きゃるの投稿したコメント

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- tetoraさま おっしゃるとおりですね。人物の性格がきっちり納得できるように描かれていてこそのコメディで すよね。宮沢の人間性に惹かれるような細やかさが夏目には感じられないですものね。 「大いなる助走」は読んでいて目に浮かぶんですよ。モデルが。この芝居は単に、作家の名前を モジッテ遊んでるだけ。いくぶんかは雰囲気を似せた人物もいますが。 「観たい」でtetoraさんもおっしゃっていたように、フライヤーも博品館っぽくて上質な大人の芝居を期待させましたから、裏切られ感が強かったかも。こういうドタバタならいまさら観なくても と思ってしまう。 この劇団はほかの普通のシチュエーションものでもう一回観てみないと、狙っている笑いが わからないですね。文学という設定が足かせになってしまったのかどうか、見極めたいです。
2009/11/25 14:05
みさ みさ みささま >あと20年もしたら、もはや同志を通り越して家族みたいな心持になるのでしょうか? 今だって、好きなキャストが登場すると抱きしめたくなる。笑 抱きしめたくなるというのはステキ。それほど愛される劇団はしあわせですね。 自分を振り返ると、15年前に好きで観ていた劇団のほとんどが解散してしまいました。 名前が残ってても有名無実とか、主宰が別の活動をやってるところもあって。 当時好きだった劇団ってやはり実力があって、仲間内でなく広く支持された結果売れてしまい、 メジャーに進出して、なくなっちゃったんですよね。 以前、新感線のいのうえさんが言ってたんだっけ、「演舞場で『阿修羅城の瞳』を上演した けど、関西の小さな劇場で上演したときと台本はほとんどそのままで変えてない。 ただ、豪華キャストが実現し、舞台装置にも金がかけられるようになっただけ 。だから、感慨深い」って。小劇場系は「自己満足の無名劇団」という偏見ってけっこう根強くあるみたいだけど、要は良い作品をつくる力があるかないかってことに思えますね。自己満足に終わらず、観客の支持をどれだけ得られるかという。メジャーになれる作家というのは、客をよく見てますし、他の芝居もよく観てますね。
2009/11/25 11:12
みさ みさ >みささま >「舞台を観に行かねば・・」と古いチケットを持って徘徊したら目も当てられません。そんなになっても、劇団に迷惑かけてたら、どーしよ?(。。”) いやー、この一文、爆笑しました!いつもながらみささまのユーモアのセンスは素晴らしいですね。 ボケてではなく、わざとやる可能性がありませんか?(笑)
2009/11/25 00:57
- 正直、私も3にしようか4にしようか迷ったんですよね。3.5くらいなんだけどいちおう笑ったから4に しました。「観たい!」にも書いたとおり、自分にとっては文学賞コメディとしては筒井康隆の「大いなる助走」の印象が根強くあるので、文壇のパロディには程遠い点で失望しました。筒井のは電車の 中で読んでいても笑うのが辛くてやめたし、家族、友人たちに本を貸しまくったほど満足したから。 やはり主人公の青年の性格に共感できず、芝居に感情移入できなかったことは確か。 文士としての信念がみえず、ただの趣味で書いてるの?と見えちゃうし。 枕営業に潔癖らしい抵抗を示すくせに、美人の与謝野には恋人を忘れてグラッときちゃうし。 美人ならOKなの(?)って。 「人のために一生懸命になれる宮沢さんのことを小説に書くことにしました」なんて最後に言われてもねぇ。
2009/11/24 12:01
みさ みさ >老人性うつは戦時中の激動の精神的負担も加味してると聞きましたが本当なんでしょうか? 自分が読んだ専門書には書いてなかったですが、関係してるケースもあるのでしょうね。 友人の亡くなったお父様は、老人性うつからアルツハイマー症状になったのですが、やはり 最初は「戦友に会いに行かねば・・・」とふさぎこみ、古い名簿のリストアップを始め、深夜徘徊が 始まったそうです。
2009/11/22 23:28
みさ みさ 「観たい」のところで、片方の人が酔っ払ってるのを見かけたと書いていらしたでしょ? それ、すごいなと思って。よく、本人と気づきましたね。私ならもし似てるなーと思えても 本人との自信が持てないと思うので(笑)。
2009/11/22 10:05
みさ みさ >みささま 介護ヘルパーの時間制限との戦いや、介助内容の枠組みの現状には問題点を感じます。 ヘルパーの友人ともよく話すけど。 誰でもヘルパーになるべきというのはそのとおりだと思いますね。 中尾ミエといえば、私にとってはポニーテールの勝気な人気アイドルのイメージが強い。 TV草創期には歌舞伎俳優尾上松緑(のちの人間国宝で現松緑の祖父)との共演で 「パパ黙ってて」という人気ドラマで高視聴率をマークしました。 ある時期から彼女は若づくりもせずに白髪のまま自然体で、ドラマで老女役を演じるように なったのにも好感が持てます。これも歌手には珍しいです。 彼女は母上が病気に老人性うつも重なり、自殺された過去も持つので、高齢者問題への 関心も高いのではないでしょうか。女優の藤田弓子さんのお母さまも自殺されたけど、 たとえ介護が必要なほどではなく、元気であっても老親には「子供が仕事で常にそばにはいて あげられない」という孤独の問題がありますね。老人性うつはこれまた深刻で複雑な症状なの です。実の子供でなくても、夢中になれる趣味とか何かで気がまぎれればよいのですが。
2009/11/22 09:59
- >tetoraさま 佐藤さんのセンスってよいでしょう?彼は以前15分のシチュコメでも面白いものを 見せていましたからね。 オススメした甲斐があった。よかったー。 同伴のかたにも好評でよかったです。 これからもご贔屓に ・・・って私は千秋楽に観にいきます。
2009/11/22 07:04
みさ みさ >レビューのUPを優先してしまい、コメントの返信は後回しになってしまいましたが、お許しを。 >みささま とんでもございません。こちらこそ申し訳ありません。 「ロザリー」での脱線を深くお詫び申し上げます。
2009/11/20 10:53
みさ みさ >みささま >本を読まずに育ってしまったんでしょうねぇ。話すのは生活上、必要だから伝達は出来るのでしょうけれど、いざ、文章におこすとなると書けない人が多いですね。 ですから、ワタクシ、文章の書き方が素晴らしい方と頭脳明晰な方は基本的に大好きですよ。文章に惚れてしまう。笑  常に自分にないものに惹かれます。 まったく同感です。読書と語彙は関連しますからねぇ。 だからこそ、私もみささまの豊かなレビューを愛読しているのです。
2009/11/19 15:14
みさ みさ >今、注目度ランキングを見てびっくり!(・・!) そんなに「観てきた!」をUPしてないのに。異例ですね。ワタクシなど、コツコツとUPし、上位にランキングするのに1年くらいかかりましたよ。 凄いですね。そのうち3位に浮上しそうな勢いですね。 そうなんですか?順位はあまり見ないので。一時的現象でしょうね。 上位のみささんやtetoraさんとコメントのやりとりしてるからついでにチェックされるかたが おいでになるのではないでしょうか(笑)。後発だからこれから先も、レビュートータル数は永久に上位に行かないですし、月に30本近くご覧になるtetoraさんとはレビューへの注目度も月とスッポンで、3位は絶対ありえないですね。 >ソレ、行政の指導が悪いですよね。うちの方ではそんな分別ないですよ。人様のゴミを開けてると問題になるし・・。 ばかげてると思うのは、たとえば、不燃ゴミを出しますよね。 すると、そのゴミ袋をあけて、20種類くらいに当番が細かい分別をやるんですよ。 どこかの40人くらいの過疎村でそういうのやってるのをニュースで見ましが、 3ケタの世帯のマンションでそれやるなんて、大変ですよー。 確かに勤め人は早起きしなくてはならず、朝の忙しいとき、やってられません。 最初は月1回の当番が、人が抜けて週1になったのだそうです。 だから欠員をクジできめられてなるものかと自治会費未納組が抵抗したのでしょう。
2009/11/19 14:40
みさ みさ >な、なんと?!2時間!(・・!) 分別が細かくて何百世帯の不燃ゴミをしらみつぶしに分別するんですよ >全員が参加してるのではなく、「やりたくない」という不参加者が多いなら、やらなくてもいいですよね。 自治会費も門前払いで払わない人が多いので困ってた会長に、父は唯一協力的な高齢者だったらしい。健康なときはまだよかったけど、母が倒れ、本人も心臓を悪くしてからは、ずる抜けじゃないんだからはずしてほしかったです。現に倒れた日もあったし。「1人でも抜けると、自分たちにクジで当番が回ってくる」と大反対されたとかで。当番中も、同じ班の主婦は何かと理由をつけて早抜けしちゃうんから人数も足りない。マンションの自治会ではなく、分別当番は市の命令なんですよね。だから葬儀で「申し訳なかった」と会長は泣いてました。20代の転勤族の奥さんで、何かと強くは言えなかったんでしょう。 「当番が死んだら、管理費も多めに払え」とかわけわかんないことを言うから、管理会社に言って絶縁しました。 >御主人はきゃるさんを支えてくれなかったのですか?家族なのに。 あ、私が結婚したのは両親が亡くなって何年もしてからなんですよ。 既婚者の友人が、「独身だから仕事持ってあれだけの介護ができたんだよね。夫や子供が いたら、家をほったらかして自分の親は見られないよ」と言われました。 その点は不幸中の幸いだったかもしれません。携帯電話もない時代ですし、不便でしたね。職場では実家のことは忘れ、仕事に集中。休みをとるに当たっては、仕事をやりだめしたうえ、実家でも取引先と連絡して、誰にも代わってもらわずにやってました。うちの職場はプライベートで長期海外旅行をする人が2人くらいいて、私はそういうときはその人たちの分も上司に頼まれて引き受けてましたが、介護を理由に自分の仕事をだれかに押し付けたことはなかったです。母が危篤のときも休めず、週3回トンボ帰りしましたし。職場の男性はブラブラ遊んでるくせに、自分の仕事以外手伝わないし、新幹線の連絡が悪くて早朝会議に5分遅れてもイヤな顔されましたね。自分としては200%くらいやりましたから、両親を2年続けて見送ったあとは、体調も崩し、1年くらい、家でほぼ寝たきりになってしまいました。鬱がきたというか。いまより若かったからできたけど、いま 同じことやれと言われたら、絶対できない。あれ以来、体も弱りました。 タレントの清水由紀子さんが自殺されたと聞いて、自分が友人だったら何か力になってあげられたと思ってかわいそうでね。自分も友人に、電話で支えてもらいましたから。話を聞いてもらえるだけで全然違います。「頑張らなくていいのよ」と北欧ではケアマネが言うそうですが、日本は 「あなたが頑張らなくてどうするの」とヘルパーも看護士もプレッシャーかけてきますからね。 だから介護自殺があとを絶たないんですよ。
2009/11/18 03:30
みさ みさ >はい。コメディ仕立てでした。コメディだから、死にそうな中岡を放っておいて医者にも見せず、根ほり葉ほりと聞きまくる。普通じゃないでしょ。笑 でもって中岡も死にそうで死なない。笑 こういうありえない設定で進むのは面白いんですよね。なかなか、死なないとか(笑)。 コントではありますが、最近のお芝居では少ないですね。昔はこういうコメディもあったけど。 やはり、中岡は斬られてしばらく生きてたから、周囲が井上聞多(馨)のケースみたい に持ち直すのではと思ってたっていう史実を逆手にとってコメディに仕立てたんでしょうね。 >いまどきですなっ。単語の羅列のみ!笑 ええ(笑)。喜劇だかシリアスだか判断つかない。芝居の話をするときは「どこがどうよいのか」 ちゃんと話せる子なんですけどね、文章にすると・・・。そういう子、多いですね。3つ違う芝居 観て感想文が3つとも同じって人もいたから。「目線とか、息遣いとか、動きとか、お芝居の人はみな素晴らしい」って。「おかしくない?」と言ったら、「ほかにどう言えばいいですか?」と聞かれて、返答に困った。
2009/11/18 02:40
みさ みさ >みささま みささまのレビュー、やっぱり面白ーイ。 同じ作品でtetorapackさんへのコメントでは龍馬ネタのマジなお話してた 私ですが(笑)、ここ読んで笑えたー。これコメディ仕立てなのですか? 観てみたかったかも。自分はシリアスな時代劇はパスしたいので。 実は友人の時代劇女優がブログに感想書いてたんだけど、いつもながら表現力のない 子なものだから「マジ、感動したー。役者さん、ステキー。殺陣カッコイーイ。 オススメー」で終わってて、まったくツマンナイ内容に感じたわ(笑)。 みささま、素晴らしいよー。
2009/11/17 17:48
みさ みさ 私は一度当番に参加したのですが、朝5時から2時間。寒風のなか、心臓病の父にはとても無理ではと思いました。母が入院したときは時間的にもキツかった。しかも全世帯のうち、全員が参加してるのではなく、「やりたくない」という不参加者が3分の2で、長年参加してきた高齢者は父1人なんですよ。考慮して当然です。医師からも診断書をもとに話してもらいましたが、自治会費も払わない不参加の連中たちが「いまさら抜けられたら困る」の一点張り。自治会長さんも困惑してました。父は昔気質なので我慢してやってた。父の死後、勝手な連中がまた不当なことを言い出したので、突っぱねてやりましたけどね。 >ワタクシは思うのですが、死ぬほどの生活(極貧)でなければ同居をするか、仕事を辞めるべきだと考えます。自分の親ですから。以前、施設に勤めていた友人が話していましたが、自分の親は施設には預けられない、と。彼女のその一言で施設での老人の暮らしぶりが想像できました。 ですから、ワタクシ、自分の両親が、介護が必要になった時は姉と協力して親を看ます。勿論、仕事は辞めます。しがみつくほどの仕事でもないですから。笑 そうですね。私も施設には預けたくなかったので頑張ったんです。でも一人で抱え込むのはいけませんね。現に介護自殺という問題があるんです。誰かが手を差し伸べなければ。 個々に事情がありますしね。いきなり仕事をやめたら、医療や介護費用も払えないし、私には無理でした。経済的にとても厳しかった。仕事の性格上、やめたら年齢的にも次の就職が難しかったですし、簡単には決められなかったですね。介護には期限がないのですから、たいていの人は悩みます。両親の居住地が縁もゆかりもなく、親戚もいない。1人ッ子で誰も助けてくれなかったし。思いつめて自殺を図ったこともあり、両親の死後しばらくは、心身ともに疲弊して廃人同様の生活を送りました。介護の辛さは大なり小なり経験した者でないとわかりませんね。
2009/11/17 16:28
みさ みさ 「ヘルパーズ」の「観たい」にも書き込まれてたので、こちらにもう一度レスさせていただきます。 >何かお年寄りにも出来るボランティアはないのかしら? 誰かの役に立ってるという意識が生きる意欲に繋がるでしょうし、ボケない秘訣ですわ。 確かにそうですね。ソフト面で工夫がまだ足らないかも。一方で、うちの親は故郷ではない 地方の景勝地のマンションをついの棲家としたのだけど、母が難病で突然倒れ、 老老介護になったとき、マンションの慣習で早朝の分別ゴミ仕分け当番が回ってきて、 父は自分の心臓病と寝たきり病人を抱えての当番はかなり負担だったようで、そこにも配慮が ないのよ。父は持病の影響で怪我すると血が止まらなくなる体質なのに、仕分け作業でガラスでよく怪我してかわいそうでした。あとでマンションの人に聞いたら、持病のある高齢者を早朝当番からはずす意見は前から出てたけど、若い居住者から「平等にしないとダメ」との意見が 強かったそうです。何度も当番中、倒れてるのに。こちらも生活があるので同居できず、仕事してたときは週末4時間かけて通うのがやっとで、ついに仕事を辞めて介護しましたが。 >両親にはいつまでも元気でいてほしい。そうしてある日突然、陽だまりの中で眠ったように死んで欲しい。 理想ですよね。だれしもそう願います。私を見ていて、「両親が元気なうちに何かしたい」と 介護ヘルパーの資格制度がまだなかった時期に介護の職場にとびこんだ友人がいて 嬉しかったです。介護は経験してみないとわからないことがほとんどで、また、理屈でわかっていても、できないことも多いし。介護に完璧はないと思います。当時、相当専門書を読み漁った けど、国情が違うとはいえ、北欧の実情はうらやましかったです。制度以前に、被介護者への考え方がね。日本は、看護士でも「便は汚いからいや」だの、医者が「どうせ、死んじゃうんだからさ」なんて、意識のある患者の目の前で平気で口にする。唖然としましたよ。
2009/11/17 03:21
きゃる きゃる >tetorapackさま ありがとうございました。 今年の「腰巻お仙」も大いに期待ですね。 tetoraさんのレビューがいまから楽しみです。
2009/11/17 02:47
みさ みさ >朝食をゆっくり食べ終わったら、昼食の時間だったみたいな。 結局薬局、ひがな一日、ずっとご飯食べてました。みたいな。笑 それはそれで幸せですなっ。 小林聡美や、もたいまさこの出る映画の世界みたいなゆったり感?(笑) 私、休職して親の介護したとき、ある地方の町で買い物のため スーパーの無料シャトルバスに昼間乗ると、自分除いて全員70代以上の お年寄りで、サイコ映画みたいだった。 その人たちは日がな1日、そのバスに乗り続けて時間つぶししてるって話してました。 あと、介護現場では、食事以上にいかに排泄をすませるかが最大関心事になるのね。 これは逃れられない現実で、そうなると悲しいかな、世の中のことなんてどうだって よくなってしまう。介護者も被介護者も排泄のことばかり考えてしまう。 そのころ観たNHKの海外の介護のドキュメンタリーの中でも1日中パンツ姿で過ごす 独居老人がそう言ってましたが。
2009/11/16 17:39
みさ みさ >あはっ!ワタクシの将来はきゃるさんなんですね?笑 いやいや、これは失言でした。何と失礼なことを。ごめんなさい。 私の勝手なイメージでは、むしろ、みささんなら100歳でも頭脳明晰で、 「ほら、そこ、ぐずぐずしない!」って若者を杖でつついてそうですな(笑)。 マジメな話、「どうしてこんなことくらいに時間かかるのよ」って自分に 腹立つときありますもの。自分が若者のころ、周囲の年配者が そう言ってましたけどね。最近は自分で実感する。 これで後期高齢者になったらどんだけスローモーになるんだと恐ろしくなりますよ。 だから化石になって動かなくなっちゃうのか(笑)。
2009/11/16 16:14
ワタナベ ヒロユキ ワタナベ ヒロユキ 核心に触れた的確かつ簡潔なレビューありがとうございました。 私もあそこで、まさか本当の母上が出てくるのでは、と一瞬思ってしまいました。 でも、本物だったら、それこそ、「やらせ」みたいでシラケたかもしれません。 誰もが知っている話ならよいのですが、自作をモチーフにしたいなら、パンフにあらすじ を載せる親切があっても良かったと思います。劇団自体、まだ知名度が低いし、 初見のお客様だっているのですからね。 ファンや客演者へ気を遣いすぎてる感じ。というか、それしか見えてないみたいで。 作者が一番感動してたと思いますね(笑)。 あえて前作のあらすじを載せない方法もありだと思いますが、それなら、よほど上手にドラマを作らなければ。 観客の視点がとても欠けてる芝居に思えました。 HPでも「バックステージ物」や「コメディ」を強調してたから、よけいにギャップを感じたのです。 コメディというより、どちらかというとシリアスじゃないですか。 マセっちとエチコの対立が芝居の軸になってるし、市野々さんの「さばき役」を生かすには 逆にコメディ部分がもっと面白くないとね。対比が出ない。重くなってしまうだけで。 バランスが中途半端だったように思います。 小劇場系の芝居への若者たちの偏見や嫌悪って、2ちゃんねるの演劇スレ読めばわかりますが、フリークには想像もつかないほど根強いことを作者には知ってほしい。 客演者が多いための長時間芝居もすごく嫌われるんですから。 「演劇って本当に素晴らしいよ」と思わせたくて芝居作ってるなら、むしろ逆の意見に耳を傾けて考えてほしいですね。 私も「多少婦人」のメンバーが客演すると、やはり「うちの子」感覚で観ますけど、 芝居の感想はまた別ですねぇ。 このスタジオ、渡辺さんの作品に向いていると思って観てたのですけど。 多少婦人の公演にも使ってほしいです。
2009/11/16 16:01

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