テトラポット
北九州芸術劇場
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2012/02/20 (月) ~ 2012/02/26 (日)公演終了
満足度★★★
プレビュー公演を観ました。
舞台装置にわくわく。照明にわくわく。開演が迫るに連れ、大きくなっていくボレロの音にもわくわく。
柴さんの作る舞台はもうなんかLIVEな感じ。心地よい。
ブログとか前情報無しで観たけど、
それで良かったなーと思えた。
一瞬だけチカっと点灯したライトが、(まさか操作ミスなわけはないだろう)
わざとらしくもあるけど、
でもやっぱり希望の光のように見えて、良かった。
リアリティがあり過ぎたり、
まったく虚構であったり、
冗長かなーと感じた場面もあったので、
もうちょっと足りないなー、と思うところがあったので☆3つで。
こなれた頃は東京かしら。
そちらもちょっと観てみたい。
おもいのまま
トライアングルCプロジェクト
山口情報芸術センター YCAM スタジオA(山口県)
2011/07/23 (土) ~ 2011/07/24 (日)公演終了
満足度★★★
疲れるだけの見応えはある。
2幕構成であることを知らず、
1幕が終わった時点でがっつり帰りたくなってしまったので、
2幕前半が楽しめなかった。もーそれくらい重い。1幕め。
1幕めと同じ内容(でもちょっとずつ違い、ラストは全く異なる)が繰り返される2幕め、
これは客はパラレルワールドとして捉えるべきなのだろうけど、
それにしては佐野さんなんかキャラ違いすぎな気がして、1幕とは全く別のお話のよう。
異なった「選択」による「結果」がそれだったんだろうけども、
個人的にはなんとなく釈然としないまま終演。
まあでも解り易い展開・見せ方だったかなあ、と思います。
舞台セットも音響・照明効果も雰囲気出てて。
1幕での記者2人の極悪非道な冷血っぷりは、だいぶ薄まったとはいえ2幕でも健在だったので
カーテンコールが無かったのもあいまって、
すっきりしないまま帰路につきました。
自分には合わない舞台でした。
つみきとブロック
block
Air(北九州市小倉北区浅野2-12-8 1F)(福岡県)
2011/07/29 (金) ~ 2011/07/31 (日)公演終了
満足度★★★
次回作に期待
チラシ画像やブログは拝見してましたが、
内容は全然知らぬまま劇場へ。
チラシのカラフルさや、演出家さんの雰囲気から
なんとなくほんわかしたお芝居をイメージしてたのですが、
まったくそんなこともなく。むしろちょこっと怖いような、そんな作品でした。
>あのときのことを 《 再現 》 することができたら あなたならどうしますか?
ていう内容だったんだろうけれども、
そのシステムが内容的に面白いように機能してたかというと決してそうでもなく。
もっと劇的な展開を期待してしまってたので、消化不良なままEDを迎えました。
しかしまぁ、こんなものかなあ、とも思ったり。現実もお話も。
自身が期待過剰に臨み過ぎたのかなあ、と思います。
あと会場が手狭に感じました。
集客は望めそうなスタッフ・キャスト勢だったのにこの客席は…。。。
内容とタイトルが自分の中で上手くリンクしなかったのですが、
「つみきで遊んでる中にブロックを混ぜ込んでも上手く交わらないよね」
みたいな感想を耳にしたので、
そんなような感じなのかなあ、と。どうなんですかね。
合唱交響曲「わが星」
北九州芸術劇場
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2010/11/27 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
良かった
「リーディングセッション」で「合唱交響曲」ってもうそれだけでおもしろそう。
舞台装置もわかりやすく「合唱」。ああもうわくわく。
音楽と声に出して本を読むこと(しかも大勢で!)と、
それだけでこんなに楽しいものになるんだなあ。
自分の葬式がこんな風ならうれしいなあ、と思いながら観ました。
観ながらリズムに乗ってからだが揺れてしまっていたのだけど、
周りのお客さんはそんなことないようで、
乗りたいのに乗り切れない、歯がゆい思いをしました。
観劇中に客席でゆらゆら揺れてる人間は迷惑ですかね?
そんなもやもやしながらだったので、
はっとして涙が出そうになったセリフがあったのにそこで素直に泣けなかった。心残り。
でもやっぱり泣いてた方もいらしたようで、
ああ私も泣けばよかった。
トナカイを数えたら眠れない
MONO
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2010/11/20 (土) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★
幕が開いて間もない感
あんまりしっくり来なかった。
おもしろいのはおもしろいのだけど、
やっぱりプラスアルファが欲しい。せっかく好きな役者さんに好きな団体のお芝居を観るなら。
大千秋楽が観たいなあ。
飛ぶ劇場『睡稿(すいこう)、銀河鉄道の夜』
NPO法人FPAP
ぽんプラザホール(福岡県)
2010/09/03 (金) ~ 2010/09/05 (日)公演終了
満足度★★★★
涙が出た。
プレ公演よりもっと切ない気持ちになりながら観ました。
ジョバンニ、見た目はやっぱり20代女性なんだけど、動きが、表情が、小学生男子のそれだった。なんか抱きしめてあげたくなる。
カムパネルラ、何考えてるのかよくわからない、難しそうな男子だった。大人びている子なのかな。
この二人の友情はよく見えなかったかなあ。なんだか友情というより同情のように見えてしまった。ルックスの問題なのかな。
子どもには難しいかな?と少し思いました。大人向けの絵本を読ませてもらったかんじ。
しかし、中盤~終盤辺りで集中力が途切れて「お尻が痛いなー」と思ってしまったので☆ひとつ減らしました。ごめんなさいね。
ナンシー
Doris & Orega Collection
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2010/06/05 (土) ~ 2010/06/06 (日)公演終了
満足度★★★
概ね好意的に観れた。
今更だけども感想。(覚書
登場人物が事件を起こすに至るほどの問題を抱えているようには到底見えなかった。理由が軽すぎる気がする。
脚本が好きじゃないなあ…という印象は終演までぬぐえなかったけど、
ラストではなぜか泣いてしまった。
観劇後に西村氏のインタビューとかいろいろ見たら、何となく納得。
個人的には満足できなかったけれど、
演劇に興味がないひとに観てもらうにはとても良い舞台だったと思う。
ハコブネ【作・演出 松井周(サンプル)】
北九州芸術劇場
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了
よくわからない
おもしろい装置使ってるんです
おもしろい作り方したんです
おもしろいひとたち集めたんです
おもしろい企画なんです
それはなんとなくわかった。
でも芝居はおもしろくなかった。2時間が拷問のよう。
「蟹工船」と、北九州という地域をよく知らない自分の前知識が不足していたのか。
観客が笑う箇所では全く笑えなかった。
いつか忘れてしまったはなし
二番目の庭
AMP gallery & cafe(佐賀県)
2009/09/19 (土) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
ファジーとは
辞書で調べたら「曖昧」ていう意味なんですね>ファジー
どこからどこまでが「曖昧」なのやらよくわからなかった。
そういう意味ではないの?>ファジー
曖昧な作品を作った、というか
曖昧な作品ができちゃった。むしろ、
曖昧に作品を作っっちゃった。という印象。
いくらドリンク込みでも2000円は高い。
宵の唇
さかな公団
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2009/09/25 (金) ~ 2009/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ドキッ☆女だらけの…
出オチ!?とも思えるような壮大なOPとEDが大好きです。
劇中の会話には途中で飽きてしまったりもしたけれど、
それも含めて「女子の会話」だったなあ、なんて好意的に受け止められます。(女同士で話してると、「それさっきも聞いたし。興味ないし」って会話多いですよね。あんなかんじ。)
「だから、どうした」
って言われると何だったのかよくわかんないしうまく説明できないお芝居でしたが、
そんな退屈なところも含めて全てが「女子」な芝居だったと思います。
私の後ろに座ってた男性客が何度も咳払いやため息をついていらしたので、
男性は楽しめたのかなあ、と少し心配になったりもしましたが、
女子の私は楽しかったですよ。ええ。
来来来来来
劇団、本谷有希子
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2009/08/25 (火) ~ 2009/08/25 (火)公演終了
満足度★★★★
本谷節だった
この劇団を観たのは初めてだったけど、
うん、期待通り。
好き嫌いは分かれそうだけど私は好き。
でも私が男だったらたぶん嫌い。
女6人がぎゃんぎゃん騒ぐ話。
それだけ。っちゃーそれだけ。うん。
このひとの作品はそんなんばっかなイメージだけど、なんか好きです。
それだけだったけど、楽しめました。
床下のほら吹き男
MONO
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2009/03/07 (土) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★★
いいですね
淡々と進んでいく印象 で、
序盤はなかなか入り込めなかったのに、
いつの間にかのめり込んで観てました
ベタベタ?正統派?そうでもない?
よくわかんないですが 面白かった!
風街
北九州芸術劇場
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2009/02/25 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了
満足度★★★
観てきた
芸術劇場の小劇場だと、なかなか迫力あって良かった。
中劇場だと、あんなに臨場感はないのかなあ。
久々にきちんと舞台装置を使った芝居を観たので、ちょっと興奮気味。