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みさ
みささま >なぜ、見つかったら大変なんでしょ?男性のほうが知り合いにでも見つかったら大変なのでは? 冷やかし客が見つかると大変なことになるってのは、いったいどう大変なんでしょ? 非合法なわけだから、冷やかしを装って市民の内偵が来たと思うと、店の男が襲ってくるからでしょう。暴力団員も働いてるし。二度と来ないように袋叩きに合うケースも少なくないらしいですよ。市民が警察に直訴すると、警察も形だけ動くらしいので。ときどき、あるじゃないですか。摘発されたっていうのが。日ごろはわかってて黙認してるはず。ああいう摘発はタレコミでやるわけで、覚せい剤のルート捜査の関係もあって動く。以前摘発されて逮捕の前歴があるとか、やはりいろんな事情があって隠れてる人間も多いし、ときには未成年も働いてる。キョロキョロ挙動不審なのがいると、外部の誰かが探りに来たと思うらしいです。そういう人は決して自分は上がらないで見て歩いてるので、すぐピンとくるらしいです。女性は客で来るわけがないから特にアベックを装って歩いてるのはおかしいということで、男女くっついて歩かないように、と。警察が直接探りに来ることはないですが。 「大変なことになる」というのが、ツアーの企画者も私の親戚の刑事も一致してたし、今度のトークでも「そうですね」とうなずかれてたので、まぁ、そういうことなんでしょう。 >なんだか・・、暴力団の住み家に迷い込んだ犬のような心境ですわね、更に、「目を向けないで目の端で見る」なんて行為はまるでカンニングの仕方でも習ってる風景です。 ほんと、聞いたとき、難しくて「できない」と思った(笑)。しっかり見たという女性もいたけど、わたしは半開きの戸の向こうのカーテンが風でめくられてチラッとだけ見えた。 >言われてみますと、確かに闇の部分に歴史ありですが、こういった歴史は世界中のあちこちで点在し何も今更って気がしないでもありません。 そうですね。その企画は、強制労働者が働いていたさびれた船着場とか、いろいろあったのですが、遊郭はほんの一部で、地形や町のなりたちを歩いて知るのがメインだったのです。 「赤坂の地形を読む」という企画のときもあった。わたし、足が弱く体力にも自信がないのですが、郊外に出た次の日にも都内を歩いたとき、「若い人でも、郊外企画はさすがに疲れたと言って欠席されたかたがけっこういたんですよ。体力ありますね」と学芸員に言われました。当時はけっこう歩いたなー。人数確認のため班長を決めるんだけど、若い人を班長にすると、都内に帰り着いたとき、途中で勝手に帰っちゃっていないってことがよくあった。無責任(笑)。 この企画は、劇団員が途中で待っていて、演劇も挿入されるの。生麦事件の再現とか。コンテンポラリーダンスも行われたし、面白かったですよ。青年団のプロジェクトで参加した岸井大輔さんのポタライブに近かったですね。ポタライブに参加したのも、夫が「美術館の都市文化ツアーに似てるから」と興味を示したからです。 昔、愛知県の西尾市を歩いたとき、藩士たちが会合を開いたという大きな料亭が残っていて、その周囲に遊郭の遺構が囲んでいました。でも、その江戸時代の歓楽街は、現代には引き継がれず、静かな街として残っていました。 >わたくし思うのだけれど、今の時代に借金苦で売春してる女性って少ない気がします。暴力団に働かされてるケースだって、今の時代ですから、無知な子以外はそう居ないのではないかって思うんです。そうなるとてっとり早くお金になるから働くのであって、自分の意志で仕事として割り切ってるような気がします。女性の中にはセックスが好きで押さえようがない、って方もいらっしゃいますし。 そうですね。昔とは違いますね。もちろん、昔だってそういう人もいたでしょうし。私がやりきれないと思うのは、そういう事情を踏まえてもなお感じるものがあるということです。 >女性の性と男性の性は根本的に違いますから、その主張が平行線なのは仕方がないことですね。「赤線」が無くなったら犯罪が起きると想定した学者もいました。男性の性とはそういったものなのかも知れません。「元々男性は子孫繁栄の為に作られた」とゼウスはご自分の近親相姦を弁護するように講釈しています。苦笑! わたくし達、女性はどこまでいっても男性の性を理解することは出来ないと思います。現にわたくし自身、男性が買春することに否定的です。更に妻帯者なのに同僚と勢いで買春する行為にはとことん眉をひそめ、もしソイツが自分の夫だったなら問答無用で離婚します。こういった面ではまったく許容量がないんです。それでも世の中の男性が買春する比率ってそう多くない気がします。半分も居ないのではないでしょうか?する方は色んなところに通い詰めてせっせとゼウスの教えに従って種まきするのでしょうけれど・・笑 買春の場合は欲望と言う大義名分で正当化するというか、ねぇ(笑)。その上司も「一般婦女子を守るためにも赤線が必要。レイプ事件が減る」とか言ってました。欲望が永遠なら減らないと思うけど。この芝居の「チョンの間」も一般ソープも実質は同じようなことやってるんだし、お上も売春・買春を「必要悪」と認めてるところがありますよね。官許はないにせよ。何かねぇ。いい加減。歌舞伎町は石原都知事になってからかなり規制が厳しくなって、きわどいサービスの店はイタチごっこをやってもつぶれるところが増えてるそうですが。 で、その上司は韓国や台湾に取引先と買春ツアーに行ってて、帰ってくると皆さん、同じお土産をくださるので、うんざり(笑)。上司は「モテた」という自慢話を昼日中に職場でする。「買春なんですから、女性が親切なのはあたりまえでしょ」と言ってやると「あからさまに言わんでくれ」って赤くなってた。奥さんと娘には取材旅行と嘘ついて休暇をとって行ってた。やはり、うしろめたいわけですよね(笑)。こちらも口裏を合わせるわけです。留守中の電話とか。だから事務の女性には別途口止めのおこづかい渡してたみたいです。同行の取引先の男性が私にプロポーズしてきたことがあって「買春ツアーに行くような人は論外ですね」と言ったら、鞄から一枚の写真を出して「自分の場合は同じ店の同じ女性と決めてるんです。しかもあなたに顔が似てる人を選んでますから。ほら、似てるでしょ」って顔真っ赤にして言い訳?になってない(笑)。そのうえ「結婚したとしても、そういうツアーに行くんですよね?」と念押ししたら、「それは趣味の一部で、恋愛や結婚とは別ですから・・・」ってそこまで明言されると笑うしかない。有名な神社の神主の息子ですよ。呆れた(笑)。 車窓からラブホテル街が見えるときも、それだけ需要があるということは、ワケアリ男女が多いってことだもんなーと、しみじみ思いますね。道徳だけでは割り切れない。 >ご主人さまはこりっちで投稿はされてないのでしょうか?一度拝読したいと思っております。 私も読んでみたいのですが、投稿してないですね。スポーツサイトでは一緒に投稿してたのですが。 ほかの自分の趣味のスポーツや会計関係のサイトの閲覧や投稿に時間がとられるので、演劇まで手が回らないようです。 その分、劇場でのアンケートには時間をかけて書いていますが。
2010/04/26 14:58
落 雅季子
ミモリさま はじめまして。第1回公演からブランクが長く、今回、公演を知ったのが直前だったもので行けなかったのですが、ステキなお話だったようで、嬉しく拝読させていただきました。ジャムの試食もあったので、おいしくてよかったですね。桑のジャムって甘酸っぱい感じの味ですか? 立蔵さんのことも書いていただいてありがとうございました。彼女が大学のころから好きで観ています。青年団に入ってからは数えるほどですが。五反田団出演の舞台はまだ観たことがないので。
2010/04/26 04:52
アキラ
アキラさま 故林さんのコント、好きです。この公演行けなかったので、アキラさまが観てくださっていたので、早速拝読させていただきました。 私が以前、観た故林さんの公演は2時間で休憩なし、最初のうちは笑ってたのですが、さすがに最後のほうはぐったりしてしまいました。90分くらいのほうが適当だと思います。そのとき、プログラムに載っていたコントの題名の本数に実際観た本数が1本足りず、すごく気になってしまったのです。どう数えても1本足りなかったのです(笑)。稽古の段階で1本減らしたのかなぁって。 なしおさんのことが書いてあって嬉しかったです。今回の電夏公演も良かったけど、なしおさんがいないのはやはりコントに画龍点睛を欠くようで気になってしまいました。
2010/04/26 04:17
みさ
みささま この大阪某所の件、アフタートークで「女性の劇団員は見学できなかったんですよね。だってあそこ、みつかったら大変でしょ」と質問されたかたがいました。大阪のここは行ったことないけど、実は関東某所は某美術館の「都市文化研究ツアー」の当日発表サプライズ企画(!)で昼間に通り抜けました。といっても、もちろん、冷やかし客とかは見つかると大変なことになるそうなので、事前に細かい諸注意がありました。女性は固まって、男性と離れて歩くこと。男性は客引きが来ても、無視すること。キョロキョロしないで堂々と歩く。私語はしない。絶対に立ち止まらないで早足で歩く。凝視したり、覗き込むのは厳禁。自信のない人は店のほうに目を向けないで目の端で見る。。客引きの男性のほうを見ないこと。 「地元PTA役員が視察してみつかり、必死に逃げたこともあるので、くれぐれも注意して」と言われました。「そうまでして、どうして、そこを通るの」って思ったけど、ほかにも、在日韓国人町、浮浪者地帯とか、「観光地でない都市の闇の部分を通して戦後都市のなりたちと歴史を学ぶ」という真面目な企画の一環でした。そこは数メートルの区画でしたが、歌舞伎町なんかとは全然雰囲気が違い、とにかく、緊張して冷や汗タラーッでした。区画の終わりを過ぎ、しばらく行ったところで、女性の学芸員が「ここまでくればもう、普通にして大丈夫です」と声をかけました。 何か、平日昼間の熱海の温泉街みたいなひと気のない一画でした。店のおもむきもソープというより、この芝居にあったように、「飾り窓の女」に近い。怖くてよく見なかったけど、赤や紫のスリップ姿の女の人が透けたドアや格子の向こうにチラッと見えた。男性の参加者の中には「年いった女性がいたねぇ」なんて言ってる人もいたけど。合法的売春というんですか?同性としては、何かやりきれなかったですね。 いまから30年前、住宅地の東京・尾山台で部屋探しをしたとき、窓が紅柄格子の不思議なアパートに案内されたことあるんだけど、元は昔の赤線、遊郭に使ってた建物なので、家賃が安かったとのこと。両親が同行してたので「ダメだ。薄気味悪い」ってもちろんNGに。 このお芝居を見て大昔、「赤線」の存在意義について上司と話していて、主張が平行線だったことを思い出しました。 ※三鷹市文化センター「Do!太宰」のところのみささまの書き込みを読んだ夫が、「もし、迷ったらお気の毒だから」と心配しており、ぜひにと伝言を頼まれました。「観たい!」のブースに書き込まないでと言われているので、ここにて失礼します。 三鷹駅南口に出て、バスは必ず「調布駅行」に乗ったほうがよいとのこと。4、5番乗り場は「調布駅行」以外の「晃華学園行」などいくつか出てるのですが、それだとバス停が「八幡前」で、センターから遠いので方向がわかりにくいので迷う可能性があるというのです。 「調布駅行き」は会場の建物の前が停留所なので迷いません。 以上、お伝えしておきます。
2010/04/26 03:37
きゃる
たらったたらったん 様 コメントをいただきましてありがとうございました。 少しでも、応援の気持ちを表したくて、行けないのを承知で「観たい!」に登録させていただきました。 こういうケースは初めてなのですが、すみませんでした。 次回はぜひ伺いたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
2010/04/26 02:41
KAE
KAEさま 観客参加型とチラシにも書いてありましたが、想像できない面白さのようなイメージで興味を持ちました。残念ながら日程がとれなかったので、KAEさんがごらんになっていたのは幸い(笑)と、拝読させていただきました。自分は最近、手放しで絶賛できる公演にあまり当たっていないのですが(笑)、他のかたは絶賛しておられる場合もあるので、自分が悪いのかもしれません。 相武さんにも興味があったのです。お姉さんも宝塚だから、舞台向きなのかもしれません。受験寸前でタレントになってしまったというので、残念だったな、とは思ってたんです。でも、宝塚の娘役だったら正統派タイプじゃないから、むしろ外部に行ってよかったのかもしれません。
2010/04/23 21:25
みさ
みささま >で、何故か安藤さんにも「いつもお世話になっております」って、ご挨拶されまして、何が何だか解らずにその場を後にしたんです。 もしかしたら、一般公演でなかったのかも知れません。今でも謎です。笑 こうなると、一般かそうでないかは関係ないかも、ですね(笑)。みささまって一般人ではないオーラがおありだからでしょう。 私なんて昔、スタッフとして安藤さんと仕事したんだけど、安藤さんはわたしをスタッフとは思ってなかったらしく、見学客だと思ってたらしい(笑)。当時、奥田さんが俳優としてブレイクしたころで、安藤さんは結婚して何年にもなるのに、もうラブラブでね、スタッフによく旦那のおノロケ話をしてて、みんなそばで聞いてたみたいだけど、興味ないので、あまり安藤さんのそばに行かなかったから顔覚えられてなかったのかも(笑)。私は奥田さんのことより、お父さんの犬養健のことのほうが聞きたかったですね。犬養道子の「花々と星々と」を読んでたから。 安藤さんの2人のお嬢さんは、お1人は女優で、もうお1人は映画監督になりましたね。 前段のストリップの件ですが、かつて日本の一流コメディアンと言われる人は浅草のストリップ小屋で修行した人がほとんどでした。いま、現役の伊東四朗や萩本欽一もそうですし、先日なくなった井上ひさしもそこでてんぷくトリオの台本書いてたでしょ。寅さん映画の初代おいちゃん役の森川信もそのひとりで、作家の坂口安吾の随筆にも「忘れられない顔の男」として登場してるんですよ。 なぜ、ストリップ小屋の前座で修行して一流コメディアンになれるかというと、裸目当てで来てる客をギャグでひきつけなければならないから、相当芸を練らないとダメだからです。ストリップ小屋で受けたら本物と言われたんですよ。最近のよしもとの芸人は、ルミネとか花月とか最初から自分のファンの女の子の前でネタをやるから、鍛えられ方が比べ物にはなりません。
2010/04/23 18:42
Kouji
Koujiさま はじめまして。いつもレビューを楽しく拝読させていただいています。 石井千里さんに注目してくださったようで、彼女を大学時代から観てきた者としてとても嬉しいです。今回、劇団員のなしお成さんが客演のため抜けたのですが、彼女が先輩の穴を見事に埋めてくれたようで、明日、観るのが楽しみです。石井千里さんは、電夏の弟分劇団に当たるやはり明治大演劇OBが創設した「多少婦人」の看板女優で、秋に公演があるのでそちらもお時間があればご覧いただければと思います。
2010/04/23 11:50
みさ
みささま >ワタクシは何故迷ってスタッフエレベーターに乗り込んでしまったんです。後から女神のような美しい女子が乗り込んできて、ワタクシに微笑みながら会釈をしたんです。で、ワタクシもつられてニッコリ笑って会釈をしましたら、なんと控え室に案内されてしまったのです。なんやら高そうなシュークリームとコーヒーを出されて、折角だから頂きました。そのうち周辺が慌しくなって落ち着かなくなったのでトイレに行きました。そのトイレは先客がおりまして、他のトイレを探していましたら、観客用のトイレを見つけたのです。で、そのまま、無事に客席にたどり着きました。 後で解ったことですが、その女神はある芸能人のお嬢様だったようです。どうやら、ワタクシをどなたかと間違えて接待してくださったようでした。後にも先にもあのような美味しいシュークリームを食べたことがありませんでした。緒方さまさまの差し入れのものでした。笑 一般客として行ったのですよね?もともと誰かに会うアポとってたとかじゃなくて?シュークリーム食べたのですか?スゴイ! 私なら、変だな、誰かと勘違いされたんだろうなと思って、すぐに出てきますけどね(笑)。 アポとって会った人の楽屋でお菓子出されても、遠慮して食べないですもの。 みささまって大物ですねぇ。
2010/04/23 10:46
みさ
みささま >渥美清って映画だけじゃなくて舞台にも出ていたのですか?初耳です。映画の人かと思ってた。 彼はもともと浅草出身のコメディアンで、浅草芸人がだれでも通るストリップ劇場の前座コントをやってたんです。と、いってもその時代は観てませんが(笑)。その意味ではビートたけしの先輩。たけしの仕事について渥美清がまったく語らなかったというのは批判的な目をもっていたからでは、と言われています。一度、たけしが浅草芸人のイベントか何かゲストに出たとき、外車で乗り付けたのを渥美が見ていて、「売れてても、ああいうのは感心しないね」と周囲にもらしてたそうですが、彼の周辺でたけしの話題が出たのはこのとききりだそうです。 渥美清はテレビで人気に火がついたんですよ。テレビ放送の初期、よくバラエティー番組でコントをやっていて、それは観た事があります。いまでも憶えてるコントは、オカマの俳優が控え室でメイクの準備中、つけまつげが気に入らなくて、「もっと長いの」って要求して、メイクの人が次々持ってくるたびにまつげが長くなっていくのだけど「ダメ!もっと長いのないの?」って次に出たのが、下にツーッと長く垂れ下がったまつげで、それをつけた渥美が「長いって、こういうのじゃないのにぃ・・・」って言うの。凄く可笑しくて笑った。小学校1年くらいのときだったかな。そういう昔のことは憶えてるけど、最近のことはすぐ忘れる。ボケの前兆ね(笑)。 渥美清は寅さん役に定着する前はかなりな本数、いろんな役で映画に出ていたので、寅さんしか出ないのは惜しいなと思う。たけしも同じこと言ってましたが。 映画館や試写によく行くのでも知られ、わたしも何度か見かけたことある。これは伝説の通り、黒ずくめでソフト帽かぶってて、わりとキョロキョロお客の観察をしていて、終わるとスーッと立って、目が合った人には目礼して去る。 最初に見かけたのは、緒形拳の「社葬」を丸の内東映に観に行ったとき。終わったあと、何気なく振り返るとわたしの斜め後ろにいて、目が合ったら、やはり、目礼してくれました。「へぇ、こういう映画も観に来るんだなー」と思った。 わたしの友人は、たまたま取材で行った料亭に渥美清が来ていて、急遽話に加わってきて、「そこのお嬢ちゃん、どう思う?」って寅さんそのものの語り口で話を振ってくるそうです。そのときも、「最近、芸能人だからって偉そうにしてるのがいるが、あんなバカなことはないねぇ」と言ってたのが印象的で、ほかの人が話していたとき「ほら、そういう自慢げな口のききかたをするから、よくないんだよ。どうして普通に言えないの?」と注意し、友人に向かって「おじさんたちの話聞いてると、料理が冷めちゃう。この人がしゃべってるいまのうち、てんぷら食っちゃいなよ」と勧めてくれて、「映画の寅さんをもっと紳士的にした感じの気さくな人だった」って。その取材、私も同行するはずだったのが都合で行けなかったんです。「昔の話をいろいろしてくれたんだけど、こちらはそっち方面は知識がなくて、『こんなこと話してもいまの人は知らないか』ってさみしそうだった。あなたが行ってたら、もう少し話も弾んだと思うのに、私じゃチンプンカンプンで、せっかくの昔話も猫に小判」と言われ、本当に残念に思いました。
2010/04/22 06:04
KAE
KAEさま 日経の劇評を書かれている編集委員は河野秀さんではなく、河野孝さんの誤りでした。お詫びして訂正させていただきます。別の同姓の記者のかたとお名前を取り違えてしまいました。 先日、河野さんが民芸の「そしてナイチンゲールは歌う・・・」の劇評を書かれていて、海外の作品ですが、何となく平田オリザさんの「ソウル三部作」を連想して興味深かったです。この作品名もどこかで聞いたような記憶がありましたが、今回が本邦初演だそうです。 実は、日経の劇評では河野さんより内田洋一さんのほうが先に知ったのでより馴染みがあります。「観劇がお仕事なんてうらやましいですね」と以前、うちの部署の新人が内田さんに申し上げたところ、「好きなものだけ観てたらそうかもしれないけど、きついスケジュールでノルマがあるからね。体調の悪いときは本当に辛い。良い芝居の余韻にひたっていたくても、次の公演に移動しなければならないし、昼は小劇場で夜はオペラとか、切り替えも必要だし、はたで言われるほど楽な仕事ではありません」と答えられたそうです。そうなんでしょうね。 映画の試写でも、仕事となると予定を組み込むのがすごく大変ですから、演劇はなおさらでしょうね。KAEさまは劇評家のご家族なので、そのへん、よくご存知でしょうけれど。 内田さんの新国立の「夢の裂け目」の劇評は短いスペースの中で細かく述べられていて感心しました。 私は観劇できる時間がCoRichのみなさんほど持てないので、どうしても「読むだけ」が多くなってしまいますが、KAEさまのように大劇場から小劇場まで広くカバーされてるかたのレビューは本当に参考になり、有難く拝読させていただいています。
2010/04/22 04:47
みさ
みささま >頑張り過ぎ、短気、恐れ、気まじめ、他人を許せないなど自分を追い込んでいく流れです。 うちの家系には循環器系か老衰で、ガンで死んだ人はいないんですけど、わたしは、この要素多分にあるから、ガンで死ぬかも。前に医師が話してたけど、大腸ガンのガン細胞などは高校生のときにできてるケースもあって、自覚症状がなく、進行が遅いと、10代では検診受けないから大人まで持ち越すとか。まだ若い20代の友人がお父様をガンで亡くした直後、ガン検診を試しに受けたら、ガンがみつかって落ち込んでました。早期発見で手術したら、1年後にすぐ再発してしまい、闘病中です。 八波むと志の急死によって代役に抜擢されたのが小鹿蕃で、のちに幸四郎の「ラ・マンチャの男」のサンチョ役を当たり役にしました。八波のこの役も観てみたかったです。同じころに浅草に出てた渥美清に優るとも劣らない才能のある役者だったと思います。
2010/04/21 15:39
KAE
KAEさま ああ、最初のお客さんでしたね。スミマセン。ここ20年くらいまでの記憶がどうもダメでね。3歳のときに観た映画のタイトルは憶えてるのに(笑)。藤井隆さんは覚えてますがあの役が添乗員でしたっけね。取り違えてました。山本さんは生真面目な青年役でオケピ!の初演の役とも共通してた印象がありますね。「オケピ!」の再演は観てないのです。初演とは話を変えてたようですが。初演の真田広之さんがとてもよかったので、観に行かなかったんです。三谷さんが「オケピ!」の稽古過程で山本さんの別な一面を見出し、土方役を当てたと話していましたが。土方のあとに「陽炎の辻」をやったせいか、磐音が何か腹に一物ある男に見えちゃうんですよね。陰のある役ではあるけど、もう少し昔の純真さが出てほしい(笑)。 「ヘドウィック」はちょっと私の苦手な話なので観てませんが新境地を開いた役だそうで。たしか、以前、映画版の予告を観たときに、「これ、ダメ」っていう感じだったのです(笑)。青井陽治さんから鈴木さんに代わったのですか。女装が観たくないし(笑)。鴻上さんの新国立の芝居でオカマをやってましたよね?題名、失念したけど(笑)。あれは観ました。市川右近が作家の役で出てて、そこのオカマのお手伝いさんの役?だったから、出てきたとき、あまりにも意外でガッカリした。右近は歌舞伎より巧いと思ったけど(笑)。 夫の感想では今回、村川絵梨さんの演技は良かったけど歌の音程が不確かだったと言ってました。これ、確か初演のDMのときには観たいと思ったのだけど、忙しい時期で買い逃しちゃったんです。 人気が出てから、ファンクラブの公演申し込み締め切りが早くなってしまい、4カ月前に予定入れるって、私には無理なんです。だから、ほとんどファンクラブに入ってる意味がなくなっちゃってるんですけどね。
2010/04/21 14:18
みさ
みささま スミマセン。八波むと志は事故死ではなく、病死だったかもしれません。亡くなる直前、やっと大劇場のチャンスをつかんだけれど、ひどい胃痛に悩まされ、楽屋に帰ってくると転げまわってたほどの痛さで、相手役の浜木綿子は短いアドリブ的な場面で毎日メチャクチャに台詞を変えられるので「やりにくいじゃない!」と怒ったというエピソードが残ってますが、それはわざとじゃなくて、痛みがひどくて憶えた台詞以外は心ここにあらずで、メチャクチャにしゃべってたそうです。胃ガンだったのかな。
2010/04/20 07:31
KAE
KAEさま >ところで、きゃるさんが信頼していらっしゃる劇評家って、どなたなんでしょう? その方が興味津々です。(笑) KAEさまの萩尾さんに対するように、信頼している・・・というほど傾倒してるわけではないですが(笑)。以前は職場で全紙チェックしてたのですが、その仕事をやめてからはうちでは日経しかとっていないので、そこの編集委員の河野秀さんというかたの劇評を参考にしています。河野さんは新聞記者だけど、ちょうちん記事的な批評をせず、欠点もきちんと書くので。このかたの批評はかつてのKAEさまのお父上に共通したものを感じるので好感が持てます。宝塚の批評をしても、他の芝居と同じように敬意を払って点を甘くせず、真剣に書いています。CoRichで☆4つが多い芝居の場合もきちんと分析した上で辛口批評してるときがあります。日経の歌舞伎評は歌舞伎評論家の上村以和於さん(字が違ってるかも?スミマセン笑)が専任で、「常に絶賛」という感じが多く、私とは好みが違い、そのへんを差し引いて読んでます(笑)。上村さんは一時期、ある役者のことをけなすか、無視するか、わざわざ「この人にしてはよかった」みたいなことを書いてたのですが、私の家はその役者の贔屓筋にあたるので、複雑だったんですよね(笑)。奥様に「なぜ、あそこまで?」と聞いたら、「はあ・・・そうですね」と苦笑しておられました。 歌舞伎評論は古くは郡司正勝さんとか戸板康二さんが亡くなってから面白みがなくなっちゃいました。常にエンターテインメントの視点で書いておられたKAEさまのお父上が亡くなられてからは、「演劇界」を読む楽しみも消えてしまいましたし。
2010/04/20 06:28
きゃる
KAEさま コメントありがとうございました。 そうですね。「東海道四谷怪談」の話を知らなくても芝居としては楽しめると思うのですが、こちらが当初想像したものとは違っていました。ゆるゆるの脱力感というか(笑)。「別物」と思って観たほうがよいかと。いちおう「四谷怪談」の筋がバックに字幕で出るのですが、あまりにかけ離れていて、本編を知ってる者には「うーん、あまり関係ないような・・・」って肩すかし感が強くて(笑)。、本編を知らない人には、なぜこれが古典の「お岩さんの話」なのかわかりにくいと思いますね。岩井さんもアフタートークで認めておられましたが。 これから観るかたのためにあえてストーリーを書かなかったのですが、書いてしまうと元も子もなくなってしまうので(笑)。 岩井さんはヨーロッパ企画の「曲がれ!スプーン」の映画版・細男の文句つけようのない演技に魅せられたのですが、ハイバイの芝居も観てみたいと思っています。
2010/04/20 05:42
みさ
みささま いやいや、人によって評価が分かれそうな(笑)核心の部分をきっちり描写していただいて大変感謝しておりますよー。 でも、一度は観てみたいと思っています。食わず嫌いはダメだと思うので。 自分が子供のころに新宿コマの喜劇人まつりをよく観に行ったんだけど、けっこうヘロヘロ・ドタバタ系で役者さんたちの汗が印象に残ったのがトラウマになってるのかも。 内容がどうこうより、「汗」ばかり印象に残ってるの(笑)。 そのなかで役者としての天才ぶりを感じたのが伝説の「脱線トリオ」の八波むと志。彼はのちに本格的俳優に転向し、これからというときに事故死してしまった。でも、「脱線トリオ」を私の年代でナマで体験してるのは稀少で、日本のコメディー史上けっこう自慢できる体験なのね。 ヘロヘロ・ドタバタでもよいんだけど、話に矛盾があるのが自分の中ではダメなの。 「駆け抜けない・・・」はお酒を飲んでない段階の設定で、鼻の頭が赤くなって酔った演技になってる矛盾が納得できなかった。 どちらかというと、ドラマとしてきっちり作りこんで、大真面目に演じてるんだけど、笑える芝居が好みなんですね。
2010/04/19 21:46
みさ
みささま >いえ、ちょっと違います。ワタクシが20歳そこそこだった頃に、数人の既婚者から告白された経緯があるからです。その告白は独身男性の告白の数より多かったのですよ。まさに「何だよ、ソレ!」状態!苦笑) まだ若かったこともあり、正義感溢れちゃってる当時のワタクシには既婚男性に対しての不信感は異常なほどに強くなりました。その頃から自立心が強く正しいことは「正しい」と発言し自分で望んできたことをたいがいは叶えてきたワタクシは自分と違う他人の人生がうまく想像できなかったのかもしれません。今、思えば当時のワタクシにとっては、きっと嫌みなく不自然に感じられた出来事でした。同時に何故、世の既婚男性はご自分の妻だけに愛情を注げないのだろうか?という当たり前の事が出来ない男性が好きになれなかったのです。 うーん。でも、すごく立派できちんとしたかただと思いますね。覚悟があるというか。 >不倫の場合、好きとか嫌いとかいう次元の問題じゃないような気がします。男性からしてみればただ『うまくやる』こと自体が目的で、それ以上の意味なんかない人もいるのではないでしょうか?泣きをみるような女性がひっかかるタイプは大抵がそういう人で女性よりうわてだったりします。だけれど今まさに不倫してます!って女性にはそんな声は届かないのです。言ってもきかないのですから。笑 そうですね。当事者は不倫に酔ってる部分もあるから。 友人の恋人で、その監督みたいに「いつか妻と別れるから」ってズルズル10年以上引きずった男がいて、「離婚に必要だ」って事業の運転資金まで出させたのよ。その友人はまた、次々妻子もちばかりにひっかかって惚れるんだわ。次の男のとき、「一回、相手に会ってくれ」といわれて会ったら、30以上も年上の爺さんで、ハナから妻と別れてケッコンスル気はないんだわ。いいように遊びたいだけ。小説の中のイイ男のマネゴトをしたいだけみたいで。でも、「やめたほうがいいと思う」と言ったら怒ってねぇ。ほっといたら爺さんがガンで入院して別れたけど、また、次のが出てきて。エンドレス?
2010/04/16 20:44
みさ
みささま この劇団、前から興味は持ってるんだけど、以前の作品でも「コメディーとは違う」という感想があったので観るの迷ってたのね。でも、ネタバレ読ませていただいて、それだけで感じがつかめて脱力しちゃって、笑えた(笑)。自分が求めてる芝居とはちょっと違うかなーという感じですが、みささまの描写力が素晴らしいおかげで、「好みとは違うかなー」というのが伝わった感じ。ありがとうございました。ごひいき役者が出てたら素が楽しめそうですね。読んでて、以前、慶大で松居さんの「駆け抜けない球児」を観たときのことを思い出してしまいました。あのヘロヘロ・ドタバタ感も私好みではなかったんですよ。
2010/04/16 18:02
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tetorapackさま 誰か観た人いないかなーと、終わった公演のたまったチラシの整理をしながらチェックしてたら、やはりtetoraさまがごらんになっていましたね。江守さんは杉村の「女の一生」を知らない世代で演じることに意味があると言われていますが、文学座も新時代に入ったってことですね。杉村さんが60代後半だったでしょうか、芝居好きな友人を誘って「女の一生」を観に行ったのですが、その友人は「芸の力というけれど、やっぱり十代には見えない。私にはお婆さんにしか見えないから感動できなかった」と言われて、すごく気まずい思いをしたことが忘れられません。逆に、今回の劇評には「年をとってからの場面は若い俳優たちの立ち居振る舞いには無理がある」と書いてる人もいました。 荘田さんは鳳蘭さんの下のお嬢さんでしたっけ。舞台向きのお顔立ちですね。姉妹で平成初のベルばら再演の東京の抜き稽古にお母さんと来られたとき、初代オスカルの榛名由梨さんが「早く、宝塚に来てトップになろうね」と抱っこしていたことを憶えています。まだお2人とも幼稚園くらいで小さかったけど、鳳蘭さんは当時「長女はぜったいトップになる。それも宝塚初の初舞台で初トップ。段階踏まんでも、一番に決まってるから」と会う人ごとに言ってたそうで、中には「冗談にもせよ、あの発言はどうかと思う」と言う人もいました。でも、どうせなら一度は宝塚に入ってほしかった気もします。宝塚の舞台はまた独特ですからね。 杉村春子さんはとにかく巧い女優でしたよね。好きなので、いまでも彼女の出演映画の上映会をよく観に行きます。舞台も映画もあれだけたくさん出てるって凄いですが、映画でわずかの出演場面でもあんなに印象に残る女優さんはもう出ないと思います。 tetoraさま、クロカミショウネン18の公演「観たい!」に書いておられますよね。あそこには文学座 研究生出身をいまも誇りにしている俳優がおりますので、チケプレ関係なく、絶対観てくださいね。お願いします(笑)。
2010/04/16 16:35
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