機械が見れる夢が欲しい
飛ぶ劇場
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2012/11/22 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了
巧妙。
初演は観ていないけれど、今のこの時代にマッチしている。
リアルとは違う自分を、バーチャルで、「自己プロデュース」出来る時代。
主人公がバーチャルの世界に飛び込んだ後も、「リアル」な自分と「アバター」としての自分がいることによって、「アバター」のみの他の登場人物がいかに薄くてもろいかを知ることもできる。
ラスト、アバターの自分ではどうやってもつかめなかった「彼女の中にある彼女」を、リアルな自分が捕まえるに至るシーンでは、うーん、女心わかってるなー!とか思ったりも。
こども廃業
劇団きらら
リトルスターホール(熊本県)
2012/10/26 (金) ~ 2012/10/30 (火)公演終了
違和感のない世界。
大人って、ほんと、なんだろう。
しばらく悩んだ。
年若くしても、食い扶持を稼いだり言動に責任がとれれば大人なのか。
きっと、そういう問題でもない。
ぐるんぐるんする。
ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン
ハイバイ
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2012/08/12 (日) ~ 2012/08/13 (月)公演終了
劇トツ×20分
北九州芸術劇場
創造工房 稽古場(福岡県)
2012/09/23 (日) ~ 2012/09/23 (日)公演終了
感想を~
細かく書くべきかそうでないのかよく分かんないけど
この制限の中で
「1本の芝居」
を作ることができた唯一の劇団が優勝したなって思った。
他の劇団は、どこかに「物語のワンシーン」のようなもどかしさを感じた。
本当に全部20分だったの?
っていうくらい、長く感じるものもあり。
ぎゃ。には、「20分間、観客をめいいっぱい楽しませる!」
から
「腹いっぱい楽しませたうえで、勝つ!」
にシフトして、来年もやってほしいなーって勝手に思ってます。
人魚
下鴨車窓
ぽんプラザホール(福岡県)
2011/07/30 (土) ~ 2011/08/01 (月)公演終了
怖い話だった。
少々、誤解を招いている言葉である『オカルト』
これは真の意味でオカルトだった…
まだうまくまとめられないので、ネタバレしちゃいそうだから、大千秋楽を迎えるまでクチコミはよそうと思っていたけど、いまだにまとまらない。
いずれ、ブログにでも書こうかなと思います。
いや、田辺さんに
「舞台で『禁忌』はいくつか観てきましたが、ここまで見事に『オカルト』なのは初めて見ました。あ、本来の意味でのオカルトですよ!」
と、伝えることが出来て、満足だからやもしれん。
劇団衛星のコックピットE16-17
劇団衛星
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2011/09/10 (土) ~ 2011/09/11 (日)公演終了
迫力は迫る力。
きっと、背中とお尻が痛い。
分かっていたのに最前列の桟敷を選ぶ。
元はとった。とり尽くした。
30センチ前に迫るおちょぼ口。
狭苦しいコックピットに座りっぱなしで闘ってたらこんな感じに身体が軋むんだろうなぁ~
ってシミジミ体感した。
内容は四の五の言う必要は無い。
期待とおりでした。
深呼吸する惑星
サードステージ
キャナルシティ劇場(福岡県)
2012/01/15 (日) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
止まない決まっているさ。
もー
手拍子がね。
「緞帳あけたるでー!!」な意気込みがね。
「もいっかい、出てきてもらうでー!!」な欲張りさんがね。
解散公演の大千秋楽なのに、場内大爆笑で締めくくる。
感極まって泣いている人も笑っている。
どんなに辛いときでも、人間には娯楽が必要なのだと、改めて思った。
カメラが入ってる事なんか忘れて友人と爆笑しながら役者陣とハイタッチ。
楽しい思い出をありがとうございました。
あけましてロックンスペシャルvol.1 「おわせてくれよ!」
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
ぽんプラザホール(福岡県)
2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了
餅、捕ったぜ。
どんな舞台になるんだろう…とドキドキしながら楽しみでしょうがなかった。
イントレが効果的に使われていて、舞台ならではの場の展開が愉しかった。
愉しかったってヘンな感想だけど、兄弟の入れ替わりや同じ場所なのに違う場所に変幻自在!
うん。愉しかった。
餅は3個キャッチして2個頭に当たってどこかへ行きました(笑)
おみくじに従って、何か大事なことをする前には、トイレに行くことにしています。そして、追う。
ロックやな。
BUGS
劇団背油こってり
AT HALL(大分県)
2012/03/20 (火) ~ 2012/03/20 (火)公演終了
紙一重。
いろいろ、ごちゃごちゃと言葉で説明したりせずともよかろう。
そういうふうでありながら、そこ、なんでそうしたの?とか根掘り葉掘り聞きたくなるくらい、不思議なことが多発していました。
やりたいと強く思ってまじめにやりつづければ、あっという間にそこに届くのか。
すごいなって思った。
「あのときの王子くん(Le Petit Prince)」
舞台創作ユニット BackStage
TIN PAN ALLEY(大分県)
2012/03/23 (金) ~ 2012/03/25 (日)公演終了
向き合ってはいた。
演出上の苦心のあとも、役者たちの頑張りも伝わってきたが
伝わってはいけないんじゃないの?という気もした。
演出と交流がある分、彼の「今」があふれ出ている舞台だなと感じた。
丁寧に原作を読み、丹念になぞって、自分達なりの解釈や舞台転換の工夫もこらしていたが「なぞっている」という印象はぬぐいきれず、いったいどの部分が一番伝えたいテーマだったのだろう?と分からなかったところが、まさにこの若者達の「今」なのだろうと思った。
意地悪い感想かも。
獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)
イキウメ
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2013/06/09 (日) ~ 2013/06/09 (日)公演終了
気にいってる席で観れた~
イキウメ・・・いや前川さんの演出は、なるべく近くでも観たいけど全体が見渡せるほうがすき。
学生のころ好んで読んだSF小説の馴染みやすいテイストと、くどくど説明のいらないシンプルな設定がとても観客に親切だなと思った。
柱の特性が人間に与える影響が何を意味するのか、という部分で、観客個人の無いほうしている社会や人生への問題意識に刺さる話でした。
んまつーポス『いっすんぼうし』
んまつーポス
西鉄ホール(福岡県)
2013/05/03 (金) ~ 2013/05/03 (金)公演終了
童心にかえるというか。
人間がピタゴラスイッチやってるみたい。
小さな子から大の大人までが、ダンスや器械体操やそういったもの全部飛び越えて楽しめる作品だと思う。
んでも、映像がたまに邪魔だった。
個人的に目がチカチカしただけだけども。
観ながら「わー」とか「すごーい」とか、ついつい声に出してる自分にビックリ。
周囲の大人も手を叩いたり歓声あげたりしてたので、うーん、すごいなーこの引き込まれ具合は。って思いました。
建築家M
下鴨車窓
大博多ホール(福岡県)
2013/05/22 (水) ~ 2013/05/23 (木)公演終了
恐かった。
会場の元々ある座席が見える、舞台上席だった。
その会場の座席の風合いが、始めは街に繋がる敷石に見え
屋敷を取り囲む高い塀に見え
最後は、建築家「達」の墓石に見えた。
恐い。
ココロに花を
ピンク地底人
西鉄ホール(福岡県)
2013/05/05 (日) ~ 2013/05/05 (日)公演終了
思ってたのと違った!
広い!
こんな広さで、地底人のみなさんがどうやるの?!
からの、ああー王子でも観たいーでした。
贅沢をいうなら、演者がもっと演出に追いついてたら更に面白かったのに。
笑って!タナトスくん』(東京・福岡共に全ステージ終了!ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!)
生前葬
ぽんプラザホール(福岡県)
2013/01/18 (金) ~ 2013/01/20 (日)公演終了
期待値が高すぎた。
面白かったんだけど、面白かっただけで、だからなんだったんだろう。という、「遊び」の演出についていけなかった。
もっと作品世界にのめりこんで観ることができたら、楽しめたんだろうなー
でも、タナトスくんと漫画家の会話のとこではちょびびっと涙でちゃった。
『一つの戯曲からの創作をとおして語ろう!』vol.4上演審査 別役実・作「或る別な話」
福岡市文化芸術振興財団
ぽんプラザホール(福岡県)
2013/05/18 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了
公開審査を選んだ
選ばなくてもよかった。
感想?を書けない理由は、「審査の定義」を知らないから。
今回は特に題材が題材だったので、基準が分からんと公開審査も「そこを省略されたら意味分からん」とか「質問したい内容が漠然過ぎ」とか「戯曲が示している(受け手に誤解されたくないから、精細に指定しているであろう)記述を無視してしまった」作品が良しとされた理由が分からんから。
検索したらば、審査規定やコンペの指針がどっかに載ってるんかなぁ。
さっさと調べろという話ですね。
上演順が変わったら、ちょっと違う結果だったかもなーなんて思いながら帰りました。