞が印象的だった。最低限の言葉で表現され、受け手によって容易に形が変わるという点で詩と戯曲は似ているのではないかと感じた。このお芝居、もっと違う切り口でも考えられたらいいのに思う。民族とか性的マイノリティとか国家の矛盾とか。そういう意味でもせめてもう一回観たかった。俳優陣は相変わらず達者な方ばかり。今泉さんのバレエがお見事。箱田さんのファーストシーンに驚き。

カサブタかきむしれっ!

カサブタかきむしれっ!

演劇ユニット3LDK

ザ・ポケット(東京都)

2016/03/01 (火) ~ 2016/03/06 (日)公演終了

満足度★★★

ここの劇団はやっぱり上手いわ。すごく面白かったし感慨深かった。この時期に上演すべき演目でした。

ミセスフィクションズのまんがまつり

ミセスフィクションズのまんがまつり

Mrs.fictions

王子小劇場(東京都)

2016/02/17 (水) ~ 2016/02/22 (月)公演終了

満足度★★★

原作は未読でしたが
とても面白かったです。
ほぼ原作どおりの作りなら、テイストがもっと違っていてもいいはずなのに
ちゃんと中嶋作品になっているところがスゴイ。
事前振込み特典のDVDが待ち遠しいです。

ネタバレBOX

客入れの音楽は「まんが」とか「コミック」とかに関する楽曲。
個人的にカステラの「貧乏マンガ」が流れてきてテンション上がりました!

『いまなく』
無駄に部活に熱い感じが微笑ましい。
昔を思い出してキュンとしました。
部活に対するテンションの高低差はどこにもあるよねぇ。
わたしはやる気ないって怒られてたクチでしたが。
制服の下にジャージとか懐かしい。
主演の女子高生ふたりが可愛かった♪

『橋』
好き!短いけどインパクトがあった。
意味が無いようで妙に達観した深い会話。
女子高生なのに!

『リンゴの国のお姫様』
とにかく全体のバランスが素晴らしかった。
最後のリンゴは誰が齧ってるの?
岩井七世さんが可愛らしい。
どこかで拝見したなと思ってたら「さよならサイキックオーケストラ」でした。

『恋の草鞋編み』
これも好き!女子高生あるあるみたいな感じなのに
どうして草鞋!!
岡野さんの先生役がミステリアスで良いです。
女子高生はやられちゃいますね(笑)

『ナオミ女王様に仕えた日々』
この発想はスゴイ!
SMの女王様を盲導犬に重ねるなんて!!
言葉や見た目のインパクトも大きいけど
一瞬良い話みたいに感じちゃうところがスゴイと思った。

おわりの会でのトーク内容メモ
・楕円の会話
・歯を黒く塗る役と言わずにオファー
・オーダーメイドのボンデージのお値段18000円也
・安東さんが膝をやっちゃった話

どうしてこの作品たちだったのか、
どこが面白くてどういう風に見せたかったのかを知りたいです。
OOPARTS Vol.3「HAUNTED HOUSE」

OOPARTS Vol.3「HAUNTED HOUSE」

CREATIVE OFFICE CUE

サンシャイン劇場(東京都)

2016/02/12 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

イベントの延長?
良くも悪くも鈴井さんにしか作れない作品だったと思う。
開演前からご本人が客席に登場し会場を沸かせていたが
楽屋落ちが多く、初見の観客は置いてきぼりだったのでは。
全体的に演劇というよりはエンターテイメントであったと思う。

vol1も観ているのだが、鈴井さんの作品は笑いの中に「死」というものが色濃く反映している感じ。
個人的にはいっけいさんや多田くんの使い方が勿体無く、もっとシリアスに寄ったつくりでも良かったのではないだろうかと思った。

当日パンフもキャスト表もなく、残念でありました。

ネタバレBOX

結局、ゾンビとキョンシー、落ち武者は本物の幽霊。
ろくろっ首は殺人者でありました。
そのうえ押しかけ従業員の女の子は亡くなった社長のおばあちゃんだった。
人間率低っ!(笑)
お化け屋敷の新しいアイデアもちょっと無理やり感がありました。

舞台上にハンモックのように張り巡らせたネット。
役者さんはきつそうだったなぁ。
奴らの影踏む千葉

奴らの影踏む千葉

MCR

シアター711(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

会話の切れは相変わらずでしたが
わたしが観た櫻井作品は、
どれも身近な人たちがリアルに生きている感じがしていた。
今回のテーマは三面記事的な内容で、
その所為か自分に引き寄せることができなかったように思う。
台詞回しと女優陣の演技はとても好きでした。

ネタバレBOX

最後まで「千葉」が二役である意味が理解できませんでした。

このページのQRコードです。

拡大