結城座2013
結城座2013
実演鑑賞
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/06/19 (水) ~ 2013/06/23 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.youkiza.jp/mishima2013/index.html
期間 | 2013/06/19 (水) ~ 2013/06/23 (日) |
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劇場 | 東京芸術劇場 シアターイースト |
出演 | 結城孫三郎、結城千恵、荒川せつ子、結城育子、平井航、橋本純子、結城数馬、岡泉名 |
脚本 | 三島由紀夫 |
演出 | 松本修 |
料金(1枚あたり) |
4,500円 ~ 5,500円 【発売日】 全席指定 A席 5,500円 B席 4,500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 『葵上』 1954年1月「新潮」に発表、1955年6月に初演。 入院して毎夜うなされ苦しむ妻・葵のもとへ、夫の若林光が見舞いに訪れた。看護婦によると毎晩見舞いに来るブルジョア風の女がいるという。やがて病室に和服姿に黒い手袋をつけた六条康子が現れた。光と康子はかつて恋仲であった。毎夜、葵を苦しめていたのは嫉妬心に駆られた六条康子の生霊であった。 病室には、かつて2人で乗った湖上のヨットが現われ、六条康子の生霊は幸福だった昔の思い出を語り出す。その不思議な魔力によって、一瞬、妻の葵のことを忘れそうになった光だったが、葵のうめき声で我にかえり、六条康子の愛を拒絶する。康子の生霊は消えていった。 我に返った光は、六条の家に電話をかけるが、ずっと家で寝ていたという。その時、病室のドアの外から、先の六条の生霊が、忘れた黒手袋をとって頂戴と光に声をかける。受話器をそのままにして光は病室から出て行った……。 『邯鄲』 18歳の次郎は、幼少の頃の乳母である菊の家を訪ねた。菊の家には邯鄲という里から来た枕があると噂を聞いてやって来たのだった。その不思議な枕で寝て夢から覚めると、何もかも虚しく馬鹿らしくなってしまうという。菊の旦那もその邯鄲の枕で寝てから家出してしまっていた。それ以来、菊の家の庭の花が咲かなくなってしまった。 人生が始まらないうちから、すでに世の中が馬鹿らしいと思っている次郎は、自分にはその枕の効き目はないことを試してみたく邯鄲の枕で眠りにつく。夢の中で美女や踊子そして秘書も現われ、次郎は自分が社長であることを知る。そしていつの間にか独裁者とされていた。しかし端から夢を生きていない次郎は夢の中で寝てばかりだった。 老国手に化けていた邯鄲の里の精霊は、このままでは、「現世のはかなさを知ることになる」という教訓が次郎にもたらされないと考え、「あんたは一度だってこの世で生きようとしたことがないんだ。つまり生きながら死んでいる身なんだ」と次郎に毒薬を飲むことを強要するが、「僕は生きたいんだ」と言って次郎は毒薬をはねつけた。 目が覚めた次郎はずっと菊と一緒にここにいると誓う。二人は、庭の一面に咲くきれいな花々の新しい朝を迎えるのだった。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 人形美術 林静一 音楽 斎藤ネコ 舞台美術 伊藤雅子 照明 大野道乃 音響 岩野直人 舞台監督 大津留千博 宣伝写真 石川純 宣伝美術 あきやまみみこ 制作 結城座/清水香南 |
1954年1月「新潮」に発表、1955年6月に初演。
入院して毎夜うなされ苦しむ妻・葵のもとへ、夫の若林光が見舞いに訪れた。看護婦によると毎晩見舞いに来るブルジョア風の女がいるという。やがて病室に和服姿に黒い手袋をつけた六条康子が現れた。光と康子はかつて恋仲であった。毎夜、葵...
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