PW
演劇企画集団THE・ガジラ
本多劇場(東京都)
2009/03/06 (金) ~ 2009/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★
ガジラらしさへの安心
ガジラって、かねしたさんって、こういうものだったという再確認の場だった。
ビロクシーも弟の戦争も鐘下色ではあったけど、違うんだ。これが鐘下辰男とその仲間たちの演劇なのである。
役者は全体的によかった。というかもう流石であった。殴る蹴るの暴行。
殺された女も鐘下さんの作品にはよく出てくるタイプ。こーゆーのはあんま気に入らないけど。小説を読んでいると思えば我慢できる。文化と芸術。
それでもきっとこの女は楽しいと思うのだよ。
風街
北九州芸術劇場
あうるすぽっと(東京都)
2009/03/06 (金) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★★
劇団桟敷童子とは
やっぱり劇団桟敷童子を彷彿とさせる演出だった。
役者は真っ直ぐで、他人よりもまずは自分がどうありたいかみたいなものが見えた。
これは地方性なのか東憲司の演出なのかはわかんないけど。
いろんなものが織り交ざりすぎて、なんだか邪魔なような気もしたけど、別段気にすることでもないのかもしれない。
桟敷童子がわりと好きだから、最初のシーンとか無駄にゾクゾクして、ワクワクした。
ピーピング・トム『Le Sous Sol/土の下』
世田谷パブリックシアター
AI・HALL(兵庫県)
2009/02/18 (水) ~ 2009/02/18 (水)公演終了
満足度★★★
土
土が気持ち良さそうだった。
どの人もだれかに愛されている。
土は色々なものを吸収して、蓄えて、隠し持つ。
ベースは単純なようだった。歌みたいに。
わたしは言葉に惹かれがちなので途中、やきもきして見失った。
日本人出演者たちとピーピングトムの出会いは大きいと思う。