サーコの観てきた!クチコミ一覧

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七月花形歌舞伎

七月花形歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★

怖っ!
怪談どころか、ちょっと間違えるとたちまち大爆笑喜劇になってしまう、結構難しい演目の「東海道四谷怪談」。今回は菊之助がきっちり怖がらせてくれて大満足。ぞっとなるほど美しく、哀れで、怖いお岩だった。昼の部の「岩藤」も宙乗りやら骨寄せやら面白い部分もあるのだが、それが全体の面白さにつながっていない。元々の話が分かりにくいかな・・・

ネタバレBOX

とにかく体形が太めの人はお岩をやらないように!それだけで喜劇になっちゃうから~
ヴェローナの二紳士

ヴェローナの二紳士

ハイリンド

吉祥寺シアター(東京都)

2013/07/08 (月) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★

とてもわかりやすいシェイクスピアになっていた
台詞の新訳はまだまだ昔の訳を引きずっていて、さらなる磨き上げが必要と思うが、全体的にはわかりやすい、いい新訳だと思った。シェイクスピア入門としておすすめ。
役者によっては長い早口の台詞が聞き取りにくい箇所もあり。
尾崎紀代彦の歌が2曲使われていたので、もっと出てくるかと思ったが、後半はなかったな。残念。
衣装がとてもきれいで目を引いた。大公、召使、主人公の男女4人、その他、身分別に違う衣装で、その時代とまったく同じ衣装ではないが、独創的な衣装だと思った。最後に全員が白い衣装に変身したのもよかった。もっともその後のアレで汚れたよね~(笑)

ネタバレBOX

細かいが、ヴェローナとミラノは共に内陸の都市で川と運河で行き来していたらしい。だから「港」というより「船着き場」程度だったと思う。効果音に蒸気船のような汽笛が使われていたのもちょっと変。
ラジエーター

ラジエーター

シアターノーチラス

シアター711(東京都)

2013/07/10 (水) ~ 2013/07/14 (日)公演終了

満足度★★★

場所が珍しい
ありそうでなかったような。でも、待合室と思えばいろいろあったかな。登場人物たちの性格付けも個性があったし、舞台の出入りも自然で、ドラマティックな要素もあったのに、起伏にとぼしく、平板な感じ。

ネタバレBOX

その理由のひとつは役者の技量に差がある。素人っぽい人が何人か・・・長時間待たされてる話なので仕方のない面はあるが、怒っている場面が多い。登場人物の年齢層が全員ほぼ同じというのも乗合バスではありえないだろう。
ミニスカーツ (チケット残り僅か!ご予約はお早めに!)

ミニスカーツ (チケット残り僅か!ご予約はお早めに!)

INUTOKUSHI

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/09 (火)公演終了

満足度★★★

くだらなすぎて楽しかった
関西人には受けないだろうな、こうゆう落ちのない笑い。(笑)

ネタバレBOX

「Shinjuku」は、ラーメン屋用語とガソリンスタンド用語で通すなら、オバQのアニメのO次郎(Qちゃんの弟)の’バケラッタ’を見習うべし。’バケラッタ’の一語で喜怒哀楽のすべてを表現してるぞ!「Girly Girly」女子の会話そのものの展開。話がどんどん違う方向に進んで元の話がなんだったか、わからなくなるんだよね~ 「野球部」の下ネタはなんだか学園祭ののりだよね。衣装さんが大変だったろうな~。あれ作るの。 全体的に音楽の選曲や入れ方がおもしろい。音楽だけで笑ってる客もいた。
ウィーン・ミュージカル・コンサート2

ウィーン・ミュージカル・コンサート2

梅田芸術劇場

Bunkamuraオーチャードホール(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/06 (土)公演終了

満足度★★★★★

ミュージカルファンは必見!
不勉強でウィーンミュージカルを見たことがなく、スターたちのお名前もまったく知らなかったが、皆本当に素晴らしい歌声だった。特に「エリザベート」に主役として20年間出演したというマヤ・ハクフォートは、単に歌がうまいというだけでなく、演歌のような情念を感じ、心をわしづかみにされるような歌声だった。日程が許せばシアターオーブでの公演も見たい。

『太平洋食堂』

『太平洋食堂』

メメントC+『太平洋食堂』を上演する会

座・高円寺1(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

もっと観客の想像力を信じて!
そして自分の力を信じよう!そうすればどこを削ればいいか見えてくると思う。どうにも語りすぎが気になった。特に投獄されてからは「余計じゃないの?」と思ったのは、9時半すぎて疲れてきたからだけではないと思う。でも、とても力のある、人を引き付ける芝居だった。

つづく

つづく

スマッシュルームズ

シアター711(東京都)

2013/07/02 (火) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★

君が代のアレンジ最高!
全体的に使用曲や音楽の挿入のタイミングとかセンスがよかった。(オリジナル曲?だったらすごい。)問題は話だな・・・役者も・・・

ネタバレBOX

第一話は一番おもしろかったのに、役者の滑舌が悪くて何を言っているかわからないところが度々。バンドが成功していくにつれ、尻つぼみ的に話がつまらなくなった。
熱き心で突っ走れ!

熱き心で突っ走れ!

株式会社夢グループ

ゆうぽうとホール(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/07/03 (水)公演終了

満足度★★★★

三善英史、平浩二の歌を歌える方々におススメ
小林旭の歌を生で初めて聞いたが、うま~い!全然声も衰えてないし。とても楽しめた第2部のコンサート。小林、松方弘樹、浅丘ルリ子の3人は70歳を超えているとはとても見えず、お元気。第一部の芝居を見ても老人が演じているようにはとても見えないのがすごい。芝居のセットにはあまりお金を掛けられないようで、屏風のような壁やふすまを多用していたが、安っぽくはみえなかった。チャンバラ場面では少ない人員でどうやって多く大きく見せるかとか、小劇場でも参考になりそうなアイデアがあふれていた。

クジラの歌

クジラの歌

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2013/06/25 (火) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

強いメッセージが伝わってきた
私もクジラのようにゆったりのんびり大きな海で生きたいよ~。涙なしでは見られない。

ネタバレBOX

大切な人を「自殺」失った悲しみ、健康な人が「自殺」で死んでいくことへの憤り、しっかり伝わった。大がかりな一芝居で皆が心変わりするとは思えないが、そこは芝居なのでOK。敢えて苦言を呈するとすれば、ドアのセットが前方席ではかなり視界を遮る。立ち位置によっては顔が全然見えない場面もあって残念。
「近代能楽集邯鄲・葵上」再演

「近代能楽集邯鄲・葵上」再演

江戸糸あやつり人形 結城座

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/06/19 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★

人形が素晴らしい
デザイン、造形もすごいが、やはり操り師が動かすとちっちゃな人がいるように見える時があって怖い。人形劇好きにはたまらない瞬間だ。それだけに生身の人間を登場させる演出にはちょっと違和感を感じた。フランス風のアコーディオンの軽い音楽が和風の話に意外にも合っていたのが、面白い。

石田剛太のスペース☆コブラ

石田剛太のスペース☆コブラ

男肉 du Soleil

シアター711(東京都)

2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★

ダンスカンパニー!だそう。
めいっぱい楽しんじゃって言うのも変だけど、踊りも歌もへたくそだね~。話もぐちゃぐちゃだし。これはどう評価していいものやら困る(笑)ま、味のあるへたうまっていうのか、勢いというのか。前の方の座席に座るのはかなり勇気がいるので、こころして行ってね。

ミュージカル「冒険者たち」 ~The Gamba 9~

ミュージカル「冒険者たち」 ~The Gamba 9~

アトリエ・ダンカン

サンシャイン劇場(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★

今拓哉のイタチがすごい!
歌がけた違いにうまいし、身体も大きいので存在感が大きい。若い人の中にも何人かおっ、と思う人がいたが、う~ん、という人も・・・踊りもうまい下手に差がある。原作を読んでいないが、「七人の侍」のネズミ版みたいな話。歌や踊りやアクロバットに気を取られすぎて、愛する誰かのために無償でなにかをすることを学んで成長していく若人(若ネズミ)という物語の精神がぼんやりしてしまったような気がする。休憩10分を挟んで2時間半。終演は9時半を過ぎていた。

杮葺落六月大歌舞伎

杮葺落六月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2013/06/03 (月) ~ 2013/06/29 (土)公演終了

満足度★★★★

幹部俳優がお疲れ気味
特に吉右衛門は団十郎の代役をだいぶ引き受けたので、疲れ気味ではないだろうか。この日も鼻声で、俊寛にはそのお疲れ気味な感じがいい方に作用したかもしれないが、第2部と3部の役は後進にまかせるというのも幹部の役目だろう。とは言っても適当な人がすぐに思いつかないところに人材不足を感じる。
第一部は俊寛もよいが、三津五郎の喜撰が見逃せない。こういうユーモラスな踊りをひょうひょうと柔らかく、しかも身体の隅々までに神経を行き届かせて踊れる人は他にいない。(ここでも人材不足だ)
第二部、土蜘蛛は、踊りと物語が一体になった面白い出し物。菊五郎は身体が重くてしんどそう。体重が重いというのではなく、動きが鈍くなっている。疲れてるな~。
第三部の助六のABは本当に浮世絵のように美しくて、カッケー。入門として見ておくのは悪くないと思う。ここでも三津五郎がいい味をだして、観客の笑いを誘う。

Chouf Ouchouf ~見て、もっとよく見て!~

Chouf Ouchouf ~見て、もっとよく見て!~

タンジール・アクロバティックグループ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★

きれいにまとまりすぎ
大道芸を見るような高揚感が味わえず残念。アクロバットは同じようなものの繰り返しが多く、1時間が長く感じた。

コントンクラブ ~image 7~

コントンクラブ ~image 7~

K Dash Stage

博品館劇場(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★

あたりさわりのないコントの連続
そこそこ楽しめたが、コントはもっと厳選して、ダンスをもう少し増やして2時間ぐらいにしてほしかった。もう何年もやってるようなので、コントの題材に共通点を持たせるとか何か縛りをいれて進歩させるともっとよくなるのでは。それにしてもこの劇場は前の席に背の高い人が座るとチョーアンラッキー。何も見えない・・・大しておもしろくないコントにも馬鹿笑いしている若い女が多くてちょっと引く。

兄よ、宇宙へ帰れ。【ご来場ありがとうございました!】

兄よ、宇宙へ帰れ。【ご来場ありがとうございました!】

バジリコFバジオ

駅前劇場(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★

常に人生の明るい面だけを見よ!
私も嫌なことがあった時に口ずさむ歌だ。個々の登場人物は面白いが、家族に見えず。途中から虚構と現実が混乱してきた。人形たちはきもかわいいが、芝居中の役割が不明。

ソウルドリームズ

ソウルドリームズ

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/05/28 (火) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★

キャスティングのミス
やはり主役は歌って踊れる人を配役すべきだった。踊れるのかと意地悪い目線で石田を注視していたが、中心にいるべき主役が踊りの場面で後ろに下がったり、他の人と混ざって踊っている時もへたなのが目立った。歌もせっかくのコーラスをぶち壊しにするほどひどい。(バンドやってるんだよね?)物語もありきたりな上にサスペンスにもなってない。

恐怖が始まる

恐怖が始まる

ワンツーワークス

劇場HOPE(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★

何を書いても
劇を通して見た現実に対する怒りにしかならない。きちんとした取材を基に書かれているからだと思う。いつものことながら俳優さんたちの演技がリアルで細かい。音楽・音声の使い方もうまい。「公開ダメだし」は、見てる方は「ほほーっ」となるほど厳しかったが、ダメだしされた人たちはちょっとかわいそうだったな。特に日暮君(だったか)は、緊張でがちがちになってて、やり直しがやり直しになってなかった。(あ。傷口に塩を塗ったか~)

ネタバレBOX

女性からの意見がもっと入っていたほうが良いと思う。今時にしてはちょっと旦那さんに従いすぎな感じがした。
大西洋レストラン

大西洋レストラン

PROMAX

博品館劇場(東京都)

2013/05/22 (水) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★

ピアノ以外見るべきものなし
そのビアノも左右のバランスが悪く、我流で習得したような乱暴な弾き方なのだが、その音色は人を引き付ける。おもちゃの鉄琴をたたいていた時にも感じたので、天賦の才なのだろう。

チェンジ・ザ・ワールド

チェンジ・ザ・ワールド

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/05/23 (木) ~ 2013/05/27 (月)公演終了

満足度★★★★

チェンジというより・・・
季節の変わり目とか脱皮みたいな感じかな。あ、でも笹沢さんみたいな変わらない人もいるな~(笑)熱いロック魂を感じさせながら、大人になることへのせつなさも漂う良作。一度も歌わなかったのもかえってスゴイ。

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