長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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菜時記

菜時記

ライトリンク・ミュージック

三越劇場(東京都)

2016/11/29 (火) ~ 2016/11/29 (火)公演終了

満足度★★

結構期待感高かったんだけど・・・
いまひとつだったなぁ・・・と

2部構成であったが
後半は物販促進用だった印象しか残ってない(-_-;)

木の上の軍隊

木の上の軍隊

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

普天間かおり女史交えたアフタートーク付きを観劇
う~ん
やっぱり出来が良いなぁと思えた約2時間
新兵さんの発音は現地の方から聞いても
ばっちりウチナンチューだそうです
役者さん凄いなぁ(^ー^)

しらゆき

しらゆき

劇団コスモル

OFF OFFシアター(東京都)

2016/11/23 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★

ちょい妙な感じのファンタジーでしょうか
独特の劇団カラーを既に確立してるらしい感が半端なかったです

う~ん
はまる人は はまるし~
そうでない方々は それなりに~
という感じを受けました

軽食つまみながらの
テーブルショーが似合いそうな感があったかなぁと
思えた約1時間50分の作品です

ベッドトークバトルS

ベッドトークバトルS

ショーGEKI

小劇場B1(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

A:『初めてのベッド』観劇
カラッとした感じの艶トークに思えたです
下世話なシモねた風でない
たのしいベットトークが5本

なかなかに笑えた1時間50分ほどの作品

荒野ではない

荒野ではない

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2016/11/23 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★

上演中のメモ取り禁止を初めて明言した劇団さんです
珍しいなぁと・・・

それはさておき
前作の出来もあって
悪天候ながら楽しみにしていたのだが・・・・

なんか期待外れだったなぁと感じた約1時間35分の作品

ネタバレBOX

チラシ等にも詳しいことは無く
舞台上でも あまし明確な事象の理解しやすい説明などは無く
自分的には消化不良な
腹の具合のよくない感じを受け続けた芝居となっていました

開演は3分遅れ 客層は割りと高年齢気味かしら

で お話は
第1次世界大戦前の日本で
女性だけで作っている文芸誌?
何か政党のようなものもやってる?
女性達の集まる座敷の1室が舞台セット
背後というか正面は障子引き戸4葉

作家とか編集がいて
女性の主張を世間に出すための文芸雑誌
その出版や女性達
取り巻く周囲の人間関係を描いた群像劇です

でも ここまでが明確に観客に示されるのは
開演40分以上経ってから・・・

男女間での愛憎や
くっついたり別れたりは理解が簡単だが
時代背景や
各人の背景等は明確には示してくれてなかったかなぁと落胆
まぁ時代的にも男尊女卑
女が世間に政治に男の世界に口を出すなど何事ぞ!
と圧力や石つぶてまで投げられる世情の表現はわかりやすかったけど
それも割と平たいかなぁと思えたです
(衣装や小道具等 隙無く作ってる分 なんかもったいない・・)
(まぁ先生の時々の噛み嚙みは多めにみてもね・・)

心に届いたエピソードは
博徒の出自(部落の出身らしいと思わせる・・)と
その辛く苦しい生き様を淡々と述べるトコですね

それにしても観客を作品世界で説得する気が無いように思えたです
(わかる人にはわかるんだろうが・・・ググる気にならなかった・・・)
(そういう世界観を醸すならトコトン作品をボカすか
説明を要所に散りばめた理解の容易い作品として欲しかったなぁ・・と)

舞台セット後ろの障子は開くコト無く
障子の前に帆が広げられて
時代に出奔するのだ~!・・・・と幕です
(その帆を出す紐が見えてて気にもなっていました・・)

なんか 俺達の冒険はこれからだ! 
と〆る打ち切り漫画の最終回のような様相も感じてしまったです・・・・(ー_ー;)

・・・・「コールドケース」にて
女性運動していて迫害されてたメンバーが殺されるエピソードがあるのだが
50分ほどのコノ話の方が濃厚で理解しやすかったですよ~と追記
(しかし白人種内でも一際白い肌と綺麗なプラチナブロンドの主人公が
タフな女刑事やってるのは印象強いですよね~(^。^)
ミュージカル★マーダー・バラッド

ミュージカル★マーダー・バラッド

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2016/11/11 (金) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★

歌いっぱなしには驚嘆したけど・・・
歌詞が不明瞭なとこ多く感じて~字幕投影とか希望したくなりました

生演奏をバックに
80分近く歌いっぱなし~♪は
ほんに凄いがストーリーは平たかった・・・(ー_ー;)

あぁたぶん
自分は一生行かないだろうな~と思ってる
ロックフェスティバルは こんな感じかなっと思えたデス
終演後のサービス演奏では
スタンディングオベーション(1階限定で・・)っした

登場キャストとかに強い思い入れあるファンとかには
薦められるけど~
万人受けはしないだろうなぁと 感想

ネタバレBOX

で間男化したトムを襲撃しようとしたマイケルでしたが
助力しようとクラブ<キングズ・クラブ>にあったバットで
殴りかかろうとしたサラも襲撃やめて・・・二人は元鞘に納まって退場
で倒れてたトムを介抱しようと寄ったクラブのオーナーが
何やかやと過去話もあったようで・・・バットでトム撲殺・・・
マイケルとサラが自宅で未解決となった
クラブのバット撲殺事件の報道を聞きながらENDです

で今日は
ボケチームでのあふたーとーく付き
前回はトムとサラのクズチームでのアフタートークだったそうです
量子的な彼女

量子的な彼女

NICE STALKER

王子小劇場(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

「猟奇的な彼女」のような男女間の話かなぁと思ってました
がチャイましたわ(^^)

で 「セラフィムコール」#7の柊彩乃〜<私>という逆説〜を思い出しました
数学話ですけど製作は全員文系だったそうです(古~いアニメです(^^;)

面白いな~って思えた約90分の作品で

今回はアフタートークで
小劇場の冊子を出してる編集さんとの約20分程のトーク付きでした

ネタバレBOX

元気の良いJK達のリズムよい会話劇

平たく言うと
面白楽しいこと好きのJKの行動を
量子力学と準えて表現した作品です
=この世界は確立が支配していて
観測=決定=賽の目が出るまで事象は不明確という話

オープニングでの語り=可愛いの定義=のつかみといい
台詞の掛け合い方がリズム良く楽しめた♪

わかりやすく良く出来てたなぁと思えたけど
女優さんの選別が自分の好みと言い切った
アフタートークでの主宰の話とかも楽しかった♪

シュレ猫と勝負パンツの説明が受けました(^^)
猫パンツとか台詞入れてもとか思えたです

主宰曰く 自分の興味の向いた事象を
事細かに調べ上げて演劇化するそうで
それで売れたら嬉しいそうです(^^;)
世間のニーズと合致すると良いですけど・・・
その粘着質な性質は結構好きかもとも思えたですよ

ちなみに「柊彩乃〜<私>という逆説〜」ネットに動画ありますね
凄いなぁ電脳の海は(笑)
作中ではブラウン管だったりしてモニターにもノスタルジィ感じますが
いまではAIのディープラーニングで論文の精査とかは
かなり出来るのでは?と電子系の時代の速度に驚嘆します!

「恋人よ
この世に物理学とかいふものがあることは
海のやうにも空のやうにも悲しいことだ」と
物理学の答案に書いた斎藤宗吉氏の迷答が
世の物理に対する一般論かなぁとか感じますね
まぁ同感なところがありますけど(^^;)
風車〜かざぐるま〜

風車〜かざぐるま〜

ものづくり計画

萬劇場(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★

徹底した方言指導による全編広島弁の台詞。リアルな世界観。という触れ込みでしたが・・
広島方面は~尾道に4年ほど暮らしていたので違和感無く聞けましたが
もう少し「じゃろ」「じゃけん」の発音は低かったかなぁと記憶してます
(男女の区別なくね(^^)

でもなぁリアリティは薄く感じたですよ~
(前作1・2は未見です)
風力発電の健康被害の話はあるけど
建設前に場所とか検討してないのかなぁとか
風車型でなく蝋燭の炎のような高速型の羽風車もあるだろうし
?だった=説得力が いまいちに思えたです

島の小学校は既に休校?廃校?という話ですが
どっかの漫画話でしたが
1度そうすると再び学校立ち上げるのは大変なので
親戚の子を・・と転校させて
次々と いじめとか家庭の事情で馴染めない児童を受け入れ
小学校を存続させる話しあったし・・
簡単に過疎化で学校閉めるのは・・とか思えた

また島への移住話で
やっとこさ1組の夫婦が来るという話は・・・
現実的に戦火の無い平和な日本に移住したいという
外国の方々の話があると聞きます
そ~ゆ~話が無いのが残念だった

いろいろ前半でのドタバタが
漫画的でいまいちに感じ
ラストの方で盛り上げるなら
もう少し前半のリアリティもしっかりした方がと思えた
約2時間の作品

ネタバレBOX

ゆるきゃらのフッシーくんと会長のからみの
ラストの方のシーンからが真骨頂でしたねぇ

島全体をアート会場にしたり
猫で観光客を呼んだりと
現実で過疎化対策してる島の話とか
いろいろと現実的なアイデアがあるだろうに
言及が無かったね~

瀬戸内海なら水軍とか
しまなみ街道とか
いろいろとすぐにイメージが沸く分
リアリティは あんまし感じられず残念だったわ
『TERU TERU!』『焦土』

『TERU TERU!』『焦土』

APAF-アジア舞台芸術人材育成部門

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★

ユニークさは評価できるのだが・・
説得力がいまひとつかなぁ・・と感じました

表現したいことは理解できるんだが
何か感性のズレを感じたです・・
まぁあたりまえといえば
あたりまえなんでしょうが・・・・

各作75分に30分の休憩はさみ
休憩中に次作の舞台セット作成してましたが
特に緞帳下ろすこと無くにオープンでやってたです
・・・次に何がくるのかなぁ という
ドキドキ感は無くなるので やめた方が・・とか思ったですよ

お願いだから殴らないで

お願いだから殴らないで

MacGuffins

シアターKASSAI(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★

結構 単純 力技系な感じの作品でした
ファンタジーな感じも強く受けたかなぁ

でもまぁ嫌いではないな(^^;)と

でも万人に受けるかなぁ?
とはチョイ思えなかった約90分の作品
(話の本筋つか 表現の熱さがねー島本和彦氏の漫画のようだわ(^ー^)
(言いたいテーマは なかなか良いっす♪)

旅立ちの人

旅立ちの人

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★

なんか いろいろと惜しかった・・・・(ー_ー;)
話が先行して
肉付けとなるキャラや設定の作りこみ・・・はわからんから
舞台での表現が簡易的で納得できないトコ多くて
かなり残念に思えた約2時間ほどの作品でした

ネタバレBOX

幾何学的なシンプルな舞台セットです

開演は3分遅れ

話は末期癌で余命僅かとなった一人娘に会うため
冤罪にて投獄されていたのだが
凶悪犯と共に脱獄した主人公が不思議な少年と出会い
関わる人間たちの運命や行動が絡まってゆくストーリーです

あのねぇ娘さんの設定は
末期がんでも臓器移植で助かることを先に観客に示すべきで~
回想シーンで男女役が入れ替わったりするなら
(現在はおっさん=男性役者 過去では華奢な男の子=女性役者)
せめて子供時代は髪の毛を帽子にまとめて少年っぽさを主張する方が
観ていてわかりやすいですよ~

で帽子がキーアイテムなら
ニット帽と普通の帽子の交換にするとか・・・

銃の扱いも残念だった
弾入ってないよと言われたら
とりあえずトリガー引いたら?
それにチャンバーに弾入れてるとガバメントはわかるし
スライドさせると外にチャンバー内の弾がはじき出されるから
かるくハーフスライドしてチャンバー内の弾丸確認とした方が
リアリティでるわよ・・・
そんで撃ち倒した犯人の手元に脅威となる銃は
いつまでもおかない!
制圧後に素早く犯人から遠ざけるのは基本だし
撃たれて動かず証拠集めように録音するというシーンは
なんか かな~り現実離れしてて
芝居上の嘘っても
まったく納得できないシーンと思えたです

明るい凶悪犯は脱獄後に1件ぐらいでなく
移動中のラジオからでも
実はこの移動するまでも何人も・・・とかして
凶悪ぶりを表現したほうが良いし
嘘のつき方伏線も冒頭部で何かした方がよいと思えた

記憶喪失という人を出すなら
事故とか怪我が原因らしいとにおわす為に
喪失直後は頭とかに包帯巻いて出てきて
日々が重なると手足の包帯が先に取れて・・最後まで頭には包帯が・・
とした方が観客への説得力でないかな?

よみがえり 〜レザレクション〜とか
黄泉がえりとか
「4400」とか
雨の日・・は使えんか(^^;)
ファンタジー要素入れるなら
樹海で失踪よりも
何か怪奇ネット情報が飛びかう場所での失踪とした方が
説得力は高くなると思えたですよ・・

回想シーンで
せっかくの舞台セット背後の白壁をスクリーンにして
年代とか今での進行をメインにするなら
~年前とか投影したほうが理解しやすいです

ついでに~冒頭で廃墟にあった衣服着るのに
臭いとか嫌がったりする台詞入れたほうが・・とも感じた

ある双子の設定で犯人さんが
そこまったくのスルーって・・・
使わない設定が また もったいないというか不自然でした

=細かさが圧倒的に不足してたなぁと思えたのです・・・

役者さん達の”らしさ”が上手で
明るい凶悪犯さんとかは おいしい役だよなぁとか感じたです
その分 話の内容が・・と思えたです
vol.18<DADDY WHO?>

vol.18<DADDY WHO?>

天才劇団バカバッカ

サンモールスタジオ(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

<白倉裕二氏 演出回>観劇
初演観劇(その時は木村昴氏 演出回)しているので
話の進みは理解してるが
それでも笑えてホロッとします(^^)

ですが
前半のハイテンションなノリに
いまいち連続で飽きがきてしまいました
ノンストップが売りなのでしょうが
強刺激はリズム良く・・とか
ほどほどで~とも思えた1時間50分

でも話は好みですんで
星は1つおまけ~♪

サスライ7 Part3-転 シンジツ-

サスライ7 Part3-転 シンジツ-

東京アンテナコンテナ

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★

まったりマンザイ芝居という感じかな
イジリー氏が自由過ぎて印象が
ソコ強く残り過ぎ・・・・
これが良くも悪くものポイントで
乗れるなら最高+α
乗れないと まったり芝居~進行緩めって感じを受けました

シリーズ化にて何かあると
背景は思わせますが・・・
基本 お笑いですんで軽めに見れるです

約2時間の作品

自分的には まったり緩めの進行が
今ひとつに思えたですね

人間の声

人間の声

横浜みなとみらいホール

横浜みなとみらいホール 小ホール(神奈川県)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/16 (水)公演終了

満足度★★★★

ほんとに50分ほどの小品だったー♪
日本語字幕付はありがたいが
固定電話でコード付きでの話のうえ
電話交換手さんのいる時代という背景も押さえないと
作品理解がおぼつかないですね~

けっこう悲しい話で
歌声の美しさが一層
感情を一方に傾けましたな

酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/18 (金)公演終了

満足度★★★★

楽しめたんだが・・・・
上演中のメモ取りをするなと
わざわざ上演中に耳打ちされた・・・・
音とかは注意していたのだが
何か気に障ったんだろう・・・自重する
が 言った方も
足は組んで前列の背もたれに圧はかけるし
前かがみになって後列の視聴は妨げるし
あげくに人の足を肘掛代わりに手を付いて
体重かけて自身の体勢かえても
一言も無いのは かなりのものじゃないか?
終演後にみれば
苦情者の隣の席は空席であり
(まぁいろいろ縛り的なものはあるだろうが)
上演中に声を出して苦情を述べるのではなく
席をズレるというテもあったのでは?
と強く思われた
(そういや この方 開演前に人の荷物の上に
自身のパンフを無配慮というか無神経に載せたりしてたな
基本考え無しなんだろう・・・となりの空席でなく
わざわざ人の荷物の上に置くんだから・・・・)
(マナーとか配慮とかからは かなり遠い方ですね)
(自己主張のみ強い考えなし・・・)
=以前では騒音源が近くに来たりと・・・・
イボンヌ公演は何か呪われてるのかなぁ・・と
互いの勝手な言い分です
(たぶんに私怨もこめてますが・・・・
思い出すと腹が立ってきた)

まぁ今後は共に観劇マナー向上に努めましょうと締めます

さて公演について
音源から近い席のせいか音がよく耳に届きます
舞台はタイトルの酔いどれにひっかけて
酒場再現された2段のセット
上段に楽器類セットです
左がピアノで右がコントラバス
中央左側にさまざまな楽器群が出入りし中央の出入り口から
各シーン選別の楽器出す方式でした

芝居の見せ方はコメディ風で
場内で見かけた幼年者にもわかりやすいのではと思えた
その分 音楽に重きを感じる方とかには
いまいち感をあたえるかもと推測

ミュージカルではなく
”クラコメ”という位置なんでしょうが
自分的にはもう少し音楽シーンが多くてもよかったのでは?
と思われた約2時間の作品

ネタバレBOX

へータップダンス入れたんだ~♪
なかなかに印象に強く残る差し込み方だった

貴族令嬢の配下のトム・ヤン・クンの3人のネーミングといい
マズルローダーの連発といい
あぁコメディに徹してるなぁと思えたですね

壁のギミックにしても
使用は1回じゃもったいない気がしました

話的には
結局売れるようになった全曲は
自らの寿命と交換に得た悪魔の作曲であり
最後のセレナーデのみ自身の寿命1ヶ月をかかげて作り上げた
本当の自分の作品だったというオチでした
苦悩の契約期間7年・・・・・

アンケート無いのも先の記述で
上演中の筆記嫌がる方々がいる配慮かなぁと推察

悪魔に魔王に神様&天使といろいろ
ユニークな登場も笑えて楽しめた♪

が 魔王さんは後半からラストにかけては迫力あったが
出だしは今ひとつ声に艶が欠けてたように思えたです

チューバを女性が・・自分的に珍しかったデス♪
肺活量無限さんとかが頭をよぎりました(^^)
木の上の軍隊

木の上の軍隊

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

気になっていて やっとこさ観れました(^^)
松本先生のSF漫画であった
木の上の狙撃者が・・・胡蝶の夢・・みたいな・・とか
勝手に想像して
事前情報をいつも通りに遮断して観劇したら~大正解♪

感情と矛盾について深く考えさせられた約2時間の舞台に
30分のアフタートーク付き!でありました

ネタバレBOX

戦争の情報を後世に伝るコトができるように・・と
考えて作った作品だそうです

舞台セットの中心の”木”の存在感と
少ない登場人物
上記子供向けとしたことで入れた
狂言回しの女性の語り・・
わかりやすくて
考えさせられましたデス

これで開演前の座の温め的な何かがあればなぁ・・と

舞台上と客席との一体感が強く感じられ
無言となる台詞の間や緊張感が好刺激でした
青☆組さんと似てたかなぁ(^^;)

ヴァイオリンの生演奏付きでも
奏者と演者あわせて4人の舞台なんですけどね
猿川方程式の誤算あるいは死亡フラグの正しい折り方

猿川方程式の誤算あるいは死亡フラグの正しい折り方

劇団ジャブジャブサーキット

ザ・スズナリ(東京都)

2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台上の雰囲気は独特で印象に残る
さまざまな登場人物が
作風なんだが・・
よく似すぎた一面があり
舞台上では均一なペースで
数多の物語が積み重なっていった感じを受けた
約2時間の作品でありました

魔女と賢者と永久の薬師

魔女と賢者と永久の薬師

劇団ゴールデンタイム!

劇場HOPE(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★

う~ん設定を生かしきれてないなぁと・・
かなり強く思えた作品でした
ファンタジー好きですので
まぁいろいろと思い浮かべる設定や話は
オリジナリティは感じられなかった
(こんだけファンタジー作品が世に多くでてればしょうがないが)
それでもと思って見てても
インパクトの強いエピソードとか
設定の強引なつなぎ合わせとしか感じ取れなかったと
思えた115分の作品

ネタバレBOX

基本
全体悲劇っす

平和な世になった今
今では老人のホラ話と受け取られかねない
けど実際にあって自身が見てきたと語る老作家の回想がメインです

マガイモノと呼称される人外の魔物を退治した剣士は
なんで賢者と呼ばれるのか謎でした・・・・・
(普通の剣戟でも人外に効く技があるとか~
持ってる剣が普通でなくて~とか
自身のもつ特殊能力があるとか設定無いと
かなり苦しく思えた剣士の設定=作中は賢者やね)
(昔の出来事引きずってアル中化してる描写あったが
そんで後半はふたつ名ほど強くなかったのかなぁ・・)
後年国の復興に尽力して剣聖の呼称が賢者になったとかの方が
スッキリ納得できたし~

炎の魔女の誕生とか覚醒のトリガーとして
薬師の設定するとか
紅蓮の魔女 炎の魔女というなら
開き直って「炎髪灼眼」使ったら?とか思えたなぁ
その魔女の対とも云える存在の願望が自身の消失とか死とした方が
なんか負の感情の集大成という存在的にはあってそうだよな
と違和感持ちつつ観てた

野卑た兵士の妊婦への暴行は
まぁ封神演義での妲己の行った男女の賭けの方が
インパクト強いわな・・・と感じたが
まぁそこはソフトにしたのかなぁと思ってたら

現女王と亡くなった父王の関係が
亡くなった妻=后とそっくりになった娘と関係を持つって
うん昔話であったなコレって これ表現するんかい!
だったら上記の暴行も・・・とか思えた・・・

悪役の心情と目的行動がボケてた・・
キャラ的には出来よかったが
人外と自身を納得してるなら
自身の出自は明確だと思えたが・・知らんようで
としても
人を駒として動かして世の中に沈むのか
同等の存在として紅蓮の魔女が誕生したと知ったら
同格にまで育てて
共に対として存在続けるか
自身の消滅を願うのとかが
わかりやすく思えたけどね~

なんかもう
突っ込みどころ満載で
眠気こそ起きなかったが
とっても残念に思えた舞台でした

女王陛下が黒いスカート翻しての
回転する殺陣は見ごたえあったけど

自分的には
炎の魔女でしょ
戦火で残った魔女の灯火(残り火とかかな)を回想する作家が
自身のランプで持ち続けてるとかの設定が
ロマンチックでよいかなぁとか思ったですじゃ
(で町明かりのうんぬんとかで設定したほうがねぇとか)

回想でしか出てこない賢者さんの友人・・・
剣聖と刀王とか呼称してたりとかすればよいのにねぇとも思った

あぁいろいろ盛り込む設定が残念で
書き込んでても書ききれない感じですわ
月が大きく見えた日

月が大きく見えた日

The Stone Age ブライアント

サンモールスタジオ(東京都)

2016/11/08 (火) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

カチッとした四角四面の感じがまったく無い作品です
人の感情って
自身でもコントロールは出来ないよなぁ・・と
なんか強く思い知らされたような
約1時間30分の作品

ネタバレBOX

“マグマ演劇”の噴火様相は
オープンエンドでしたけどね

抑うつされた感情を持ちつつ
日々を過ごす主人公=有名私立進学校の男性教師
同僚の国語教師と付き合う日々の中
自身の学生時代と同様の日々を過ごしていた
自分を慕う男子学生から距離を置き
ひたすら避け続けていた結果・・学生は自殺という結末を向かえ
その後に残された学生の母と
恋人・教頭・亡くなった母の元教え子らが展開する
人間模様・・・・

でもなぁ
主人公が頑なに学生とのコンタクトを拒んだ理由が
舞台上から伝わってこなくて
「なぜ?」と強く思えたですよ・・・

他は
まぁ納得の出来るキャラ設定で
宇宙が好きって
なんか良いなぁと
「宙のまにまに」とか「ふたつのスピカ」とか
思い浮かべつつ観劇してましたが
その後の方々の行動は・・
まぁ想像にお任せしますしかないよなとも
必然的に思えた作品でした

舞台セットは主人公の母が暮らしていたマンション5階の部屋
主人公と同じく教師していた母は亡くなって
遺品整理等でこの部屋に来ていた主人公

自殺した少年は結局主人公に会えす
その主人公である教諭のマンションから飛び降り自殺します・・
学生寮住まいで
寮内で苛められていたため
学校側はいじめ把握が遅れた=主人公も
本人から母に知られると転校というコトになるだろうと
11月までは頑張ると言っていたのだが
夏休み前からいじめ発覚し
夏休み後に投身自殺してしまい
理由は主人公が知っているとメモを残していたので
メモを見た母が理由を知りたく訪ねてくるのですが・・

主人公基本投げやり風で
情熱に欠けてます=この進学校は天文部が強く
大学にある天文研究に進むのに
この学校はよかったのだが
イジメにあい転校し
結局自身が望んでいた天文研究の道へは進まず
教師となったこと抑圧あるようでした
震えた声はそこに落ちて

震えた声はそこに落ちて

劇団時間制作

劇場MOMO(東京都)

2016/11/02 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

リアリティの強い舞台セット上で繰り広げられる・・
なかなかに重い話でした・・・・(チームA 観劇)

でも今一歩踏み込み切ってない
危ういバランスの部分が年齢制限無しに観劇できる結果になってるとこが
上手かなぁと思えた約90分の作品

ネタバレBOX

自分のしたことでなく
身内のした犯罪の罪はどう背負うのか・・・
今作では謝罪というテーマに焦点を当てて描いてます

町食堂のセットで
親しい印刷工場の家族らと織り成す
群像劇

誘拐拉致監禁された被害者女性
事件のショックで声が出なくなり
家族は事件のことを無かったことにして生活していたが
加害者の未成年が姉に等しい女性を伴い
謝罪に来るという・・・
巻き起こる騒動が様々な関係性を浮き彫りにして
数学の解のような明快な結果の出ない
出口の不明な回答模索のストーリーが展開するのです

自分的には
声の出なくなった女性が
何とか声を取り戻そうとして
手話や筆談を極力避けようとするとかいう
設定が欲しいかなぁと思えた
どうしても自己表現をしなければならない時に
ジェスチャーのみというのは
せっかく食事等リアルに飲み食いしてるのに
ちょいと不自然に感じましたわ
(チラシ裏では筆談してると書いてあるのにな)

開場10分で
座の温め的に場内にラジオDJ番組が流れてます
本編にもそのまま使うDJ番組でした
これは作り方上手だなぁと感心

自分的には
被害者側だったら・・・
加害者とは2度と関わりたくないなぁ
倍・・というか乗数返ししたくなる!

相手の心情も鑑みず
自己中心的に
ひたすら謝罪をしようとする加害者側は
自己満足したいだけだよなぁと思えたですね

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