満足度★★★★
楽しかったです。
劇団の名前は知っていましたが、観るのは初でした。私の大好きな劇団6番シードの大好きな椎名亜音さんと須藤大介さんが客演ということでチケット確保しました。一部ダブルキャストで、私が観たのはフラワーキャストです。
このお話はゲームの世界が舞台になっていて、主人公の雲雀が月光館学園というオンラインゲームの世界でゲーム対決をしながら10年前に別れたきりの従兄弟を探すお話です。生徒会と番長パーティの対立や事件も起こり、舞台では懐かしのゲームやアニメなどのネタが登場していました。
私は子供の頃、ゲームに興味がなかったので何も持っていませんでした。最近になって6番シードのハラユカさんとマイミクのいっきゅうさんがWiiの「428」に出演していると知って初めてゲーム機を買い、DSも「相棒」目当てに買ったばかりの初心者です。でも兄に付き合わされてゲームをやっていたし、舞台で登場するネタは面白かったです。それに兄が持っていたのがファミコンではなくセガで、当時まわりはみんなファミコンだったのも覚えているので、作中でのセガの扱いにもウケました。きっともっとゲームに詳しかったら楽しさも倍増していたんだろうなと思いましたが、あまり詳しくない私でもとても楽しめました。
番長アキラ役の須藤さんは白の学ランに竹刀を持っていて、とてもカッコ良かったです。主人公に恋している姿やクッキーを焼いているところは可愛いし。報道部の亜音さんはダンスシーンが多くてその姿を観られただけでもうれしいです。特に後半でのダンス対決に加勢した時が素敵でした。途中でバテた場面は大爆笑でした。2人とも大活躍でうれしかったです。
ほかにも素敵な役者さんはいましたが、やっぱり生徒会長海野カイ役の成瀬さんと学級委員長ほのか役の小堀さんが良かったです。ダンス対決は名シーンですね。楽しく明るい気持ちになれる作品でした。観に行ってよかったです。帰りに折り紙で作った梟をもらったのですが、帰宅して見たら裏にメッセージが書いてあって、それがカイ役成瀬さんが書いたものだったので幸せでした。
とても面白かったし星5つにしようかとも思いましたが、やはりゲームネタが分からないと損しているのだろうなということで4つにしました。