くちづけ
タクフェス
サンシャイン劇場(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
何度観ても・・・
ストーリーわかっている。うーやんたちに笑わせられながら・・・気づけば、やはり・・・・・一本の痛切ない親心に泣かされている。何度観ても飽きるどころか、新たな感動に出会う。名作です!
Teacher
ACファクトリー
シアターサンモール(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/11 (日)公演終了
満足度★★★★
床当り!
体当たりと言うか、床当りと言うか、体張ってのアクションにワクワクしました!特に保健の先生、ロングヘアースタイル抜群の女子二人!
最前列で思いっきり床に叩きつける音に迫力感じました!1?年前iに観た時と変わらないベースラインに感動しました。また、教師の実態、登場人物はひどい教師だらけ!実際にいそうなのが怖い!観ていて“なんだこいつら!?”とついついムカッとしてしまった!こういうラストがありそうなことはわかりそうなものですが、それを考える暇が無かった!“やられました”
関ヶ原で一人 〜lonely SEKIGAHARA〜
ENG
六行会ホール(東京都)
2015/09/30 (水) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★
凄く楽しかった!
いつものセットパターン!人の入れ替わり、と久保田作品の特徴満載の作品。
いつもなら“また”と言うところだけど、今回は面白かった!このパターンの中で断トツの出来と言えるかな?と思う。しかし、せっかく丁寧に作り上げた作品の中で肝心の人の感情がご都合で消されてしまっているのは残念!このところそういう部分が目に付いてしまう。仕上げには客観視することも必要かと・・・。
瀧夜叉傅
Will-o'-the-Wisp
シアター風姿花伝(東京都)
2015/10/01 (木) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★
導入部はビジュアルから
女性目で観て、こういう話はやっぱり衣装が大事!予算がどうのという事はあるだろうが、もう少し頑張れないだろうか?主役の滝夜叉が美しく見えないのは痛い(容姿の話ではなく)。人外のものの神秘性とか、将門の姫という気品とか、そういうものが全く感じられなかった。全体として、芝居は全く絡まず、ガッチリ組んだ感じがしない。殺陣も確かに迫力のあるシーンが無かったわけではないが、“これっ!”と言うオリジナル性が見当たらない。反省点は山とあるのではないだろうか?
第十七捕虜収容所
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
惹き付けられずにはいられない!
このキャスティングを見たときは驚いた!老舗に新勢力、どんな出来上がりになるかと思えば、キャリアが個性を上手くまとめたといったところだろうか?雑然と男臭さの匂うセット、檻が上るその演出から引き込まれた。スパイは誰か?客席全体がその謎を追い、息が詰まるような緊張感が場を埋めていく。誰がスパイかわかれば、その言葉の巧みさに“このやろう”と思い、ラストには溜飲が下がった。印象的なのは疑わしい一人を深夜袋叩きにするシーン!映画に比べ、かなりソフトだったようだが、あえてえげつなさを前に出さない、そして、見えそうで見えない男達の表情、いい演出だったと思う。そしてセフトンたちがどうなったか?舞台が終わっても観客の想像をは続く。惹き付けられずにはいられない、見応えのある舞台だった。
OZ♀4♂3
チームジャックちゃん
ザ・ポケット(東京都)
2015/09/23 (水) ~ 2015/09/27 (日)公演終了
満足度★★★
オズファンとしては・・・
少女期、オズの魔法使いが大好きで、シリーズ読みまくった私。この舞台観てなんだか悲しくなってしまった。御伽噺や童話に見えない毒があることは分かる歳になってしまったけれど、あまりにも人の醜さや小狡さが見えすぎる。もっとファンタジックな衣装のキャラが時々毒を吐く・・・そんな造りの方がまだ許せる。
ドロシーが普通の女の子だったから、この話は素敵だったのに・・・読みながら自分もオズの国にいく夢が見れたのに・・・とこの舞台を観てしまったことを悔やんだ。作品としては悪くは無いだろう。が、ファンとしては、オズの国を夢見た少女の(まだ私の中に残っていたもの)心は傷つけられた気がする。
フライングパイレーツ〜ネバーランド漂流記 featuring GUY’S
SHOWMAN’S
新宿村LIVE(東京都)
2015/09/18 (金) ~ 2015/09/23 (水)公演終了
満足度★★★
出演者○だけど・・・
元気の良い出演者がいっぱいで、楽しい舞台でしたが・・・・・・・
音響がひどい!歌声がぼわっとして、何を歌っているのかわからない。音楽のバランスも悪く、耳に痛い。プロの仕事とは思えない。また客席、同じ段の席に3列、一番前の列に高さのある椅子。当然後2列、前が見えない!ここ何年、小劇場から大劇場までいろいろ出かけていますが、ここまで見えない席ってなかったと思います。制作サイド・技術サイド、観客の立場で見直して欲しいものだと思います。
Unbreakable -アンブレイカブル- 第二章
演劇レーベルBo″-tanz
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/09/10 (木) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
満足!
期待していた作品。出演者のレベル高し。前回より大きなスクリーンで風景・その他がより効果的に見せられている。更に前回の“オヤジ達のグダグダ”も軽く良いテンポで流れる。確かに聞きなれない単語の多い舞台ではあるが、あまり囚われずに観ていれば、本筋が見えてくると思う。ラストの敵も味方も戦いには関係ないはずのものも、皆がひとつに目を向けていく仕上がりが見事!次の終結がどんな話になっていくのか?いまから楽しみな作品。
美内すずえ×ガラスの仮面劇場「女海賊ビアンカ」
ネルケプランニング
【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)
2015/09/09 (水) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
演出のレベルアップ!!
前回は良い出演者が上手く使われずに“もったいない”とため息をついて観た作品だっだか、今回は演出のレベルが格段に上がり、見応えある舞台となった。オープニングの美郷さんとアンサンブルの流れからドラマチックで期待感を上げてくる。ベースは変わらないが“魅せる演出”が随所にあり。大沢さんの怪演もパワーアップ!イケメン多数、そして主演の演技も上っていた!(前回同様、7年という時間のビアンカの変化は少ないが)あまり期待していなかったので、その変化に驚かされた!もう1回観たかった!!
【東京千秋楽!!】ブリッジしたのはカンガルー(※当日券若干枚!!)
8割世界【19日20日、愛媛公演!!】
ワーサルシアター(東京都)
2015/09/09 (水) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★
残念ながら
皆さん、芝居が出来る方揃いで、わかばやしめぐみさんの「おぼんろ」とはまた違った雰囲気は面白かったのだが、どうも私には合わない笑いだったようで・・・トークゲストの末原さんのパチンコ玉の話だけが印象に残ったという感じ。
あの日はライオンが咲いていた
PocketSheepS
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/09/10 (木) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★
素敵なお話でしたが・・・
お話としてはかなり面白かった!が、出演者の芝居がデフォルメ過ぎるというか、こなれていれば問題はないのですが、しっかり消化されてないまま勢いで演じている感が感じられてしまった。カラフルでチープな衣装もゴチャゴチャではなく、シンプルな方が逆にファンタジック感が上ったのではないかと思う。(出だしの病院の職員がキラキライヤリングにネックレスは違和感あり!次の出番までつける時間くらいあったと思うが・・・。)なんかもっとシンプルな造りにしたほうが心に沁みるような気がしたのは私だけだうか?
龍 -RYU-
劇団ZAPPA
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了
満足度★★★★★
女龍馬
龍馬主役の話だけど、あえて女性サイドの感想。乙女さんが色々な制約の中で願う夢。物静かに周りを見ている栄の想い。夢砕かれて身を引く加尾の切なさと悲しみ。各々が違う色を出し、男達を支えているという感じが良く出ていた。特に乙女さん“溜まってるんだねぇ!”と思わず言葉がもれた。なまじ男より度胸があり、腕が立つ。女だからという事でかかる制約に反発する心。見たいもの、知りたいもの、やってみたいこと、欲求も溢れて止まらない。そのあたりのジリジリ感が良く出ていた。そしてこの女達の隣で“知ってる”とつぶやく権平。こんな家長だから、こんな風に女たちがイキイキとしていられるのね、とも思った。どうしても男性中心になりがちの話が多いが、女性がこんなにも印象に残る作品は少ないと思う。
パイドパイパー と、千年のセピラ
劇団ショウダウン
あうるすぽっと(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
ぜひ観て欲しい!
同じ作品を二度観たのはかなり暫くぶり。マチソワで観劇。一番感じたのは“林遊眠が関西から活きのイイパワーのある役者を連れてきた!”ということ。台詞の抜け、つまりなどはあったが、全体としてはイキイキとした演技がイイ。この脚本家のカラーだと思うが、観客がわかりやすいようにという考えからなのか、説明的な台詞が多い。観客にも考えさせる・想像させるという要素を任せてもいいのではないかと思うが・・・。と言いつつストーリーは時代を超え、人がどう生きるかを問いかけているようにも感じ、見応えあり!!もう一本の「千年のセラピ」、こちらも観たかった!今回は時間がなく残念だが、また東京公演を心から楽しみにしている。土日時間のある方にはぜひ観て欲しい!
虹とマーブル
森崎事務所M&Oplays
世田谷パブリックシアター(東京都)
2015/08/22 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
ハングリーな時代
確かにラストはこうなってしまうのかと・・・それがちょっとばかり残念!ハングリーでエネルギッシュな生き方をする主人公。登り詰めても「成り上がり者」の末路はこんな風に終わってしまうのかと、少しばかり残念な気がする。ともさかさんは映像より舞台の方がイキイキして、観ている側の期待をそそる。黒島さんも少女時代はナチュラルでいいのだが、その後を演じるには少々幼すぎる。おじ様三人のの役代わりはとても見事!弾けると上手い木村君、落ち着いた役のほうがしっくりする小出君、逆だったほうがと思わないでもない。高度成長期の日本の匂いを感じる作品だった。
ドリアン・グレイの肖像
松竹/フジテレビジョン
新国立劇場 中劇場(東京都)
2015/08/16 (日) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★
最初の一言で
舞台が始まって一番の最初の一言で“この程度?”と感じてしまった。この大きな舞台でメインを勤めるには主役の芝居が幼すぎる!その相手をしている徳山さんも今まで観た中では一番覇気がない。この話はもう少し小さい劇場のほうが表情が良く見て取れて見応えがあるのではないだろうか?舞台に無駄になってしまっているスペースがあまりにも多過ぎる。その他の出演者がせっかく良い演技をしてもメインで躓く感じがとれず、本音言えば1幕で帰ろうかと迷った。アヘン窟のシーンは雰囲気があってよかったが、全体としては演出もこれと言うところがない。1997年に宝塚で公演しているが、そのときの主役は紫吹淳。あれくらいの雰囲気と実力を持ってこその役だと思う。
美しい日々
TEAM 6g
萬劇場(東京都)
2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
申し訳ないです・・・。
実は観劇中に一緒に観に行った息子が急に体調を崩し、いきなり冷たい汗びっしょり!という状態で・・・約30分、話が動き始めた辺りから舞台に集中出来なくなってしまいました。ので、大まかな感想しか書けませんが・・・。看護師さんたちのキビキビした動きとサバサバした対応が良かった。対比的に困ったチャン揃いの患者。事なかれ主義の医師。イイバランスでした。ラストの先生の表情がパッと明るくなったのは印象的でした。
時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
久保田唱らしい作品
暫くぶりに久保田さんらしい作品に出会った。人物の細かな配置、時間軸の面白さのある作品。そして、今までの団義の中では一番ではないかと思うセット!シンプルだが、かなり有効!使い方もよく計算されていたと思う。惜しむらくは少し展開がまどろっこしい。人間関係が複雑なので、少しでももたつくとしんどい感じがする。序盤でどういう仕掛けかは想像できたが、種明かしまでの忍耐が人によってはいるかもしれない。
グッバイ・ガール
フジテレビジョン
東京国際フォーラム ホールC(東京都)
2015/08/07 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★
演出サイド
男運が悪い女って、どこか生活的にもだらしない感じがするが、紫吹さん演じるポーラはちょっとかっこ良過ぎな気がしないでもない。相手役の岡田浩暉さん。女性が守ってあげたくなる要素いっぱい!素直で一生懸命でやさしく
特に自分の弱さがボロボロこぼれてしまう辺り、ぐぐっと来る!この役はオイシイ!それをたっぷり楽しんでいる気がする。また、中尾エミさん相変わらず響く広がりのある歌声!その衰えのない声には毎回驚かされる!素敵な出演者には満足感はあるが、この舞台、もっと箱の小さい舞台の方が良かったんじゃないかと・・・セットの為だけに大きい箱?いやいや出演者のギャラの高さの為?という気がしないでもない。ミュージカルというには歌は多いがダンスシーンは少ない、しかも振り付けに目新しいものもなく、せっかくの紫吹さんががっつり踊るシーンも少ない!これは物足りない!オマケにラスト、映画では雨の中、公衆電話のシーン。一階だったはずの部屋が二階になり、なんとバルコニー!!ロミジュリもどきは楽しくないでもないが、基本設定完全無視!これってどうなんだろうか?
舞台『こどものおもちゃ』
ネルケプランニング
博品館劇場(東京都)
2015/08/20 (木) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
人民の敵
オフィスコットーネ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/08/21 (金) ~ 2015/09/02 (水)公演終了
満足度★★★★
客席にゆだねる答え
出演者は燻し銀の実力者揃い!下手な音響・照明はいらないと思わせる。が、後半になると雰囲気ががらっと変わる。客席が飲み込まれる。観客ではなくその会議に参加しているものとして、その答えを各々が考えさせられてしまう。まんまとやられた演出だった。正義を貫いたトマスのその後、作者はどう描きたかったのだろう?また演出は観客にどう感じさせたかったのだろうと答えを考えさせられる舞台だった。