クラゲの観てきた!クチコミ一覧

21-40件 / 106件中
ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

劇団6番シード

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2010/10/22 (金) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

想いは伝わる
東京から大阪まで観に行ってきました。初演への思い入れは強いけれど、この新生ペパカンそのものをじっくりと観て、想いを感じたいと思っていました。

大阪公演とても素敵でした。みんなの想いが東京で観た時よりも強く響いてきました。特に最後の春子の表情に泣きました。

東京で観た時もそうでしたけど、音楽が素敵なんですよね。開演前に流れていて、そして客電が落ちた時にあのメロディで想いがこみ上げてきてまた涙腺がゆるみました。

こうして大阪で再び観ることができて幸せでした。

演戯王

演戯王

X-QUEST

吉祥寺シアター(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

大満足です
初X-QUESTでした。応援している藤堂瞬さんが出演なので観に行きました。チケット確保が遅かったのに一番前でうれしかったです。
最初の幕開き&不意打ち的な進行には笑いました。コメディ部分って合わないとかなり損だし、最近観ている初見の劇団ではそれがことごとく私に合わず残念でしたけど、今回は面白かったです。意外なネタばかりでしたけど(笑)
客席もかなり盛り上がって、拍手もおきました。

舞台美術がまったくないので驚きましたが、ダンスも殺陣も迫力があってカッコ良くて観ていて楽しかったです。フライヤーに書かれていた「バイオレンス」というのがちょっと心配でしたけど、普通にアクションとして観れたのも良かったです。

藤堂さんの活躍も観ることができたし、一方的に知っている大野さんはハマリ役でしたし、他にも気になる劇団から多数出演されていて、贅沢なお祭公演でした。

次回公演も観てみたいと思います。

ネタバレBOX

ゾンビ3人が可愛かったです。それにしても、まさかコトリバコが登場するとは思わず驚きました。怖い話が好きだから、それがどういうものか知っていたので。

いったいどう物語を収束させるのかまったく想像がつきませんでしたけど、ラストも意外でした。
MUKAIYAMA ザ・トラブルマスターズ

MUKAIYAMA ザ・トラブルマスターズ

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2010/05/22 (土) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

家庭円満殺人計画?
久間さんの作品は6番シード初観劇の時からファンになって、以来ずっと劇団の公演には通っていました。その久間さんが新しく立ち上げた劇団の第1回公演ということで、とても楽しみにしていました。
6番シードの時に1度観ていたから、内容はだいたい分かっていたけれども、懐かしく、そして新鮮な気持ちで観ることができました。

私はBチームを観ましたが、とにかく配役がとても素晴らしかったです。主人公は肇くんだけれど、それぞれのキャラクターがとてもたっているんですよね。イメージにぴったりで、コメディ部分もドラマ部分も満喫することができました。

今日はもうこの公演を観ることが出来ただけで1日幸せな気持ちでした。
久間さんお帰りなさい。これからの活躍も楽しみに待っています。

「天国の待合室」(7月)

「天国の待合室」(7月)

劇団6番シード

d-倉庫(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

想いを伝えたい
2009年9月に上演され高い評価を受けた「twelve 天国の待合室」の元になった作品の上演です。「twelve」よりも今回の作品の方が私は好きでした。

それぞれ事故や病気で死んだはずの彼らが集まった待合室。でも物語が進むうちに彼らは本当に死んだのか?真相はなんなのかと彼らと同じように混乱しました。
すべてのエピソードの謎が繋がっていく鮮やかな展開が素晴らしかったです。

それぞれ良かったですが、1番感情移入したのは亜音さんが演じた役でした。息子への想いを語る序盤で溢れる涙を抑えることができませんでした。

6ヶ月連続公演という中で毎回ハイレベルな作品を上演し続ける6Cがますます大好きになりました。

傭兵ども!砂漠を走れ! -サバンナ&オアシス-

傭兵ども!砂漠を走れ! -サバンナ&オアシス-

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2012/11/14 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

傭兵ども!大好きです
6ヶ月連続公演後の1ヶ月連続公演です。第1週目にサバンナ&オアシス編を観て、シャッフル公演2バージョンを観て、千秋楽にサバンナを観ました。
はじめはKASSAIで広大なサバンナを舞台にした芝居?と思いましたが、劇場にはサバンナの大地が広がっていました。やはりさすがの舞台美術です。

男性メインのサバンナ編と女性メインのオアシス編なので、迫力をより味わう為に、まずはオアシス編から観ました。体格差による迫力がありますからね。結果的にどちらもより楽しむことができました。

オアシス編はサバンナに負けず力強く素敵でした。ボンクラが傭兵になった想いを語る場面では涙がこぼれました。
そしてサバンナ編では、藤堂さんがまた素敵に演じていました。どんどんお芝居が良くなっていて、最後に観た公演では1番心に響きました。

傭兵どもみんな大好きです。そして6番シードがますます好きになりました。これからもずっと応援し続けていきます。

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

テアトルBONBON(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい企画公演
この劇団の公演は初めて観に行きました。以前から存在は知っていましたが、今回観ようと思ったのは、スペシャルステージと銘打たれたこの企画がとても魅力的だったからです。

他劇団の脚本家3人を招いて、四日間の出来事を1人1日分ずつ執筆していき1つの作品として上演するというのです。しかも脚本家は、自分の順番がまわってくるまであらすじを知らないという。各劇団の世界観はそのままにしながら物語としてまとめなくてはいけない。これだけでも面白そうですよね。
さらに、参加しているのが以前から観たいと思っていた劇団や、気になっていた劇団ばかりですから、夢のような企画公演でした。

劇場に入ったら舞台美術が素敵だったのでさらに期待が高まりました。喫茶店が舞台になっていたので、それだけでどんな話になるのかとうれしくなります。
喫茶店ニューヨークの閉店までの4日間が描かれているのですが、マスターとバイト、そしてお客たちとの話がとても面白いです。脚本を書いている劇団は全て初見なのでどんな雰囲気の話なのか全く想像がつかなかったのですよね。開演前にチラシを読んでだいたいの劇団が持つ特色は分かりましたけど、観るのは初めてですから。

脚本はそれぞれ面白かったし、物語と役者さんたちが作り上げた展開に何度も笑いました。コメディ部分では何度も吹き出しちゃいました。
2日目を担当した「あひるなんちゃら」ですが、この劇団は本当にいつか観に行きたいとずっと思っていました。だけど今まではことごとく他の予定と重なっていて観る機会がありませんでした。だからどんな本なのか一番気になっていました。で、実際に舞台を観てみたら、4人の脚本家の中で一番好みでした。駄弁芝居というものをたっぷりと楽しませてもらいました。
今年こそあひるなんちゃらを観に行きたいですね。毎回チラシの裏に関村さんが小さな文字でびっしりと書いている役者紹介も好きで、全部読んでいます。

今回の作品でだけ判断は出来ませんけど、競泳水着さんは安心して楽しく観ることができました。1日目だから大きな事件は起きないし、伏線がまかれていく中にコメディ要素があってという感じなので、1本きちんと観てみたいです。
乞局は、登場人物が不幸になる芝居が苦手な私にはちょっと合いませんでしたけど、でも悪夢のようなあの空気は気になります。だけどやっぱり人が傷ついていく姿を長時間観るのはキツそうですね。

4日目はこの企画をたてたクロカミショウネン18ですね。それぞれの脚本家が伏線をパス(というより、ぶん投げ的な部分も)あって、意表をつく展開に爆笑しつつ今後の展開に興味を持って観ていました。
最後は今までの登場人物たちが隠していた謎なども全て明かされて大きなことが展開されていきました。あれをここでこういうネタに使うのかと感心したり笑ったり、不幸のスパイスは気になったけれど、1つの作品としてとても楽しむことができました。
この企画、またやってほしいです。

ガールズトークアパートメント

ガールズトークアパートメント

UDA☆MAP

劇場MOMO(東京都)

2010/07/29 (木) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

ガールズトーク
楽しみにしていたUDA☆MAP第1回公演。一番前の中央にて観劇しました。
やえがしの家の住人とお隣さんとガス屋さんたちの春夏秋冬を描いた物語でしたが、本当にみんなの姿をのぞいているような…それよりも自分も一緒に加わっているようなリアル感で楽しみました。
ゆるーい会話や絶妙な掛け合いとか、たっぷり笑いました。

たった1人の男性として頑張っていた土屋さん。土屋さんはクールな二枚目よりもこういうみんなにいじられてるちょっと情けない役が可愛くて大好きなので今回も良かったです。

元田さんは6番シードへの客演でも観ていましたが、今回はまた素敵な役で、身にまとっているあの独特の空気としゃべり方は面白いです。

アパートメントの散らかっている部屋で「ペパカン」のチラシやキャラカードを発見したり、別の公演で使っていた道具を見つけたり、舞台セットはちょっとした宝探しみたいな感じでした。

場面転換も良かったし、神出鬼没のやえがしさんは可愛いし、ストーリーはもちろん良いし、毎回チケットが完売していたのも納得です。しかも当日券を求めて来ている人も何人かいましたしね。
ツイッター割引や特典なども魅力的でしたが、あの台本がまたとても面白くて、さらに続きが気になりました。

…そういえば公演後に顔見知りの方たちと話していたのですが、私たちが普通に観ていたところを男の人は気にしていて、ちょっとしたことですがそういう女性と男性の感じ方の違いみたいなものも面白かったです。

楽しくて元気と幸せな気持ちをたくさんもらった舞台でした。あっという間で、もう終わりなの?って感じでした。大満足です。

The 時給探偵〜消えた探偵助手〜

The 時給探偵〜消えた探偵助手〜

劇団東京都鈴木区

遊空間がざびぃ(東京都)

2011/04/09 (土) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

観客参加型の謎解き芝居
鈴木区の新作です。もともと謎解きゲームが好きなので、それが加わった芝居はどういうものなのかとても楽しみにしていました。
チケット予約をした後に届いたメールの注意事項で、観客は猫役なので語尾に「にゃ」「みゃ」などを付けないといけないと書かれていたのでワクワクしていました。

ただ、私は1人参加だったので、ちゃんと謎解きが出来るかとか、心配に思っていることもあったのですが、会場についてすぐにスタッフ猫に「仲間が増えたにゃー」って声をかけられて、しかも猫耳まで渡されて心がほぐれました。
他に1人参加の方もいましたけど、本編の前にミニゲームをやってくれたので、他のお客さんたちとも打ち解けて、協力しながら楽しく謎解きをして物語を楽しむことができました。

話も面白かったし、過去公演のキャラなども登場して盛り上がりました。この素敵な企画、ぜひまたやってほしいと思います。
鈴木区の公演は、いつも会場全体が温かくいい一体感があって好きです。

課長、コクっちゃえば?

課長、コクっちゃえば?

劇屋いっぷく堂

サンモールスタジオ(東京都)

2010/05/18 (火) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

お気に入りです。
いっぷく堂2度目の観劇です。今回もコメディ部分とドラマ部分とも満喫しました。会社の不正をお荷物部署が暴くのですが、ラストまで見どころがたくさんあって、それぞれのキャラクターが魅力的でした。
下手の舞台装置には最初驚きました。1度だけ、映ってはいけない人が見えちゃいましたけど。
私は欲張りなので、コメディとドラマを1つの作品でまったく違和感なく楽しめるいっぷく堂さんもお気に入りになりました。もちろん初観劇の時も好きでしたけど、これはDVDが欲しいです。

傷心館の幽霊(高梨由演出)

傷心館の幽霊(高梨由演出)

(株)喝采企画

シアターKASSAI(東京都)

2010/08/12 (木) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

うれしい裏切り
女たちの男への復讐の話だし、ブラックコメディらしいのでちょっとドキドキ、でもこの作品は観たかった作品だったので楽しみにしていました。
高梨由さんの略歴を観て興味を惹かれたのでこちらのバージョンを観たいと思って出演者をチェックしたら、お馴染みの方が2人も出演していたので即チケットを予約しました。

ホラー演出のある復讐が楽しかったし、最低な男たちへの復讐は爽快でした。観ていてこちらまで気分がスッキリしました。
先週観た「ON THE WAY HOME」もそうでしたが、最後のうれしい裏切りにホロリとしました。

SO SHOW 天国

SO SHOW 天国

劇屋いっぷく堂

劇場HOPE(東京都)

2009/11/21 (土) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

「謎」と「解答」
ひまわり・きく両サイドに知人が出演するので、セット券を購入しました。話としても、両方観た方が面白そうでしたし。どうせなら1日でまとめて観たほうがいいと思い、28日にきく・ひまわり両方観劇しました。

私は先にきく(検事)サイドを観ましたが、タイトルとチラシのイメージとは違う真面目な内容でした。もちろんコメディ部分も散りばめられていてそこはとても面白かったです。私は前で観るのが好きなので今回も1番前に座っていましたが、ステージと客席との距離が近いので役者さんが目の前です。上手側と下手側を交互に見せる演出が多かったので、首が大忙しでした。きくを観終わり、とても面白かったけれど、最後の笑みや、検事たちのやり取りで謎の部分が残り、夜からのひまわりサイドがますます楽しみになりました。

夜からはひまわり(弁護士)を観劇しました。検事側で話題に出ていた人物たちが登場しました。検事サイドの推理で唐突に名前が登場していた梅林ですが、ひまわりではその経緯が分かり、気になっていた部分が解決されてモヤモヤがスッキリし、弁護士サイドの視点で動いていく物語にも惹きこまれました。さゆりさんの弁護士も悪だけどカッコ良かったし、観ていて楽しかったです。
他の部分もそうですが、友哉の行動に対しても、両方観ることで理解が深まりました。「借りを返す」や電話のシーン、そして弁護士サイドと検事サイドで共通のシーン。面白さが増して、両方観ることができてよかったです。
物語としてはひまわりの方が分かりやすかったのと、後から観たということもあって、きくは「謎」でひまわりは「解答」という印象でした。それぞれ一方でもちゃんと物語として観ることができますけど。最後はきく以上にゾッとするラストでした。きくで見たあの笑みはこれだったのかと。

ただ残念だったのは、昼公演隣に座っていた男性が客伝が落ちても携帯でネット画面を見ていたことと、電源を切らなかったことです。公演中に着信があり、倍部の音が響いてジャマでした。チラシをガサガサ鳴らすし、せっかくの時間が彼のせいで不愉快になりました。夜公演でも後ろのほうで倍部の音が響いていましたし。最低限のルールは守って欲しいと思います。
あと、たまたま読んだある方の感想で、ひまわりサイドのありえない弁護士に対して不愉快に感じていたことを思い出してしまいました。

1つの作品としてそれぞれまとまっているので、「謎」と「解答」と表現することに少しためらいがありましたが、私と逆できく・ひまわりの順で観た方は「基礎編」「応用編」と感じたと教えてくれました。

The 時給探偵~17時までの名探偵~

The 時給探偵~17時までの名探偵~

劇団東京都鈴木区

遊空間がざびぃ(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/01/30 (土)公演終了

満足度★★★★

シュールな世界
お気に入りの役者、鈴木智晴さん主宰の劇団第2回公演で、智晴さんの初脚本という記念すべき作品でした。旗揚げ公演は予定があわなかったので、今回観ることができたことがまずうれしかったです。
出演者の中にはお馴染みの役者さんもいて、懐かしさと嬉しさとともに、智晴さんの世界を楽しみました。
途中で役者さんがミスしたのかと思っていたら、実は計算だったという場面があり(終演後に役者さんの言葉で判明)そこはやっぱり、芝居だと認識できたうえでの笑いでないとな…と思いましたが、だんだん作品の「笑い」にハマっていきました。
次回公演も楽しみにしています。

ミネルヴァの梟は新月に飛びたつか

ミネルヴァの梟は新月に飛びたつか

O-MATSURI企画merrymaker

シアター風姿花伝(東京都)

2009/10/10 (土) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかったです。
劇団の名前は知っていましたが、観るのは初でした。私の大好きな劇団6番シードの大好きな椎名亜音さんと須藤大介さんが客演ということでチケット確保しました。一部ダブルキャストで、私が観たのはフラワーキャストです。

このお話はゲームの世界が舞台になっていて、主人公の雲雀が月光館学園というオンラインゲームの世界でゲーム対決をしながら10年前に別れたきりの従兄弟を探すお話です。生徒会と番長パーティの対立や事件も起こり、舞台では懐かしのゲームやアニメなどのネタが登場していました。

私は子供の頃、ゲームに興味がなかったので何も持っていませんでした。最近になって6番シードのハラユカさんとマイミクのいっきゅうさんがWiiの「428」に出演していると知って初めてゲーム機を買い、DSも「相棒」目当てに買ったばかりの初心者です。でも兄に付き合わされてゲームをやっていたし、舞台で登場するネタは面白かったです。それに兄が持っていたのがファミコンではなくセガで、当時まわりはみんなファミコンだったのも覚えているので、作中でのセガの扱いにもウケました。きっともっとゲームに詳しかったら楽しさも倍増していたんだろうなと思いましたが、あまり詳しくない私でもとても楽しめました。

番長アキラ役の須藤さんは白の学ランに竹刀を持っていて、とてもカッコ良かったです。主人公に恋している姿やクッキーを焼いているところは可愛いし。報道部の亜音さんはダンスシーンが多くてその姿を観られただけでもうれしいです。特に後半でのダンス対決に加勢した時が素敵でした。途中でバテた場面は大爆笑でした。2人とも大活躍でうれしかったです。

ほかにも素敵な役者さんはいましたが、やっぱり生徒会長海野カイ役の成瀬さんと学級委員長ほのか役の小堀さんが良かったです。ダンス対決は名シーンですね。楽しく明るい気持ちになれる作品でした。観に行ってよかったです。帰りに折り紙で作った梟をもらったのですが、帰宅して見たら裏にメッセージが書いてあって、それがカイ役成瀬さんが書いたものだったので幸せでした。

とても面白かったし星5つにしようかとも思いましたが、やはりゲームネタが分からないと損しているのだろうなということで4つにしました。

ヒーローアゴーゴー!

ヒーローアゴーゴー!

劇団東京都鈴木区

シアターKASSAI(東京都)

2013/03/13 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

遊園地編のみ観劇
前作がとっても楽しくて大満足だったので、今回も期待していました。
ただ、予定がいろいろあったので、再演のデパート屋上編は諦めて続編の方を観に行きました。
今回も人気声優さんたちが声をあてていて、遊園地編には人気声優さんも出演していました。
どこで観るか迷って、最初は3、4列目くらいのイスに座ったのですが、もともと前で観るのが好きなので結局最前列で観ました。下手の部分が観えにくくなるのは分かっていましたが。
今回も楽しく観ました。でもヒーローショーの部分はデパート屋上編の方がより楽しかったのでもっとショーを観たかったなと思いました。
鈴木区の今後の活動も楽しみにしています。

ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

東京グローブ座

東京グローブ座(東京都)

2009/03/04 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

初々しいロミジュリ
開演前に友達と会ってオススメのシーンなどを教えてもらいました。彼はBGM担当だったので、音楽につても。だから曲にも注目して観ました。
オープニングから素敵で惹きこまれちゃいました。最初から神父役の寺田農さんのセリフだし。そしてロミオ役の上田さんとジュリエット役の小林涼子さん。チラシで綺麗な顔を見ていたけれど、舞台での2人はとっても初々しくて可愛かったです。
シェイクスピアのセリフとコメディなやり取りとがミックスしていて、楽しくて素敵な舞台でした。マキューシオやティボルトたちも魅力的です。 カーテンコールはスタンディングオベーションでした。
きっとジャニーズファンの人がたくさん来ていたと思うけど、演劇ファンの人が観れないのはもったいないと思いました。

twelve

twelve

劇団6番シード

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/09/12 (土) ~ 2009/09/21 (月)公演終了

満足度★★★★

友達が絶賛
「twelve」はパズルミステリーという通り、散りばめられた伏線の数々は過去の松本さん作品の比ではないですね。前半は登場人物たちと同じように困惑していました。事故で亡くなった12人がどう繋がるのか、その家族たち、そして看護師を結ぶ糸もあり、先の予測がつきませんでした。
ひとつの謎が解けると同時に、新しい疑問が生まれる。いったいどんな結末を迎えるのかと舞台に集中しました。後半ですべてのピースが時間軸に沿ってはまっていく過程には感激しました。そして最後に開けた扉の先にある別れと希望。今までにない作品でした。

コリッチにも紹介されている舞台音楽に関わる仕事をしている友人がいるのですが、6Cのことを紹介したら前回のアトリエ公演を観に行ってくれました。楽しんでくれたようで、今回も観劇してメールをくれたのですが、とても感激した様子でDVDの先行予約までしていました。SNSの観劇日記を読んだら絶賛していたので、とてもうれしく幸せな気持ちになりました。メジャーな舞台で仕事をしている方だし、その人が私の大好きな6Cを気に入ってくれたのですから。

ネタバレBOX

6Cメンバーは好きな役者さんばかりなので、いつものように楽しめました。事件にも登場人物たちにも関わりが大きかったつっちーさん演じる吉岡の妻や子供への想いを語るシーンがカットされたというのが残念です。「twelve」のほかのメンバーは家族との関係や想いが深く描かれていましたけど。観たかったです。やはり死を描くなら、愛する家族を残して逝かなければならないという部分は大切ですから。

今回はDVDを購入していませんが、もう一度見直したら違う感じ方もできるのかなと思います。複雑な謎のほうに意識がいってしまっていたので。
謎といえば、亜音さん演じる詩人の正体には一番驚きました。とても不思議なオーラを持った可愛いキャラでしたが、まさかヘブンズドアだったなんて。すっかり騙されました。
月夕~GESSEKI~(満員御礼!ご来場ありがとうございました!)

月夕~GESSEKI~(満員御礼!ご来場ありがとうございました!)

どて劇団

テアトルBONBON(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★

もっとシリアス
コリッチでの高評価を観て、急遽予約をしました。どて初観劇です。
冒頭のフラッシュバックや暗闇のシーンなど良かったです。幕開きすぐはちょっと戸惑いましたけど。あらすじを見るとありがちな展開かなと思ってしまいますが、ラストの真相には見事に騙されて衝撃を受けました。

普段はもっとコメディ色の強い劇団のようですが、初めて観て、ちょっと私にはそのコメディ部分が合わないことが多かったので残念でした。面白いところもありましたけど。もっとシリアスが多い演出でも観てみたいなと思いました。コメディも大好きなんですけどね。

浜辺での兄と妹のやり取りやラストなど、泣きました。悲しすぎて。許せない行動に出たあの人も、ああいう過去があったからだから憎いとかよりも悲しく思いました。

匣の中【公演終了致しました。ご来場ありがとうございます!】

匣の中【公演終了致しました。ご来場ありがとうございます!】

集団as if~

萬劇場(東京都)

2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★

ネガティブコメディって…。
亜音さんが出演ということでチケットを予約したので、劇団のことはまったく知らずに観に行きました。今までインプロって観たことがなかったので、劇中にあるインプロシーンに期待していました。

ネガティブコメディってなんだろう?って思っていましたが、前半と後半の落差にビックリです。コメディは好きなので、その部分はたっぷり笑って大満足。そしてインプロ部分も爆笑でした。自分が書いたセリフが読まれて、しかもけっこう芝居の内容に合う場面で使われていたのでうれしかったです。
大まかな設定は決まっているのかな…と思ったけれど、本当にまったくの即興なのですね。以前から興味はありましたけど、インプロのみの舞台を観に行きたいなと思いました。

ただ、物語にはいろんな過程や結末があっていいとは思うけれど、やっぱり辛いシーンが続くとキツイですね。

ネタバレBOX

ネガティブの部分は、ここまで落としてしまうの?いや、何か救いがあるでしょうと半分信じながら観ていましたけれど、絶望のままなので驚きました。ネガティブコメディというのがこの劇団の売りで、毎回そうだと教えてもらいました。もうちょっと軽い暗さだと思っていたので衝撃は大きかったです。
ドライビング エンゼルフィッシュ

ドライビング エンゼルフィッシュ

劇団6番シード

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/04/08 (木) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★★

可愛かった。
美術も衣裳もキャラクターも可愛くて面白かったです。パンフを読んだら80年代アニメにリスペクトしているのですね。チケット予約がいつもより遅くなったけど、1番前の席を取れていたのでよかったです。幕が開けたばかりの時は声の出ていない役者さんもいてちょっと心配だったけど、ドエフの世界をたっぷり楽しみました。
後半はエンゼルフィッシュの犯罪に一体どうなってしまうのかと不安でしたけど、どんでん返しにビックリです。やられたぁ、って感じでした。でも笑顔で終わってホッとしました。

どの役も気になっていたのだけど、たけさん演じる囚人Rがどんなキャラになっているのかが特に興味がありました。あの怪演はすごかったです。登場人物それぞれのキャラが楽しかったけど、つっちーさん演じる鱗太郎がとても可愛くて好きでした。カッコ良くもあったけど、私の中では可愛いという印象です。エンゼルフィッシュも憎めない犯罪者だし。だからこそ後半の展開に驚きましたけど。

圧倒的コメディというので、大爆笑というイメージでいたけど、ライトなコメディでした。でも私は好きです。6C公演は空感が音楽を担当するようになってから、音楽も毎回楽しみなのだけれど、過去公演で使った曲があったのがちょっと残念でした。役者さんと美術であそこまで架空の鱗街を作り上げたのだから、ドエフだけのオリジナル曲のみでやってほしかったですね。そうすれば「徹底的」でした。ドエフを観ているのに、曲を聴いて過去公演の映像が頭に浮んでしまうのですよね。

ラストの種明かしでのシーン転換の繰り返しから、ダンスでの最後と楽しく観終わりました。私の観に行った回は、カーテンコール後にスピンオフシアター「スケイルタウンストーリーズ」の上演がありました。内容的にはよくある話だけれども、おまけとして楽しみました。スピンオフはDVDの先行予約特典に他2編も入っているので、メイキングと合わせて楽しみにしています。またダンスシーンもじっくり観たいです。

今回は終演後にあまり時間がなかったので、挨拶できなかった役者さんがたくさんいて残念でした。DVDの予約に意外と時間をとられてしまったので。
5月からも6Cの役者さんたちの客演や新しい活動などが続々と控えているので、きちんとスケジュール管理して観に行きたいと思います。

幽霊探偵

幽霊探偵

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2010/11/18 (木) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★★★

面白かったです。
幽霊と探偵という組み合わせが私好みだったのと、知人が出演した「リメイク」が面白かったので観に行きました。
最初はちょっと芝居が合わないかなと心配でしたけど、面白かったです。コメディ部分は、やはり一番笑ったのはロミオですね。ちょっとキャラ設定がわざとらしすぎる登場人物に馴染めなかったのですが、全体的に楽しめました。一緒に観に行った人も楽しんでくれたし、「シリーズで観たい」とまで言ってくれていたのでホッとしました。
ちょっと繋がりのあった村上さんが主役だったので驚きでした。
舞台美術も素敵だったし、幽霊の登場と退場がパターン化しているのにそのたびに面白かったです。

ネタバレBOX

ただ、面白かったけれど、やはりキャラが作り物っぽい登場人物がどうしても気になってしまったのと、回想として描かれる15年前の殺人がずいぶんあっさりと見えてしまったのが個人的に残念でした。全ての始まりである事件だし、そこはもっと重みがあってほしかったなというのと、コメディではあってもやはり自分たちの家族や仲間を殺されているのにみんな優しいというか甘いなと感じてしまいました。私だったらあんな風に何事もなかったように穏やかな笑顔ではいられないなと思ってしまいました。
結局ガクと幽霊の繋がりなどは謎のままだったので、続編があるのかなと思いました。今後の2人の関係がどうなっていくのかも気になります。

このページのQRコードです。

拡大