長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

501-520件 / 2282件中
朗読劇『この子たちの夏 1945・ヒロシマ ナガサキ』

朗読劇『この子たちの夏 1945・ヒロシマ ナガサキ』

地人会新社

世田谷パブリックシアター(東京都)

2018/08/04 (土) ~ 2018/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

淡々とした手記を情感豊かに読み上げた役者さんたちの熱演が素晴らしかった

1時間40分の作品

<声なきものへ>山田数子 作品投影

入りは・・60%位だったな

新撰組後日譚~SAMURAI達の挽歌

新撰組後日譚~SAMURAI達の挽歌

劇団め組

吉祥寺シアター(東京都)

2018/08/02 (木) ~ 2018/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

殺陣の見せ方も
幕末の動乱の流れも
スッキリと判り易く舞台上に載せてくれてました

それに舞台セットはシンプルながら
小道具としての衣装などは丁寧に仕上げられ
草鞋での殺陣とか
武士の礼儀としての
座する時の刀の置き方や向きなど
細かいところが手抜かり無く表現されていて
心地の良い舞台でありました(^-^)

自爆!

自爆!

劇団 バター猫のパラドックス

「劇」小劇場(東京都)

2018/08/01 (水) ~ 2018/08/06 (月)公演終了

満足度★★★★

う~ん いろいろと凄かったかな~

星数は・・・3~3.5ぐらいに思えたけど・・・・・・
うーん・・・オマケしようか~

4つにしました・・・・
万人受けすっかなぁ~と思えた130分の作品

ネタバレBOX

オチが爆発オチでねぇ・・・懐かしいというか古くて懐古的で
気に入ったのがオマケの理由です

役者さんらは上手で
劇場前や受付ブースに花などがたくさんありました(^-^)

文化祭前日のドタバタな群像劇なのですが
いろいろな回想シーンや
詰め込んだ諸々の学校問題の見せ方が
いまひとつに感じたのです
ボックスプログラム

ボックスプログラム

劇団Bケイカク

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2018/07/25 (水) ~ 2018/07/29 (日)公演終了

満足度

う~ん・・・・

暗黒労働現場もがき脱出舞踏? みたいな?

かなり自分的には合わない作風の作品でありました・・・・・

ロシア・サンクトペテルブルグ国立舞台サーカス

ロシア・サンクトペテルブルグ国立舞台サーカス

八王子市学園都市文化ふれあい財団

オリンパスホール八王子(東京都)

2018/07/26 (木) ~ 2018/07/26 (木)公演終了

満足度★★★★

なかなか楽しい時間を過ごせましたが・・・
開演時間5分遅れと
劇場内への開場が開演15分前というのは・・・と感じました

異世界もので有名なエルフさんみたいに
金髪に緑系の衣装は映えるなぁと思った方の
見事なフラフープは見ごたえ十分でありました(^-^)

あと中国の仮面交換技のような
早着替えは舞台芸術だよなぁと感心しきりとなりました~♪

存る日(あるひ)

存る日(あるひ)

藤一色

シアター711(東京都)

2018/07/19 (木) ~ 2018/07/22 (日)公演終了

満足度★★

なかなかなB級映画感(^-^;)
そこを楽しめるかどうかで評価が別れそうかなぁと思えた
万人受けはしそうに無い作品と思えたデス

ゾンビ好きには結構受けるかな~とは思えたが
自分的には今ひとつであったっす

85分の作品
開演前のBGMはビートルズ~♪

ネタバレBOX

なぜかユル~ク英国で暮らしている
ゾンビコミュニティの話ですが
少ない現金を稼ぐ一人の女ゾンビ=結局仕事は謎でした・・
(単なる想像だと~下水道とか生ごみとか関係する仕事なら臭いとかは
ごまかしていけるかなぁとか思ったが→解答は作中で出なかった)
でユル~ク日常見せていて
オチは一人のゾンビが無事に人間に戻れて
コミュニティを離れて・・時間経過して
ひさびさにゾンビ館に戻って旧交を温めようとしたら・・・襲われそうなシーンで
END
ふざけてるのか本当に襲ったのかは
観客判断のオープンエンドでした が これは引いたかな~自分的には
作品的には らしくて合ってるかな とは思えたけどね・・・・

映画「永遠に美しく」みたいに出来の良いゾンビ(?)もの期待したけど ねぇ・・

ゾンビは強烈に臭いという設定でしたが
腐臭がする程度で
そこまで突き詰めなくても・・とかは思った
途中でゾンビになりたくて加わる子が
なりたて暫くして
死後硬直で動き辛いとか
細かなギャグも期待したが・・無かったなぁ・・・
まぁ腐るとオチの人間への復活薬への話が繋がらないかー
「死など、ひとつの状態にしか過ぎん。」とか
モモンガさんみたいな台詞入れても・・・なども思ったです
・・・・こ~みると 結構 自分ゾンビ好き?かなぁ・・・一般の方よりは・・・?

生存の希望を週刊少年ジャンプに託してるトコは
集英社から協賛あっても良かった芝居ですねぇ とも~感想(笑)
何度も壊れる赤い橋

何度も壊れる赤い橋

The Stone Age ブライアント

小劇場 楽園(東京都)

2018/07/19 (木) ~ 2018/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

青春というか・・夢の終わり方を上手に描けていた作品でありました
劇団~芝居~演劇の表現で
割と王道な話と思わせつつ~な展開はユニークで
結構好みでありました(^-^)

90分の作品

ネタバレBOX

頑張り続けた頂点で
その夢を諦めた時に吐き出す魂の欠片を拾い集める鬼たちと
夢を追う人間たちの関わりを綴った物語でした
その欠片が「石」状であり
河原にて石拾いしてる赤・青・黄の鬼たち
台本に惚れ込んで芝居を続けてきたけれど
正社員でなくバイトの日々で重ねる年齢・・・
ついに芝居を諦めて就活を始めるカップル
実家の親父の跡を継ぐために夢を諦めて都会を去る者・・
心弱く盗癖に流されつつも
何とか立ち直ろうとするが・・・と
なかなか重い話を軽妙に見せていたなぁと思えた話でありました

上演時間的に
割と早めに河原で石拾いする鬼たちの状況を説明してくれるので
展開に飽きとか緩みが来なかったのもポイント高いなぁと思えました

芝居(?)作品の説明的にも
多めに名前をきちんと呼ぶ台詞が多くて
物語の理解に役立った演出(?)作りに感謝デス

冒頭に書いた究極の石は赤い結晶で
その石を回収して鬼の国に戻ることが
一人前=成人の証という設定でした

最後に夢を諦めさせて石を吐き出させるのか・・どうか・・は
観客に想像させるオープンエンド風には作っていたけど~ねぇ
作品の流れ的には確実に石を吐き出させて
夢を終わらせる気 満々ですよね~って感じたけどー
脚本の方はどう思って書いたのかなぁー?と

・・・・けっこう この劇団さん観てるのね私(^-^)
「そんな奇跡は・・・」のブラシュッUPしたような話ともいえるのかしら?
今作は・・・ねっ
開演時間守れてたら満点ともいえたかなー努力してみて欲しいかしら・・・・

舞台セットは黒をベースに
白い六角ヘキサ図形の木枠をいろいろと繋げた
近未来的な感じの舞台美術でした
作中は8月の設定でSEを上手に蝉の声など入れてました

<男子寮に住む劇団員>
オオシロ ウシオ:窃盗の前科持ち バイトのゴミ清掃現場より何度も盗みを繰り返しついに劇団を追放される・・・が 何とか自分を演劇に引き込んだ脚本を書く主宰と関係を取り戻そうとあがくスキンヘッドのお方
イイダ コウヘイ:終に芝居を諦めて就職活動を開始する
セト アサコ:コウヘイ君と付き合い 同様に就職活動を開始する
       (髪はUPの方が好みでした(^-^;)
ホリカワ コウイチ:劇団立ち上げ13年の台本書き=主宰です
<男子寮の大家>
スミヨシ ユリ:なんとなく のほほ~んとしたマイペースなお方
<ホームレス>
アカバネ ミナミ:黄色いというか豹柄ベースの古参な方
エビス シゲル:妻子を残しての出張中な青~緑なシャツの方 関西弁でインパクトのある髪型と人格(-_-;)
<散歩する女>
ホウライ コナツ:魂石を夏の終わりまでに拾うと 頑張る女 キーカラーは赤(笑)
顔!!!

顔!!!

艶∞ポリス

駅前劇場(東京都)

2018/07/18 (水) ~ 2018/07/25 (水)公演終了

満足度★★

登場人物らの設定や表現は上手だった~♪
けど微妙に難しい感じの話は
あまし自分の好み的な
まとまりを欠いていたかなぁと思えた
1時間35分の作品

仮面の使用は無かった(^-^)デス

ネタバレBOX

いまでは整形手術とかで
ある程度は改変できるけど
人の美醜は努力とかで変えられるものではないので
そこをシツコク突いてくるのは・・・あまし気分の良いものでは無かったかな
(ひたすら”あご”を強調して弄るキャラはウザかった)

時間軸は現在進行形のドラマ撮影時点を基点に
時々回想シーンを入れての話であり
微妙にわかり辛い感じがしたデス

舞台セットは楽屋で
観客席側を鏡の部分とした設定の配置でした

話は結局
女性蔑視な男らが物理的に被害を蒙り
あとは~オープンエンド=って観客に結末を想像させて御仕舞い・・
う~ん
難しいよねーこの話題はーって感じたデス
被害男性は2名=共に肉体に物理的ダメージを負わされるも
まぁ生命の危機までは無い~みたいな

問題提議的には良い作品で
星数なども多めにつけたかったケド・・・
話の落とし処が感情的に不満に思えましてねぇ

世にも奇妙な物語での
顔の美醜の話では
価値観が時代で異なって・・・と絶妙なオチがついたものがあって・・・
そのような期待もしてしまって・・ね

各キャラクターは
本当に良く出来てて役者さんも上手でしたのにーすまんねー
THE SHOW MUST GO ON !!

THE SHOW MUST GO ON !!

劇団天動虫

ワーサルシアター(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

女性が多い劇団&観客層だったかなぁ~レディバードだし(^-^)

話は昔の芝居もの・・・で
情報操作の瓦版やら歌舞伎やらと
いろいろ面白い作りに展開で
話の落とし処が気になって
長時間=2時間半近い公演時間も
そんなに長くは感じられなかったデス

ネタバレBOX

団やジュウロウさんや
恋文代筆屋=キャラ受けました(^-^)
様様な登場人物のつくりが丁寧で好感がもてました
3時間越えるような台本を削っての上演である分
見所を上手に配せたのかなぁとか思えたです

話は京の芝居小屋で
10年前に初代阿国が姿を隠してしまい
現在は閑古鳥の鳴く3代目阿国に一目惚れした盗人主人公が
代筆屋とか芝居の大御所とかに関わりつつ
自分の恋愛を成就出来るのかと見せてゆく話でした
なかなか着地点が上手で納得でありました~♪

衣装とか旗とか紙芝居のイラストとか
妙に上手で細やかだったなぁ~女性的(?)な印象を受けたデス

恋文代筆屋さんが
最前列の観客さんに千秋楽プレゼントで
劇中に台詞にかぶせて缶バッチ配ったりとか
楽しませましょう
という細やかさが面白かった=瓦版もひとつ配ってたりしたし
(入手できました♪)
女人嵯峨(にょにんさが)

女人嵯峨(にょにんさが)

劇団俳小特別プロジェクト公演

俳優座劇場(東京都)

2018/07/15 (日) ~ 2018/07/22 (日)公演終了

満足度★★★

割と淡々としていたかなぁ・・と
歴史的にこんな事があったと
ナレーション(狂言回し)付きで
理解しやすい時代の流れもあるのだが
登場人物の掘り下げが薄くて~そこがいまひとつに感じたのかな?
でも時代の節目の話を繋げると
人物の掘り下げ度合いとかのバランスが微妙で難しいよなぁ
と感じた約2時間

ネタバレBOX

征夷大将軍田村さん・・毒殺だったらしいとか
結構ドロドロな史実らしきものは・・・凄かったなぁと
注文の多い“どんぐりと山猫”と料理店

注文の多い“どんぐりと山猫”と料理店

かわさき演劇まつり実行委員会

川崎市多摩市民館(神奈川県)

2018/07/14 (土) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★

観客想定が
想像?というか狙い通りに児童が多かったのです が
話はケンジ氏の作品を集めて1本の筋に仕立てた作品でした
衣装や小道具などは らしさ を出してて良かったのですが
子供向けにも主人公を強く出して判り易い筋道での
つくりが出来なかったかなぁ~と思えた
2幕15分休憩挟んでの50分・45分で
そこは子供に十分な配慮していたなーと(全2時間)

ネタバレBOX

有名な「注文の多い料理店」のエピソードはが中断されて
別のエピソードを入れてたが
そこは中断しない方が良かったのでは?個人的に思えた
「不思議な国のアリス」のような
主人公探索物語にしていたが
その筋道をスッキリとさせ
どんぐり裁判と料理店の山猫さんは
違うキャラにするか
料理店の食人山猫は夢のオチにしていた方が受けたのでは?とも感じました

ハンター3人いますが
ひとり迷彩フンドシさんがおりまして・・・受けました(^-^)
ミグラード~朗読劇 銀河鉄道の夜~

ミグラード~朗読劇 銀河鉄道の夜~

劇団ダダン

調布市文化会館たづくり・くすのきホール(東京都)

2018/07/13 (金) ~ 2018/07/13 (金)公演終了

満足度★★★

料金を鑑みるに・・・良く出来てたかなぁと感想
原作は多少焼失してたりするけど
有名で多元的にいろいろと考えるコトの多い話を
うまく朗読劇として成立させてたなぁと思った
75分の作品

ネタバレBOX

朗読に限らず歌も作中にて披露されており
もっと いろいろ宣伝とかして児童を集めたりしても
よい話ではなかろうか・・とか思えたです

開演時間は遵守されていたが
開演前には場内にBGMとか流してもよいのでは・・=無音だったのさ
子供のためのシェイクスピア「冬物語」

子供のためのシェイクスピア「冬物語」

華のん企画

あうるすぽっと(東京都)

2018/07/10 (火) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

台詞回しを注意しながらも
現代風な表現なども随所に取り入れて
なかなかに楽しい舞台表現となっていました
開演前には歌のサービス(イエローヘルメッツ)などもあり
楽しかった2時間20分(15分の休息あり)全2幕

ネタバレBOX

演者さんたちの格好の
基本は有名な宮沢賢治さんの写真みたいな
黒い帽子にコート姿で
脱いで登場人物に早変わりとか
黒いままで黒子の行動と上手に使い分けてて
理解し易かったデス

拍手音とかも使い方上手でした

進行役は赤顔で身長1mぐらいの
手持ち人形さんでした

客層は年配の方々が多かったかしらねぇ

シェイクスピアには珍しく(^-^;)
とても気持ちの良いハッピーエンドではあるのだが
妻の不貞を疑う物語最初の方の王の放言は
なんとも病んでるなぁとか思えたねぇ・・・・・
そこも面白おかしく演者さんたちの
突込みがユニ~クで楽しかったケドね
ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

満足度★★★

オムニバス=ホテルルーム(舞台セットだし)繋がりのストーリーでしたが
出来にバラツキが大きくて
全体として評価が下方修正されてしまったかなぁと思えた
トータル130分の作品

ネタバレBOX

ゾンビモノ・・は
いっちゃん出来が悪かったと思えたデス

ラストの終末ものは
まぁ定番な感じで先の展開~というより
オチのつけかたが興味深く見入ったが・・・割と想像の範疇に入ってて
ちょい残念
(星新一の短編みたく、地球最後の”男”が部屋に居ると。
ノックの音が・・・。みたいな感じを期待してみたが・・・ねぇ)

舞台セットは完全にラブホテルの内装(笑)みたいな感じです

ほぼ満席でした

全5話の話のタイトルはセット奥の壁に投影されました

OPダンス有り

話の間隙には薄明にしてセット内を整えておりました
プッチーニ「トゥーランドット」

プッチーニ「トゥーランドット」

Grazie opera

川崎市中原市民館ホール(神奈川県)

2018/07/07 (土) ~ 2018/07/07 (土)公演終了

満足度★★★★

カラフさんの声量と声質が素晴らしかった

弦楽生演奏の近時迫力は
なかなかのものでしたー♪

字幕も合って十二分に堪能できました

熊ん子リバーバンク

熊ん子リバーバンク

桃尻犬

OFF OFFシアター(東京都)

2018/07/06 (金) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

これは・・まぁ まったく万人受けは無いなぁと思えた話でした
(受けない方にはトコトン受けないでしょうね~)
でも自分的には会話のリズムなどは楽しかった~♪
雰囲気は”世にも奇妙な物語”が近いかな
オチも尺を考えると納得かしら・・と

ネタバレBOX

元ヤンキーの看護師と友人(←女性1名)と
ルームシェアで同居している元ヤンの彼氏が中心で
繰り広げられる会話劇(中心に電動バイブあり)

始終機嫌悪い感じの元ヤンさんと
なんか明るく明後日の方向見ていそうな女友達の
かみ合いそうで微妙な会話
次々に展開する想像超えた展開はユニ~クで笑えました
まぁ不条理系ブラックコメディでしたけどね~♪
4つ星だけど・・中身は3.5位の評価かな

倦怠期を迎えたカップルに
同じトコで同居してる主人公の女友達
別れようと思うと女友達に話すと・・・
実は3回寝た~から
闖入者の突然の暴行に返り討ちにして殺害し
死体を捨てに行こうと車に乗り込むも
なぜか霊感が出てきて死んだ人間と話しだし・・・
そのうち到着した山中にて
女友達が突然死!
ついて来ていた元カレが熊に襲われ・・
現行彼氏も先の闖入者の暴行が元で遅れて・・・・
残された主人公と死体・・・・・とオープンエンドです(^-^;)
甘い丘

甘い丘

えにし

ザ・ポケット(東京都)

2018/07/04 (水) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

ユニークな作りの舞台セットに
個性的な登場人物をわかりやすく配した
2時間10分の作品

開演時間も厳守されて
喫煙シーンも薬用煙草品を用い
観劇に配慮されており心地よかったが
後ろの席の高齢男性が
長い足を自慢して背もたれを押したり
後方でカサカサと包装材料を鳴らしてくださるのが・・・
いいかげん
「ボーッと生きてんじゃね~よ!」と
老害に言いたくなるのが大変残念な観劇状況だった・・
(言ってませんよ・・チキンですから・・・・)
開演前アナウンスで
何とかならないものであろうか?

ネタバレBOX

客席中央の通路も工場までの道として
作中にて使用し
役者さんがよく通過してました

舞台セットは
初期のPCゲームで言うところの
3Dみたいな感じの作りでした(笑)

話は郊外?かな
にあるゴムの独特な臭気を出すサンダル工場<砂川サンダル>に集まった方々に
ちょい普通(?)な感じの奥様が中心になっての
1年弱の人間模様を垣間見る芝居でありました
(人間関係が甘いものに(優しいものに)なってるというコトかな)
(タイトルは~・・と)
飲食もリアルで劇に合っていました

工場の居候カップルがDVとかやってて・・・
あまし万人受けはしないかなぁと感じるも
自分的には面白く
2時間超えの長丁場ながら眠気はあまし出なかったデス

またチラシの”赤”
元となったキャンバスの油絵が劇場入り口に飾ってあり
個人的に大変参考になりました(^-^)

アンケート用紙にペン付き

若いツバメを囲う工場長やら
DVしながらも末期の病気で血を吐いて死ぬ居候・・
本当にキャラクターはよくできていました
Dの呼ぶ声

Dの呼ぶ声

成城大学 演劇部

成城大学2号館地下1階002教室(東京都)

2018/06/28 (木) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★

芝居として役者さんは
学生さんながらよくやっていたが・・・
肝心要のストーリーが・・穴だらけで・・
とても残念な約100分弱の作品

ネタバレBOX

話は~人と共感して死の概念を理解し
感情=涙腺設定が無いのに泪を流せるロボの献身で
(結局作中では泪が出せるようになった理由は説明無し・・・駄目だよなぁ・・)
共に介護者と火葬されたり
(いやボディごと焼くとバレるよね・・・
記憶チップとかのみで・・としなかったのは?とか疑問出たし・・)
介護の実情を見せたりするストーリー展開でした
人が死んだら・・とロボたちが集まって
ボケ老人から全3回の講義受けたりするけど・・
ネット設定無いからチャットもせずに直に集まったり・・
ロボ管理局から逃れてる野良ロボがいるから・・とか
理由も無くてねぇ・・・・・・・
人が死んだらってテーマだけど
死ってこの世に戻れないから
臨死の話されても”死”では無いよね
そこんとこはあいまいでした・・重要なテーマなのに・・
死んだら21g軽くなるらしいとかも語ったりしなかったし
ちなみに現実での臨死の文化的な定義では
どんな民族でも川とか崖とか海とか
何かしら区切りのようなものの向こうに死の世界=概念があるとされてるようですね

人型ロボット=ヒューマノイドが出来てるのに
アシモフの3原則は出てこない
(2場面目で要介護者の息子の命令逆らった=ロボ自由だなぁと観てました)
ネット環境の有無も無い
技術の使用環境のアンバランス差が大変気になったですよ
ブレードランナーのような感じも無いし・・
R田中一郎君みたく=こいつの頭って電子頭脳でしょ=と
教師の突っ込み→人並みなんだよ そいつの頭は!というギャグも無いし・・
映画の「アイ・ロボット」ではネット接続がひとつのキーにもなってたし
ドミニオンではロボ子さんの書き文字がワープロ並みに綺麗だとか・・
いろいろSFってものは設定で唸らせるんだが・・あんま無かったなぁ・・・
巨匠手塚氏でも介護ロボの話あったけど
消去したはずのメモリーが・・みたいな話あったです・・今では古い感じですねこれも
情報の入手が少ないのでは?とか勝手に想像してしまった脚本でした
学生演劇にキツイ物言いですいませんが
「イブの時間」みたいな話もあるし
ロボットものは奥が深いですよねー
ダイバーゼロなんてのもある

観たいに書いたリゼンブルはソルティレイというアニメで
まぁ平たく言うと美少女ロボの鉄腕アトムバージョンみたいな話です(^-^;)
BEATLESS(ビートレス)は出来よかったな・・

ロボット3原則 何それ美味しいの・・って感じの進行は
ロボものでは やや不快に感じたかなぁ

作品世界観はRURに近く感じればよかったのかねぇ・・・
このゆびとまれ2

このゆびとまれ2

演劇ユニットZANNEN座

OFF OFFシアター(東京都)

2018/06/28 (木) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★

学校の時間割に即してのオムニバス表現です

前半の底抜け風な可笑しさを継続して欲しかったなぁ
と感じた約2時間の作品

ネタバレBOX

舞台上手に黒板の設置された
基本素舞台なセットでした
動画を その黒板に投影したりと
芸が細かかったんですが・・・後半にかけた
ストーリー展開が暗かった・・・・・・
プロロ~グのような明るい抜けた感じで
全編突っ走って欲しかったかしらねぇ・・・・

英語の授業は面白かった
簡単な英会話の授業が
日本語訳だとハードボイルドのノワ~ル芝居と化すのが(^-^)

プロローグの小学生コスプレは・・何というか~勇者 みたいな~感じでした

学校内の3年2組を主軸に
放送部や映画部なども加えての骨組みにしていたデス
硝子の獣

硝子の獣

雀組ホエールズ

「劇」小劇場(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

主人公を中心にブレない展開・物語に目が離せなかった約2時間

なかなかに重い話ながら
沈んだままのストーリー進行はせず
バランスが良かった作品=115分

なぜか作中のソシオグラムが外看板に
写真にて表示されていました=パンフに隠して入れてたら・・とか思えたデス

ネタバレBOX

開演前の舞台セットの照明はブルーで
なんかクラブみたいでかっこよかったな

ただ まぁラストの展開はチョイ御都合的だったかなぁ・・と
逆上した通り魔さんが再び主人公家族を襲うのは
まぁセオリーとして
現場になる主人公宅に通り魔家族と
主人公の味方となる刑事さんらが乱入するのに
合理的な説明と説得力が欲しかったかなぁ・・・と
ここがとっても残念でしたね

それと~照明のセンスがとっても良かった(^-^)

結末も観客に投げっぱなしの
オープエンドにしないで
ちゃんとケリをつけていたのが好印象

ただ開演が前説から
そのまま繋げられずに
時間押ししたのが残念でした

このページのQRコードです。

拡大